橘玲のレビュー一覧

  • 不愉快なことには理由がある

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    三竦み 85年の御巣鷹山への日航機墜落事故 ごうがん傲岸な政治家 射幸心しゃこうしんを煽る 皮算用かわざんよう 何をか言わんや 方途がない trade-off 生活保護の漏給と不正受給 いっこ一顧だにしないオリンパス 親孝行の美風も廃れてしまう 憂国の士 吉原を頂点とする江戸時代の売春システムと瓜二つです 長屋というスラム インドやタイのスラム カリブ海のジャマイカの首都キングストンにあるトレンチタウンは、ボブ・マーリーの歌によって世界でもっとも有名なスラム街のひとつになりました。 『トレンチタウンロック』や『ノー・ウーマン・ノー・クライ』など数々の名曲が生まれました 積出港 勧善懲悪の物語

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    2017年10月09日
  • 永遠の旅行者(上)

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    ネタバレ

    PT(Perpetual Traveler)としてハワイで暮らす元弁護士の真鍋恭一に届いた依頼は20億の資産を一円も納税せずに孫に譲りたいというもので、というのが本筋だが、そこの進み方は非常にゆっくりで、関連して開陳されていくPTという生き方や税金に関する四方山話への興味でぐいぐい読ませていく。そこに孫たるまゆとその家族の特異な背景がミステリちっくに絡み合い、こちらの行く末は全く見えない状況。肝心の相続についても、作中人物も語るように合法的に実現できるのかという難易度で、完全に下巻を待たれるといったところ。全てが丸く収まったら傑作間違い無し(予告)。

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    2017年10月04日
  • 永遠の旅行者(上)

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     パーマネントトラベラーの生活について詳しく知りたく思って買ったが、サスペンス小説要素が強くてそれほど面白くない。ところどころ紹介される金融関係の知識と解説は比較的詳しく書いてあって面白いが、全体に占める割合は5%に満たないほど。「プライベートバンカー」の方が、ルポライト的な要素が強く、興味深く読むことができた。
     小説としても、過去と現在が段落ごとに織り交ざっている部分があり、今一つすんなり読み進められないこともある。

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    2017年09月28日
  • バカが多いのには理由がある

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    自分ではなく、自分たちを自慢する日本人。自己卑下する。耳障りのよい話は疑ってかかったほうがよい。日本では正社員になることは会社のいいなりになること。官庁は、労働基準の対象外。規制とは誰の利益を守っているのか、科学的な根拠はあるのか。
    事業者に補助金を払うことで市場をゆがめるよりも、サービスを必要とする人に直接援助がゆくようにした方がよい。希な似非科学と科学の常識を併記して公平とみなすマスコミのおろかさ。芸術家は遺伝できまる。正義には複数の正義あり、自分とことなる正義を尊重すること。

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    2017年08月31日
  • 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

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    著者の橘氏の小説のファンであり、評価の高かったこの本を選択。
    まず、10数年前の本であり、その点を割り引いて考える必要。
    当時は、公的年金・医療保険の問題が大きく騒がれた時代であり、それらの問題点を的確に分かりやすく指摘する本書の価値は高かったものと思われる。
    賃貸と持ち家については、仮にこの本の出版された数年後に都心で交通便利なマンションを購入し、5年以上経った今、売却すれば、多額のキャピタルゲインを低い税率で得ることができたわけであるから、この本の勧めに従った場合、その機会を逸してしまったものと思われる。
    子どもの教育費は非常にかかるという点はその通りであり、私立中学校に入れざるを得ない場

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    2017年08月30日
  • 不愉快なことには理由がある

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    進化心理学の視点から社会をみると、いろんなことがわかる。人は、人生の大半をシュミレーションで費やしている。だから何も考えるなということは無理。考えることにより不安が生じることもある。人の幸せは相対的なもの。常に他人の不幸を喜ぶ存在。社会では、主張の一貫性が重要視されるが、人間の言質はコロコロ変わるもの。議員は落選したらただのゴミだから選挙に必死になる。富は不正なくとも一か所に集中する。日本の財政は構造的な欠陥がある。なわばりを死守するのは本能的なもの。人は、自分の利益がなるように選択する(トレードオフの考え方)。日本は高齢者が多くなりこんご精神性を重視する社会になる。いじめは子供社会ではあたり

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    2017年08月19日
  • 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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    ネタバレ

    タイトルに引っかかって読んでみたけれども、内容はいたって冷静でフラットな調子だった。

    自己啓発系の教えに嫌気がさす人に、というよりも一度そっちを通ったあとナンカ違うなと感じていた人に刺さる内容に思われた。

    あと、自分が子供のころから政治空間が苦手な理由がわかった気がして安らかな気持ちになれた。

    以下、内容抜粋

    スポーツや音楽と同じで自己の能力開発には努力ではどうにもならない生まれ持っての特性があるのだから、誰もが同じようなスキルアップして皆豊かになる、というのは幻想にちかい。

    だから能力アップ戦略が難しいなら、自分の特性を生かして死なない程度の豊かさを得ることを目指すのが良い。今の時

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    2017年05月10日
  • お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

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    改訂版は読んだので、ある意味再読。やはり10年以上前の本ということで、今とだいぶん変わってる箇所有り。税制とか会社設立とか。だが本質的な部分は変わってない。法律をしっかり勉強せよ。とサラリーマンは損だということである。復習になった。

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    2017年04月12日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    かなり難しくてわしの知識では半分も理解できなかったけど、これからの時代ますます富裕層は富んでいってわしらは貧しくなっていくんだなと感じた。

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    2017年03月16日
  • 知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語

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    著者らしい語り口で、40の話をサクサクと読んだ。
    頭の体操といった感じで、経済についての考え方の訓練ができる。
    part2の「正しさの問題」は、リバタリアニズムの思想を著者なりに翻訳したものである。

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    2016年12月28日
  • 国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版

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    日本経済の未来は楽観シナリオ,悲観シナリオ,破綻シナリオの3つの可能性が考えられるというが,国家が市場をコントロールできず政治家が選挙第一で財政再建ができない現在,先行きを考えると暗澹たる思いにかられる。救いを求めこの本を手に取った。リスクはヘッジできるので資産に対し最適なヘッジをかけさえすればいいしその方法を示して入るが,素人に果たしてそれができるのか…

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    2016年12月18日
  • 「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計

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    書いてあることは斬新な気もするが、わたしにとってはそんなの当たり前じゃんということがほとんどである。若い人には読んでおいてもらって好いと思う。

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    2016年12月01日
  • 知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語

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    20160730 言っていることに追いつくのが大変だった。結局、追いつかないまま終わったような気がしている。

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    2016年07月30日
  • 永遠の旅行者(下)

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    元弁護士・真鍋に、見知らぬ老人麻生から手紙が届く。「二十億の資産を息子ではなく孫に相続させたい。ただし一円も納税せずに」重態の麻生は余命わずか、息子悠介は百五十億の負債で失踪中、十六歳の孫まゆは朽ちた家に引きこもり、不審人物が跋扈する。そのとき、かつてシベリア抑留者だった麻生に殺人疑惑が浮上した。
     まゆは幼い頃に母を殺された未解決事件にまだ苦しんでいた。アメリカで失踪した悠介の居場所はつかめない。麻生の死期は迫る。真鍋には時間がなかった。そもそも麻生はなぜ無税の相続に拘るのか?そして、まゆが何者かに誘拐された―。人間の欲望と絶望、金と愛情、人生の意味までを、大胆かつ繊細に描ききった新世代の『

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    2016年05月02日
  • 言ってはいけない中国の真実――橘玲の中国私論 改訂版――

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    【近い方がいがみ合う】
    中東、ヨーロッパ、日本と中国あるいは兄弟のように、近い者同士の方が仲はよくなかったりします。

    遠く離れていると利権がぶつかり合うことも少なく、あまりにも考え方・文化がことなるのであきらめもつきますが、近い人種では利権がぶつかり合うことも多く、感情的にあきらめがつかないのも事実です。

    わたしもそうですが、相手に対して漠然とした概念を持っているだけで、実際に接してみるとイメージとは異なることはよくあります。

    東野圭吾さんの『悪意』という小説があります。その小説でも最初に植え付けられたイメージで、見事にだまされました(笑)。

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    2016年01月13日
  • 貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    前半は読んでて眠くなるので、読み飛ばしてくことをオススメします。
    法人化のメリットや方法について知りたい場合は、先ずは105ページくらいまでは読み飛ばしていいです。
    個人的にはスターウオーズの例え話とか要らんと思いました。そもそもあんまり観たことなくて知らないし。知らんことで例えられても余計分からん。

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    2015年10月17日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    ファンタジーって感じかなあ。最後のエピソードはちょっと複雑だったけど、あっという間に読んでしまった。

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    2015年09月16日
  • 亜玖夢博士のマインドサイエンス入門

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    まぁ、前作よりは小説っぽいか。
    中途半端感がどうしても否めないので、もっと「マインドサイエンス」に片寄て良かったのでは。

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    2015年08月07日
  • 言ってはいけない中国の真実――橘玲の中国私論 改訂版――

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    中韓関連の報道、情報に接すると、常にいわれなき誹謗中傷を受け、ゆすりたかりにあっている感覚があり、神経が苛立たせられることが多い。
    まぁしかし、なぜそのように振る舞うのか、振る舞わざるを得ないのか、ということを理解できれば、そして、それに対して、どう対応すればよいか、ということを整理できれば、そう苛々せずにすむ。
    そういった意味で、理解と整理を促進してくれる、良著。

    「ネイション・ステイトは民族(国民)と国家を一体化するから、個人と国家の同一視はどこでも起こる。だが日本では両者の区別があまりにも曖昧で、中国や韓国から歴史問題で批判されると、まるで自分個人が批判されたかのように感情的に反応する

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    2015年07月26日
  • 貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    これまで節税や金儲けに全く興味のない人生を生きてきたが、家族を養うのにフリーランスになる道を模索しているために読んだ。

    格差社会の原因と現状、「法人」や「ファイナンス」の詳細な解説を経て、サザエさん一家をたとえにしたマイクロ法人節税の実践と言うストーリー仕立てです。その道を考えている人にとっては必読書のようであり、世の中のお金の流れを全く知らない私にとっては大いに有益であった。

    ただ、文章(書かれている内容ではなく文章のセンスや面白さ)は読みごたえに欠けた。サザエさん以外のたとえ話はむしろたとえにせずにストレートに簡潔に書いてくれた方が読みやすいのになと、随所に感じた。

    国家や会社に依存

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    2015年07月01日