橘玲のレビュー一覧
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【近い方がいがみ合う】
中東、ヨーロッパ、日本と中国あるいは兄弟のように、近い者同士の方が仲はよくなかったりします。
遠く離れていると利権がぶつかり合うことも少なく、あまりにも考え方・文化がことなるのであきらめもつきますが、近い人種では利権がぶつかり合うことも多く、感情的にあきらめがつかないのも事実です。
わたしもそうですが、相手に対して漠然とした概念を持っているだけで、実際に接してみるとイメージとは異なることはよくあります。
東野圭吾さんの『悪意』という小説があります。その小説でも最初に植え付けられたイメージで、見事にだまされました(笑)。 -
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中韓関連の報道、情報に接すると、常にいわれなき誹謗中傷を受け、ゆすりたかりにあっている感覚があり、神経が苛立たせられることが多い。
まぁしかし、なぜそのように振る舞うのか、振る舞わざるを得ないのか、ということを理解できれば、そして、それに対して、どう対応すればよいか、ということを整理できれば、そう苛々せずにすむ。
そういった意味で、理解と整理を促進してくれる、良著。
「ネイション・ステイトは民族(国民)と国家を一体化するから、個人と国家の同一視はどこでも起こる。だが日本では両者の区別があまりにも曖昧で、中国や韓国から歴史問題で批判されると、まるで自分個人が批判されたかのように感情的に反応する -
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これまで節税や金儲けに全く興味のない人生を生きてきたが、家族を養うのにフリーランスになる道を模索しているために読んだ。
格差社会の原因と現状、「法人」や「ファイナンス」の詳細な解説を経て、サザエさん一家をたとえにしたマイクロ法人節税の実践と言うストーリー仕立てです。その道を考えている人にとっては必読書のようであり、世の中のお金の流れを全く知らない私にとっては大いに有益であった。
ただ、文章(書かれている内容ではなく文章のセンスや面白さ)は読みごたえに欠けた。サザエさん以外のたとえ話はむしろたとえにせずにストレートに簡潔に書いてくれた方が読みやすいのになと、随所に感じた。
国家や会社に依存 -
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東京と高尾を結ぶ中央線はいまや自殺の名所 ダイヤは始終混乱している ほんの些細なきっかけで金銭も愛情も失ってしまえば、あとは彼ら(ホームレス)の隣人として生きていくほかはない。それと同じ恐怖が、いまや日本中を覆っている。それについて僕が何かを語れるとしたら、その匂いを知っているからだ。経済評論家・勝間和代(カツマー)と精神科医・香山リカ(カヤマー)のバトルが社会現象になった 「年収600万円以上を稼げること」という具体的な数字をあげて読者に「自立(インディペンデント)」を迫った 失敗と自己懲罰の果てしない蟻地獄に落ちていく、こうして、勝間本を素直に信じた真面目な女性たちがこころを病んでいくのだ
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ネタバレ要するに、景気の動向を経済専門家に聞いても無駄だということです
適正株価は誰にもわからない
家を買うのは、株式に投資するのと同じである(持ち家は賃料が発生しない不動産投資である)
市場経済では賃貸と持ち家に優劣はない
保険とは損をすることに意味のある商品です
できるだけ税金を払わない
できるだけ多く再配分を受ける
自分で登記する人が増えた結果、司法書士はすっかり食えない資格になってしまった
最適年収の計算方法
①所得控除を合計する
②国民年金基金と小規模企業共済に加入する
③給与所得控除を加える
身も蓋もな言い方をするならば、国家の機能とは、金持ちから金を巻き上げて、貧乏人に -
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不動産、保険、税金、税金などを解説してくれる本。基本的に続編である「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」と同じものと言っていいかと思います。個人的には、不動産の解説はわかりやすいのですが、保険はいまいち分かりにくかったです。生命保険や健康保険など様々なタイプがあるので、解説が複雑になるのはわかりますが、全部網羅しようとして本質が見えにくくなっています。ある程度簡略化して、制度の本質を中心に解説した方が分かりやすかったと思います。年金の問題も、制度自体の知識が全くない人だと解説を理解するのは難しいでしょう。ある程度知識のある人が、「制度の理解を深めたい」「自分で具体的な商品を選択したい」というニー
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地道にお金を貯める方法を薦める本。少し情報が古いので(2002年の本です)、気になるところもありますが、投資関係の本といっても、株式投資や不動産投資などを挙げて、「これがいいです」というタイプの本ではありませんから、問題ないと思います。「黄金の羽」を制度のゆがみから生じる恩恵と定義し、日本の制度(健康保険や年金など)の歪みをうまく利用するための方法を指南しています。内容はよく分かるのですが、実際に即使えるというタイプのものではなく、制度の歪み、税金(税務署や税理士等の実態)、会社を使った節税等の解説が中心で、基礎知識というか心構えというか知っておくべき最低限のものを解説している印象です。なので
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筆者が被告の代理人として関わった、実際の裁判の記録のような内容。
裁判の内容自体は、自動車保険会社に対する請求で、それほど興味を惹かれるものではないし、「なにも、ここまでこじらせて争わなくても・・」というような感じの裁判なのだけれど、実際の裁判当事者がその経緯をこと細かく記録ているという本自体がほとんど無いと思うので、ノンフィクションとしてとても面白かった。
書かれていた、法律上の手続きのあれこれについては、専門的な用語が多すぎることもあって、詳しいところについてはよくわからなかった。ただ、裁判を進めるというのは面倒なことがいろいろとあることはよくわかったので、その感覚は、自分が今後もし当事者