橘玲のレビュー一覧
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対人ルールの長期的視点での最適解は、ゲーム理論で有名な「しっぺ返し戦略」。
まずは協調。ギバーたれ。自分からは先に裏切らない。協調であれ裏切りであれ、相手にそっくり返す。そして許す。
シンプルで、頭の良し悪しにも関係ない、最強の処世術。
物事をやり抜くためのテクニック。
自分が粘り強くやりたいことが、まだぼんやりしているなら、答えを見つけるためにたくさんのことを試す。
興味の焦点が見つかったなら、WOOPで実行計画を立て、その夢が妥当かどうかはかる。
あとは「楽観主義」と、「自らに語るストーリー」を持ち、「ゲーム感覚」で、エネルギーを集中させる。また、自分の時間の5から10%を小さな試みにベットすることも忘れない。
面白い人になる方法。良きメンターを見つけること。
危機交渉について。説明するのではなく、共感する。誠実な態度で相手の心情にフォーカスする。
深い受容、思いやり、忍耐によって、「価値創造」を目指す。
①落ち着いてゆったりしたペースで話す。
②傾聴する。
③相手の気持ちにラベルを貼る。
④相手に考えさせる。「私に何をしてもらいたいですか?」感謝の気持ちを伝える。
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ベストセラー作家である著者がこれからの社会の生き方について若者に向けて書いた一冊。
や学校生活の中で友情がどのように形成されるかなどや自分が得意なことを見つけるために若いうちは色々なことを経験することなど人生、友情、仕事についてどのような仕組みになっているかということが前半では解説されていました。
次に後半ではお金、仕事、人間関係の3つに分けて生き方についての解説がされていて勉強になりました。
特に仕事のところでは日本の労働環境は伽藍に近いことやそこから抜け出してバザールのようなポジティブゲームに移ることなど終身雇用を前提としたこの国の仕事のあり方が変わってきていることも感じました。
そんな本書の中でも共働きのススメや宝くじの効率の悪さの部分は印象に残りました。
そして、諸外国に比べて日本の良いところや悪いところは本書で具体的に知ることも出来ました。
金融資本、人的資本、社会資本の3つに分けて人生という物語を最終的にプラスにするための方法を本書で学ぶことができました。
そして、勇気を持って挑戦することで自分の幸福を叶えることができ豊かな人生にすることができるというメッセージを感じることのできた一冊でした。 -
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ネタバレ多少強引さを感じる記述が見られたが、資金を守るための考え方は勉強になった。
【メモ】
・国民年金は利回り1.8%に対し、厚生年金の積立資金は国民年金の補填に回されている。また国民年金の未加入者が100万人、未払い者が260万人いる事には驚いた。
・平均的に年収の約25%納税している。
→サラリーマンは自営業に比べて圧倒的に納税額が多く、お金持ちになれない理由が良くわかった。
・個人が法人を利用して合法的に節税する方法
1.所得税の発生しない範囲で給与を決める
-国民年金と小規模企業共済で最大年間160万円
の非課税積立
2.所得税の発生しない範囲で家族を雇用する
-妻を103万円の年収に設定すれば最大700万円
の無課税収入
3.生活費を法人の経費に振替える
-自宅の一部を事務所にし法人に賃貸する
-電話代、ネット接続料、新聞、書籍、パソコ
ン、飲食、旅行など仕事に必要だと説明できれ
ば経費になる
4.個人資産を法人名義で運用する
→いつか経営者になったら再読したい。 -
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男女の差について論文を紹介していく本
社会学と進化の話が多い。良くもいろんな研究が行われてるなあと。日本じゃやりにくそう。
違いが一律とは思わないけど、傾向はどう考えてもあるだろう。身長や体重とかと違って見えにくいので、頭の片隅に置くのは大事。
セックスのコストが高い女性と、低い男性。声をかける側とかけられる側。ゲイのパートナーの数は多いのに対してレズビアンは少ない。
男女の友情は男性側に別の女性との性愛関係があるときに成立する。集団の中で高い地位を持つ男性が魅力になる
ヒーローの職業①社会的経済的成功者②階級社会上位③男らしい仕事
少年漫画:競争、少女漫画:選択
托卵、疑っている家庭:30%、疑ってない家庭:2%
男:性的な浮気に不寛容、女:感情の浮気に不寛容
人はもともとは乱交、女性のオーガニズムの連続性、男性器の形状から。
間接的な攻撃:周りからは意地悪と思われていても、本人は私は親切と思いこんでいる
ビッチはセックスを安売りするのですべての女性の敵
子供ができると男性は野心を持ち、女性は野心が減る
男性は集団で協力し、女性はペアで協力する -
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あとがきによれば、本書は「臆病者のための株入門」の上級者版だという。
ここで紹介されている「究極の投資」はおそらく上級すぎるため、片手間の投資によって資産を少しでも増やしたいと思っているような人たちが、試そうと思うような方法ではない。
本書のメインコンテンツというべき「究極の投資」は、”人的資本を担保として、ETFの信用取引や株価指数先物のデリバティブの取引などを活用して金融資産に大きなレバレッジをかけること ”だからだ。
したがって、投資初心者や、中級者が利殖のための実践的なノウハウ本を得ようと期待して読むと、肩透かしを食うだろう。
本書のほとんどの部分は、ヘッジファンドの盛衰、タックスヘイブンの現実など、金融読みものとして、このような世界があるのだなぁと見識を広げるのに役立つ内容だ。読みものとしては読み応えはある。私は面白く読めた。
この本が発行された2011年から、10年経った2021年の現在、ETF、インデックスファンドは数多く登場し、状況はだいぶ変わってきている。当時よりも、もっと簡単に、コストも安く、様々な組み合わせでポートフォリオを組めるようになっている点では、有利な状況になっていると言える。本書で、過去を振り返り、個人投資家にとって恵まれた環境になってきたことを実感するのもいいかもしれない。 -
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漫画なので内容が薄く感じるが、要するに著者の橘玲が出している別の本を焼き直しただけの本です。
内容も株式投資はギャンブルだと言い切っていたり、株主優待を批判的に論じていたりと、その内容に100%は同意できないが、大筋で株式投資のキホンが書かれている。
どの本も、この著者の書き方の特徴は、人が心理的に受け入れられないことをいくつかのデータを使って並べ、著者の論を展開するやり方を取っており、インパクトのある書き出しで読者の心をつかみ、読み進めるように促す方法で、決して魅力的な文章でもない。
すでに株式投資を実践している方には必要ない本で、まだ株式投資をしたことがない方には誤解を招きかねない内容だと思います。 -
ネタバレ 購入済み
目新しい発見はない
人生における幸福を「金融資産(資産額)」「人的資本(労働力)」「社会資本(家族や友人職場の人間関係等)」の3つに分けて考える本です。要するにこれらを底上げしたり、どれかひとつでも持っていれば人は幸福だと感じるという内容です。
あなたはいま勢いで仕事をやめても安心できるくらいのお金がありますか?
仕事にやりがいはありますか?
愛する人、平等関係のある友人はいますか?
ひとつでもあれば幸せを感じられます。ふたつあればなお良いです。三つ全部は合わせ持てません。この本の内容はこれでほぼ全てです。 -
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ネタバレ橘玲さんて、「言ってはいけない」シリーズが売れてて、私は「みんなが思ってるけど言えないことをズケズケ言うルポライター」っていうイメージだったのだけど、調べたらちゃんと(ちゃんとっていうか)、小説でデビューしている方なのですね。
でも「言ってはいけない」のイメージが強くて、本書も、「日本人中高年男性がバブル期にフィリピンとかでどんなことしてたか」という「言ってはいけない不都合な真実」を書きたかったのかな、と思いました。小説としてはイマイチな感じで、最初からルポルタージュとして書いたら良かったんじゃないかな、と私は思いました。
本書で取り上げられている(小説だから”取り上げる”っていうのも変なんだけど)「新日系人」と呼ばれる人たちは、日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれ、日本政府から日本人と認められなかったり、複雑な立場に置かれている。日本人男性と関係を持ち、その後日本でビザを申請するフィリピン人女性も多く、バブル期に日本のおっさんたちが好き勝手なことをやらかしてきたことがその背景としてあると、今では明らかになっている。
おっさんたち!恥を知れ!
(なんか、「持続可能な魂の利用」とか、この頃 おっさんを糾弾するような書籍が増えてないかな?)
私の身近にいるおっさんたちは、紳士的だけどな。そう見えるだけかな・・・。
もう書いてるかもしれないけど、小説としてではなく、原発の廃炉作業に携わっている外国人労働者を橘さん独自の切り口で取材して、ルポルタージュとして書いてほしいです。 -
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半分くらいまで読んだが退出。基本的に橘玲氏のいつもの主張のような展開が続くのみ。好きな人は好きだろうが、事実に基づいて居ないと感じる。
本書のここが特に!と、否定しようとパラパラとめくって児童労働に関する項を読んでみた。すると、その時に本書の前書きがようやく腹に落ちた。児童労働を否定するのは労働者の再生産が出来ないからだ。しかしそれすらも国家を否定する彼らからしたら根底から間違っているのだから批判に値しない。ここで最初に戻るのだ、よって立つ土台が違うのだから話が通じない。
本書の期待する感想ではないのかもしれないが、話せば分かる、などとほざく青年達こそ読むべきなのかもしれない。しかし本書の中の論理は数字に基づいて居ない。社会福祉や男女平等の概念は人権屋だけでなく経済的な観点からも望ましいのは社会学の実験によって証明されている。若すぎる読者は飲み込まれてしまうかもしれない。