橘玲のレビュー一覧

  • 貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    自分も副業で稼げるようになったなら、節税のためにマイクロ法人を作ろうと思います。その時に読み返したい。

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    2021年06月25日
  • 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

    ネタバレ 購入済み

    目新しい発見はない

    人生における幸福を「金融資産(資産額)」「人的資本(労働力)」「社会資本(家族や友人職場の人間関係等)」の3つに分けて考える本です。要するにこれらを底上げしたり、どれかひとつでも持っていれば人は幸福だと感じるという内容です。

    あなたはいま勢いで仕事をやめても安心できるくらいのお金がありますか?
    仕事にやりがいはありますか?
    愛する人、平等関係のある友人はいますか?

    ひとつでもあれば幸せを感じられます。ふたつあればなお良いです。三つ全部は合わせ持てません。この本の内容はこれでほぼ全てです。

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    2021年06月05日
  • ダブルマリッジ

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    ネタバレ

    橘玲さんて、「言ってはいけない」シリーズが売れてて、私は「みんなが思ってるけど言えないことをズケズケ言うルポライター」っていうイメージだったのだけど、調べたらちゃんと(ちゃんとっていうか)、小説でデビューしている方なのですね。
    でも「言ってはいけない」のイメージが強くて、本書も、「日本人中高年男性がバブル期にフィリピンとかでどんなことしてたか」という「言ってはいけない不都合な真実」を書きたかったのかな、と思いました。小説としてはイマイチな感じで、最初からルポルタージュとして書いたら良かったんじゃないかな、と私は思いました。
    本書で取り上げられている(小説だから”取り上げる”っていうのも変なんだ

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    2021年06月06日
  • 不道徳な経済学 転売屋は社会に役立つ

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    半分くらいまで読んだが退出。基本的に橘玲氏のいつもの主張のような展開が続くのみ。好きな人は好きだろうが、事実に基づいて居ないと感じる。
    本書のここが特に!と、否定しようとパラパラとめくって児童労働に関する項を読んでみた。すると、その時に本書の前書きがようやく腹に落ちた。児童労働を否定するのは労働者の再生産が出来ないからだ。しかしそれすらも国家を否定する彼らからしたら根底から間違っているのだから批判に値しない。ここで最初に戻るのだ、よって立つ土台が違うのだから話が通じない。

    本書の期待する感想ではないのかもしれないが、話せば分かる、などとほざく青年達こそ読むべきなのかもしれない。しかし本書の中

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    2021年05月20日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    株価の予想に因果関係はなく、確率的に決まるもの。予測は不能。株式市場がオープンマーケットに対して、不動産市場は、インサイダーマーケット。現代は、複雑な世の中になってきており、遅い思考が求められる世界。遅い思考をするプロが早い思考の素人をカモにする。資産運用に関する基礎的な考え方を読み物として、会得することができたように思いました。

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    2021年05月03日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    金融資本の運用で失敗する最大の原因は騙されたりぼったくられたりすることだ。
    業者にとっては投資家から受け取る手数料を最大化することが最も効果的

    本書はこの金融資本の運用でやらかさないための金融リテラシーを上げる足がかりとなるような知識を多く提供してくれるものだった

    金融、経済に関する通説やよく聞き覚えのある言葉について、かいつまんに説明しつつ実態を分かりやすく伝えてくれ、すごく勉強になる内容だった。
    なんとなくわかった気でいたたくさんの用語や仕組みが少しは深く理解できるようになったと思う

    以下、特に印象に残ったフレーズたちを記しておく



    資本主義とは、複利とレバレッジによってバランス

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    2021年05月03日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    投資を考え始めるにあたり、必要な基礎知識が一通りまとまっている印象。既知の内容も多かったが、著者の単刀直入な物言いでコンパクトにまとまっていると感じた

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    2021年05月02日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

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    国際的な裏社会の闇を描く金融小説。
    ミステリのようなスパイもののような。徐々に事件に迫っていく展開に引き込まれて読みました。
    金額の単位が大きくて麻痺してきますが、こういう世界もあるんだなあ。

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    2021年03月24日
  • ダブルマリッジ

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    ある日突然、自分の戸籍謄本に見知らぬ名が。
    婚姻欄に妻と娘に並び、妻にロペスマリアなるフィリピン人の名前が。更に日が経つと息子にケンなる名前が。
    いつの間に重婚?そもそも日本では重婚は禁止では?
    そこには経済発展を遂げ、その中に置き忘れてきた新日系フィリピン人問題が絡んでいた。
    JFC:Japanese-Filipino Children 新日系フィリピン人。第二次世界大戦でフィリピンに残された日系フィリピン人に対し、1980年代以降、興行ビザで日本にやってくるようになったフィリピン人女性(じゃぱゆきさん)と日本人男性との間に生まれた子供たち。
    あくまでもフィクションではあるが、戸籍に関する

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    2021年02月04日
  • 80’s エイティーズ ある80年代の物語

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    当時は活版から写植への切り替えの時期で 巷に溢れる自薦他薦のプロレス評論家ほど コロシウムの時代より連綿と受け継がれた格闘技の基本である 力道山の空手チョップによる反撃などは、この様式美のもっとも完成されたドラマであろう。人々はそこに、宗教的な解放すら感じたのである。 自己の存在を顕示していこうとするタイプ それでも国民の間に凄まじい力道山幻想を巻き起こした 技を日本語として表現するだけの思想がないのだ プロレスにカタルシスを求めている 宗教儀礼のクライマックスが教祖と信者の接触であることによって 堤清二率いるセゾングループの全盛期で 寡婦控除ならぬ寡夫控除 父子家庭 「共同体主義者(コミュニ

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    2020年12月24日
  • 専業主婦は2億円損をする

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    ■感想:
    ひたすら専業主婦には何一ついいことがないと主張されている。

    女性活躍について言われている近年、子供を産め、働けと言われててそりゃーそうなのかもだけど、女性の負担だけが増えてない?とモヤモヤしながら、日本の男女格差についてもっと学びたいと思った。

    本書の最後に面白そうな参考図書が挙がっていたので、読んでみたい。
    →酒井順子『男尊女子』
    →ジュディス・リッチ・ハリス『子育ての大誤解』
    →山口一男『働き方の男女不平等 理論と実証分析』



    ■メモ:
    ・「女性が活躍する社会」とは、日本から専業主婦という言葉を一掃すること。

    ・日本が男女格差の大きな国である理由は、子供を生んだ途端に女

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    2020年12月21日
  • 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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    多分、橘玲さんという人はおびただしいほどのインプットをしてきた人なんだと思う。知識の幅広さと、徹底的に考察してみようという好奇心が素晴らしい。

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    2020年12月02日
  • 残酷すぎる成功法則

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    この本のとおりに実行することで、どこまで成功に繋がるかは分からないが、自分の人生を振り返るきっかけになった。

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    2020年11月28日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    下手な投資の為のハウツー本よりは役に立つと思う。割と単純化して説明してるので分かりやすい。

    実際に投資を始めると、分かっていてもということが多く、いざ実行となるとなかなか難しいですね。

    自己責任でしっかりと考えながら投資を楽しんでいきたい。

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    2020年11月14日
  • 臆病者のための億万長者入門

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    マイホーム購入後に読んでいるので、マイホームのことについてネガティヴに言及されるのツライ。

    インデックスファンドについて知らなかったので、追加で別途学んで投資するか検討する

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    2020年10月15日
  • 80’s エイティーズ ある80年代の物語

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    『言ってはいけない』がおもしろかったので、著者をもう少し知りたくて手に取る。もともとは『宝島』の編集者だったということも知らなかった。
    80年代、知ってることも知らないこともいっぱい書かれていて、その時代に編集者だったら面白かっただろうなと。

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    2020年10月10日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    どうにもならないことを知りたい人に娯楽本としておすすめ。

    【概要】
    ●前作「言ってはいけない」のパワーアップ版
    ●著者が不愉快と思っている現実
    ●世の中のどうにもならないであろう事実

    【感想】
    ●前作と同じく雑談のネタになりそうな話が多い。読み物としては面白い。
    ●「どんなに努力してもどうしようもないことがある」という現実を理解した。信じるか否かは別。
    ●と言いつつも、生き方の参考になる箇所もある。

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    2021年03月23日
  • 残酷すぎる成功法則

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    ドーパミン受容体遺伝子DRD4の突然変異種であるDRD4-7Rは、ADHD、アルコール依存症、暴力性と関連があるが、よい環境で育つとより親切になる。

    人が他人を評価する時、80%は温かさと有能さの2つの評価軸で判断する。また、温かさと有能さは逆の相関関係にあると認識する(親切だと能力が低い)。現実に、企業のCEOはサイコパスの頻度が高い。

    悲観主義者は、悪いことは永続し、普遍的で、自分の落ち度によるものと考えるが、楽観主義者は、一時的で、特異な原因によるもので、自分の落ち度ではないと考える。

    おもしろいゲームの共通要素は、勝てること、斬新であること、目標があること、フィードバックがあるこ

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    2020年08月29日
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版

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    比較的スラスラ読めた方か。
    監訳者解説に、「これからの自己啓発本は、エビデンスベースである」とあり、あぁそういえば、昔読んでたこの手の本は、浮ついたあるべき論調のが多かったなぁと思い出した。この作品も、部分的には、そんなところがあるけれど。

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    2020年08月29日
  • 残酷すぎる成功法則

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    具体的なエピソードを列挙しているので、イメージがしやすい。
    しかし「成功法則」の答えは簡単ではない。
    例えば「成功者は優秀なのか?」という問いについては
    「大富豪の半数以上が、高学歴大学出身ではない」と言いつつ、
    「バカでは大富豪になれない」という面のエピソードも出す。
    「結局どっちなの?」という感覚になるが、それを読者自身にリードさせる書き方をしている。
    (少しズルく感じたけど)
    そんな中でも自分的に納得できる回答もあった。

    ◎あれこれ考えるよりも、まずはやってみる事
    ◎目の前の仕事を自分で「ゲーム」として設定すると、成功確率が上がる
    ◎何かを得ようとすれば何かを失う。そのトレードオフの関

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    2020年08月20日