【感想・ネタバレ】働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれるのレビュー

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Posted by ブクログ 2021年03月10日

結果論、フリーエージェントを勧めていた。会社で働くのも責任がないし、安定、安心できるのでいいが、なんせ現代社会は人間関係が複雑。ゼネラリストではなく、スペシャリストを目指そう。
日本の雇用実態、特に正社員、派遣、パートタイムの身分の差があることが、海外では労働時間の対価により支払われる、ある意味平等...続きを読むなところや現地採用が国籍差別としていて、現地の安月給は認めるものの、中国が日本企業買収で日本に現地法人を置き、言い訳として現地採用で安月給という話になれば、倫理に反するとしていて、日本の考え方や採用方法、働き方に疑問を感じた。

アメリカでは、Netflixは最高の結果を出せる人だけが会社に残り、Googleはは自分より優秀な人を採用する。そんな日が日本に来る日は程遠いが、グローバル化が進む中で、ギクエコノミーも参入してきており、益々競走が激しくなるだろう。

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Posted by ブクログ 2020年07月02日

まだ読んでいる途中だが、難しい本

気になったのは

ギグエコノミーでは自分で評判=ブランドが全てなのでSNSの評判を自覚的に作っていかなくてはならない

FacebookやTwitterでの不用意な発言や写真は
いつまでも記録され思いもかけない時に評判
を傷つけるかもしれない。

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Posted by ブクログ 2020年02月13日

”不条理な会社人生から自由になれる”っとキャッチャーなサブタイトルが付いておりますが、アメリカを始めとした先進国の働き方のトレンドを知るには凄く良い本です。
日本でも”働き方改革”だの”一億総活躍社会”だの”女性活躍推進法”だの政府の方が色々と手を打っている様ですが、効果が見える様に成る迄は時間が掛...続きを読むかりそうですね。”会社と個人が対等な関係を結んで仕事をしていく”って考え様によっては凄くハイリスクなんですよね~。。。敗戦によって牙を抜かれた日本人に出来るのかな~。。。あ、仕事しなくても良くなるのかな、将来は!?

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Posted by ブクログ 2019年08月10日

働き方1.0→2.0という段階の話ではなく、働き方4.0、5.0へ向かって、というもう少し先を見据えた話。仕事や働き方に関しての状況はどのくらいのタイミングで変わっていくのだろうか。日本独自だと思われている、ほんの少し前の時代からの伝統を変えるには「そもそもなんで〇〇だんだっけ?」という議論ができる...続きを読むようにらないとね。既得権益を守る抵抗勢力の数が減れば動き出すだろうか。他の本にもあったけれど、祝日を減らして有給が取りやすくなってほしい。みんな一緒に休んでわざわざ混んでいる時期を作ってその混雑に突っ込んでいく状況はやっぱりおかしいですよね。

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Posted by ブクログ 2019年06月29日

まず、冒頭のNetflixの「カルチャーデック」という人事方針に驚いた。そこに書かれていることは、「すべてのポストにもっとも優秀な人材をあてる」「業界最高水準の報酬を支払う」「将来の業務に適さない人にはお金を払って辞めてもらう」「有給休暇を廃止する(従業員の裁量で休む)」「人事考課制度は時間と労力の...続きを読むムダ」という内容らしい。つまり、Netflixという会社はプロスポーツと同じ。しかもレアルマドリードとかそういう強豪チーム、常勝軍団の働き方なんですね。Netflixが発見したのは、とびきり優秀なエンジニアだけをそろえた小さなチームの方が、仕事熱心なエンジニアの大きなチームよりもよい仕事をしていたこと。大規模な人員整理で中間管理職をごっそり解雇して以来、いちいち意見を聞いたり承認を得ずにすんでいるせいで、全員が前よりずっと速く行動。リストラによって、「最高の結果を出せる人だけが会社に残っていた」というものらしい。そして、そういう力のある人材は、フリーエージェントやインディペンデントワーカーになって、自分の好きなチームで好きなように働く。そして当然成果も出すんでしょう。

世の中がリベラルな方向に進んでいることは間違いなくて、そういうリベラルな社会では、当然、いっさいの差別をせずに評価がなされる。その基準は学歴・資格と経験(実績)であり、これがアメリカ型成果主義の本質だという主張だ。

そいう社会で生きていく上で、もっとも重要なのは、好きなこと、得意なことを仕事にすること。嫌いな勉強をつづけることできないけれど、好きなことや得意なことならいくらでもできるかららしい。プロスポーツと同じで、全ての人ができることではないけれど、そのぐらい突出した能力が発揮できない限り、崩壊する中間層になってしまうということなのかもしれない。あるいはAIに使われる人なのかな。

主張は筋が通っているし、その通りだと思う。これからの社会は努力し続ける人だけが救われる厳しい社会になることを実感しました。

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Posted by ブクログ 2019年06月09日

日本が目指そうとしている働き方(2.0=成果主義)と世界の最先端の働き方(4.0=フリーエージェント型)の比較を中心に働き方について論じている本。

他の本を参考に書かれている部分も多く、この分野に詳しい人には物足りないものになっているのかもしれないが、ネットフリックスの人事制度やスペインの解雇法制...続きを読むなど自分にとっては目新しい情報が多く面白かった。

欧米の先進国と比較して日本が遅れているとただ不安を煽る訳ではなく、だからこそ今後起きることが予測しやすいと明るい面も挙げていた。

参考図書もいくつか読んでみたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年04月06日

自分のキャリア形成に悩みを持って購入。
著者の主張としては、ますますインターネット化が進み、何ができるか何ができないかを明確にできるスペシャリストしか生き残れない、管理職は無くならない、などデータに基づいて書かれている。
日本の雇用形態の特異性や、様々な経験を積んだサラリーマンはこの先10年以内に消...続きを読む失するなど、自分の悩みに合致したものが書かれており、背筋が氷る思いがする良書。

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Posted by ブクログ 2021年04月08日

近い将来、どのような世界になるのかが明確に想像出来るくらい精密に記載されていた。

2019年の本なので、この本が言っているよりは日本は進んだと思われる。
私自身がIT企業にいるからかもしれないが、こんなに日本は古くないよと思える箇所もいくつかあった。

日本が身分制社会だというのは全く気がついてい...続きを読むなかった。
在日という言葉を理解していないのと、歴史的な背景を知らなかったので日本の近代に対する歴史教育に疑問を感じた。
世界的な基準になるのに不安もあるが、実力主義の社会にならなければ国を維持できないというのは本当に感じる。
これから先、何十年も働く中で自分が心からやりたいと思える事を見つける事が本当に大切だなと思えた。


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Posted by ブクログ 2021年02月02日

従来から著者が唱えていることを語りおろしたもの。

ネガティブなことばかり考えるのではなく、ポジティブに。

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Posted by ブクログ 2020年06月22日

これからの働き方の予言書になります。
今後はSEや建築系の様に、フリーランス化が進んでいくと予想しています。
フリーランスの波に乗らないのであれば、責任が薄く収入が低いという仕事を選択せざるを得ない状態になる事も示唆しています。
以下個人的なハイライト。

↓↓↓

・社会がかんぜんにリベラルに...続きを読むなれば、あらゆる差別はなくなるのですから、成功や失敗は「自己責任」で決まるほかなくなります。社会がリベラルになればなるほど、個人の「責任」が問われるようになるのです。

・ルーティンワークのスキルに対する需要は大幅に減ったにもかかわらず、調整、交渉、説得、社会的認識能力などの「ソーシャルスキル」に対する需要は高まった

・人生 100年時代には、原理的に、好きなこと、得意なことをマネタイズして生きていくほかありません。もちろん、すべてのひとがこのようなことができるわけではありません。だから私は、これを「残酷な世界」と呼んでいます。

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Posted by ブクログ 2020年01月31日

日本と欧米、そしてグローバル化によって変化していく働き方を比較し、これからどのように働くということを捉えて生きていくのがベストなのかを記している。
他の本と同様に「好きなことをして生きていこう」に落ち着くが、それは趣味という意味ではなくマネタイズすることを前提としている。何故好きなことをなのかと言う...続きを読むと、会社が面倒を見切れない&寿命が長いから。これまでのように40年我慢すれば悠々自適な老後、という訳にもいかないため、そもそも好きなことでなくては病むし続かない。ただ、マネタイズしなくてはならないから、そこでプラットフォームを活用するなどの稼ぐ力が必要になってくるということでしょうか?(大分本の感想からは離れてしまいましたが…)

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Posted by ブクログ 2019年12月08日

この本に書かれていることが今後どのくらい実現するのか…怖くもあり、楽しみでもある。
とりあえず、自分はVUCAの時代にどう生きるのか、しっかり考えて行動する必要がある。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年10月27日

著者は、働き方・バージョン1.0から5.0を
1.0年功序列・終身雇用(日本的慣行)
2.0成果主義(グローバルスタンダード)
3.0プロジェクト単位でスペシャリストが離散集合(シリコンバレー型)
4.0フリーエージェント(ギグエコノミー)
5.0機会がすべての仕事を行うユートピア・ディストピア
...続きを読む定義する。
 世界の常識では働き手を、クリエイター、スペシャリスト、バックオフィスに区別するが、日本はフリーエージェント、正規社員、非正規社員に区別するという。組織に属するのは、日本の正規社員と非正規社員、世界ではバクオフィスとスペシャリストの一部であるという。日本の雇用制度も世界からガラパゴス化している。
 著者は新たな働き方として、プログラマーなど世界のどこでも誰とでも仕事ができるクリエイターや、プロジェクト若しくはコンテンツが必要であるとされれば出資や買収により巨額の富が得られるベンチャーキャピタルを紹介している。ものづくりのあり方もどんどん変わっているなかで仕事のあり方も変化が進んでいる、これからの時代、若い人たちが選ぶ仕事も難しくなってくるのだろうか。

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Posted by ブクログ 2019年09月15日

働き方1.0な終身雇用・年功序列は、日本人の生産性を下げている。

働き方2.0は、終身雇用が前提の中、個人の成果を計ることが難しく、形骸化した。

働き方3.0は、終身雇用という考え方から、プロジェクト型雇用で、企業人のプロフェショナル化の時代がくると言及している。

アメリカは、働き方4.0で、...続きを読むプロがギグするような働き方になってきている。

これからは、スペシャリストである個人が、プロジェクトを渡り歩く時代になる。どこでもだれとでも働ける、という時代になる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月20日

人はみんなで集まって働きたいという思いがある以上、それを仕切る人が必要であり、それをできるのは管理職を経験したスキルは非常に有効である。これをオンラインサロンなどで活用していけば自分の居場所が見つかるのかもしれない。

本書では、今の日本で行われている働き方改革は、日本特有の戸籍制度を廃止しない限り...続きを読むは、中途半端な改革に終わってしまうと警鐘を鳴らしている。戸籍とは個人ではなく家父長制度を元に作られた制度であり、日本人(婚姻関係含む)以外は日本国籍を取得できないため、一流の移民が日本にやってくることはないと主張する。また、専業主婦を奨励するような制度になっているため、いつまでたっても日本人女性の中に(正社員の対比としての)専業主婦が減らないという現実がある。さらには、終身雇用、年功序列といった正社員のみを守るための制度が、会社と(正社員を守るための)労働組合によって守られているため、非正規社員にばかりしわ寄せがいってしまう。このような働き方は先進国では日本だけであり、速かれ遅かれこのような制度は崩壊するであろうと著者は述べている。

世界の最先端では、既に会社もプロスポーツ化してきており、社員は選手と同じように自己努力によって成果を挙げたものだけが会社に残ることができ、成果がでない社員は解雇されるという働き方が出てきている。この場合、解雇されても解雇された会社が一流であれば、プロスポーツと同様にそこに箔がつくため、次の就職には有利になるという。一方、日本では終身雇用を守るため、一流でもない社員を使いまわすことを優先することで、社員は疲弊し会社も成果を上げられないという負のスパイラルに陥ってしまう。
このような世界の潮流の中では管理職はいなくなるのかといえばそうではなく、より多様化した社員を束ねるためには管理職は必須だという。その理由は以下の3つである。
①世界がひどく複雑になり、変化のべースが速くなったこと。このような世界で生き抜くには調整やすり合わせ、根回しが重要となるが、それを全部ソーシャルメディアで代替することはできない相談で、橋渡し役となるミドルマネージャー(トランスミッションべルト)がどうしても必要になる。管理職は、小さな問題を解決し、大きな問題を上司にあげ、上の指示を噛み砕いて下へ伝え、下の言い分をうまく上に伝え、交渉し、討論し、その他諸々のソーシャルスキルをあちこちで発揮することで、組織の仕事をスムーズに回し、つっかえたり滞ったりしないように気を配る。
②大方の人間は数字やアルゴリズムだけでは納得しない。たいていのひとは、無味乾燥な数字よりも、説得力のあるストーリーやエピソードに心を動かされる。これは消費者だけでなく従業員も同じで、賢い企業は顧客に対してだけでなく社員に対しても高度な説得術を駆使する。
③会社(組織)が存在するいちばんの理由は、人間というものはいっしょに働き、助け合うのが好きだからだ。社会がどのように変わったとしても、大多数のひとは、どこかに集まって「みんなで」働きたいと思うだろう。だとすれば、誰かが仕切り役を買って出て、うまく意見をまとめてみんなに分担を割り当てなくてはならない。

人生100年時代には、原理的に、好きなこと、得意なことをマネクイズして生きていくほかありません。もちろん、すべてのひとがこのようなことができるわけではありません。だから私は、これを「残酷な世界」と呼んでいます。

人が市場で富を獲得するには、金融資本と人的資本の2つしかない。前者は投資。後者は、スキル向上、長く働く、共働きの3つしかない。その中でも簡単に実現できるのは後者の2つ。長く働くためには定年制を廃止するか、定年後も働ける専門性を身に付けておく。3つ目は専業主婦から正社員とは言わなくても、非正規やフルタイムパートで年収200万円を目指す。

こころの病は長く働くことが原因ではありません。「いやなこと」をえんえんとやらされるから苦しいのであって、好きなこと、楽しいことであれぱどれほど長時間労働でもまったく苦になりません。「いやなこと」は、大きく3つに分けられるでしょう。
①なんの意味があるのかわからない仕事。すなわちブルシットジョブです。
②人間関係。「今日もまた怒られるのか」と思いながら会社に通ったり、「顔も見たくない」同僚が隣の机に座っているのは苦痛以外のなにものでもないでしょう。
③自分の能力を超える仕事の責任を負わされること。内向的な社員が重いノルマを課せられ、同僚と営業成績を競わされるような場面を思い浮かべるでしょうが、それだけでなく日本の会社ではこうしたことがあちこちで起きています。
あらゆる仕事で高い専門性が要求されるようになるなかで、「ゼネラリスト」としての経験しかないサラリーマンが、必要な知識やスキルを獲得できないまま年功序列で役職を与えられています。そうなると、「この仕事をやりとげるだけの能力が自分にはない」と思いつつも、誰にも不安を打ち明けることができず、上司や同僚、部下、クライアントの視線に戦々恐々としながら日々をやり過ごすようなことになりかねません。
プログラミングの知識がほとんどないにもかかわらず、多数のプログラマーを束ねる大きなプロジェクトを任されたら、うつ病になっても不思議はありません。こころを病めば仕事がら外れることができ、ウソがばれずにすむのですから。

多くのひとが感じている生きづらさの根源にあるのは、知識社会が高度化し人間関係が複雑化していることです。保守派やコミュニタリアン(共同体主義者)は「むかしのようなふれあいがなくなった」と嘆きますが、これはそもそも事実として間違っています。小さなムラ社会で農業しながら暮らしていれば、顔を合わせるのは家族と数人の隣人たちだけで、ムラの外から見知らぬ人間(異人)がやってきたら大騒ぎになるでしょう。
しかし今では、(少なくとも都会で暮らしていれば)日々、初対面のひとと出会うのが当たり前です。こんな「異常」な環境に私たちは適応していないので、それだけでものすごいストレスになります。問題は「ふれあいがなくなった」ことではなく、「ふれあいが多すぎる」ことなのです。
日本をはじめとして先進国で急速に進む「ソロ化」はここから説明できます。日常生活での「ふれあい」に疲れ果ててしまうため、プライべートくらいは一人(ソロ)になりたいと思うのです。

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Posted by ブクログ 2019年07月06日

【非仕事】
就活をしている学生が大多数です。
一生懸命になって就職しようとしている状態から察すると、雇われるという道を選択したがっているように見えます。それとも会社に就職することが、現在考えられる最適解として洗脳されているということでしょうか。
ただ、最近は学生もいろいろな考えを持つことが許される(...続きを読む情報拡散を抑えることができない、洗脳ができない)ようになり、必ずしも会社に就職することが最善であるとは考えなくなっているようにも感じます。

仕事の価値
ここまで世の中が複雑になると自分がしている仕事もなんで儲けが出ているのか、何の役に立っているのか不思議に感じてきます。何かよくわからないけどシステムとしてできあがっており、その通りにやっていれば、理由はわからないが自分自身の生活がなりたっているという感じです。
生活ができている現状を変えてしまって生活できなくなったら困るし、それほど満足はしていないが暮せている。不満はあるものの暮せている。リスクを取って生活を変えて他のことをする動機が生まれないのも事実です。
また、お客様に直接ものを売っているわけでもなく、その代金を直接もらっているわけでもない。間にいろいろなものが複雑に存在してわけがわからなくなり、「会社」対「会社」の間でお金(デジタルな数字)だけが移動している状態です。そして会社が取り分をとった後で労働者へ分配されます。ただ、会社側としては景気の変動に比例して労働者の給料を大きく変動させることができないので、変動分は会社で吸収する必要があり、変動が起きても耐えられるように労働者への分配は極力低いレベルに抑えておく必要があります。

人を雇う側
ここが雇う側の腕の見せ所で、雇われている人間が食うに困らない程度に給料を与えることです。
雇われる側は成果に対して給料が決められているわけでなく、悲しいですがそこそこ食えるかどうかで給料は決まってしまいます。雇われる側の人間はそこそこ食える分しか給料はもらえません。
したがって、サラリーマン(雇われる側)であれば、どんぐりの背比べでそれほど大きな差は生まれない構造となっています。

フリーランス
全員がフリーランスになるとどうなるのでしょう?
全員が個人事業主になるのですが、サラリーマンのような低給料では成り立ちません。常に仕事がある状態を保てるわけではない(保てる人もいますが)ので、仕事をしない時期の分も仕事があるときに稼いでおく必要があります。また、サラリーマンのように会社が負担している保険などもありませんのでその分も稼ぐ必要があります。
フリーランスになると自由度は増すことになりますが、オファーがない時期という恐怖が発生することになります。

また、全員がフリーランスで食べて行けるとは思えませんので、結局食えないフリーランスはオファーが大量に来る人気フリーランスのおすそ分けをもらって、稼ぐ必要があります。人気フリーランスの下請けのようになり、この状態が大々的にシステム的に行われると「会社」という形態と同じ状態になります。食えないフリーランスは現在のサラリーマン(雇われる側)と同じになります。

フリーランスはサラリーマンより高収入になりますが、その分シビアな世界です。

看板を掲げる
会社に勤めるサラリーマンも一人ひとりが何らかの看板を掲げるとおもしろいと思います。
そして、世の中に公開するのです。
「わたしは〇〇を専門にしている△△です」
オファーが来るかもしれまん。。。

所有とは何か?
富が増えると裕福になりますが、所有物も増えるということでしょう。しかし、所有とは何を意味するのでしょうか。

「自分のコントロール下にあり自由にできる範囲のこと」
自由にできる範囲が狭いあるいはほんどない場合、所有ではなく借用と同じです。
所有という意味合いは薄れるのです。

自宅、特にマンションの場合、
・上下左右に影響をおよぼすような改築はできない。
・共有部分(かなりある)を変更することはできない。
・まじきりを変更することはできても、コンクリート壁に穴を明けるようなことはできない。
・水回り位置を変更することはできない。
・階段を別の場所に設置することはできない。
・ネット回線を勝手に変更できない。
・民泊は禁止
・家具の配置は自由にできる。(しかしこれは賃貸でもできる)
こうなると「自由にできる範囲」という意味での所有範囲は狭く、悲しいけど借用と変わらないです。

労働という疑問
みんな何で仕事をしているのでしょう。何となく食べるに困りそうだから仕事をしている。
「仕事」って?
「働く」って?
「資本主義」って?
「幸福」って?
このあたりが最近のわたしの課題ですね。。。

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Posted by ブクログ 2019年06月12日

日本人の働き方はグローバルスタンダードと根本的に違う。世界がプロジェクト型、フリーエージェント化しているのに、まだ年功序列を成果主義になんて言っている。しかし、周回遅れだからこそ、今後の混乱で起きることは予測可能であり、対処可能なのである。

いつもながら、楽しく面白く読みました。現状に思いを馳せた...続きを読む時だけ、ちょっとため息でちゃうけど。

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Posted by ブクログ 2019年05月12日

日本の社会慣習として、一企業に就職して長年勤めあげ年功序列的な仕組みの中、様々な部署を転々と異動してゼネラリストが生み出されてきた。それが、サラリーマン。サラリーマンという職業は無いのだが、多くの勤め人が、ここに当てはまるのだろう。自己紹介の時にはどの企業に勤めているのかを語り、所属する部門を説明す...続きを読むる。一方、他の国々に目を転ずると、日本に多くいるサラリーマン的な人はいない。個人が専門職のスペシャリストとして、たまたま今の会社と契約している個が自立した関係を社会と築いている。
こんな違いが生み出されたのは、日本語という産業障壁に守られた国家の中で、古く江戸時代から脈々と続いている、制度慣習を守っている国というのも一因だと著者は語る。
古くからの伝統を守ることは、一見良いことづくめに見えるが、今の社会とのギャップが大きすぎて軋轢、疲弊している仕組みがあり、根本から見直す必要があるという。その一つが戸籍制度。詳しくは本書に譲る。こうした社会制度の不条理にも指摘しつつ、これからの働き方を考えているのが本書になる。
今のままでは、「まずい」(漠然とした危機感がある)と日々感じている人は、本書をきっかけに、変えてみたらいい。自分の強みは、本人が自覚していない場合も多々ある。本書の終わり近くにいくつかの事例紹介がある。何かを始めるのに遅すぎることはない。思い立ったその時から変えてみたり、始めてみたらいいのだ。

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Posted by ブクログ 2019年04月28日

最近の「新卒一括採用見直しへ」や「実力主義を強めるため最短入社X年で管理職に」などのニュースを見て、少しでも違和感を感じた人にお勧めします。
本書のキモは「会社にも労働者にもともに利益のある働き方にするためには、定年制を廃止するとともに、金銭解雇を合法化しなければなりません」の一文。その通り。同一労...続きを読む働同一賃金、もろもろのハラスメント、流動化などの諸課題が一向に解決しないのは、皆さんご存知のとおり、そこに終身雇用があるからです。
それを変えないのも日本企業の自由だし、人材獲得競争に負け続ければよいのだと思っておりますが、大事なのは雇われるほうの意識改革。本書にも「大事なのは自分の人的資本を労働市場に効率的に投資して富を獲得すること」とあります。お互いがんばりましょう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年04月18日

題名だけをみると転職やキャリアの指南本かと
思ったが、実際は日本の労働環境・社会制度を
世界の情勢からみて比較しそこから
今後日本の労働がどうなっていくかを指摘する本になっている。
自分の今まで社会で感じてきた違和感の正体は
制度にあったのか、と妙に納得した。

いくつかの仕事に関する本を読んだが
...続きを読む自分の強み(職能)を磨く事が組織に搾取されず
自分らしく生きることに繋がるのかな、とぼんやり感じた。

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