あらすじ
これからの時代に必要なのは、新しいお金に関する考え方と成功哲学。本書は、大切だけど、学校や大人は誰も教えてくれない「橘流・これからの時代のお金との付き合い方&働き方」を述べた一冊。中高生から若手社会人、その親御さんまで、幅広い世代に読まれるべき、橘氏の決定版!
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Posted by ブクログ
スペシャリストに定年はない。サラリーマンは日本だけ。外国では仕事を聞かれて、会社名を答える人はいない。一般的な友達はいなくても、金銭的関係というゆるい関係が大事。圧倒的な努力ができるのは、好きなことだけ。自由とは嫌なことに嫌と言えること。
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昭和モーレツサラリーマン時代は終わり。成功パターンは一つじゃない。驕らず、卑下せず、客観的に自分が得意なことで勝負して行けば幸せになれると書いてあると理解しました。
得意な道では当然、それなりの力量が身につけられる、その為に努力することは前提です。
何冊か橘玲氏の著作を読みましたが、冷静に斜めから世の中を見ているところが面白い。
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僕が転職するきっかけとなった、恐ろしい本です。
転職本というわけではないし、「サラリーマンなんか辞めろ」とは一言も書いてありません。
ただあらゆる角度から、筆者なりの「これからの世界での生き方」が書いてあるので、読む人が読むと絶大な影響を受けると思います。
Posted by ブクログ
「人生の目的は幸福になること。」皆そう思いながらなぜ幸福になれないのか、それは幸福の対象と基準が人それぞれ違うから、確かにそれはそうなのだが、それぞれ違うにも関わらず共通する状態がある。
ひとつは「好きな事を夢中でやっている。」
二つ目は「後から振り返って幸福だと思える。」
という事だ。
僕自身も、陸上競技でタイムが速くなるために一生懸命だった事や社会人になってからの大プロジェクトで仲間と血眼になりながら仕事をした事など、今振り返って幸福だった思えることは沢山あり、確かにその最中は夢中だった。
ということは、夢中な時間を長くすることが幸福になるためのシンプルで簡単なアプローチではないかと思う。
じゃあ「どうやったら夢中になれるのか。」「やりたいこと、夢中になれるものなんてない」とみんな悩んでいるみたいだが、やりたい事を見つけ夢中なれる方法に明確な答えがある事を僕は知っている。
やりたい事を見つけた人には2種類いる。
ひとつは、強烈な原体験を持った人だ。例えば、幼い頃に親を癌で亡くしてしまった経験があり、将来医者になって癌患者を助けたい、癌で親を失ってしまう子どもをこれ以上出したくない、というような宿命じみた使命感を背負った人間だ。ただ、こんなドラマチックな原体験を持っている人はかなり少ない。言うなれば逆に恵まれた人とも言える。これに当てはまらない人は大体やりたいことが見つからず悶々と過ごす大多数に括られるのだが、それでも見つけた人は、実は見つかるまで試し続けた人なのだ。それは「やりたいことはくじ引きの当たりと同じ」だと言う事。運良く一発で当たりを引こうが、ハズレを100回引いて101回目で当たりを引こうがあまり関係ない。当たりにたどり着けさえすればいい。やりたい事や夢中になることが見つからないで悩んでいる人は、言い換えればどれが当たりくじなのかと箱の穴からくじを覗いてるだけの人なのだ。当然引いてくじを開いて見るまでは、はずれか当たりかなんて分かるはずもない。
「幸福になるためには当たりが出るまでくじを引き続ける=挑戦し続ける」これだけだ。
この本ではテクニック論として、幸福の土台になる人的資本、社会資本、金融資本の3つについて言及しているが、これは使い回しで別著の「幸福の資本論」の方が詳しく書かれている。攻略編2仕事の内容も「不条理な会社人生から自由になる方法」の方がよりページを割いて説明してあるので本書はこれまで著者が書いて来た要約版のような位置付けだ。
もっと深く理解したいならそれぞれの本を読むと著者の主張が輪郭良く見えてくると思う。
Posted by ブクログ
あーーーー面白かった。
筆者から現代の若者たちへ(中高生向けかな)送る、これからの『幸福』や人生の攻略法。
若者向けとは書かれているが、年齢的に大人の私が読んでも知らない言葉がたくさんあり学びが多かった。
幸福の土台となる、3つの資本について。
そして、衰退していく日本社会においてどんな働き方を目指していくのか?
答えは読者一人ひとりの中にあるので、正解なんてものはないけれど知識としてこの本の思考を自分の中にもっておくことはとても重要。
Posted by ブクログ
高校生、大学生に、テレビや新聞、学校ではあまり説かれない社会認識、考え方もあるという一例として、ぜひ読んでもらいたい。
日本の会社の勘違い、本郷バレーのエピソードから、日本企業の成長性への懸念と、それでも、やはり日本は、皮肉的に住みやすい世界なのだと、感じました。
Posted by ブクログ
会社に所属しなくてもやっていける、手に職(スキル)がある人が強い。
しょっいゅう異動がある人事システムはやめた方がいいと思います。著者の言うとおりどのスキルも中途半端で終わりそうでもったいないです。
⭐️学んだこと
•スピリチュアルが拒絶するもので、妥協するな。
•好きなことをやりながら、自分のキャリアをレベルアップしていくのがキャリアビルディング
•自由を経済的に定義するなら、国家にも会社にも家族にも依存せずに生きていくのに十分な資産を持つこと、これが経済的独立
•働きながら、世界を旅する若者たち
•クリエイティブクラス
クリエイター(拡張可能な仕事)
スペシャリスト(拡張不可能な仕事)
•マックジョブ
バックオフィス(拡張不可能な仕事)
•伽藍とバザール
•ギバーGiver
①面白い情報を教える
②面白い知り合いを紹介する
• 100倍の法則
加害は100分の1に、被害は100倍に評価する=人の本性
⭐️TO DO
•日本人は、世界の中で1番ネガティブ度が高い。みんながネガティブな社会では意識的にポジティブになって考えた方がうまくいくことが多い。
•好きなことと得意なことが違っていたら、得意なことを選んだ方がうまくいく。
アメリカではビジネスで成功してから好きなことをやると言うライフスタイルが定着しつつある。
Posted by ブクログ
キャリア迷子になって手に取った一冊。
太字になってた部分は他でも聞く話だったが、なんで?の部分が腑に落ちることが多く読みやすかった。
『「好き」を維持したまま、そのときに1番適したプラットフォームに移動していく』は実践していきたい。
そのうえで太字にはなってなかったけど、
『「いろいろやってきて、その結果、この生き方・働き方を選びました」を言えないといけない』を肝に銘じたいと思う。
Posted by ブクログ
「自由とは、イヤなことをイヤだと言えること。」
お金が大事なのは、お金から自由になる為。
幸福とお金の関係は切っても切れないなぁと、この本を読んで改めて感じました。
「専業主婦は2億円損をする」で橘さんを知ったけど、他の本も読んでみたいと思って今回こちらを読みました。世界にはこんな自由な働き方があるんだ‥!と驚きました。若いうち、特に就職前の学生の時に読むのが良いかな?と感じました。
一気に読んでしまったので、少しずつじっくり読み返していこうと思います。
Posted by ブクログ
人生の攻略本
進化心理学
● 幸福な人生の土台
お金 金融資本
仕事 人的資本
愛情・友情 社会資本
・いいことも悪いことも、沢山の体験を持っている方が幸福度は高くなる
●子育て
・子どもの人生に子育ては大して関係ない
・子どもは遺伝的な違いをフックにして、友だち集団のなかで自分のキャラを作っていく
・どの友だち集団に入るかによってキャラは偶然に決まる
Posted by ブクログ
橘玲さんの本は、いいね。
他の著作も何冊か読んでいるれけど、強さもあって、読んでいてふむふむと思わされる。
凝り固まっているところから、ふと違う支店をもらう事で、まさに視野が開けることがある。
Posted by ブクログ
人生の攻略法は時代とともに変わっていて
それにずっと適応できてないのが日本人
だということを再認識できた。
でも日本は豊かで、若者が少ない=希少価値が高い
という考え方は目からウロコだった。
日本は市場としてはとても成功しやすい。
あとは日本特有の保守的な文化を
打ち破る勇気があれば人生は攻略できる。
Posted by ブクログ
若者向けに書かれたということもあって、本編はガッツリなるほどという感じではなかったけれど、個人的には「おわりに(幸福に生きるためのヒント)」の文章がとても良かった。
Posted by ブクログ
どう考えても20代前半までに読みたかった
でも、この本が出版されたのは2年前だから
こども達に読ませるしかない
でも、何歳でも道は開けるので、今やっていることがそんなに間違いはないので、そのままやっていこうと思った
Posted by ブクログ
人生は攻略できる。
お金と仕事と幸せの授業とあるが、本当にその通りだった。
お金が大事なのは、お金から自由になるから。
お金があればお金に困ることはない。
好きなことを好きなようにできる。
だからお金は大事であると書かれていて、その通りだと思った。
お金があれば人生の選択の幅が広がる。
あるに越したものではないと改めて感じた。
また、幸福の土台には、金融資本(お金)、人的資本(仕事)、社会資本(愛情・友情)のバランスが大切だとわかった。
どれかが突出していては、他が崩れてしまう。
このバランスを意識していきたいと思った。
100倍の法則。
これは子どもたちにも伝えたいと思った。
加害は100分の1に、被害は100倍に評価する。
被害というのは、同じことを繰り返すと生命に関わる出来事だ。不機嫌そうな大人に近づいたらいきなり殴られたとしよう。次から同じ失敗をしないようにするのは、この被害体験をしっかり覚えておいて、どういう時に何をしてはいけないかを学習するしかない。この仕組みをうまく働かせるには実際よりもずっと強く被害を意識した方が良い。
それに対して加害のほうは、覚えておいても何の意味もない。そんなものはさっさと忘れてしまって構わないのだ。
これが加害と被害の非対称性。
だから、いじめられっ子は覚えているが、いじめた方は覚えてないことがおこる。
そのように人間の脳はつくられているのだとわかった。
Posted by ブクログ
・明日はたぶん今日と同じだけど、もしかしたらぜんぜん違うかもしれない
・人生は一直線に良くなったり、悪くなったりするわけではない
・好きでも得意でもないことはそもそも頑張ることさえできない
・人の脳は幸福にも不幸にも慣れて、元の水準に戻る。
・加害は100分の1に、被害は100倍に評価する
・脳は心理的な距離と物理的な距離をうまく区別できない
Posted by ブクログ
幸福は社会資本(愛や友情)、人的資本(仕事)、金融資本(資産)で決まる。この内2つあるとかなり幸福度が上がる。
自分を振り返ると社会資本と少しの金融資本はある。
さらに人的資本の価値を上げていくために、組織でなくても稼げる力をつけてお金や社会的拘束から自由になりたい。
そのために、できること。
伽藍(閉じ込められた世界)のなかでネガティブゲーム(失敗しない)するのでなく、バザール(開かれた市場)のなかでポジティブゲーム(コツコツと評判を積み上げる)していく。
・目の前のクライアントを満足させて、成果をあげる。
・目の前のクライアントの可能性を最大限引き出す
・そのための関係づくりや繋げるスキルを磨く
Posted by ブクログ
お金(金融資本)や仕事(人的資本)と同様に社会資本(愛情や友情)が大事。
この3つの『幸福の資本』を君自身の価値観にもとづいて最適化すること。
不幸とは気がかりであるということ。
第一印象で感じること(ビッグファイブ)
①頭がいいか、そうでないか(知性)
②おもしろいか、そうでないか(経験への開放性)
③信頼できるか、あてにならないか(堅実性)
④明るいか、暗いか(外向性)
⑤みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性)
⑥まともか、まともでないか(安定性)
人は無意識に自分に合う合わないを選定している。
Posted by ブクログ
「人生の攻略」という題名ではあるが、「お金の攻略」という感じであった。
子育て世代はまだやはり女性が大変な思いをして働いている方が多いと見受けるが、これからの時代は、「長く働く」「一緒に働く」がお金持ちになるためのキーワード。女性の生涯年収は2億5000万円から3億円。仕事を辞めてしまえば、すべてこれがなくなるのだから、「僕も子育てに協力するから一緒に頑張ろうよ」と結婚するのがよし…と、ここまで読んで、違和感が…。「女性の」生涯年収って言わなくてよくない?そして「子育てに『協力』」?あなたが主になって子育てしてもいいんですよ?たった5年前の本なのに、なんだか古臭く感じてしまう。
誰でも億万長者になれる…という文言は間違いない。しかし大事なのは、そのお金をいつどのように使うかということ。死ぬ間際に1億円持ってたって何にもならないよね。お金は上手に使いたい。
トルストイ「アンナ・カレーニナ」の冒頭で「幸福な家庭はどうでも似ているが、不幸な家庭はみなそれぞれに不幸だ」…わかるー。
Posted by ブクログ
人からのおすすめで読みました。人は置かれた環境(家族環境ではなく友だち環境)が大事であること、やりたいことより得意なことを選ぶこと、また夢中が大切であることを具体的な話から理解することができます。
Posted by ブクログ
人生を幸福に生きるための攻略法・若者向け
意外と現実的かつ具体的に書かれていて、これはできそう、やりたいとか気づきがあった。
共働きで生涯2億円得するとかは、確かにと思って働き続けたいと思ったし、
ポジティブゲームに持っていくというのもこれから忘れがちになりそうなので、たまに読み返そう。
1番良かったのは、最後のあとがき。
幸福にも慣れてしまう私たち、だからこそ今すぐに幸福になる必要はない。少しずつ幸せになればいいんじゃないか。と。
この本を読んでいると、こんなことできる気がしないよ〜ここまでしないと成功じゃないの?と詰められているような気がしてしまったけど、最後の言葉で肩の力が抜けたような気がした。
Posted by ブクログ
ベストセラー作家である著者がこれからの社会の生き方について若者に向けて書いた一冊。
や学校生活の中で友情がどのように形成されるかなどや自分が得意なことを見つけるために若いうちは色々なことを経験することなど人生、友情、仕事についてどのような仕組みになっているかということが前半では解説されていました。
次に後半ではお金、仕事、人間関係の3つに分けて生き方についての解説がされていて勉強になりました。
特に仕事のところでは日本の労働環境は伽藍に近いことやそこから抜け出してバザールのようなポジティブゲームに移ることなど終身雇用を前提としたこの国の仕事のあり方が変わってきていることも感じました。
そんな本書の中でも共働きのススメや宝くじの効率の悪さの部分は印象に残りました。
そして、諸外国に比べて日本の良いところや悪いところは本書で具体的に知ることも出来ました。
金融資本、人的資本、社会資本の3つに分けて人生という物語を最終的にプラスにするための方法を本書で学ぶことができました。
そして、勇気を持って挑戦することで自分の幸福を叶えることができ豊かな人生にすることができるというメッセージを感じることのできた一冊でした。
Posted by ブクログ
どんな人生を送るのか、送るつもりでいるのか。
なかなか明確に答えるのは難しいですよね。
それを考えるヒントをくれる本書。
お金、仕事、愛情・友情の視点で攻略法が書かれています。
今、色々な情報を集めているわけですが、世の中がすごいスピードで変化していると理解できてきました。
そんな中で、今の自分の生き方がまずい戦略なことを痛感しています。
変わらないとまずいという焦り。
でも、何をどう考えて良いのかわからない。
そんな自分に手助けしてくれる本でした。