橘玲のレビュー一覧

  • 女と男 なぜわかりあえないのか

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    膨大な文献とそれをまとめる考察の適切さは認めるけど内容をそのまま鵜呑みにしていいのかなぁ、と少し疑問が残った。
    あまりに机上の理論すぎると言うか、イマイチ説得力に欠けると言うか・・・。
    それとは別に女性がこの本を読んだらどんな感想を持つか興味ある。

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    2025年06月14日
  • 不愉快なことには理由がある

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    解決不能な問題が多く存在する現代、しかも「先延ばし」などで悲観論が多い。今の政治家は自己保守的立場だけで国民の目線に対峙していないことが多すぎるる為、不可解で国民は不愉快な思いをする。原発問題、年金問題、少子化対策、消費減税を含めた社会保障問題など、度あるごとに「源資」を言うが「給付金」など企業へは厚い盛りをする、だが、国民には人匙程度のものしか無い。また、ある記事「日本は北朝鮮のすぐ下の196位」と言う、これは2023年時点における対GDP比で、海外企業が日本国内で事業を展開したり、既存の日本企業株式の取得(一般的には10%以上)する割合が北朝鮮より低い、と言う。(東洋経済)政治家の役割は経

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    2025年06月11日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    『人間は合理的ではないからこそ、合理性が大きな武器になる』
    「努力の限界効用の逓減」や「人間関係のコスパ」など、「大人になるにつれ自分で気づいていくだろう。」と子どもにはつい綺麗事で誤魔化してしまいがちな事こそ、現実を早いうちからきちんと伝えていくことが大事だと思った。

    中学生の息子にも読ませてみたが、少し難しかったのか途中で飽きてしまっていたので、本書を参考に普段の生活の中で伝えていきたいと思う。

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    2025年06月04日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    1,2,5章は興味深かった。3,4章は本書のテーマである「タブー」とはまたちょっと離れた、単なる人類学の話のような気がして退屈な印象。前作の方が面白かったが、かと言って何も得るものがなかったわけでもないので、星3という評価。

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    2025年05月31日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

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    平成の30年間で日本は「安くて魅力のない国」へと変化し、経済・労働・教育・恋愛までが格差と階級意識に覆われていく様子が語られています。IT投資の失敗や生産性の低さ、教育が格差を拡大する装置であること、そして「モテ」が男の階級意識を強くするという視点など、刺激的な論点が多い一冊です。

    ややキャッチーさ優先の印象もあるため、読者には冷静な読み解きが求められますが、「今の日本」の空気を知るには一読の価値があります。

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    2025年05月22日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    すでに確立されたやり方を学ぶ方が、新たにそれを自分で発見するよりも、簡単。
    これがコスパ。

    一方で、他人と、同じことばかりをすれば、差はつかない。

    パレートの法則で8割のところまでは、誰もが到達できる。そこから先の努力をどこまでできるか。

    努力は複利で効いてくる。

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    2025年05月17日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    ベストセラー作家である著者が、2009年に刊行された内容を2025年の現状に合わせて新しくした一冊。
    著者はこれまで鋭い観察眼で世の中の問題点を指摘し続けており、何冊も読んできました。
    巻末で、「この本で書いたことはとても単純だ。国家に依存するな。国家を道具として使え。」と述べているとおり、うまく制度を利用することで、負け組・勝ち組が逆転する、そんな方法を述べています。大企業に就職できれば安泰という時代は過去のものとなり、フリーエージェント化やマイクロ法人設立という手法を紹介しながら、実際の会計の流れなどを詳細に解説しています。もし自分がそういう立場だったら半信半疑ながら、真剣に考えさせられる

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    2025年05月16日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    世に存在している無知な人たちの特徴を心理学の知見を中心に解説していく書籍。全体的に色々な場面で聞いたことがあるようが多く、比較的なじみ深い一方で用語解説に近い部分もあり、退屈だった部分はしばしばあった。
    最後の付論で語られている、トラウマなどにおける、いわゆる「虚偽記憶」の下りは特に面白かった。

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    2025年05月15日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    橘玲さんの新作かと思いきや新装版。とはいえ学びがあるだろうと思ったものの、内容はほぼオリジナルのままで、たまに現在の視点で補足があるくらい。
    個人で納税するより法人で納税するほうが経済合理性があるのは抽象的には理解できたが、それはほとんどの人が気づいていること。やっぱりこの論点はHOWが一番重要だが、「本書では解説しない」と言い切っており、あまり実用的ではなかった。

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    2025年05月11日
  • 人生は攻略できる

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    お金(金融資本)や仕事(人的資本)と同様に社会資本(愛情や友情)が大事。
    この3つの『幸福の資本』を君自身の価値観にもとづいて最適化すること。

    不幸とは気がかりであるということ。

    第一印象で感じること(ビッグファイブ)
    ①頭がいいか、そうでないか(知性)
    ②おもしろいか、そうでないか(経験への開放性)
    ③信頼できるか、あてにならないか(堅実性)
    ④明るいか、暗いか(外向性)
    ⑤みんなといっしょにやっていけるか、自分勝手か(同調性)
    ⑥まともか、まともでないか(安定性)

    人は無意識に自分に合う合わないを選定している。

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    2025年05月10日
  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想

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    イーロンマスクの考え方が分かると紹介されていたので興味を持ち読んでみる

    確かに、イーロンマスクやシリコンバレーの天才たちの考え方はわかった気がする
    いわゆる保守、リバタリアン、ネオリベ、リベラルの対立点も整理できた気がする

    著者は、多分考えが違う人たちが分かりあうことはないと思ってるし、本書を読んでると自分もそうなんだろうなぁとしんどい気持ちになる

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    2025年05月10日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    みんなが気づいているけど言わないことをあえて言っている本。人種によって能力に差はあるし、美貌によって収入に差はある。まあそりゃあそう。
    あとがきの最後に書かれていましたが、不愉快なことこそ言うべき書くべき必要があるというのは、その通りだよなあと思いました。きれいごとや正論はAIにでも言わせとけ。生まれつき人間には差があることを認識しないまま生きることの方が地獄な気もします。
    大事なのはその後になにをするか、です。
    説教くさ。。

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    2025年05月10日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    ネタバレ

    ・集団生活をしてきた人類は、秩序の維持のため抜け駆けとフリーライダーに対処しなければいけなかった。正義を快楽とし、脳は上方比較(マウント乱発でさへること)を損失、下方比較(マウントすること)を報酬の感じるようにすることでこれに対処した。上位のものを引き摺り下ろすキャンセルカルチャーは気持ちがいい行為となる。
    ・能力があるものは自分を過小評価し、ないものは過大評価するという研究結果をダニングクルーガー効果という。共同体で除け者や叩かられないために平均に近づけようとする性質があるのかも。
    ・知っていることを知っている、知らないことを知っている(宇宙がなぜあるのか、パソコンがどうやって動いているのか

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    2025年05月13日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

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    ⚫︎読んだ動機
    ・転職して新しい会社に行くにあたり、4.0の働き方について興味を持った
    ・活かせる内容あれば新しい会社で活かす

    ⚫︎感想
    ・一度は読んでみて良いと思う本だった。
    ・一回読んだだけでは頭に入らなかったので2回目流し読みして4.0の働き方がどうなるか理解できた
    ・高齢化社会、人生100年時代になるにあたりフリーエージェント化を今から意識しておくし必要性の学びあった。ただ働くのではなく未来のためにどう活かせるか、どういうスキルを得たいか、今自分は何を学んでいるか意識しながら働く重要性について理解した
    ・鬱病になるリスクの環境についてはとても共感できた。こういう環境を避ける必要あ

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    2025年05月02日
  • シンプルで合理的な人生設計

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    合理的であるべきでしょうが、あまり面白味のない人生かもですね。
    べきって思ってる私には向いていませんでした。

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    2025年05月01日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    こちらも、読書家の先輩からのご推薦。「高学歴発達障害」と合わせて読むと、非常に理解が深まった。

    1.運すら遺伝している。
    環境を選ぶのも正確に起因する。例えば、リスクを取りがちな人は、交通事故に合う可能性が高くなるなど。だから、このように直接的に遺伝子に刻まれていないことも遺伝子が環境を選ぶということが起こり得る。

    ビッグファイブ;性格を記述するスタンダードな方法
    外向性(社会性)、神経症傾向(慎重性・繊細性)、協調性、堅実性(勤勉性)、経験への開放性(開放性。文化性)、

    遺伝子と性格の関連性の例
    脳内のセロトニン輸送体の多型で、脳内のセロトニン濃度が変わる。セロトニン濃度が高いと陽気(

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    2025年05月17日
  • 親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? ――人生という「リアルなゲーム」の攻略法

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    親子でお金の勉強をするために、よいツールになると思いました。
    所々大人の私でも難しい所がありましたが、比較的平易な言葉で説明されているのでわかりやすかったです。

    金融教育が高校でも始まっていますが、お金について学ぶのは若ければ若いほどいいのではないかと思っています。作中でも書かれていますが、勉強も複利効果で、するのとしないのでは差が広がっていくからです。
    普段の暮らしの中で、親が子どもに伝えていくことができればベストですが、そのためには親がきちんとお金の勉強をしておかなければいけないと改めて思いました。

    本書の合間合間で子どもが
    「お金はなぜ大事なの?」
    「なぜ宿題をしないといけないの?」

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    2025年04月27日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    ネタバレ

    ・4章くらいまでは前作の繰り返し的な内容が多く退屈に感じた。それ以降はまあまあ。
    ・差別的言論とは、相手が不快に思うかという情緒的な判断ではなく、アカウンタビリティ(証拠によって合理的に説明できる)で判断するのが原則。
    ・日本人の三分の一は読解力がない(日本語が読めない)、三分の一以上は小学4年程度の数的思考力しかない。でも先進国の中でもこれでもマシな方。→そりゃあフェイクニュースを信じる人が多いし、論理的思考できる人は少ない、ポピュリズムが台頭する
    ・すべてのヨーロッパ人の共通祖先は600年辿れば1人の男か女にたどり着く。すべての地球人の共通祖先は3400年前という説→人類みな遠縁は遺伝子的

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    2025年05月13日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    ネタバレ

    ・知能(IQ)は遺伝の影響が8割、2割が環境。→直接的な認知能力教育ではなく、生活習慣や性格など、非認知能力をのばす環境におくべき
    ・精神障害は遺伝率が8割、身長と体重の遺伝率は7割
    ・ユダヤ人は知能が高いと言われるが、検査でわかったのはアシュナケージ系(ドイツの)ユダヤ人だけで、スペイン系のセファルディや中東のミズラヒムなどは平均的。アシュナケージはヨーロッパの厳しい差別があり禁忌の金貸しで生計を立てていたり、婚姻も制限があり数十世代で遺伝的変異があった可能性がある。その裏付けで遺伝病率が高い。一方でイスラム圏のユダヤ人は人口も多く金融業に特化するわけではなかった。
    ・心拍数が低い、発汗しな

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    2025年04月21日
  • DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある

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    DD 「どっちもどっち」わかりやすいけど、もっといい言葉ないのかな 

    ぱーと0以外はネット記事とかの再掲みたいです
    まとめて読めるのはいいんだけど、見たことあるフレーズが頻繁にでてくる

    この本読むひとは作者をある程度知ってるひとだと思うので、同じような感想になると思う

    善悪二元論かどっちもどっち、私たちはどう選択するのか?

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    2025年04月19日