橘玲のレビュー一覧

  • 臆病者のための億万長者入門

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    億万長者にはどうやったらなれるのか。働く期間を長くして、カネ蓄えておけばいい。読んでみると大変に簡単そうである。

    ただ、人間には落とし穴がある。自分を世界の中心として考えてしまう、という穴が。

    常に錯覚していることを自覚し、ウマい話など来るわけがないと思い、暴落後にいろんなザルに卵を盛るように分けて投資する。臆病にしていればいいことある。速い思考は野生に必要で、現代はゆっくりした思考に価値がある、と。フックしたのはこんなあたり。

    投資のテクニックらしいことも書かれているのだけど、関心なくて、ようわかりまへん。現実的でありながら遠い世界のように思えるのは、僕が投資をしていない人だからか

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    2022年06月01日
  • 永遠の旅行者(下)

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    (上)に続いて(下)です。
    国家に頼らないで自由に生きていく事を小説内で勧めていますが難しいですよね。

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    2014年08月19日
  • 永遠の旅行者(上)

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    橘玲さんの経済小説です。
    相続や配偶者控除についての税金についての知識は流石です。物語としても面白いです。

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    2014年08月19日
  • 「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計

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    ネタバレ

    夏休みに片付けをしていたら出てきた。
    いい本だったので、復習。
    この本を読んで、生命保険を掛け直したのを思い出した。

    ・給与ー経費=税挽き前利益
    ・税挽き前利益ー税・社会保障費=純利益(手取り収入)
    ・給与所得=給料(収入)-経費(給与所得控除)
    ・資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)

    ファイナンス(借金)編で、「教育ローン」について参考になった。低金利で借りれれば、それより高利回りで運用する選択肢もある。

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    2019年10月22日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    表紙が子供の頃に使った学習帳みたいで面白いなぁと思って読んでみました。経済学の理論などは、知らなかったけれど話を読んで「ああ、これはこういう考え方の事なんだ…」と思いながら読んでいました。

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    2014年07月28日
  • 国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版

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    国家の財務レベルを三段階に分けて、それぞれの時点で最良と思われる資産運用法を提案している。それによれば、現状では普通預金が最強とのこと。

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    2014年07月19日
  • 国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版

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    日本国債が暴落した場合にどうしたらよいのかが、書いてあった。
    国債下落に備えて
    日本国債ベアファンド
    外貨預金、外貨MMF
    物価連動国債
    などなど
    デフォルトしたら、海外銀行の外貨預金
    日本国債ベアETF

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    2014年06月26日
  • 日本人というリスク

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    ○評論家で作家の橘氏の著作。
    ○日本経済を分析しながら、日本経済のリスクと、そのリスクへの対応の仕方を明らかにしたもの。
    ○資産運用というと、株式などへの投資を想像してしまいがちだが、冷静に分析し、その状況に応じた対応をすることが必要だと言うことが、あらためて分かった。
    ○とても分かりやすい入門書。

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    2014年05月27日
  • 国家破産はこわくない 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 改訂版

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    ○作家で金融・経済論に詳しい橘玲氏の著作。
    ○アベノミクスで浮かれる現在の日本の経済情勢を分析し、最悪のパターンを迎えた場合の対応策などを紹介している。
    ○分析が面白く、平易な表現で読みやすい。

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    2014年05月20日
  • 日本人というリスク

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    311の後に、どんどん今までの常識が崩れてきているという。不動産神話、会社神話、円神話、国家神話。たしかに終身雇用前提でサラリーマンになって、年功序列で給与が上がっていく前提でローンを組むって恐ろしいことだなと。
    投資としては、世界株ポートフォリオを作ることを目指せと、ACWIか東証の1554とのこと。
    スペシャリストを目指したい。

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    2014年05月09日
  • 得する生活 お金持ちになる人の考え方

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    ・クレジットカード チェックアンドチェッククラブに委託されており会員カード保持者は、レストランで2割ほどの優待が受けれる。ダイニング・ア・ラ・カードはキャッシュバックシステム
    ・リゾート交換ネットワークRCI

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    2014年05月06日
  • 臆病者のための裁判入門

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     この本の前半部分は橘玲さんの体験談であり、後半部分は裁判所や裁判に関する解説です。さらに最後に福島第1原発の事故(?)の保証についてのことが書かれています。
     この本の前半部分はコメディーのように思えて、読んでいて笑ってしまいました。橘さんの本については、悲観的なことを淡々と書いている印象を持っていました。文章の捉え方は、読むときの精神状態によって、変わってくると思いますが、面白かったです。後半部分は橘さんらしく、本来の意図や歴史的な背景などが説明されていました。しかも、他国の状況などが書かれているところも橘さんらしいです。
     新書なので、社会勉強として読んでもよいかなという印象です。

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    2014年05月03日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    ①行動経済学
    ②囚人のジレンマ
    ③ネットワーク経済学
    ④社会心理学
    ⑤ゲーテの不完全性定理
    を物語として面白くまとめてある。
    読んでいて楽しかった。

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    2014年04月04日
  • 知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語

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    いままで考えてもみなかったものの見方を提示してくれる。そういう本に出会う頻度は、読書を進めていくうちにだんだん減っていくものだ。この著者の本は、本質をついているがゆえに、ちょっと鼻につくところもあるかもしれないが、楽しめる。良い本だと思う。

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    2014年03月15日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    一気に読める。
    西新宿の裏社会が場面となった小説仕立てで、裏社会の事情・・・ではなく、経済学の新しい理論や学説を学べる。

    なお、解説は吉本佳生さん。
    出社が楽しい経済学の囚人のジレンマの解説は、ここから出ていたのか、とびっくり。

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    2014年03月08日
  • 永遠の旅行者(下)

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    最初は、くどくど説明が長いな、、と思って読み始めましたが、、
    いつの間にかストーリーに引き込まれました。
    永遠の旅行者と呼ばれる国籍を持たない人達。
    税金を払わずにすんでいる彼らの生き方に憧れのようなものをかんじてしまうが、現実的には難しいよね。
    美少女まゆを狙うのは一体誰か、母親を殺した真犯人は誰か、最後まで騙されて読んでいました。
    あとがきにもありますが、サスペンス的な要素の中に、戦時中、ロシアで強制労働を強いられた人々の苦悩が描かれているのも、より引き込まれる要素だと思います。
    日本も相当ひどいことされてるのに、なぜ、日本の従軍慰安婦問題だけ取り沙汰されているのか、不思議でなりません。

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    2014年02月10日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    ネタバレ

    どうやってマネーロンダリングをしてきたか、という過去の話がいろいろ載っており、ほほぉ、そういうこともあったのか。と読み物として、楽しめた。決して、指南書ではありません。まあ、あの手この手で法の目をかいくぐり、金持ちは納税を避けようとしているというのはよく分かりましたが、現状、縁のない世界です。

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    2013年11月27日
  • お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門

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    著者が2009年に出版した「貧乏はお金持ち」と別のタイミングで読んだ。本書は2002年初版なので、内容的にそのまま2013年現在に当てはめると、非現行な部分がありそうなので確認が必要だろうが、おおまかな税制度や融資制度は変わってなさそうだ。「貧乏はお金持ち」に比べて、一般の人にも読みやすく、具体的に独立を考えている人以外は本書の方がおすすめ。
    良く言えば著者の意見が一貫しているので、両書の内容は大体同じ。ただ本書の方がマイホームの購入や生命保険について等、サラリーマンにも役立つ情報がある。
     マイホームは経済的に見て大きな負担であること、生命保険は損をすることに意味がある宝くじ(病気/怪我で大

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    2013年11月22日
  • 貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    一人又は家族とマイクロ法人(零細株式会社又は合同会社)を設立した場合の節税、融資を受ける方法を具体的に紹介している。
    年功序列、サラリーマン、年金等日本の従来制度が立ちゆかなくなることを証明したあと、マイクロ法人の節税方法を具体的に紹介し、後半で超低利子で融資を受ける方法を説明している。
    印象に残ったのは4点。
     1 まず小額の融資を受け、それを期限通り利子を払い完済することで信用を買い、1,000万円を利子0.37%で借りる方法(1,000万円を定期預金に入れた場合の当時の利子は1.1%)という不思議な中小企業優遇制度とそのからくりの説明。知っていて損はないはず。
     他の3点は本旨とは関係な

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    2013年11月22日
  • 日本人というリスク

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    ネタバレ

    著者は持ち家、大企業に勤める、日本円による貯蓄という今まで安心と思われたことが大きなリスクであると説く。
    年代にもよるが、退職後年金だけではこころもとない。
    とはいえ、60をすぎても働くのはしんどい。アーリーリタイアを目指すアメリカ人も今はずっと働かざるを得ない状況だし。暗い未来になってしまう。しかし、日本は食べ物もお酒もおいしいし、住むにはとてもよい国だから、このまま日本で暮らすのだろうな。

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    2013年11月21日