無理ゲー社会(小学館新書)

無理ゲー社会(小学館新書)

924円 (税込)

4pt

人生の攻略難易度はここまで上がった。

〈きらびやかな世界のなかで、「社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得する」という困難なゲーム(無理ゲー)をたった一人で攻略しなければならない。これが「自分らしく生きる」リベラルな社会のルールだ〉(本書より)

才能ある者にとってはユートピア、それ以外にとってはディストピア。誰もが「知能と努力」によって成功できるメリトクラシー社会では、知能格差が経済格差に直結する。遺伝ガチャで人生は決まるのか? 絶望の先になにがあるのか? はたして「自由で公正なユートピア」は実現可能なのか──。

ベストセラー『上級国民/下級国民』で現代社会のリアルな分断を描いた著者が、知能格差のタブーに踏み込み、リベラルな社会の「残酷な構造」を解き明かす衝撃作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

無理ゲー社会(小学館新書) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現代の多くの人にとっての生きづらさの理由について、今までの地球社会の流れをもとに説明している本。今後どう生きていけばいいのかという攻略方法は全く載っていない。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    行動心理学、脳神経科学、経済学、経営学、会計、統計、歴史など幅広い深い知識で分析し、語られており、とても納得させられる。

    0
    2022年10月03日

    購入済み

    キャッチーな表題

    無理ゲーという言葉を使うしかない今の日本やアメリカの現状を観察し分析している今作

    何処か漠然とした不安が揺蕩っている今の不安から叫ばれている言葉達を甘えや思い込みと断ぜず根拠があるのはないか

    ほとんど顧みられない無差別殺人容疑者の発言を寄り添い推察する形は確かに危険かもしれないが貴重かも

    #深い #タメになる

    0
    2022年07月09日

    Posted by ブクログ

    読み進めていけばいくほど暗澹たる気持ちになる、鬱の時には読まない本が良い本。
    ディープステート(闇の政府)が世の中を動かすという思想や陰謀論が出てくる理由、性愛を獲得できない男性がちゃぶ台返しをする理屈の話は興味深かったが、生身の性愛を獲得できなくても、そのうち男女共にAI搭載したアンドロイドが出て

    0
    2025年05月19日

    Posted by ブクログ

    個人的にはユヴァル・ノア・ハラリ著『ホモ・デウス』の副読本のような位置づけをしている。この本単体でも面白いが、『ホモ・デウス』の内容をより具体的にして、薄めて、一部発展させたような内容であるため、併せて読むことでより理解が深まると考える。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    橘玲が新自由主義のリベラル社会について書いた本。

    格差が生まれ、確実に生きづらくなることを感じた。
    そして、そんな生きづらい世の中でも希望を捨てずに生きていきたいと思った。

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    橘さんの本を読むと脱力感が大きい。世の中が思ったよりも汚いもののように思えてくる。おまけに救いも用意されていない。それが現実だよと。

    0
    2025年01月14日

    Posted by ブクログ

    現在の人類が抱えている大きな問題に切り込んでいて良い!
    生きていたら誰しも一度は考えたことのあることを書いているので普遍性が有り面白いです。
    中学生や高校生の授業で扱ってもいいと思う。(自分だったら扱ってほしい)

    0
    2024年10月08日

    Posted by ブクログ

    よく何を読まされているのか見失うことがあったが、安定的な社会が続けば続くほど、一定の指標に基づいて社会が不公平な方向に進んで固まっていくということがよく分かった。

    今は、それがメリトクラシーで拡大再生産されていると。そして、平等な世界をもたらす四騎士は、戦争、革命、統治の崩壊、疫病であり、気候変動

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    引用が多くて筆者が本当に伝えたいことが見えてこなかった。
    が、日本の行く末や各国の政治、なぜ無理ゲーなのかをマクロ視点から解説していてなるほど?となった。

    0
    2024年03月29日

無理ゲー社会(小学館新書) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

小学館新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

橘玲 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す