感情タグBEST3
これまでにもあった著者の主張(金融資本、人的資本、社会資本について)を広くまとめ直した内容。
特に若い人むけの最初の一冊として好適。そういう人には強く勧めたい。
既刊書と内容の重複が多いのですでに色々読んできている読者は読む必要ないかも。
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若者向けに書かれた本。お金について書かれた部分は、分かりやすく、素晴らしい。人生設計のような大きなテーマで書かれている。さすが橘玲氏。有益な本だった。
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若くもないオッサンなのに、橘玲さんの新作を書店でたまたま目にして購入。
いつもながらの切れ味鋭い文章を楽しませていただきました。
こういった「攻略法」と言うと言いすぎですが、知っておいたほうがよい情報は、若い人に届くといいなぁと思いました。
Posted by ブクログ
俗な題名で、読む前は正直嫌悪感すら抱いたが、題名で判断してはいけないと思い読んでみた。社会資本、人的資本、経済資本の考え方、弱いつながり、自分の強みに特化して投資すべきこと、幸せはレベルアップ(能力、地位等)することでこそ感じるものということ、資産の増やし方として自己投資以外にも共働きという発想があること等を分かりやすく書いており、学ぶことが多い良書だった。
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生きていくことは、大変だ。知識ある人、ない人。何を考えて生きているかが大切だと思う。何でも知っている人になりたいと思っている。学ぶこと、知らないことは無限にある。
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これまで著書の内容を若者(大学生くらい?)向けにまとめたような一冊。
20代でなくとも、これからの日本や社会の流れやそのなかでの生存戦略を知ることができるのでどの世代が読んでもいいと思う
Posted by ブクログ
橘玲の本を読み、新しい幸福論や人的資本の大切さに共感しました。他の著者との共通点も発見しました。変わる時代に「幸せ」の指針として、スティーブ・ジョブズのシンプルで質素な生き方が理想的と感じました。異なる視点を求めつつ、この本の提案には魅かれました。
Posted by ブクログ
橘玲の本を読むと、社会の「事実」を突きつけられる事が多い。
今回の本は2019年3月にポプラ社刊から刊行した単行本に加筆・修正を加えていれば新書化したものだ。
タイトルに使っている「リスパ」とは、「リスクパフォーマンス」のことだ。
「同じリスクならリターンの大きな方を選ぶ」あるいは「同じリターンならリスクの小さい方をを選ぶ」ことを言うと説明している。
著者は「人生をロールプレイングゲーム」だと例えている。
ゲームには攻略法があるが、人生に攻略法なんてあるかと思う人もいる。
良く考えると著者の言う通り、人生にもしていいこととしてはいけないことがある。
そう考えると人生=ゲームと捉えるのは自然なことだ。
会社、学校、社会にまつわる様々な「現実」について取り上げている。
おわりにどうすれば幸福になれるのかと著者は考える。
幸福の研究を行うと「モノよりもコトの方が幸福感は長く続くことを明らかにした」と述べている。
楽しいことやきれいな景色を見た体験は、高級ブランド品を持つよりも心の中に残り続ける。
橘玲は、本書でもブレることなく、社会の「事実」を浮き彫りにしていく。
Posted by ブクログ
著者の本は何冊か読んでいるが、また面白いところに視点を置き掘り下げたなぁと感心する。
ちょっとためになるものや、良く調べたなぁと思うものまで。
テイカーとギバーという表現は今風なんだろうか、ひとから与えられることに慣れて当たり前になっている若者…そして自分もそうかも知れないと考えさせられた。
ジェファーソン高校のセックス関連図も、それはと思いつつもそうして繋がっているというものや、末端とその円にいるものとの関連性は社会の中でも充分にあることなのではと考えさせられるものだった。
Posted by ブクログ
これを読む前に他の本で似たような内容を読んでいたので再確認という感じだった。とはいえ、私は幸福に生きるには危うい側の考え方、働き方をしているので危機感は更に募った。考えなければ。
Posted by ブクログ
お金、仕事、愛情・友情の観点から「攻略法」を述べられていた。リスパ思考の成功法則とサブタイトルはあるものの、あまりリスクパフォーマンスについて攻略法として取り上げられておらず、サブタイトルどこ行った?という気持ちにはなるが、全体的に考え方のためになる本だとは思う。ただ内容として目新しいものはあまりなく、最近のお金や仕事に関する本を読んでいればこの本に書かれていることはあまり参考にはならない。逆にほとんどそういう本を読んでいない人には、入門として読むのはいいと思う。