橘玲のレビュー一覧

  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    今の若者が感じる「無理ゲー」な社会がどう成り立っているのかその構造を紐解いていくのが趣旨なので、ではどうすればいいのか?という結論や救いはなかった笑

    ただ、リベラルに生きられている人は、誰かのリベラルの犠牲によって生かされているんだ、ということがとてもよくわかった。みんながみんな自分らしく生きるなんてそもそも無理やんなと...

    私も人生に迷って知覧に行ったら生き方変わるかな

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    2023年07月09日
  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    「自分らしく生きよう」「夢をもとう」といったリベラルな考えが進めば、当然、自己責任が強調される。
    それはスタートは公平ではあるが、その結果には逃げ場所がない。無敵の人、絶望死へと繋がっていく。
    さらには、モテ非モテが浮き彫りとなる。恋愛においては「男は競争し、女は選択する」。恋愛の難易度は上がる。フェミニズムは過激化し、ミソジニーが増す。
    では、昨今のリベラルな潮流がいけないかといえば、これはこれで自然な流れのように思う。“避けられない時代の流れとして行き着いた”とすれば、そういった意味においても、無理ゲー社会を思う。

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    2023年07月06日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

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    時代の流れによって生まれたギグワーク、フリーエージェント、格差を世界と日本を比較しながら、アジャストしていく人材になるためにはを述べる本。

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    2023年07月06日
  • モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略

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    ネタバレ

    面白い内容です、女性の考え方、感じ方の理由が生物学から考察されており、説得力がありました。自己啓発本というよりは、女性を分析した結果がまとめられている本というイメージで、この本を読んですぐに実践できる。というよりも女性という生き物を理解して、男性がどう振る舞うべきなのか。を、自分で考え、動けるように示唆してくれる本。と、思います。

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    2023年06月29日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

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    著者のいう「無理ゲー社会」を生き抜くには、社会ルールの仕組みや人間心理を逆手にとった裏道攻略(ハック)が有効だという。戦略書というよりは事例集といった感じの一冊。
    「快感回路」や依存症ビジネスなど人間心理ハックのトピックが興味深い。

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    2023年06月24日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

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    タイトルから、この世界を攻略するための指南書のように感じるが、具体な方法や、何かしらの新しい見解を用意しているわけではない。

    それは、第2章の『金融市場をHACKせよーー効率良く大金持ちになる「究極の方法」方法』の結末が、投資で大成功したソープやバフェットの次の様な言葉の紹介であることからもわかるだろう。「インデックスファンドを長期間保有しなさい」(個人投資家が金融市場をハックするのは不可能であることを前提としている)。

    投資の勉強をしたことのある人や、橘氏の本を読んできた読者であれば、こんなことは既に知っていることだろう。

    本書はハック本ではなく、たくさんの本を読み、その本に書いてある

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    2023年06月08日
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

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    気になっていた著者の本1冊目。
    いくつかの新しい考え方や情報を知ることができた。どちらかというとルールに則って正面からというタイプの私は、たまにこのような本を読んでいた方がいいように思う。そのことにより、より多様なものの見方ができてくる。
    また、改めて稼ぐ力と継続的に個人の能力を向上させていくことの大切さを感じた本でした。

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    2023年05月20日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

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    Part3 脳をHACKせよ あなたも簡単に「依存症」になる
    の章が一番面白かった。報酬系回路を発見した後のラットや人間の忠実な反応ぶりを読むと、生き物も煎じ詰めるとアルゴリズムの塊に過ぎないのかな、と思わないでもない。
    塩基とタンパク質を通じての個体統治では、俊敏性に絶望的な弱点があるため、脳があり、その脳を通じた代理統治が人生だと考えると、その脳にどの程度のバグが許容されるのかは、よく分からない。多すぎると淘汰圧を掻い潜れないだろうし、完全を目指して余りに脳がエネルギーを使うと燃費が悪過ぎて生き残れなさそうだ(ネアンデルタール人のように)。結局、今(ご先祖様を含めて)生き残っている、という

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    2023年04月29日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

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    2019年現在の社会情勢まとめ的な内容。よくある日本的な雇用形態を欧米と比較して真面目なビジネスマンを煽って焦らせるやつ。

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    2023年04月29日
  • マネーロンダリング

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    金融勉強本に最適。

    香港在住の主人公に舞い込んだロンダリングの依頼から、様々な事件に巻き込まれながらも案件をこなし、事件の真相を追い続けます。

    ストーリー、人間関係、キャラクターは火曜サスペンスの域を出ませんが、著者の金融知識が惜しげ無く披露されたロンダリングや金融詐欺等の実際をストーリー仕立てで分かり易く勉強する事が出来ます。その為に読むのもアリな一冊です。

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    2023年04月22日
  • もっと言ってはいけない(新潮新書)

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    人種や性別による差異が中心的な話題になっている。
    知能検査の人種的な差異については、知能の測定方法そのものに公平性が無さそうなことがわかった。
    地域的な差は、その地で生きていくための生存戦略と淘汰の結果だと思えば合点がいく内容だった。またセロトニンの分泌遺伝子の型の違いによって、民族的な外交的か内向的の差が生じていそうなことが興味深い。
    日本人は民族的にセロトニン分泌が少なくて悲観的気質といえそうなのだな。

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    2023年04月15日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

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    果たして本書が世の中をハックするような示唆に富んでいるとか、その事例を紹介するような本ななのかというと、必ずしもそうでも無いが、引用が楽しい。話題が興味深い。グッと引き込まれるような本だ。

    例えばこんなデータ紹介。婚活サイトのビッグデータ分析では魅力度下位80%の男が下位22%の女を奪い合う図式。逆に上位78%の女が上位20%の男に集まるのだという。まあ、これに関しては、データ説明の仕方がおかしく、上位80%の男女の傾向を示さねば対等じゃない。ただのランキング人気投票と同じなら、上位20%が男女共に票を獲得するのは、あり得る事だろう。

    リンストロームのニューロマーケティングの話。商品名を隠

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    2023年04月11日
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

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    有名な本なので読んでみた。

    何も考えずに過ごしていても資産は増えないので、増やすための方法が「黄金の羽」で、それを知って、実行しよう、という内容。

    この本が書かれた時から時間が経っているので、状況が変わっている。不動産は手が届かないぐらい高騰しているし、日用品も値上がりしている。
    確かに、会社に勤めて、源泉徴収されて、手取りの中から住宅ローンを払って、高くなっている生活費を払って、とやっていたら資産が増えないのはよくわかる。
    法人を立ち上げるまでやるかどうかはともかく、投資のことだけでなく、法律をよく勉強して、自己防衛をするというのは必要かも知れない。
    それにしても、税金を払うことを泥棒に

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    2023年03月31日
  • 働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

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    知らないこともたくさんあって、面白かった。
    好きなことでないと学び続けるのは無理っていうのはその通りだと思う。

    どんどん世の中変化していくなか、その変化に抵抗しないことが大事なのかなあと漠然と思った。

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    2023年03月24日
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

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    Twitterでおすすめされてたので読んでみた。
    節税方法など、この本の通りに真似ができるかは置いておいて、制度の歪みを見つけて黄金の羽根を見つけるという考え方については勉強になった。

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    2023年03月21日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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     本書の内容は、題名からネトウヨ的立場による朝日叩きかと思ったが、朝日叩きの内容はほとんどなく、リベラルと保守の本質を突き詰めていく内容である。
     なぜ各国でトランプのようなポピュリズムが台頭し、リベラルがどのような経緯で成り立ち、なぜポピュリズムに勝てないのか等リベラルや保守、ポピュリズムを知る上でかなり参考になった。また保守は各国独自の価値観に左右されるが、リベラルは国際基準で同じ価値観であるから、世界的に普遍の価値を有するということがリベラルの本質をついていると思われた。
     本書の冒頭で、日本においては自民党が革新的立場にあり、共産党や立民党が保守のような立場にあることが、若者層の支持を

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    2023年03月16日
  • 上級国民/下級国民(小学館新書)

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    知識社会の到来により、上級国民と下級国民の分断が世界中で起こった。エピローグの「経済格差はなくなっても、性愛格差はなくならない」「知識が不要になるくらいAIが発達したら、知識社会は終わる」という箇所が、印象に残った。

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    2023年03月13日
  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    キャッチーなタイトルな割に中をは本格的な社会学の論評の様子。自分には難しくてなかなか入ってこないところもあったが、

    LGBTと政治の関わりの変遷
    秋葉原無差別殺人事件の加藤についてのエピソード
    ユニバーサルベーシックインカムの問題点

    このあたりはそれなりに理解できたと思う。
    ラストまで読んで、ようやく本書の概観が理解できたが、
    リベラルな世の中で、リベラルを追求していけば必ず格差は広がりリベラルには解決策はない、行き着く先はメタ空間での人類補完計画・・・
    今、この世の中で生まれ生きている人は特に日本人は超高齢社会の中自分らしさと夢を求めることを強いられ、生きていかなければならない「無理ゲー

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    2023年03月12日
  • 専業主婦は2億円損をする

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    何か一つに依存するのは危険だし不自由になる。
    専業主婦は夫に依存し、その夫は会社を辞めたいと思ってもなかなかできなくなる。

    でも、専業主婦になりたくてなっている人はそれでいいと思う。それが世間では格好悪いと言われようが、自分にとっての幸せの方が大事だ。他人の物差しで自分の幸せを犠牲にしても、結局のところ、その不幸は自己責任にしかならない。だから、専業主婦になりたくて選んだ人は、誰が何と言おうと自分にとっての幸せを選択すべきだと思う。
    でも、本当は働きたいのに、やむを得ない事情で専業主婦をしている人は、結局どうすればいいんだろうか?フリーエージェントになることを勧めているが、スペシャリストなフ

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    2023年02月14日
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

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    持ち主に富を与えてくれる黄金の羽根の見つけ方とは?

    制度の歪みにいち早く気がついて、その制度がなくなるまで使うこと。
    例えば、マイクロ法人スキームという、第三号被保険者と言う制度の歪み、黄金の羽根を掴み富を得る方法、そして考え方が提示されている本です。

    制度の歪みとは、見つけ方とは、読めば個人がいかにして独立していくかのヒントが得られるのではないでしょうか

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    2023年02月01日