橘玲のレビュー一覧

  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想

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    イーロン、マスクなどの古典的なテクノリバタリアンの紹介から、世界的な規制を完全に破壊することを目指す。クリプトアナキズム、逆にシステムが社会を管理する総督府合理主義を紹介し、さらに、新しい動きとして、ベーシックインカムやCOSTなどの新しい提案も紹介している。現在のリバタリアンについての最新の情報を知るには良い本だと思います。特に資産の保有を費用化することによって、所有者による資源の死蔵を防ぐ、COSTと言うシステムの提案については初めて読んで興味を惹かれました。とは言え、現実化する事はほぼないと思いますが。

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    2024年08月28日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    内容は学びが多く面白い反面、「遺伝だからな」と努力をあきらめるようなことが起こってしまうような気がして複雑。

    また、年齢の上昇によって遺伝割合が上がるため、英才教育しても思春期位には遺伝的要素影響が出てくるので、親の努力が報われないのでちゃんと理解しておくべき。「あんなに努力したのに裏切られた」と感じる親がいると思うので、違いますよって言いたい。
    環境が遺伝子の発現のしかたを変えることがあるのも期待したい部分。

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    2024年08月21日
  • 女と男 なぜわかりあえないのか

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    橘玲さんの本はタブーを扱った本が最近多いような気がしますが、読んでいてワクワクします。内容が内容ですので、反感を覚える方もいらっしゃると思いますが、あくまでも橘さんの意見・考えであるため、その意見を批判や攻撃するのはいかがなものかと思います。
    本書を読んでいるいる時、パリオリンピックが開催されており、選手のコメント、態度や結果等に対してネットからの批判が多く、内容も過激との報道がなされています。
    ネットからの匿名だからこそ、さまざまな批判が起こるのでしょうが、誰もが違って、誰もが色んな意見を持っていて当然であり、それを認める社会を進めていく中で、逆に生きづらい世の中になっているのは皮肉なような

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    2024年08月17日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    う〜ん、なんか怖いですね。

    SNSの発達で、誰もが自由に発言できるようになった。しかし、執拗に攻撃して炎上し、人を傷つけることも。

    マイノリティの人権を保護するが行き過ぎて、マジョリティが息苦しさを感じる。それも違う気がしますし…。

    余計な発言をして、物凄いバッシングを受けた事例などもあり…なんでしょうね。生きづらい世の中になったのでしょうか。


    冒頭の小山田圭吾さんの話も、なんだかなぁ…そうなの?無実の罪で、東京五輪の音楽プロデュースから降ろされたの?
    この内容が、どこまで事実かわかりません。でも、書くことの暴力みたいな事は感じます。どこを、どう切り取って書くかで、受ける印象は変わり

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    2024年08月12日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    世の中の歪み、生きづらさの原因、難しさ、矛盾などについて、こういうことなんだな と思う。
    地獄的な面について認識しておきつつ、世界や身の回り確かに存在する、ささやかな幸せや美しさに目を向けて生きたい。

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    2024年08月12日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    橘玲さん著の本は殆ど読んだ事がある位、橘玲さんの本が好きなのですが、今回は安藤寿康さんという慶應義塾大学の名誉教授の方と「遺伝」についてタブー無しで切り込んでいる本です。正直な感想は、「難しかった」です。又、従来の橘玲さんの本と比べるとテンポが良くないかな~。全ては私が「遺伝」に関する知見があまりないからなんですが・・・・
    「遺伝」の事に話を戻すと、個人的な感想としては、「親からの遺伝は凄く影響しているし、子供にも影響するだろうな~」って事です。難しい本ですが頑張って読んでみて下さい♪

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    2024年08月10日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    誰もが「自分らしく生きる」ことを追求できるようになってきたという意味でリベラル化は基本的によいことだということは前提としつつ、その必然的な帰結として、そこから生じた「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動がキャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、世界が「地獄」と化していくことの背景等を考察し、それをどう生き延びればよいかについて示唆。
    偏った考えが入り込みがちなかなり難しい問題だが、著者は冷静かつバランスのとれた筆致で、様々な研究や見解も参照しつつ、考察を進めていて、好感を持つとともに、内容にも納得性があった。
    報道で聞きかじった程度でイメージを形成していた小山田圭吾炎上事件

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    2024年07月31日
  • 不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0vs4.0

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    正社員と派遣社員だけではなく就職偏差値が「身分制 」と言えると思うが、その参加資格は大学の偏差値によるため、受験戦争が過熱する。つまり、学校の試験の出来具合が、一直線に「将来の身分制」に繋がっている。やり直しの効きにくい勝ち抜き戦である。会社人生とは、他人の支配下において、雇われ、尚且つ他者との比較で評価されるために、基本的に「不愉快」なものである。それに対して、やり直しの効かない社会、というのが不条理の根源という気がする。

    どれだけ信用があっても巨額のプロジェクトを契約を個人と結べないのは、当事者がいつ死ぬか分からないから。そのため長期投資は、組織と契約するようになる。また、個人は気まぐれ

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    2024年07月27日
  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想

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    ハイテク企業のトップの天才たちが
    どんな社会を理想と考えているのかを解説した本

    社会は天才たちが作り出したものによって大きく変化していく
    (スマホ、SNSとか…)

    それならば「天才たちが考えている理想の社会」を
    把握しておくのは重要だ

    と思って読みました。

    天才たちは、テクノロジーを使って
    政府の介入がない「自由」な世界を目指しているけど
    その自由な世界は、「自由を上手く活用できる人」のみしか
    生き残れない世界なのかもしれない。

    内容自体はめちゃ難しいけど
    このような思想でテクノロジーが生まれていっているというのを
    頭の片隅にでも入れておくことは大切だと感じました。

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    2024年07月12日
  • シンプルで合理的な人生設計

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    幸福度を測ることはできないけど、お金があれば自由度が増す。いつもキリキリしてる人よりも、余裕がある人の方が幸福度は間違いなく高い。
    コスパよく生きなさいというわけではない。幸福になるために、コスパよくその土台を作りなさい、というのが本書の主張。

    自由は幸福の絶対条件だけど、自由度が多ければ選択肢も広がる。結果として、選択したことによる後悔も多くなる。
    それを回避する為には選択肢をあらかじめ決めておく、というのは合理的だと思った。
    選択肢を決めると言っても、いつ何時どんな選択を迫られるかはわからない。答えを決めるというのは、自分の生きる指標を決めておくということが一番有効かと思った。

    「短

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    2024年07月07日
  • 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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    意外にも動物行動学の知見
     人間の本質は動物からさう変ってゐないことを、動物行動学の知見を交へつつ説明する。ロングテールも紹介されてをり、それがフラクタルを描くニッチ空間だといふ。
     10年前から橘玲は知能が遺伝することに言及してゐて、先進的だなあと思った。

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    2024年07月04日
  • テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想

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    とてつもない富を持つ天才たちと、我々凡人との違いがよくわかる本。

    そういう人達向けに、死体を冷凍保存して、人間が機械に置き換えられる日を待つ冷凍保存ビジネスが存在し、数十万ドルというお値段、数百人の顧客もすでに存在するというのには驚いた。

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    2024年07月03日
  • 言ってはいけない中国の真実――橘玲の中国私論 改訂版――

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     中国の不動産バブルや政治腐敗、対外膨張主義等を中国の古代からの文化や価値観に基づいて分析している。中国について書かれた本は大部分が極端な立場から、主観的にかつ自らの期待をあたかも事実として書かれていることが多いが、日本に耳障りの良い見方でも中国に偏った見方でもなく、特定の色に染まらない冷静で客観的な分析に終始しており、筋が通っていて説得力があった。

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    2024年07月01日
  • マネーロンダリング

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    ネタバレ

    実際今今はもうできないことは多々あると思いますが、知識に裏付けられた、マネロンをするための世界を股にかけたテクニックがふんだんに込められている。

    香港に住んでいた身からすると、懐かしい名前とともに、ちょうど住んでいた頃の話でもあるので、リアルタイムで読んでいれば、この話をもっとリアルに感じられたかもしれない。

    お金にとらわれすぎると身を滅ぼす。
    不幸は金で解決できない、というのをすごく感じさせられた。寂しいのか、虚しいのか、でも無視できない。理不尽がまかり通り、不運が重なる。
    どうにもできないことはある。

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    2024年06月22日
  • 朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論

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    面白かった→
    リベラルな政策の選択肢を先に政権与党に奪われ、高齢の正規職員で構成される労働組合を支持基盤に持つ野党が保守的な政策の選択肢を選んでしまうってとこ。

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    2024年06月16日
  • 全員“カモ”―「ズルい人」がはびこるこの世界で、まっとうな思考を身につける方法

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    【334冊目】特殊詐欺がこれだけ社会問題になる中で、どうして人はだまされるのか知りたくて読んだ本。洋書の翻訳なのに珍しくスイスイ読めた。

     だまされてしまうのは人には認知的なハビットがあるから。4つのハビットは以下のとおり。
    ①集中…相手は何を隠しているのか
    ②予測…「期待外れ」を喜べ
    ③思い込み…判断を後回しにする←要は賢いフリや分かったフリするなってことだと理解しました。
    ④効率…相手の痛いところを突く←決断のときにもう少し踏み込んで調べたり質問したりすべきってことかと。

     詐欺師や政治家やセールストークが利用する4つの認知的なフックがこちら。
    ①一貫性…この世界は不合理だ←一貫性があ

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    2024年06月15日
  • 運は遺伝する 行動遺伝学が教える「成功法則」

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    遺伝子解析の行末(ヒトとしてのタブーに入り込む)
    遺伝子学の世界は、遺伝子検査によってヒトの知能、病気や性格など人生でのイベントが見えてくる、という時代になった。「環境にもよる」という説に対しても遺伝子学は人間のタブーの世界「言ってはいけない」域に入りつつある。それはゲノムの編集により病気や性格などを変更することも可能になり、身体的、精神的にも人的操作で変更できる世の中になる、可能性もある、ということだ。 また、遺伝子学の研究にはさらに何歳ごろに死ぬのかなど生まれながらにある遺伝子で病原の発生時期なども解析できる、という未知なる世界へ踏み込んでいると言う。本書は専門用語も多く理解し難い部分も多

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    2024年06月02日
  • 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

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    とても体系だっていて論理的で読みやすい。「幸福」だとか「幸せ」を定量化することは難しい。なのでそれらに関する本ではエビデンスを示すことが難しく、机上の空論になりやすい。
    そんな中、本書では数多くの定量的な研究結果や調査結果を示しながら、現代(2017年時点)の資本主義における幸せな人生の理論上の正解を導き出そう試みている。

    思考検討のベースが経済学のようで、経済的な観点から論理を積み重ねていくのが特徴的だが、同時に性風俗業界に関する情報の引用や脳科学研究からのアプローチなどもあり、多面的に主張の根拠を固めていっている点に面白く、また好感が持てる。

    本書での答えはあくまで理論上の結論であるか

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    2024年05月31日
  • 残酷すぎる人間法則

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    人生において本当に重要なことは他者との関係だ、という本。1つ1つのトピックがキャッチーでおもしろい。

    ・見知らぬ人の考えや気持ちを察する実験の正答率は20%。だが人は80%の確率でその判断が正しいと思っている。
    ・女性が人の心をうまく読み取れるのは、人の心を読み取ろうとすることに意欲的だからだ。
    ・第一印象は70%正しい。30%の間違いの最大の理由は確証バイアスによる。だから、第一印象が悪い人に二度目のチャンスを与えよう。
    ・白状させるには、想定外の質問をするか、証拠の下調べをしておくこと。
    ・友だちとはもう一人の自分。
    ・友だちをつくるには、相手に時間をかけて、自分の弱さを見せること。

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    2024年05月29日
  • 新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ

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    ネタバレ

    日本の税の仕組みの歪みから生まれる権利「黄金の羽」の拾い方を説明してくれている。
    前半は、今までの税の歴史とその中での歪みと「黄金の羽」の存在を筆者の体験も交えて書かれている。
    直接お金持ちになれる方法が知りたいと思って手に取った人は、憂鬱なパートになるかもしれない。

    中盤では、資産運用の方法が説明されている。増やし方、無駄の省き方が細かく丁寧に説明されている。
    投資・持ち家と賃貸・保険に関して具体的な方法と考え方が語られており、それらについて知りたい方におすすめ。

    終盤には、「個人」と「法人」を使い分けて日本の税制を効果的に活用して、自身の資金を増やす、残す方法について書かれています。

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    2024年05月15日