橘玲のレビュー一覧

  • 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

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    とても分かり易く、納得できた。不動産については、ロバート・キヨサキとは同じ主張をしているけれど、根拠や論理は全く別。キヨサキの論はアメリカ特有の理由も多いので、こちらの方がより地に足ついた説明だったし勉強になった。保険と年金の章も同様によかった。ただこの章は、おまけとしても年金健康保険の破綻を防ぐための政策提言とかがあって所々読書がぶれてるように感じた。消費者側としては特に関係ないかな。あと、PT(Permanent Traveler)については非現実なので内容自体まったく不要。しかし全体通して非常に勉強になった。

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    2014年04月26日
  • 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

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    橘玲(たちばな あきら)の本。
    2冊目。

    おおざっぱにいうとこんな感じです。

    1不動産(家を買うのと賃貸の違い等)
    2保険
    3年金や健康保険
    4これからの人生

    現代の一般的なサラリーマンが人生のうちに直面するであろう、大きな買い物不動産と保険についてわかりやすく解説されております。

    普段聞けないような裏側をわかりやすく書いてあるので、これは読んでおくべき1冊ですね。

    不動産については、この本に書かれていることを実践して、買うことが幸せで、成功者と思っている人に差をつけてやりたいですね。
    やっぱ、引退する時になって、やっぱおれの方が正しかったやん!と言ってやりたいですね。

    保険につい

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    2014年03月16日
  • 知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語

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     橘さんの著書は以前読んだことがあるのだが、それほどの印象は残っていない。しかし本著は多くの魅力的な言葉を盛り込んだ人生論の好著。現代において生きていくうえで必要な「お金」の問題を様々な角度から「生き方」に結びつけて論じている。それもよくありがちな財テク本とは異なり、世の中への皮肉を込めた哲学的考察を詩歌的文体で書き上げているのが特徴。また現実的な問題についての考え方をQ&A方式で綴っている「よくある質問とその回答」も出来がいいし、取り上げている参考文献も興味深いものが多い。著者は経済学者か投資コンサルタントだと思っていたのだが、実は作家だったというのはちょっと意外だった。

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    2014年02月25日
  • 日本人というリスク

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    橘玲の本はホンマに面白い。実に良書。
    「日本」について、経済的・金融的な観点や政治的な側面、クリティカルな「考え方」をしっかり読み込める1冊。

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    2014年02月17日
  • 臆病者のための裁判入門

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    地裁から移送を受けた簡裁はそれを再度地裁に移送はできないが、別の理由で再移送はできる。そして、それを地裁がまたまた簡裁に移送されることはないが、それは法が決めているのではなく、あくまでも慣例。
    仲裁は外国でも執行可能。
    主婦が本人訴訟で国を負かした判例がある。

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    2013年11月06日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    いや~とにかく面白かった。

    海外に投資をしようと思ってから
    とたんにグローバルな金融の実情が自分の視野に入って来るようになってきた。

    以前は「法の目をくぐり抜けるってどういう事ですか?」
    「くぐり抜けられない法律を作ればいいじゃないですか。」
    と、単純に思っていたのだが
    現実はそんなに単純ではないことが、だんだん分かってきた。


    なぜ、法の目をくぐり抜けられてしまうのか。
    それは世界の主権国家がそれぞれ法律を作っているからである。

    世界の国家の数は190以上。
    世界の通貨の種類は100以上もある。

    一国の法律と通貨でも、税金を計算するのには税理士が必要なのだ。

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    2013年08月29日
  • 臆病者のための裁判入門

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    「マネーロンダリング」、「お金持ちになれる黄金の羽」など多くの「お金系」本を発表している著者がなぜ、法律本を?それは偶然が重なり、民事裁判の代理人を著者が務めることになったからだ。

    外国人の知人が不誠実な交通事故対応をする損保会社へクレームをする手伝いを、軽い気持ちで引き受けた著者。しかし、その解決に奔走するうち、お役所のたらい回しと著者のライターとしての興味力が混ざり合って、あれよあれよと法廷へ。そんな実体験をベースに日本の裁判事情を初心者に語っている。

    簡易裁判所から地方裁判所へ。逆の流れもあり。そんな繰り返しだけで時間を浪費し、なかなか判決を出そうとしない日本の裁判ルールは初心者には

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    2013年07月08日
  • 日本人というリスク

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    会社や国家をあてにする事は大いなるリスクであると説いており、それを人生のバランスシートを使って上手く説明している。また、自殺数の分析から、1997年の金融危機が、東日本大震災に匹敵するほど、日本に大きく影響を与えたとしているのは説得力がある。また、国債の信頼性が揺らぐ条件を解かり易く解説しており、いろいろ考えるヒントになる。

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    2020年10月26日
  • 臆病者のための裁判入門

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    これからの東日本大震災の損害賠償請求が問題ですね。
    もはや処理がパンク同様になりつつあるらしい。
    これからがどうなるのか見ものでもあります。

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    2012年11月20日
  • 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術

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    金融の基礎の基礎。
    運用に関しても基礎。

    国内でしか投資した事ない人、ヘッジファンドやタックスヘイブンを知らない人、武富士裁判の意味を知らない人・・・ホンマ基礎の基礎。相変わらず、橘玲の本は読みやすく分かり易いです。

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    2012年10月30日
  • 得する生活 お金持ちになる人の考え方

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    読み物としてとてもおもしろい。
    得する生活と言うよりは、
    日本の経済の裏側
    日本の社会の裏側を解説した本

    クレジットカードとマイラーに
    以外に苦労している闇金の話と読んでいて飽きない。

    「黄金の羽根の拾い方」
    同様私は強く思った
    考えて生きろと。

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    2012年10月07日
  • 「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計

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    文字通りすり切れるほど読んで、今日も1年ぶりに手に取った。
    何度読んでも心にしみる内容。
    今日も勉強させていただきました。
    やっぱ橘玲と海外投資を楽しむ会が一番いいや。

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    2011年11月23日
  • 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

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    保険の営業をかけられて、友達に薦められて手に取った本。お金との付き合い方を考えるきっかけになった。元上司の富豪両親がフィリピンにいる理由が分かりました。

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    2011年11月04日
  • マネーロンダリング入門 国際金融詐欺からテロ資金まで

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    現在の資本市場におけるマネーの動きと規制の関係を論じることを通じて、読者の社会倫理的スタンスおよび経済的在り方を激しく揺さぶり、再考を促す、非常に素晴らしい本。

    タイトルにはマネーロンダリングとあり、これは一般に犯罪資金の洗浄を指す言葉だが、本書はこの語をもう少し広く捉え『財テク』と似たような意味合いで使い、うまく規制を迂回し収益性をあげる資金の動き全般を扱っている(もちろん違法資金の洗浄手法に関する記述も載ってはいる)。
    しかし本書の本質はそうした『マネロン』手法の記述にあるのではなく、以下の3点にまとめられる:

    ①収益性を求め資本が自由に移動し続けるグローバル資本市場と、国家ごとに閉じ

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    2011年10月18日
  • 永遠の旅行者(上)

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    すてきなロードムービーで、かなりサスペンスで、脱税テクニックの手引書であるとともにラブストーリーでもあります。シベリヤに抑留された祖父、ドラッグ中毒になってしまった息子、総合失調症のその娘の3代に渡る壮絶な人生が書かれています。

    「君はたくさんの素敵な恋をして、お伽の国の王女さまのように幸せなるんだ」

    「これからは、あなたが自分の人生を楽しむのよ。そして、いじわるで高慢で魅力的な女になりなさい」

    こんな言葉で人を励ませる人にになりたい、と思わせる小説でした。ちょっと難しいけどかなりおすすめ。

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    2011年09月27日
  • 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

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    ①「終身雇用制」が崩壊。

    ②「年功序列」の人事システム崩壊。

    ③「メインバンク資本主義」が崩壊。

    ④不景気による失業率の上昇。

    ⑤不動産価格の大幅下落による持ち家をもっていると安心神話の崩壊。

    ⑥銀行・ゼネコン・商社・流通業等の「大借金企業」救済のためのゼロ金利政策により、個人の金融資産の大半が仮死状態。

    ⑦一部の生命保険会社の破たんによって、保険金額が減額される。

    ⑧年金制度の破綻により、年金保険料の増額と給付の減額が明らかになる。

    ⑨健康保険制度の破綻によって、健康保険料、医療費が大幅上昇。

    ⑩景気対策のため、国債発行増発により国が巨額の借金を抱える状態になり、返済のため

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    2011年06月24日
  • 亜玖夢博士の経済入門

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    橘玲さんのフィクション作品。
    経済に関する実は知られていない事実がすっごくダークに描かれていて、面白くていっき読みできる。
    文庫版で安くなったのも○。

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    2011年01月07日
  • 知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語

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    ・サラリーマンの人生は定期預金に似ている
    ・人生にはリセットボタンはない。旅はいつかは終わり、戻るべき家はない。
    ・人生の選択肢を幾つ持っているか?
    ・未知の海への航海は、安全だけれども単調な一本道を歩むより、ずっと魅力的ではないだろうか?
    ・生命保険はギャンブルとしては救いがたいほど魅力がないが、抽選に外れたということは自分がまだ生きているということなので、文句を言う客はいない。
    ・豊かな社会では、生命保険の必要性は低下していく。
    ・持ち家と賃貸ではリスクの所在が異なる。不動産を所有することで、そのリスク及び成果を一身に負うこと。
    ・持ち家から賃貸に戻ることは困難だが、その逆はいつでもできる

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    2010年11月07日
  • 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

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    今更ですが、将来に危機感を持ちました。経済的な自立ができるように、今から少しずつ出来ることを勉強しながらしていこうと。特に、資産運用はゼロから考え直さないとなあ

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    2010年11月06日
  • 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」

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    持ち家と賃貸はどっちが得か?の章は、住宅を購入しようとする人は読むべきだと思う。何も考えずに住宅ローンを払って購入して、家計が破産するであろう愚かな人は、こういう本は読まないだろうが。

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    2010年08月13日