橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これはすごい!受けたことないけどレーシック手術を受けたらこんな感じに見えているものの解像度が上がるのかな…ってぐらいに今、起こっていることが見えた気分になりました。ただあまりにも鮮明で見えてなかったものが見えちゃって気分悪くなりました。P44の図2のホームベースに安全を置きライト線が忠誠、権威、神聖を大切にする共同体主義、レフト線が公正、平等を大切にするリベラリズム、センターラインが自由を大切にするリバタリアニズム、それ全体がリベラルデモクラシーで、センターの場内から場外に出るあたりに功利主義がゾーンを取り、場内場外の境目にクリプト・アナキズムと総督府功利主義が接していて、その両方でテクノ・リ
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Posted by ブクログ
読むと「絶望」します。
本当に「残酷すぎ」ました。
タイトルの「人間法則」というところから、てっきり「人との助け合い」「人間関係そのもの」を論破する内容だと思い、人間関係に疲れた果てた私は安心するために購入して読んでみのですが…。
本っ当に絶望しました。
どうしてくれるんですか!?(笑)
いや、本当に凄い本でした(語彙力)
人間関係に絶望した私に…
これ以上に人間関係に絶望しないだろう私がに…
更に「究極の絶望」を体験をさせやがった本です。(笑)
私個人的な体感としては
読めば、ほぼ間違えなく「人生(というかまずは人生観)」が変わるでしょう。
読み終わってみて
「自分を大切にし -
Posted by ブクログ
現時点の科学で判明している
生物学・進化心理学的に
女性が恋愛する時
どういうところを評価して好きになるのか
わかりやすく解説しています。
本書は
女性にモテたい男性へ
向けた本になっており
生物学・進化心理学的に
女性はどういう男性に
本能的に惹かれるのか書かれています。
ただし、本書では 恋愛・結婚は
どちらかが一方的に搾取し搾取されるもの
ではなく 男女両方が
お互いにウィンウィンになるような
恋愛・結婚が望ましく、それを手に入れるための
『倫理的なモテる技術』についての
解説だということをいうことを念頭に置いて
読む事が大事だと 根気強く伝えています。
また、
本書は一応 男 -
Posted by ブクログ
橘玲氏と行動遺伝学の第一人者である安藤氏の対談形式の本で、運すらも遺伝していると言えるのだというのが大きな主張。元々は安藤さんが2000年には遺伝の重要性を指摘する新書を出していたんだけど、2010年代になって橘氏の著者が売れて話題になった。
運は遺伝するというのは、例えば遭難したとして運も悪いけど遭難しやすい環境に身を置く選択をしたのは遺伝だよねという。
ただ性格とかはポリジェニックなので特定の遺伝子がどうこうというわけではない。平均への回帰が効くので両親が能力高くとも子はそうでもないことや鳶が鷹を産むもあり得る。少子化で子ども1人を当りにしないとという強迫観念があるが、子が多かった時代は当 -
Posted by ブクログ
ネタバレおーこれは久々に面白かったです。(最近、著者の新しい本て前の奴と中身いっしょじゃなない?みたいのが多かった気がするのでいうと。)
2025.2.6追記
松ちゃん・中居くん、フジテレビの件など、本当に世界が地獄になってきましたねえ。また、トランプがLGBTをぶったぎったことで、これまでの数年がいかにおかしなリベラルが広がっていたかも露呈しまった気がします
P6
私は”リベラル”を「自分らしく生きたい」という価値観と定義している。そんなのは 当たり前だと思うかもしれないが、人類史の大半において「自由に生きる」ことなど想像 すらできず、生まれたときに身分や職業、結婚相手までが決まっているのがふ