橘玲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学卒業後の1982-1995までを中心にした、橘玲の自伝。(彼が元編集者だと知らなかった)
当時の出版業界の勢いや破天荒さが面白い。
そして過ぎ去った時代に対するノスタルジーも心地良い。
今のスーパー売れっ子の彼がどうできたかが興味あったが、大学卒業までは適当であり、その後出版業界で多くの経験を積んだことで成長したようだ。
かなり仕事に打ち込んでいたようだ。
でもそれまでの仕事の経験と、彼の処女作『マネーロンダリング』やその後の著作に強い関係性があるわけではなさそうであった。つまり、その後の読書と執筆の生活によって数多くのヒット作を生み出したのである。
長い間の編集生活によるスキルはあるだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ上級国民/下級国民と言うと抵抗を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、これは2019年に池袋で発生したひき逃げ事件をめぐり、ネットに飛び交った言葉だそうです。
本書は社会学系の本で、日本やアメリカに限らず全世界的に等しく起こっている、持つ者と持たざる者の分断について解説しています。
著者曰く、その引き金となったのは「リベラル化、知識社会化、グローバル化」の3つでした。
最後まで読み進めると、なぜ(数々の問題行動や問題発言があってもなお)トランプ氏が人気なのか、反日・嫌韓・反中を謳う人はいったい誰なのか、といったことが感覚的に理解できるようになります。 -
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Posted by ブクログ
# 丁寧に説明された、カネに関する本
## 面白かったところ
* 出版業界の例を挙げて、新書がどの本屋さんにも並ぶ理由が具体的に説明してあるところ
* 簡単にカネを生み出す方法に関するリスクと、築き上げた資産を守る方法が割と現実的に書いてあるところ
## 微妙だったところ
* 仕方無しかもしれないが、かなり抽象的な温度感で書かれており、ピンと来る人にしかわからない書き方をしている
## 感想
橘玲先生の特徴として富者と貧者の対比が印象的だが、当書ではそのような描写が少ない。
若かりし頃の先生が奮って筆を走らせた本だからかもしれないが、とにかく制 -
Posted by ブクログ
勝間和代と香山リカの討論から広がる
「恐竜の尻尾の中に頭を探せ」
「伽藍を捨ててバザールにむかえ」
性格や知能も遺伝で決まる
身体的特徴が許されているのに知能の遺伝はなぜ認められないのか
それは政治的に正しくないからである。政治問題になってしまう
貨幣空間、政治空間(友情空間)、愛情空間と3つに大別でき幸せに感じるかは後者ほど大きく感じるが、現代は貨幣空間と友情空間がつながりつつある(評価経済社会)
評判が集まる人が結果的に金銭も手にする。現代は「評価」獲得のやりあい
貨幣空間が合理的でシンプルでストレスが少ない、PTAなどの中間共同体の崩壊で政治空間はほぼなくなり貨幣空間に愛情空間が向き -
Posted by ブクログ
多くの事例研究を元に〝幸せ〟になるには対面の人の繋がりに身を置くことでのみ得られるとした。
人生を幸福にするものは、①個人としての成長、②愛に満ちた人間関係、③コミュニティへの貢献。
現代の成功は、努力して個人的能力を高め、お金を稼ぐ事、裕福な生活を送る事、と考えがちである。しかし、私達の体は数百万年の原始時代の経験でできており、そこには他者と協力する事が我が身を生かすのに最も重要であり、それに繋がる出来事に快楽・幸せを感じるようにできている。
友人のグループを持つこと。これを継続する努力をすること。これを意識して生活したい。反対にこれ以外の要素(例えば、仕事の良し悪し、お金の損得)は -
Posted by ブクログ
「人生の目的は幸福になること。」皆そう思いながらなぜ幸福になれないのか、それは幸福の対象と基準が人それぞれ違うから、確かにそれはそうなのだが、それぞれ違うにも関わらず共通する状態がある。
ひとつは「好きな事を夢中でやっている。」
二つ目は「後から振り返って幸福だと思える。」
という事だ。
僕自身も、陸上競技でタイムが速くなるために一生懸命だった事や社会人になってからの大プロジェクトで仲間と血眼になりながら仕事をした事など、今振り返って幸福だった思えることは沢山あり、確かにその最中は夢中だった。
ということは、夢中な時間を長くすることが幸福になるためのシンプルで簡単なアプローチではないかと思う