橘玲のレビュー一覧

  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    話題にするのを憚られるような内容を集めたような本。
    キャンセルカルチャー、差別、偏見、頭の悪い人、自尊心、マウントなど、SNSで発言しようものならあちこちから叩かれそうなことについて科学的な実験をもとに見解を述べている。
    ちゃんとした実験をエビデンスにしているようなので内容はある程度信頼できるが、人間相手の実験なので、時代や被験者で結果は変わるかもしれない。

    ただ、色々な事柄について書かれてはいるが、本書全体を通して筆者が言いたいことはイマイチ伝わってこないかもしれない。
    それで結局どうなのか?ということについてもう少し書いて欲しかった。

    SNSや企業PRでキレイゴトばかり並べたててるけど

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    2026年02月02日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

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    解説にある通り、細部の描写が面白い。ただ、登場人物と筋書きがまぁまぁ多く、混乱というか、深く理解できないまま読み進めていた部分もあった。少し寝かせて、いつかまた読み直したいと思う。

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    2026年01月28日
  • 無理ゲー社会(小学館新書)

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    なるほど確かに、自分らしく生きるの呪縛はすごい。
    夢ハラスメントを起こしかねないしひいては孤独をも生み出す。
    資本主義のもとで平和が続くと格差は拡大していくんだって。

    私は資本主義社会、知識社会に於いては恵まれている側の人間だからこそ知らなかったことも沢山あるなと感じた。
    現代社会では、失敗しても死ぬことはないだろうと思っていたけど、死にたくなるくらいの絶望はあるのかもしれない、、、。

    じゃあそこを解決するために尽力することはできないけど、現実を知っておくこと、その上で自分はどんなスタンスを取りたいか常に考えておくことは重要だと感じた。

    もっと経済の勉強がしたくなった。

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    2026年01月24日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    最近見た中で1番ためになった。
    人間として生きていく上で読んでおくべき本。
    世界の見え方がすこし変わる。
    「バカ」と「無知」な他人の思考回路を学ぼうとしたが、自分にも当てはまることが多すぎた。
    振る舞いを考え直させる一冊

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    2026年01月22日
  • 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

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    幸福に至る要素を、金融資産、人的資本および社会資本に分けて、プア充やソロ充などの幸せの感じ方を整理している論法に納得感あり。

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    2026年01月19日
  • 裏道を行け ディストピア世界をHACKする

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    システムトレーダーの山本さん
     2000年から300万円でシステムトレードを始めて億り人、死んだあとも4本のプログラムが1週間で700万稼いだという驚きのエピソード。

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    2026年01月16日
  • タックスヘイヴン Tax Haven

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    日本、シンガポールを舞台にマネーロンダリング、贈収賄、殺人事件等、様々な事象が繰り広げられる国際金融小説。
    一方、チャンドラーに連なる伝統的なハードボイルドの系譜の作品とも感じた。オルターエゴとしての2人の男と美しく無垢でミステリアスな1人の女。「グレート・ギャツビー」と同じ構成。古波蔵、槙島、紫帆の3人は、「ロング・グッドバイ」のマーロウ、レノックス、アイリーンに、村上龍「コインロッカーベイビーズ」のキク、ハシ、アネモネと同様の役回りである。
    登場人物が住む東小金井のアパート付近の場面が自分の生活圏と重なり、ほのぼのした。

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    2026年01月10日
  • 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

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    ネタバレ

    教養がないと自覚している人は中盤の教養ラッシュに面食らう可能性があります。
    でも結論は好き。
    初版が15年前ということで仕方がないですが、現在ではロングテールの中のショートヘッドが無限に増殖しすぎて逆に辟易としている感もあり。誰も口にしないけど、皆の心のなかでは大元の巨大なショートヘッドをこっそり欲していたり...

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    2026年01月08日
  • シンプルで合理的な人生設計

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    唯一平等な時間を何に割くか。
    健康に気を使いつつ、働き、余暇を楽しむことが人生であるのだが、
    よく寝て(8時間)働いて(8時間)、食事など(5時間)で残りは3時間ほどしかありません。

    そんな限りある時間で、ぼくは“善”について考えていました。
    でもそれは、“善”について「考えたくないから考えていた」という側面があったと思います。
    「人生の解」「人とは」「善」…答えのない問いですが、それらの(考える)土台がなければ、「社会」「お金」「ビジネス」等は考えられないと(直感で)感じており、しかし、働いて食事をしなければならないジレンマが人生でした。

    働いて食事をするために、「人生」や「善」の解をさ

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    2026年01月08日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    それまで緩やかだった変化が、ある閾値を超えた瞬間に一気に拡大する——その転換点を「ティッピング・ポイント」と呼ぶ。これがグラッドウェルの提示する核心的な概念だ。
    著者は、変化を爆発的に広げる担い手として「コネクター(広範な人脈を持つ人物)」「メイヴン(情報の専門家)」「セールスマン(人を動かす説得者)」という三種類の人物類型を挙げる。現代で言えば、新型コロナウイルスの感染拡大を一地域から全国へと広げた、いわゆる「スーパー・スプレッダー」的な存在がこれに近いだろう。また、変化が定着するかどうかは「時代の空気感」、つまりその変化を受け入れる社会的な雰囲気が醸成されているかどうかにも左右されると著者

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    2026年01月06日
  • マネーロンダリング

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    2002年だから24年前の作品になる。
    あの当時の香港の様子を背景に金融の裏側を知ったプロの語り口。金融に詳しくない者にも混乱なくその手法が理解でき、それが決して解説本にならずアングラな世界が表裏一体となり物語が進んでいく。

    マーケットに裏切られた男と、幸せだった頃に戻りたかった女の悲しい物語を金融の表と裏の世界で見事に描いた良作。

    人は誰しも愛する人の元に帰りたい。
    それを忘れさせ、狂わすモノがお金なのか。
    お金で幸せになる者、不幸になるもの。

    幸せになる努力を怠ったってしまった末路なのだろうか・・。

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    2026年01月04日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    小山田圭吾のいじめ問題から始まる。ポリティカルコレクトネスによる生きづらさがメインのようだが、根は深い問題として提起されている。

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    2026年01月03日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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    人が生まれ、育ち、生きていく過程の中で、遺伝・家庭・教育・環境・集団・etc・・。様々な観点からデータと文献を用いて語る話はとても興味深く、難解であるはずの内容を、なるほどッと納得しスッと腹落ちするのは筆者の筆力によるものだろう。
    ノンフィクションや、人間行動学など人に興味のある人には、次の本も読みたくなる内容です。

    この本の企画を思いついた「あとがき」を読んで、星⭐️一つ追加しました。

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    2025年12月31日
  • シンプルで合理的な人生設計

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    正直なところ、この著者の本は当たり外れが多いと感じてたのですが…著書は当たりだと思います。

    資源が有限だからこそわたしたちは選択しなくてはならない。これをトレードオフという。
    例えば、恋人ができると他に恋人をつくれない(浮気という手段があるけどおすすめしない)

    1日24時間だけど、実際【睡眠、食事、着替え、片付けあるいは子供の世話】などどうしてもやらなければならない時間を差し引けば1日のうちに自由に使える時間は10時間程度になる。(睡眠を極端に減らすのは認知症になるおそれがあるためおすすめしない)

    だからこそ、人生の優先順位を決めようねって1冊。

    また、コップ理論に納得する1冊でもあり

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    2025年12月28日
  • 人生は攻略できる

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    好きなことに夢中になるのが「やりがい」で、それが積み重なると「生きがい」になり、それをあとから振り返って「幸福な人生」だと思うのだ。

    共感だった。笑

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    2025年12月22日
  • 新・貧乏はお金持ち――「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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    マイクロ法人、家庭と合わせた資産の考え方が学べる。
    社会保険料が高くなっていく中で、上手に節税をしながら、豊かになるハック術を学べた

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    2025年12月20日
  • バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書)

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    小説しか普段読まないですが、この手の本も読んでみたくなり、手に取りました。

    人間を生き物として冷静に捉えて考えると言う視点を持つのにこの本はいいと思います。
    遺伝や、本能などロジカルに感情の原因を理由づけしていくので、読んでて腑に落ちたり、奇妙ですが安心する自分もいました。
    やっぱ人間ってそんなもんだよね!みたいな感覚で。

    子供の時に読むと変な影響を受けそうなので、色々な人と出会って、色々な経験をした大人になってから読むのがいいのかなと思います。

    この本の全てが正しいかはわかりませんが、自分を省みるきっかけにはいい本だと思います。
    自分が感情に押し流されそうな時、この本を思い出します。

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    2025年12月15日
  • 幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」

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    幸せな人生にしたいな。と漠然に考えていたが、
    『幸せな人生を目指して頑張っているときが、もっとも「幸福」なのかもしれません。』
    という締めの言葉に腑に落ちた。

    幸福を手に入れる上で重要な人生の軸は①経済的自由②生きがい③友人,仲間だと感じた。
    株や不動産など投資の勉強や、熱中できる好きな仕事に就くことを目標に人生設計を見直したいと思う。
    それから、特に私の周りで支えてくれてる家族や友達を大事にしていこうと強く感じた。

    著者のアイロニカルな文章が好きで読んでみたが、おもしろかった。

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    2025年12月14日
  • 世界はなぜ地獄になるのか(小学館新書)

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    ネタバレ

    世界はなぜ地獄になるのか ─ キャンセルカルチャーと「構造との付き合い方」をめぐる読書メモ

    この本を通して浮かび上がってきたのは、「悪」を設定して世界を単純化しようとする人間の認知の省エネ本能と、それがネット空間で野生化したときに社会全体を地獄化させるメカニズムだと感じた。小山田圭吾や会田誠、イェール大学のハロウィン騒動、ドッグパーク論文、woke文化やナイス・レイシズムといった具体例は、すべて「悪を確定し、文脈を捨て、二元論に還元する」という同じパターンをなぞっているように見える。

    自分自身の経験と重ね合わせると、この本は単なる「現代社会批判」ではなく、「いま自分が立っている足場の説明書

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    2025年12月13日
  • 言ってはいけない―残酷すぎる真実―

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     精神疾患や知能に関する遺伝。見た目で決まる社会「美貌格差」。子育てや教育は子どもの成長に関係しない。
     うすうす思ってはいるけれど、考えることも何か悪い気がして深く考えようとしないもの。そんなものを言語化し、エビデンスに基づいて言及していく。嫌なことについても逃げずに、向き合って考えてみようと思った。

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    2025年12月13日