内田樹のレビュー一覧

  • 転換期を生きるきみたちへ

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    『日本の反知性主義』の続編。うんうんうん、と頷きながら読んでました。そしてしみじみ、今は時代の転換期なんだなぁと思いました。

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    2018年05月18日
  • 街場の天皇論

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    人間が生きるために要るのは「もの」ではない。知識でも技能でも情報でも道具でもない。風儀である。作法である。必要なものを必要なときに「はい」と取り出すことのできる力である。

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    2018年05月03日
  • 変調「日本の古典」講義――身体で読む伝統・教養・知性

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    能と論語が主に取り上げられていますが、どの章もすごく面白くて、一気に読んでしまいました。「能は物語の結末が必ずしも演劇的なカタルシスをもたらさなくて、見ている人には片付かない気持ちが残る。片付かないから繰り返し再演して遺恨を語らせることがエンドレスの供養になっている」という内田さんのお話に、最近「安達ヶ原」を見て片付かない気持ちになっていたので妙に納得しました!
    論語もいわゆる教科書的な道徳の話なんかでは全然ないと知りました。
    白川静さんの「孔子伝」にチャレンジしてみます!

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    2018年04月28日
  • 内田樹による内田樹

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    2018.3.2
    レヴィナス関連の本以外は読んだことのある本で、言ってることは同じなのだが、当然まだわからないこともあり、何度も何度も同じ話しを繰り返して読むことにする。

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    2018年03月02日
  • 内田樹による内田樹

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    内田樹による内田樹
    内田本27冊目

    単なる自著の解説かと思いきや、まあそんなわけもなく、本当に読んでいて面白い内田本だった。やはり、なんといってもレヴィナスの話が一番面白い。人は、自分が最も面白いと思っている事を話すことが、最も面白い文章を書く上での条件なのだろう。
    レヴィナスの文献を読むとき、それを批評しようとするのではなく、弟子になり、体感を同期するということが良いと話している。その文章を読んでいても意味が解らないが、しかし、その文章を読める主体にならなければならないと感じさせる本、これが内田樹にとってのレヴィナスであったのであろう。最後に話す、下流志向の解説で、現代日本の境域の在り方と

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    2018年02月11日
  • 日本の覚醒のために

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    講演集。内田樹が渾身こめて語ってるという感じがする。表題どおり、日本の覚醒のために。
    あるものより、ないものの方がずっと価値がある、存在感がある、とか、書かれていることより、書かれていないことに注目する、とか。広く言われていることがまったく嘘であること、その裏側にあるもの、失われてしまったけれど取り戻したいものなどのことについて、心から伝えたいことを話している感じがして、目が醒める思いがします。
    日本のシステムは崩壊しているけれど、崩壊すれば新しいシステムができていく、最後は明るい締めでした。
    みんなに読んでみてほしい本です。

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    2018年01月30日
  • 内田樹による内田樹

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    そりゃ、ただのブックレビューにはならないですよね。ここでチョイスされている作品達は、レヴィナス関連を除き、殆ど読んだものばかり。なので、各作品に通底する部分が揺るがないのは実感済み。で、毎回いちいち納得させられている訳だけど、本作は、そのひとつひとつを今の言葉で語りなおすというもの。”そういえばそんなこと書いてあったな”っていう、自分的再確認にもなるし、その上新たな知見にも触れられるという、かなりおいしい内容。それぞれの著作に立ち返るのが確実だけど、本作でサラッとおさらいってのもアリだと思う。そんな一冊でした。

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    2018年01月26日
  • 街場の共同体論

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    「そうでない人」を排除して、社会的に良いことなど、あるのだろうか

    最近、日本も日本人もおかしくなってきている。
    この、「おかしさ」を言語化することにおいて、内田氏は相当長けていると思う。
    毎ページ「そうだよな」という箇所が、たくさんある。

    最近の少なくない日本人が、なんでもかんでも、
    他人をバッシングするようなメンタリティーになっている。

    日本社会の通念上で支配的な倫理観や道徳感に照らし合わせて、

    個人や集団、組織の「間違い」を見つけて、徹底的に批判するようになっている。
    まるで、それが、自分の義務みたいに思っている人も多くなっているんじゃないだろうか。

    個人的には、非常に気味が悪い

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    2018年01月09日
  • 困難な結婚

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    ネタバレ

    久々に面白い本読んだー。くすっと笑えるポイントがたくさんあるし、読んでいて納得できる部分も多い。とにかく語り口が楽しい♪ 結婚20年を経たから楽しめる本?(笑)
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    P61
    若年労働者を追い込むことで短期的に企業の収益は上がりますけど、若い人が結婚できないから子供が生まれず、人口が減少すれば、一世代先には賃労働者も消費者も激減して、市場そのものが消滅する。短期的に市場の要請に従っているうちに、長期的には人間も市場も消えてしまう。そのことをグローバル資本主義者たちは別に気にしていない。一世代先のことなんかどうでもいいからです。当期の利益が最大化して当期の配当が最大

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    2018年01月08日
  • 内田樹による内田樹

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    本のジャンルをブックレビューとかではなく、エッセイにした理由はあとがきを読んでもらえればわかると思います。

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    2017年12月25日
  • 日本の覚醒のために

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    2017.12.8
    伊丹十三のところが初めて聞く話しが多く興味深い。ヨーロッパ退屈日記は昔読んだけど、また読んでみたい。
    あと憲法のところいかに自民党の草案がひどいものかがよくわかったので、今後の憲法改正の動きに注意しましょう。

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    2018年03月02日
  • 日本戦後史論

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    「なんで日本だけが悪く言われるんだ、英米なんかもっとひどいじゃないか」という叫びに一片の真実はある。しかしそれを言えないことが敗戦したという意味であり、そのことを理解して飲み込むしかない、というところからしか、始まらない。
    原発、「どっちかといえばやめた方がいい」、程度の意思でやめられるはずがない。それがわかってないのが日本国民のダメなところです。

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    2017年11月26日
  • 嘘みたいな本当の話みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    ウェブマガジン「マドグロッソ」に掲載された話をまとめたもの。一般の人たちが書いた、不思議で可笑しな話ばかりが所収されている。選者は、内田樹と高橋源一郎の二人。巻末には、有名人の「嘘みたいな本当の話」が載っている。どれも面白くて「サイコーサイコー」です。
    特に私が笑ったのは、「大事なのはそこじゃないんだ」と、「なんでいるの」です。

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    2017年11月22日
  • 属国民主主義論―この支配からいつ卒業できるのか

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    白井さんの本は読みにくくて苦手だったが、対談なので、白井の世界になってなくて良かった!!日米関係とか、歴史の話も深いし、この二人の会話についていけたら頭よくなりそう。最後の方は暴走ぎみ?ネトウヨも70代多そう、とか精力減退したらネトウヨになるとか、そこまで言うと反感かって終わってもったいないな。。。

    以下引用
    ポツダム宣言には占領軍が日本領土を占領できる期限が「新たな秩序が打ち立てられ」「日本の交戦力が破壊された確証が得られた」ときまでと明記されている。1951年の旧安保条約の前文には「日本国は、武装を解除されているので、平和条約の効力発生の時において固有の自衛権を行使する有効な手段をもたな

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    2017年12月18日
  • 直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座

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    内田樹の直感はわりと正しいを読みました。
    内田樹の大市民講座という副題がついている、AERAに連載していた900字コラムを文庫化したものでした。

    内田樹の主張が平易な文章で綴られています。
    教育のあるべき姿と現状のギャップ、日本が直面している危機とそれに対する日本人の認識の誤り、現在の日本の病態は読んでいて肝が冷えることばかりです。

    後書きの最後に「『新しいもの』は、つねに思いがけないところから、それまでとはまったく違う文脈の上に登場する」そのような新しいものが登場することを祈りたい、と書いてあって、本当にそうだなあと思ったのでした。

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    2017年11月03日
  • 街場の天皇論

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    マジメに天皇の問題について論じているのは前半のみで、この部分は天皇という存在を考察するのにとても役に立つ。しかし、予想の範疇を超えるような内容ではない。漠然と感じていた天皇という存在に対する畏怖や畏敬の念に根拠を与えてくれるといった感じ。
    後半は天皇論を離れて日本人論というところまで風呂敷が広がる。しかしほんとうに面白いのはこの後半。海洋民族的な性質と農耕民族的な性質が周期的に顕在化するという点はほんとうにこちらの想像を超えた広がりを見せて、夢中で読んでしまった。北方謙三先生のような天才が、国家という強大な権力に抗う者を書く際に、なぜ海戦に執着するのか、よくわかった。北方先生は天才だとよくわか

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    2017年10月18日
  • アジア辺境論 これが日本の生きる道

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    日米安保の実在よりも、アジア辺境の虚妄に賭ける。一国の国力とは、よりよい未来を創ろうとするヴィジョンの提示力であり失敗から学ぶ復元力である。

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    2017年10月09日
  • 修業論

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    修行論は、内田樹さんの本で過去に実本で購入したんだけど処分してしまっていた。久しぶりにタイトル見て懐かしいな、と思いダウンロードして読み直したけど、相も変わらずの内田節満載で非常に面白かった。4つの文章を1つの本にまとめているので、ご本人曰く「幕の内弁当」の様な本とは書いてあるけど、どの文章も修行というのは何なのか、という本質に切り込んでおり、多面的な視点で修行についてわかるので非常に面白い本でした。また、忘れた頃に読み返したい。ただ、内田さんの語りは結構繰り返しが多いので、内田さんの類書を読んでいる人は、割と重複する内容も多いのでその点のみ要注意ですね。

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    2017年09月22日
  • 日本の覚醒のために

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    この人(著者)がいる内は、日本が今どうなっていて、何が起こっているのかが分かるという、稀有の人の講演をまとめた本。
    本書を読んだ多くの人が、何かしら「ああ、そうだったのか」と思うところがあったのではないだろうか。

    本書は、『下流志向』や『日本辺境論』の著者で元神戸女学院大学文学部教授であり、教育や武道や国のこと等々に一家言ある内田樹(たつる)氏の講演6個+短いスピーチをまとめたものである。

    その6つの講演が多岐に渡っており、日本の政治の話の次は、日本や世界の宗教(+霊的なもの)の話から、伊丹 十三氏(読み方分かりますか?「いたみ じゅうぞう」です。※インターネットで調べただけ)や白川静先生

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    2017年09月15日
  • 街場の憂国論

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    「国民国家は国民全員が愉快に暮らしていくことを継続していくことのみを目的とする」という一行の信念の元、あらゆる論旨が展開される。全くブレがない。ゆえにTTPには反対、護憲という立場を貫く。この一点において蒙が啓く。賛同するかしないかは別で、真摯に伝えることを心得る筆者の文章は他の評論家には出来ない芸当だ。

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    2017年09月13日