角田光代のレビュー一覧

  • あしたはアルプスを歩こう

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    角田さんって、やっぱりスゴイ。
    同じものを見たり聞いたりしても、角田さんのようには捉えられないよなと、いつも思う。

    角田さんが好きな人には、ぜひ読んでもらいたい。
    角田さんにまた一歩近づける気がする1冊ですw

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    2017年04月06日
  • かなたの子

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    川上弘美、田口ランディ、坂東眞砂子あたりの得意なジャンルだと思うが、なかなか良かったです!
    日常描写が角田光代らしくて良かった。
    ホラーは苦手だけど、そんなに後味悪いものは無かった。

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    2017年04月04日
  • 異性

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    ネタバレ

     穂村弘氏と角田光代氏が「異性」について語る、リレー式エッセイ。ウンウンとヘッドバンキングするかのごとく頷く内容もあれば、「それ、男女の差で片付けるのは乱暴でしょ!」って突っ込んでしまう内容もあり、飲み屋であーだこーだ喋ってる気分になってくる。こんなに鋭い切り口に持っていけるのは、このお二人だからに他ならないけれど。
     生物学的に言えば、男性と女性では子孫の残し方が異なるから、相容れない部分があるのは仕方あるまい。恋愛は、絶妙なバランスで成り立っているよなあと、改めて思った。

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    2017年04月03日
  • ロック母

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    最終章の「イリの結婚式」の一部を仕事で読み、気になって本編を読んだ作品。主人公がハムスターの死によって彼氏と死に対しての価値観の違いを認識し、そのまま破局してしまう話。
    死に対して諦めてしまっている主人公となんとかする方法があると模索してしまう彼氏は、一見彼氏の方が温かい人物なんだろうけど、でも彼氏のやってることは結局自己満足でしかなくて、それは主人公にとっての本当の優しさでは無かったんだろうなあ。彼氏の、自分にもできることがあるって必死に生にしがみつく感じも分かるし、主人公の、そういう人は結局自分が安心・満足したいだけで自分も将来どこか手軽な応急処置をされて放っておかれるって不安になってしま

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    2017年02月17日
  • 異性

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    男女のことって尽きない、面白い話題だ。
    お二人がずっと喋って(本だけど)るの見ていられる。
    見ていられるし、自分も喋りたいことが出てきて、己の中の新しい思いを発見したというか。
    三浦しをん氏とも、してくれませんか?穂村さん・・・。

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    2017年02月18日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    面白かったです。様々な、心に残るデートの形。リレー形式でお話が繋がっていくのも良かったです。恋とか愛とか、こんな小さな幸福の積み重ねなのかもしれないです。わたしの心に残っているデートってなんだろ?と思いを馳せましたが特に思い付かなかったので、枯れてるなぁと思いました。小さくても、幸せ、と感じることをたくさんためていきたいです。

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    2017年02月14日
  • エコノミカル・パレス

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    ネタバレ

    なんでこんなに切実なんだろう?角田さんの文章は、自分にとっては、あまりにリアルすぎて、切実過ぎて、もう読んでいてこう、辛い。面白い。辛い。読みたい。辛い。好きだ。こう、本当に、ビックリするほどに、ビックリするほどに、「わかる!」という錯覚を、抱かせてくれるのですよね。この切実さは、凄い。

    本当にこう、ヒリヒリすんですよ。「他人事じゃねえ!」って感じ。読んでて辛いが、でも読まずにはいられねえなあ、って感じ。素晴らしい。うん、素晴らしい。これ、好きな人はトコトン好きだろうし、ピンとこない人は、とことんスルーする作家さんではなかろうか?どうなんだろうか?謎ですね。でもまあ、これはまごうことなき真実

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    2017年02月11日
  • 私たちには物語がある

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    角田さん曰く「読書感想文」とのことだけど、読書愛溢れる書評集。自分が全然知らなかった作家さんの本や、最近ご無沙汰している作家さんの本など、読みたい本が増えてしまった。時間や金銭面などで制約はあるものの、自分の好きな本を読むことができるって幸せなことなんだなあって気付かせて貰えました。私も読書ハイ体験してみたい!

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    2017年01月30日
  • 空の拳

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    文芸誌希望の文学青年な編集者が、何の因果かボクシング専門誌へ配属されてしまう。そうして否応なくかかわることになったボクシングの世界だったが、彼はやがてその魅力にはまりこんでいく…

    物語はいわゆるスポーツ物の「熱さ」とは違い、あくまで物語のテーマのひとつとして「ボクシング」を扱っている、とう角田さんらしい俯瞰的な視線を感じる描き方がなされているように思います。

    だからかえって、主観的すぎないボクシングの世界を深くいろんな角度から楽しむことができたように思いました。

    実際に戦っている選手、トレーナー、家族、友人、編集者。それぞれの視点でのボクシングへのかかわりかたの違いが丁寧に描かれていて、

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    2016年11月27日
  • 世界中で迷子になって

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    ネタバレ

    角田さんのエッセイ好きなのね。気取らず自然体で、売れっ子作家さんだけど思うこと考えることは私と似てる!笑える。いつも思うけど友達になりたい。

    タイトルの割に、海外旅行の話は1/3くらい?少なかったなあ。あとはお得意の食べ物の話。

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    2016年11月08日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    ネタバレ

    女性の謎、ジェンダーの壁、父親不在…。問題の原因から、葛藤を乗り越えた体験、自立した関係の築き方まで、精神科医・斎藤環と5人の女性が、母と娘について語り合う。朝日カルチャーセンターでの対談を加筆・修正し書籍化。

    なんか,悲しいくらい理解できる感じ。

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    2016年11月03日
  • 真昼の花

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    真昼の花…評価はこの作品。印象的なのはバックパッカーたちが何かを求めて漂流する姿。ゆっくりと流れる時の中で南国の鮮やかな花に囲まれるうちに日本人としてのアイデンティティが濃くなっていくように読めた。
    地上八階の海…赤ちゃんの力なのか母や兄との距離感が近くなっていくようだ。

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    2016年11月01日
  • 人生ベストテン

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    角田光代の人生ベストテンを読みました。
    ごく普通の、でもちょっとコミュ障気味の主人公たちが出会う事件を描いた短編集でした。

    表題作の人生ベストテンは、40歳になって自分の人生を振り返ると、人生のベストテンは中学高校の出来事しかなかった女性の物語でした。
    同窓会の連絡を受けて、高校時代にちょっとだけつきあった同級生がどんなふうに変わっているか見に行こうと思い立ちます。
    同窓会も終わり頃、その同級生に会うことが出来て2人だけで二次会に行くことになります。
    そして、その後には驚きの結末が待っているのでした。

    平凡な人生でもこのようなイベントがあったら少しは楽しくなるかもしれないなと思いました。

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    2016年09月07日
  • なくしたものたちの国

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    あったかいお話なのにちょっぴり怖かった。
    あーあるある!っていう心情と、そうだったらいいなぁが絶妙にマッチしている角田さんの文章。お話どれもおもしろかった。
    小さい時の思い出、ふと大人になって思い出すと子どもに戻れる。なくしたものたちの国があるのってすてきだな。
    ゆきちゃんの話がわからなくなるってのと隣の席の男の子の話がわかるようになるってのがなんとも言えなくていいー!!

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    2016年09月05日
  • これからはあるくのだ

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    20年以上前、初期のころのエッセイ。
    泣いたり笑ったり怒ったり、角田さんの身のまわりの出来事がキュートに綴られています。

    とびっきり良かったのが、あとがきにかえての文章。
    作家人生の原点になったと語っている幼稚園時代のエピソードがくわしく書いてあった。
    おとなになったら、はみ出てしまうこと、そうなってしまうのでも、そうさせられてしまうのでもなくて、きちんと自分で歩く道を選べるようになる。そう信じていた切実な少女。
    私は、まだきっとそういうおとなになれていない。
    自分で何かを選び取ってきたという実感がない。そのくせ現状に不満ばかり言っている。自分の足で、リズムで、自由な道を歩いているのに。

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    2016年09月23日
  • 世界中で迷子になって

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    わかる、わかる、とつぶやいたり、心の中で拍手したり。旅にしろ「モノ」にしろ良いものを選び、経験を積んで、自分のこだわりには妥協をしない、きっぱり感の一方で、心の中の葛藤、うだうだ感の共存しているところがなんとも共感できました。

    女性の視点をとても大事にした作品を次々と発表される素敵な方と思っていますが、自分とかわらない身の丈サイズの悩みに、時に吹き出しながらとても楽しみました。 旅もしたくなりますね~・・夏お疲れの方には、リラックスできる爽快エッセイ集。

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    2016年08月20日
  • これからはあるくのだ

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    ひとつひとつのエッセイが声を出して笑ってしまうくらいおかしくて、すいすいと読めてしまった。角田さんのイメージが柔らかくなった。

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    2016年08月16日
  • なくしたものたちの国

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    ほどよいファンタジー加減。切なさ。
    天国という考え方よりも、なくしたものたちの国はしっくりくる。
    今このタイミングで読んでよかった。

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    2016年06月08日
  • 三月の招待状

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    友人夫婦の離婚式の招待状から始まる、青春を引きずる男女たちの現在。
    大学時代って、そんなに楽しいものなんだろうか。社会に出て家庭を抱え、責任を持つ立場になる。それでも、いつでもあの頃の思い出と仲間を宝物のように捨てきれない彼らが、とても幼稚に思える。遥香の彼らに対する言葉が、私の思いを代弁している。

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    2016年05月26日
  • ロック母

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    ゆうべの神様…薄いガラスのような脆い心なのに容赦なく無慈悲に破壊されていく。
    緑の鼠の糞…鳥を大空に帰すことで自由奔放を世に解放しているみたい。
    爆竹夜…無秩序やら混乱やらをかき集めて圧縮して固めて爆竹と一緒に爆破できたら気持ち良さそう。
    カノジョ…評価はこの作品。前妻の影に怯えるうちに意識が自分のものなのか前妻のものなのかわからなくなる。意識のゲシュタルト崩壊。
    ロック母…居場所を失った母と娘は新しい命を受け入れることで何かが前に進むのかもしれない。
    父のボール…お父さんは家族を守るのに必死だったのだとすると哀しみがこみ上げてくる。
    イリの結婚式…民族問題とかいっても手をつないで踊れば解決す

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    2017年03月08日