はやみねかおるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とにかく1日の疲れが最高値に達した時のお風呂に入らなきゃっていうのが億劫過ぎる。
で、入んなきゃ〜入んなきゃ〜って思ってる間にうたた寝。
こんな生活が多いので、本の帯の文句にどんぴしゃり。
くたくたに疲れて帰った日、ショート動画でだらだら時間を溶かしてしまう日。
「お風呂に入らなきゃ」と頭では分かっているのに入る覚悟が決まらない!
→まさに私のこと。
なので気になって買いました。
お風呂にまつわるいろんなジャンルの話が読めて楽しかったけど、一つ一つが短いから何となく物足りなかったかな。
でも、お風呂に入った時の開放感、安堵感、そういうのに改めて気付かされたというか。もうさっさとお風呂に入ろうって思えました。
入っちゃえば気持ちいいんですよね。
いいなと思ったのは日向夏さんの『回復の泉』です。 -
Posted by ブクログ
「怪盗クイーン」バースディパーティ後編。
OPENINGのモーリッツ教授の特別授業で、『記紀』に対して姉妹編の『羅羅』が存在するとか風呂敷広げてます。いや、サンリオのキキララのネタって誰がわかるんだい!というツッコミから始まりました。
これ以外にも、多くのネタが仕組まれているのがはやみねかおる作品の特徴でもあります。その全てはわからないにしても、気づいた時にニヤリとするのは良い。あれかな、隠れミッキーみたいな感覚です。
講談社文庫『夢水清志郎』シリーズではミステリ小ネタ集として、巻末に作中に散りばめられた小ネタを紹介しているページがあります。こういう些細なところから、他の作品に触れることもあるし、この一節が作品のあそこのつながるんだ、という喜びに触れることもある。その快感はたまりません。
ミームになっているものだけで楽しむのもいいけど、その元ネタを探りに行くのもまた楽しいものだと思います。ミームのブームに乗っかって消費するだけでは勿体無いよ。
ちなみに『羅羅』はちゃんと物語のキーアイテムとして登場しますし、さらにさらに特別ゲストの登場します。スターシステムも作品によっては完備しているわけです。いずれ、はやみねかおる作品大集合みたいなことも目論んでいるのかもしれないなぁ。赤い夢ってそういうことだったりするのかしら。
ジョーカーの人生に彩りと幸福を与えてゆきたい、というのがクイーンの欲望なんだと再確認する物語でありました。
なんだかんだといいながら、ジョーカーのことが大好きだということも再確認。
結局、RD含めたあのトリオの仲良しっぷりを見せつけられるいつもの王道展開。
まったく、楽しませてくれます。
しかし、RDにパートナーというか恋人ができるとは思いもよらない。RDにすらいるのに、お前・あなた・自分ときたら、という文言で心折られそうな人たち多いですな。ゲルブとか。
仙太郎には、コンビニ王になった頃に運命の人が来ると思います。時空の果てから、きっとね。 -
Posted by ブクログ
久しぶりの「怪盗クイーン」。今回の舞台はチェコ・プラハ。
ということで、錬金術師とヴォイニッチ文書をめぐって、クイーンたちが暗躍します。
ヴォイニッチ文書かぁ。解読すること自体が無駄であるので研究する必要がない、というような言説が飛び出ているようだけども、解き明かせない謎というものが存在していることに価値はあると思うので、研究は続けてほしいなぁ。
今作のように、この次元に存在しているということ自体があやふやで解明できない、という設定は好きです。永遠に判明しないであろう、もしくは現在の文明力では解き明かせないという存在である。ということが理解できたということは、文書の理解が進むと同時に不可解な部分がより強調されてしまう、ということなので、まさに謎が謎呼ぶ展開。
やはり、世界には謎が存在してほしいものです。世の中の全てを解明することは素晴らしいことですが、その前提に賛同した上で、解明できないものが厳然と存在する、というのはわくわくとどきどきがとまらないですね。
YAというジャンルで、こういう世界の真相に紐づいているかもしれないものを物語のキーとして扱うのはとても好き。
テレビスペシャルの「ルパン三世」とか、そういうアクションで好きでした。
物語はまさかまさかのジョーカー大ピンチで後編へ続く。