あらすじ
映画のロケに行けると大はしゃぎの姉妹の話を聞いて、ぼくも行きたいとだだをこねる夢水迷探偵。旅の一行にもぐりこんで、島や館が消える謎に挑戦。
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はやみね作品を少しずつ読んでいます。
人が消え山が消え館が消え島が消える。思い切ったトリックが楽しい。散りばめられたミステリネタが楽しい。映画愛がいとおしい。事件の真相がチクリと心に残る。
そんな素敵なミステリ。これを子どもの頃に読めるのは羨ましい。
舞台は島
はやみね作品の中でもあまり現実離れし過ぎないお話が好きです。ミステリーとしてはかなり最初から怪しい人物は特定されるけど、話の進み方がわくわくします。雪の降る島が舞台の、何度も読み返して世界に浸れる感じが好き。
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大好きな作家さんの一冊。子供から大人までが楽しめるシリーズである。最後にはみんながハッピーで終わるところが好きだ。しかし、本当の事件の真相を知っているのは、夢水清志郎だけなのである。
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超がつくほどグータラ名探偵シリーズ
3作目。
もう迷探偵は恥という要素がないようです。
総生島に行くためあの手この手を使って
一緒に来ちゃうんですから(笑)
なんていう人だ。
事件そのものは
これは状況上どうしても
トリックとして使いうる手段が
限られてしまいますのでこれはわかってしまいました。
でもこの作品は好きなので問題なし!!
ちなみにいつものことだけど
すんなりは終わらないのです。
最後の「真」の真相が明かされます。
そこに出てくる言葉…
大人である私たちにぐさりと来ます。
これは反論できないなぁ。
いろいろなことも学べる良書です。
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児童書。小学校の時に読んだ。この本がきっかけで本を読むようになったと言ってもいいくらい。はやみねさんの本は随分読んだけど、代表してこれ。一番好きな、これ。夢がある。
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だれか、知ってる人いるかな?
小説でなく、児童書ですぐ読み終わってしまうんだけど、
なかなかおもしろいよ。
人が死ぬことはない、ミステリーだよ。
謎やトリックが実に独創的で、かつそれを解く探偵もとてもいいキャラクターを持っていて、けっこうおもしろいよ。
よかったら、読んでみて〜☆ (はまひで)
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夢水シリーズはいつも心に好奇心で知りました。そしてその次に買ったのは……なぜかこれでした。
当時小学生の私、最初から読もうと思わなかったのか……。
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小学生のころに青い鳥文庫にドはまりしていましたが、もっぱらパスワードシリーズ派でした。
何冊か読んだ記憶のある夢水清志郎シリーズを三十歳過ぎたおじさんになって再読。
しかし、大人になって江戸川乱歩、横溝正史、綾辻行人などを通ってきた今の方が、散りばめられたミステリーオマージュ(パロディ?)を楽しめるのでは?と思いました。
中村青司は笑ったなー!
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シリーズ3作目。
今回も真相は少し切なさの残るものだった。夢水清志郎は心優しい探偵。
島が舞台ということで中村青司が出てきたりしたので楽しめた。
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このトリック、すごく好き!この発想、脱出ゲームとかでもよく出てくるかんじだよね。
記憶の片隅に残っていたというのも大いにあるけれど、いつも読むだけだったミステリーだけど、今作はどういうトリックか考えながら読めたし、解けて気持ちよかった!はじめての経験。
トリックが解けた状態でヒントとか知るの、あまりにも気持ち〜!
最後の方の教授の手紙を読んで、教授は忘れっぽいんじゃなくて、意図的に記憶に残すことと忘れることを取捨選択してるんだろうな、と思った。それならいろいろ納得!
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亜衣、真衣、美衣と教授は、総生島へ映画のロケに行くことになります。
総生島で、『とざされた空間』モノの推理小説の代表的なパターンである“館”“雪”“島”の三つが揃います。そして、総生島には、鬼の伝説がありました。
推理小説のワクワクする要素が詰まっています。
総生島では、山と人と館と島という消えるはずのないものが消えてしまいます。トラックは、私でも何となく想像できるものでしたが、やはり教授は私より一回りも二回りも上の謎解きをしていて、さすがだなと思いました。最後には、驚きの真相がありました。
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映画撮影という華やかな状況だし、全体的には明るく楽しげな雰囲気だけど、その背景にあるのは悲しい戦争の話。でもしっかり明るい印象で書かれてるのはさすが。ラストの教授はやっぱりかっこいい。
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子供の頃に読んだ小説をこの歳になって再読すると、綾辻行人の館シリーズを彷彿とさせる名前が出ていたことに驚いた。本筋には関係しないけれど、そういうのをサラッと混ぜてくるのは流石としか言えない。
子供向けとは思えない本格ミステリー。
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タイトル見て、事件のキーはきっとソーセージだ!と思ってた。
それは間違っていたようで、あっていたような…。
しかし、この映画面白いのかな。
見ている人たちをもやもやさせることができたら大成功なのか。
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夢水清志郎シリーズ3作目。
元々このシリーズに興味を持ったのが、中村青司に建築を断られた館が出てくるよと教えてもらったからなんですけど、この話だったのは知らなかったので突然中村青司の名前が出てきて笑った。さすが青司さん仕事選んでるぅ!こういうさりげないクロスオーバーに気づくとニヤニヤしてしまう。
総生島についていきたがる教授が完全にただの駄々っ子で面白かった。何という愛すべき面倒くさいオッサン。でも最後はびしっと決めてくれる、そのギャップが好き!
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映画に出演することになった亜衣、真衣、美衣は、映画スタッフやおまけの夢水名(迷)探偵と、鬼伝説のある総生島へロケにやってきた。やがて、つぎからつぎへと奇怪な出来事がおこり、そのたびに不気味なメッセージがのこされる。ほんとうに伝説の鬼がよみがえったのか…。
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映画の懸賞に当たった亜衣、真衣、美衣。ダダをこねた通称名(迷)探偵の夢水清志郎も付いて行く事に。しかし、夢水が総生島に起こる事件を解いてゆく!
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夢水清志郎もの第3弾。今回のトリックは大掛かり過ぎて、現実的な感じがしなくて、賛否両論あるかなとは思う。ただ、その背景にある真犯人の動機はわかる気もする。
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夢水シリーズ第三弾は山や人がいなくなり、また復活する壮大なストーリー。それは万能財団の映画撮影によるトリックだったが、その裏側にも隠されたもう一つのストーリーがあった。教授だけがそのトリックに気付き、誰にも明かされなかった裏の裏を描いたストーリーだった。
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夢水清志郎事件ノートシリーズ第3弾
映画撮影のロケ地である島で事件が起きます。
映画撮影の内容と、事件の境目がわかりにくかった。
第一弾、第二弾よりフィクション要素が強く、面白さに欠けた。
最後まで読むと事件の本当の意味が分かります。
Posted by ブクログ
「クローズド・サークル」ミステリの、パロディに振り切っている。遠く小学生時代に読んだきりの再読だが、思えば(もしかして)わたしが読んだ最初の館モノ・孤島モノの推理小説なのかもしれない。
のちの読書傾向を思うと、本当に夢水清志郎様々ですね(同じことを思っている同志、多いんじゃないかと思います)