はやみねかおるのレビュー一覧
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"「内藤君がでるのなら、創也君もでなきゃ!」
女子のだれかがいった。
えっ?
ぼくがでるのなら、創也もでなきゃいけない?……どういう理屈だ?
だいたい、運動神経が不自由な創也と二人三脚するってことは、鉄下駄をはいたうえに米俵をかついで徒競走にでるようなもんだ。"[p.30]
少しややこしい仕組みしてる短編集。
"「きみは、ボツになったと聞いても、一度も『いっしょうけんめい書いたのに……』と泣き言をいわなかった。この点は、とてもいい」
「ふん」
ぼくは鼻を鳴らす。
「どれだけ時間と手間ひまをかけても、いい作品ができるなんて思ってないよ。そして、ダメなものは、ボツ -
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小学校の時に読んだ本。
取りあえず学校でこの本を見つけた時は
すごくきれいな夕焼けだった記憶がある。
私が入っていた部活は活動の最後に生徒玄関に
整列してから解散するというのがあった。
その時私は一番最初に到着し暇だった。
ほかのみんなが来るまでぶらぶらしていたところ、
たまたま近くに置いてある低学年の本の棚にこの本があった。丁度夕日がさしていて窓から伸びた光が廊下に
射し込んでいた。
なぜか表題を読んだ時から無性に読みたくなり、
その場で拝借して家で読んだ。
正直中身は綺麗さっぱり忘れたが、廃校になる予定の
学校の話だったと思う。
当時私が通っていた小学校は地方の田舎の割に大所帯で
一クラス -
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"わたしをビシッと指さす丸男。
「今回おまえが起こしたシンクロは、とてつもなくややこしく、ヤバイ!」
「ちょほぉっと待った!」
丸男を手で制す。
「あまり人聞きの悪いこと言わないでよね!なんなのよ、シンクロを起こしたとか、ヤバイとか。めいよきそんで訴えるわよ」
「漢字で書けないくせに、裁判沙汰を起こそうとするな」"[p.47]
3巻目。
サンディって前から居たっけすっかり記憶から抜け落ちてる。
小姑云々のあたりでにやにやしちゃう。
実は同じ時間帯にいたあの人は、彼の彼女の未来の姿だったのだ!とか未来から颯爽と現れたのは、同じ時間帯の彼の彼女の未来の姿だった!とかいう展開大 -
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飛行船で世界じゅうを飛びまわり、ねらった獲物はかならず盗む。怪盗クイーンに不可能はない。ところがそんな彼に挑戦する謎のサーカス団があらわれ、クイーンが盗むつもりだった宝石を横取りした。そして、魔術師や催眠術師など特殊能力をもつ団員たちがクイーンに勝負をいどんできた。彼らの目的はいったい何?夢水清志郎の好敵手・怪盗クイーン、主役で華麗にデビュー!
久しぶりに児童書コーナーに行ったら知らない間に新刊が出ていて、あまりの懐かしさに再読。小学生の頃はやみね先生の作品の中でクイーンシリーズが一番好きでした。やっぱり今読んでも面白い。私はジョーカーが好きなので、後半目立たないのが寂しいですけど、お互いに -
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虹北商店街に住む、
小学6年生の名探偵「恭助」が
幼馴染の同級生「響子」と
身近で起こる事件を解決する推理小説です。
響子が事件に絡むなり巻き込まれるなりして、
恭助に助けを求めるのが基本的な流れ。
この恭助はいわゆる不登校なんです。
それはいじめられてるとかではなく、
学校に行くよりおじいちゃんが経営する古本屋で
店番をしつつ本を読んだり人間観察をしている方が
勉強になるからって事らしいですね。
学校での自分は本当の自分じゃない気がするんだって。
響子はそんな彼を心配しつつも、
本人が決めた事だから、
自分から学校に来るまでは学校に来るように
促したりはしないよう -
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“そのとたん、横Gがかかって、ぼくと創也の体がゴロゴロところがり、フワリと飛び、床に墜落。まるで、バスに乗っているときに急ブレーキをかけられたみたいだ。
ジャンケンゲーム機にぶつかってとまる。頭と背中に強い衝撃。
痛い……。
「いったい、どうしたんだ……?」
ぼくは、おどろいて創也にきいた。
創也は、まるで体がころがるのを予測していたかのように、平然とした顔をしている。(それでも、派手にころげたけどね)
「フッ……。まだおどろくのは早いよ」
目を伏せてニヒルに笑う創也。(ぶつけた頭にコブができてるけどね)”[P.136]
この人の本は物語の裏にすごく怖い事が隠されてる感じがぞくぞくする。