【感想・ネタバレ】都会のトム&ソーヤ(11) 《DOUBLE》下のレビュー

あらすじ

新作ゲーム「ダブル」に挑戦した創也と内人。トラブルの連続で、ゲームと現実が混乱しそうになるが、ついに驚愕の真実が明らかに!

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ネタバレ

上巻の続きだった。
不可解な出来事だったのが、全て仕掛けが分かり、とてもほっとした。

栗井栄太が知り合いの映画監督のために街を丸ごと1つ作り、外から何が起こっているか見られないよう壁を作り、そこでRRPGと映画撮影を同時進行させていた。また、元々あった街と栗井栄太が作った街をRRPG参加者に分からないように重機で動かすなど、とても凝った演出で驚いた。

RRPGと映画撮影を同時進行させていたため
二階堂卓也が映画撮影のための役のままRRPG参加者に関わってしまうなどの出来事が起こったんだなと思った。

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2024年01月03日

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謎が全てとけたとき、あ、この伏線かぁ。と自分でも解けて行く感覚が久しぶり(●´ー`●)
上下セットだけど、読み終わったら是非‼表紙を‼見てほしいですね‼

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2013年12月15日

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ああいう結末になるとは思わなかった。in塀戸に比べるとトリックは少し劣るような気もしたが、最後の最後でびっくり❗5回は読んでます。

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2013年10月20日

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シリーズ11作目下巻。
栗井栄太が作った新作リアル・ロールプレイングゲームの「DOUBLE」を内人と創也がプレイする後半のお話。

とても凝った複雑な仕掛けで、アルゴシティの秘密にはネタが明かされるまで気付けなかった。

真田女史はお父さんもすごいとは。なんたる家系。
最後に出てきた、何でも屋松田に依頼した二人組の正体も気になる。プランナとも違いそうだし、ケンジャの会議とは…

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2022年12月29日

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ネタバレ

(上巻より続く)

気になるのは、内人がかわいい女の子から電話番号をもらったこと。
それは良いとしても、
話が「時見」に転び始めているのが、うさんくさい。

ただ、自転車乗りの練習をする二人のラストシーンは、
とても良かった。

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2015年01月15日

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おもしろかった。
いやー内人の推理を全く笑えない。
殆ど同じレベルでした。
うーん映画の撮影が出張ってきていたとは・・・・。
そーいや卓也さん、そんな話になってたよなー。今回出番ないのか
と思いきや、そんな水色パジャマ姿で登場とは・・・。
なんかとんでもないことでも起こってるのかと思いきや、
ネタが割れればなーるほど、っと。
でも、あの録音されてた内容からすると、なにやら一大事、とゆーか、
君たち何者??ファンタジーはいってくんのか?っとゆー展開。
まあ、時見、とかでてきた時点で、なにやら不可思議な風味はしてたんだが、どのへんに着地点を見いだしてくるのか楽しみ。
そう、着地点といえば、内人と創也のいく道についても、気になる。
ゲームをつくる理由。
退屈な今をおもしろくするためにゲームをつくる、という栗井栄太。
けど、内人は、退屈だ、なんて思わない。
なんたって、今、を全力で生きてるもんな。あいかわらずな、
最強なサバイバルっぷりに脱帽。
普通に考えると、内人が、ヒーローなんだけどな。
いまいち報われてないとゆーか・・・・・。
創也が、どういうゲームをつくるか、が、答えになるんだろうけど、
その答えが物語の終着点なんだろう。

バタバタと漫才のようなかけあいをしつつ、前に走っていく2人を
みているのはとても楽しい。
頼りになる相棒、とゆーより、なんだかんだいいつつ一緒にいる相方ってゆー方がしっくりきそう。

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2014年01月29日

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上巻での現実なのかゲームの中なのか夢なのかの疑問が解き明かされた。なるほどそうだったのかという結末だったけど栗井栄太にツキがなかったかなってとんだハプニングが。内人の野性的カンは相変わらず。時計塔の日時計って壮大だなと思う。DOUBLEのキーポイントでした。
水色パジャマはやはり卓也さんでした。創也もやはり自転車に乗れなかったけど補助輪つきのバイクは涙ぐましい。

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2014年01月04日

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面白かった\(^^)/DOUBLE(ゲーム)か現実か分からなくなる不思議な話なんだけれど、実際に読んでいる自分が室温微熱並みの暑さに意識を朦朧とさせながら読んだから本当に読み終わってんだかどうだか(^o^;)でも、上巻で気になっていた謎は下巻で解決してスッキリしてるから読み終えたんだろう(^o^ゞ最後の方に「トキミ」関する怪しいヤツが登場してたのが気になる!真田女史の親族なのか?それとも別のはやみね作品とリンクするのか?プランナも謎のままだし、怪しいヤツがどんどん増えていく(--;) 創也の補助輪付きロードバイクが見てみたい(^^)

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2013年08月19日

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「都会のトム&ソーヤ」11巻の下巻。
そういう手練手管だったのか、の下巻でした。よくよく思い返せば、栗井栄太の目指しているものを顧みれば、わかりそうな舞台装置でしたね。

Q:まいつきのことばの要点を五文字で表せ。
A:負け惜しみ。

はい。ということで、なんとなくこういうことかな、と判明したときは既に解明編でした。幾つになっても、変に考えすぎて素直さがないので、ミステリーの謎解きは一向に上達しないです。むしろ、素直すぎるのかもしれない。

先行きの不穏さを感じさせるENDING。いずれ内人と創也に別れの日はくるのだ、ということは覚悟はしていても、それが遠いか近いかは別として、確かな予感があると世界が違って見える。時見とは違う未来視。
猪突猛進な脳筋タイプに見えて、実は理論派サバイバーな内人。
冷静沈着な頭脳タイプに見えて、実は感覚派スペランカーな創也。
この二つの個性が、いつまでも同じ方向を見ていてほしいな、と願ってやまない。一方でこの中学生の二人が経験した出来事は、彼らが別々の道を歩むことになっても、黄金時代として輝き大切な思い出として、その後の人生の糧や指針となってゆくのだろうな、という気持ちもあります。出会いと別れが人を成長させます。

おそらく、二人の関係は二重螺旋のような形でつ空いてゆくのではないかなぁ。付かず離れずの関係で、活躍する場所は違えど、同じ夢を追いかけ同じ方向を向いている、というような。タイトルの「DOUBLE」には、そういうコンビとしての意味もあるのではないかな、と思います。

世界を揺るがすような大事件が起こりそうな伏線も貼られてるのが気になります。
『人はさめない夢を見る』というセリフのシチュエーション。Good Night,Have A Nice Dream.で締める人のいう「夢」ではないのだろうな、という不穏さ。勇嶺薫の方の「夢」はのかなぁ。「赤い夢」だったか。
ワクワクとゾクゾクがおっさんになった今でも、昔と同じく感じます。
いいよね、はやみねかおる作品は。

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

DOUBLEの世界観。目の前で展開するDOUBLE の現象の理解が難しい私。すんなり理解できる娘。なんだか大いにギャップを感じさせられました。ゲーム制作側の”(現実世界は)退屈なんだ“に疑問を持つ内人。そんなに、現実世界は退屈かな•••?私も同感です。

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2021年12月22日

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“そのとたん、横Gがかかって、ぼくと創也の体がゴロゴロところがり、フワリと飛び、床に墜落。まるで、バスに乗っているときに急ブレーキをかけられたみたいだ。
ジャンケンゲーム機にぶつかってとまる。頭と背中に強い衝撃。
痛い……。
「いったい、どうしたんだ……?」
ぼくは、おどろいて創也にきいた。
創也は、まるで体がころがるのを予測していたかのように、平然とした顔をしている。(それでも、派手にころげたけどね)
「フッ……。まだおどろくのは早いよ」
目を伏せてニヒルに笑う創也。(ぶつけた頭にコブができてるけどね)”[P.136]

この人の本は物語の裏にすごく怖い事が隠されてる感じがぞくぞくする。

“麗亜さんが拍手し、ジュリアスは頭をかかえる。
そして、ぼくらを見て、あきれた声でいう。
「それにしても、あなたたちがニセモノに気づかなかったのが、いまとなっては不思議ですね。口調やしぐさから見やぶれなかったんですか?」
そりゃ、違和感はあったけどーー。
「創也も、最近こわれてるからな」
「内人くんなら、どんなボケもありかと思って」
ぼくと創也は、たがいのことばを聞き、顔を見合わせる。
つぎの瞬間ーー。
ぼくと創也のパンチが、クロスカウンターとなって炸裂した。”[P.185]

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2014年05月24日

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