あらすじ
おかげさまで20周年! 累計215万部突破の「都会のトム&ソーヤ」は、頭脳明晰な創也と、サバイバル能力に長けた内人がタッグを組み、究極のゲームを作っていく、大人気シリーズです。
小学2年生のときに埋めたタイムカプセルを掘り出すため、内人は同窓会らと、網野山へ向かう。一方、小学校はちがっていたた創也も、仕事で山に呼びだされて……?マイクをにぎりしめるユラや、お宝を狙う栗井栄太も参戦。過去と現在が交錯する同窓会は、かなり荒れもよう!
●著者紹介
はやみねかおる
三重県に生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!!虹北学園文学部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。
にしけいこ
鹿児島県生まれ。漫画家。作品に「STAY」シリーズ、『娚(おとこ)の一生』『姉の結婚』『初恋の世界』(いずれも小学館)、『恋と軍艦』(講談社)などがある。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
内藤内人は小2の時にタイムカプセルを埋めた山が再開発されるため掘り出しに。竜王創也は、その再開発する山の下見と山の中にある屋敷のリノベーション考案をしに、偶然同じ山に登る。
しかも、また偶然にタイムカプセルが埋まっていると考えられる屋敷に内藤内人が侵入。竜王創也は、屋敷を埋蔵金探しのできるアミューズメントパークにリノベーションし、お客さんが楽しめるようにブービートラップをしかける。
お互いが どこでなにをしているのか分からない状態で偶然同じ場所で対決する形になった。
結局、竜王グループに潜み竜王創也に直接リノベーションについて説明と現場同行した職員がプランナで、ブービートラップを命をおとすレベルにかえていたことが判明。
その危ないブービートラップを突破し無事タイムカプセルをゲットした内藤内人。
実は、黒夜という人物から内藤内人の抹殺依頼がプランナにきたため、こういうことになったらしい。
もし、内藤内人と竜王創也が同じ日に同じ時間、同じ山にいるようプランナが計画して実行していたら怖いなと思った。
あと、黒夜とは何者なのか気になる。
Posted by ブクログ
今回は内人が主役。罠でいっぱいの屋敷を、駄菓子などとお祖母ちゃんから授かった知恵で攻略。このシリーズで、私がもっとも好きな要素が中心で大満足。20巻目なので原点回帰でもあるけれど、彼ら、特に創也がどう成長したか、人間関係がどれだけ複雑になったかを見返す機会でもある。20巻なので、20歳になったときにどうなっているかを想像させる部分もある。平凡なはずの内人の命が心配。ちゃんと20歳まで生きていてほしい。
Posted by ブクログ
都会のトム&ソーヤ20巻。
抹殺命令に慣れてしまう内人……(笑)
そりゃ最近毎回命狙われていましたからね。
そして、ユラさんにも変化が……?