あらすじ
頭脳明晰で、超巨大企業竜王グループの御曹司でもある、竜王創也。塾通いに追われるフツウの中学生だが、サバイバル能力だけは人並み外れている内藤内人。とんでもない冒険をくりひろげてきた二人が、今回ばかりは落ち着いて、中学校の平凡な日常生活を描く……はずだったが、やっぱりそうはいかなかった! 中学校を舞台にした全3話、創也と内人は果たしていい「夢」を見ることができるか?
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まさかまさかの、森永美月登場!はやみねワールドのヒロインを煮詰めたようなキャラクターだけど、この話では作中作のキャラ。内人が作り出したキャラクターなわけで、実在はしない…はず。であれば、メタブックシリーズの作者は内人ってこと!?
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内藤内人と竜王創也の学校で起きた体育祭や、
部活と生徒会との話し合いで決めている予算会議に2人が巻き込まれたり、内藤内人が気になっている生徒会長の妹から調理実習で作ったクッキーをもらったりする物語を内藤内人が原稿用紙に創作物語として書いたが、結局竜王創也からダメ出しをうけるというオチつきの物語だった。
内藤内人が書いたとは思えないストーリーだったため驚いた。
上記の物語のなかの主人公の2人以外の人物は全て内藤内人のオリジナルと知り、それも驚いた。
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あまりにもドキドキ展開すぎて「これが現実なわけない……」と思ってたら案の定で心の底から安心しました。内人くんとお昼寝したい女子かわいすぎます。
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おもしろかった
最後まで読んで、え?そうだったの?っと。
いやー、だってあーんなことも
こーんなことも
ここだったらありえるかなって・・・・。
結構いつも通りだと思ったんだけどなあ。
そしてこっちはほんとにいつも通りな
保育士への遠き道。
いやあ、でも世界の平和も大事なお仕事だしねっ。
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この物語を通して仕掛けられたミステリーは他の作品よりもややこしいものだった
しかし謎解きを聞いてみると、読んでいてもやもやしていたものの正体が晴れて「おおー」と思える
殺伐としていたこれ以前の本よりかなりのほほんとしていて箸休め的な感触を残しつつ、やっぱりはやみねワールドはしっかり味わうことができた
読後、副題にニヤリとしますね笑
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今回はゲーム制作の話を中断して、平凡な学生生活の話(^^)かと思ったら、やっぱり平凡じゃなかった(^o^;)でもそんな二人の活躍を毎回楽しみにしてる♪次はどんな冒険になるのか!?(;゜∇゜)
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内人が書いた小説という体だが、作中で創也が指摘した通り現実離れした突飛な話で感情移入が難しく、キャラクターが薄っぺらい。
作中作を狙ったとしても、そのせいで拙さにみがきがかかった文章を読まされるというのはどうにも…
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「都会のトム&ソーヤ」12巻。
内人が書いているという体ではやみねかおるが書いていると見せかけて、内人が書いていて、いや書いているのは作者本人なんだからはやみねかおる自身がやっぱり書いているんだよな。という風変わりな感覚に陥らさせられた《IN THE ナイト》。
究極のゲーム作りは、こういう感覚をプレイヤーに体験させたいのだろうな、と思います。
行き過ぎると、その夢に囚われて戻って来れなくなってしまう。現実と仮想現実の区別がつかなくなってしまう危険性があるので、創也と内人は危険視されたりしているのかしら。
自分の実力を試したい、という気持ちで12巻の執筆活動に至った内人。
これって、作者本人の経験も反映されているのではなかろうか。というか内人の作家志望の性格については、はやみねかおる自身の経験が多分に含まれているんだろうな、と思って常々読んでいます。
なので、12巻は自伝のような趣がありました。
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シリーズ12作目。
ちょっと箸休め、という感じでいつもより軽めの内容。
リアル・ロールプレイングではなく、普段の学校生活などをテーマに書いてある。
あとがきを読むと、本作にはかなりややこしい仕掛けがしてあるとのこと。全然分からなかったし、そう聞いても何のことか分からない…
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最近はハードだったから少し箸休めに!とでもいうような「平凡な学生生活」を目指したらしいこの巻(内人氏曰く)。しかし全然平凡じゃなかった!(笑)あれ?でもこの非凡さが彼らには平凡なのかな…。
体育祭の競技も独特、参加者も自由だなあ~(だってバリバリ部外者の神宮寺さんたちが参加してるってどうなの!)と、いろいろと楽しませていただきました。
すっかり内人くんたちの歳を越え、児童書を読んでる歳でもないのかもしれませんが、このシリーズはまだまだ楽しみにしています。
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今回はいつもとちょっと違う仕掛けが。 いつものメンバーに新キャラも出て来て校内の日常生活を書いてるはずなんだけど、なんとなくノリが普段とは違くて、どちらかというと騒がしいだけのラノベ風というかなんというか。
ここ最近のこのシリーズの文章量が多かっただけに、今回はとても短く感じられなんとなく消化不良気味。
全体的に可もなく不可もなく、いまいち盛り上がりに欠ける内容だった。
卓也さんのあの話は続きがあるのかな? そっちの方が気になる。
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"「内藤君がでるのなら、創也君もでなきゃ!」
女子のだれかがいった。
えっ?
ぼくがでるのなら、創也もでなきゃいけない?……どういう理屈だ?
だいたい、運動神経が不自由な創也と二人三脚するってことは、鉄下駄をはいたうえに米俵をかついで徒競走にでるようなもんだ。"[p.30]
少しややこしい仕組みしてる短編集。
"「きみは、ボツになったと聞いても、一度も『いっしょうけんめい書いたのに……』と泣き言をいわなかった。この点は、とてもいい」
「ふん」
ぼくは鼻を鳴らす。
「どれだけ時間と手間ひまをかけても、いい作品ができるなんて思ってないよ。そして、ダメなものは、ボツになって当然……だと思ってる」"[p.211]