あらすじ
コンビニの売り上げアップのため、創也が企画した水鉄砲サバイバルゲーム。手ごわいメンバーの中、内人は優勝できるのか? 「魔物」の正体は……? 前巻の謎がすべて解き明かされる、《前夜祭(EVE)》解決編!
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「いつだって、助かるのは運がいい人。運をよくしようと思ったら、そ!なりの覚悟がいるんだよ」
「未来は不確定。ーーだから、おもしろいんじゃないかな?」
とっても高価な青色絵の具を、惜しげもなくぬりたくったような空に、マシュマロみたいな白い雲。
体の奥に力がたまっていくような気がする。
すてきな景色を見て、いい気分にならないときは、どっか心が疲れてるんだよ。ーーおばあちゃんが、いってた。
うん、いま、ぼくは気持ちがいい。
最高にすてきな気分。
何年かききーーぼくが大人になったとき、同じような気持ちで空を見上げられるようにしよう。なんとなく、ぼくはそう思った。
「世界は、さめない夢を見ておわる」
*・*・*・*・
やっぱとむそーやは面白いなぁ!体験学習編の後半。学校生活って面白かったんだなって思う。幼稚園の、小学校低学年の頃のわくわくを持ち続けているのがそーやとないとくんであり、はやみね先生でもある、と思う。いいなあ
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相変わらず地道な一歩を歩んでる感じですね(笑)
最初にまちとむに出会ったころは小学生だったのにいつの間にか私は20歳になろうとしています。
長いおつきあいになってますが、ここまでくるといつまでも一緒にいたい気になります。
次は、本格的にバトルになりそうで楽しみです!
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なんだか色々動き出してきましてワクワクしております。
「世界は、さめない夢を見ておわる。」
はやみね先生に過去何があったのかは想像するしかないのですが、先生が書く女性キャラはどうしても苦手なキャラが多くて私はいつも歯ぎしりして読んでおります←
まぁ真田女史はわりと好きです(笑)
いや、内人くんの気持ちはわからんでもないが、堀越さんは…
お世辞にも趣味がいいとは言えn(ry)
きっとお父さんもこの手のタイプにころっと騙された結果、教育ママかなと思うとやるせない←
番外編の真田女史のお話非常に面白かったです。
(やることはメンヘラっぽいが…日記のくだりとか)
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前作での謎が次々と解けてすっきり。
でも、最後のクラスメイト真田さんと漫画家の母のエピソードは何のため?
年齢の話にふれて、
麗亜に瞬殺されたジュリアスが可哀想。
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ん~、今回卓也さんの活躍があんまりなかったのが残念かも(好きなので・・・)
ブランナもまだまだ正体不明にからんできてるし、「時見」なんて新しい能力者?もからんでくるみたいだし、どう決着するんでしょうねぇこれ。
つーかこれ職体か?(笑)
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前巻の謎解き編ですね!
探偵に向かないらしい私は、創也の推理を聞きながら、何度か読み返して確認したり……。
誰しもが持つ感情。人それぞれの価値観。
さりげなく入っている要素が心に留まりました。
しかしイベントの『WATER WARS』は上手いこと考えられているなぁと感心します。冒険というかサバイバル的な感じが読んでいて楽しかったです。
次巻はいよいよ「ダブル」ですね。
楽しみです。
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『働くこと』についてモヤモヤ考えている旗本君が自分とちょっと重なって見えました。読後感爽やかで、やっぱ自分マチトム大好きやなあー・・・と改めて。
内人君とウイロウがカッコよかったんですが、あのカチューシャが頭でピコピコしてるのを想像するとなんだか和んでしまいますね(笑)。今巻は二人のゲーム制作とは関係が無いので、ちょっと寂しいというか、物足りないというか。栗井栄太のゲームが次巻でお目見えだそうで、楽しみです!
ときめいたのは真田さんの職場体験話。真田さん好きですかわいい。
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久々はやみねさん。
気がついたら児童書コーナー行きにくい年になっちゃったけど、都会トムだけは最後まで読み続けたいなぁ
読んでるとなんだか落ち着きます
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創也の職場体験学習編。コンビニの売上をライバル店の3倍に伸ばすためのイベント「ウォーターウォーズ」
いつもながらの知的な創也と行動力のある内人の絶妙なコンビネーションで絶対絶命の場面を切り抜け魔物の謎を解き伏せた。
次号は栗井栄太から新作ゲーム「ダブル」のご招待。楽しみ。
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いよいよ10巻目!!こんなに長く続くとはっ(^_^;) 今回は前巻の謎解き編だから、思い出しながら読んだけれど、一気に通して読んだ方が良かったかも(--;) いつも思うけれども、内人のサバイバル能力と運の良さが欲しい!
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前巻の出来事の創也side。
ゲームが水鉄砲の戦闘なので安心して読み進められました。ゲームと魔物の正体が解明され2巻に渡った冒険も終了。
次回の予告もあって、早くも娘のワクワク感が止まらない様子です。
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コンビニ「シャドウ」の売り上げアップのため、創也が企画した水鉄砲サバイバルゲームが、ついにスタート!伝説のクリエイター「栗井栄太」をはじめ、手ごわいメンバーがひしめく中、内人は優勝できるのか?そして、中学校近くに現れた「魔物」の正体は・・・?前巻の謎がすべて解き明かされる、〈前夜祭〉解決編!傘ゴルフ大会「ジ・オープン」、漫画家「さな☆さち」の修羅場など、おまけももりだくさん!
今回はゲーム作りの前に職場体験と創也に巻き込まれて売り上げ達成のために内人が水鉄砲のサバイバルゲームで活躍するお話。プランナに話を持ちかけられた旗本くんですが、こんな風に一般人の中にたくさん潜んでいる組織、、実際あったら怖いけど知らないだけで現実にはたくさんいるんだろうなあ。中学生コンビには負けずに頑張って全貌を解き明かしてほしいものです。相変わらずおまけが面白くて笑いっぱなしでした。真田女史の可愛さがやばい。ママも素敵すぎる。
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よーやく10巻を発見したので手に取る。
いやー久しぶり。
まあ、相変わらずだなーっとゆー感じでしたが、
ちょっと飽きてきたかな。
いろいろ設定は違うんだけど展開は同じのような気が・・・・。
そーいえば前回は職場体験の巻、だったよなー。
が、あの嫌味なおじさんがいきなりやる気を出した理由が不可解。
うーん、それでやる気になるって変じゃない?
まあ、スイッチは人それぞれ、なんだろうが・・・・。
毎度のお笑いシーン、卓也さんの出番が殆どなかったので残念。
巻末漫画もなかったし。
が、相変わらずのおばあちゃんの存在感すごし。
あ、番外編のお話はよかった。
いやー時見殺し、素敵です!
Posted by ブクログ
真田女子の話が面白かったです!真田さんも可愛いし、お母さんも素敵。
本編の魔物の正体の行動理論は、もしかしたらこういう考えをする人もいるんだろうなあという微妙に嫌な感じの線をついていて、でもその後の創也のに作者の思いを知る。
Posted by ブクログ
“気をひきしめていると、創也もペンを持ってエントリー用紙に名前を書く。
ちょほぉっと、待ったぁ!
ぼくは、創也の手をにぎる。
「なんで、おまえが名前を書いてるんだ?」
「ぼくも出場するからにきまってるじゃないか」
カチューシャを頭につけ、ついてる目玉を楽しそうにふる創也。
ぼくは、深呼吸して気持ちをおちつけてから、きいた。
「"出場する"ってのは、この『WATER WARS』にでるって意味か?」
「もちろん!同じグループに入って内人くんを助けてあげるよ」
「………」
ダメだ。これで、優勝できる確率はゼロになった。
ため息が、体の奥から湧いてくる。
「おまえ、ぼくを優勝させたくないのか?」
「なぜ、ぼくが出場したら、優勝できないんだ?」
……なぜ、わからないかを、ぎゃくにききたい。
ぼくは想像する。
創也をつれて戦場に立った自分。まちがいない、二分でたおされる自信がある。
どうしよう……。”[P.114]
今回も面白い。
次は栗井栄太のゲーム。
“余裕の笑みを見せる創也。
「安心したまえ。ぼくが、いままでうそをついたことがあるかい?」
「いまも、ついたぞ」
「………」
気まずい沈黙が流れた。
創也が、フッとほほえむ。
「言葉をかえよう。——ぼくが、いままで信頼を裏切ったことがあったかい?」
「ぎゃくにきくぞ。いままで、信頼にこたえたことがあったか?」
「………」
ふたたびの、気まずい沈黙。
さきに口をひらいたのは、創也だ。
「そこまで疑うのなら、あしたになって吠え面かくなよ!」
「おー!吠え面がどんな顔かわかんないけど、かかないよ!」
そして、ぼくらは同時にそっぽをむく。
「フンだ!」”[P.291]