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Posted by ブクログ 2024年03月08日
め、名作すぎる…
「クイーン」に「ジョーカー」に、「飛行船」に「人工知能」──。「この4つのキーワードを使って、ミステリー小説をお願いします。」青い鳥文庫20周年記念特別企画によって産み出されたキャラクター達。それが人気からなのか、独立シリーズで出てきてしまっての第一作。
軽妙なギャグ
子供た...続きを読むちに、難しくとも伝えたいメッセージ
魅力的なキャラクター達
最初の約束が果たされるエンディング…
か、完璧や…
子供の頃は、次作の優雅な休暇の方が好きでしたが(今でも好きですが)、大人になって、改めてこの本の素晴らしさに一層感じ入りました。
映画もぜひみたい!
Posted by ブクログ 2023年06月24日
去年、映画は見たのであらすじは知っていたけど、改めて読んでみた。
最後のシーン、知っていても、胸にくる。そして映画は原作に忠実によくできていたんだなと実感。クイーンとジョーカーのアクションシーンは映画館で見る価値ありだった。
自分が小学生の頃にこの本があったら、さぞかし夢中になっていただろうな。
Posted by ブクログ 2021年06月16日
本当に面白いの一言です!
私は特にクイーン、ジョーカー、RDのやり取りが面白過ぎて一人でずっと笑っていました(笑)
クイーンの華麗なるプレー⁉が凄くて、どんどん読んでしまいましたね(笑)
ふと時計を見たらなんと一時間経っていた!!!!
Posted by ブクログ 2016年04月09日
待望の怪盗クイーン単品作。
盗む前には必ず予告、変装が得意、そして誰も傷つけない。正に怪盗。
だが、ただただ格好良いだけじゃなくて、茶目っ気も忘れない。
出会えて本当に良かったと思っている作品。
Posted by ブクログ 2014年05月30日
完全に帽子を脱ぎます。
これだけ見事な児童向けエンタはなかなかお目にかかれません。
いやあ、怪盗が主役を張る話って痛快ですね。いくらでも強くカッコよくできて、性格は悪いほうが味が出る。正義の味方じゃないのに人助けをしてしまって、でももらうものはちゃんともらってゆくとか、いいとこ取り放題。細かい描写や...続きを読む設定もきっちりしているので無駄なツッコミをする必要はなく、思う存分物語に身を委ねられる快感。
あとがきに古今東西の有名な(おそらくは作者お気に入りの)怪盗の名前が挙げられているのですが、その中に怪盗アマリリスを見つけた時にはうるっときました。あれも名作だったなあ。
それでも最後にひとつ疑問。なぜこれがSFとして分類されていたのでしょう。主人公たちと漫才ができるレベルの、ひどく人間臭い人工頭脳は出てきますが、それ以外に何かSF的要素はあったかな…?
Posted by ブクログ 2011年12月04日
面白いよって人からおすすめされて読んでみました!
なんといっても怪盗だいすき!!!
そのうえ、クイーンはとっても優雅で、お茶目で、怪盗の美学とやらを基準にしか仕事をしない!
その相方が無口で真面目な堅物という蝶・でこぼこコンビ!!
コンビの遣り取りだけでも面白いけど、最後にほろっとさせる、きっと「怪...続きを読む盗」らしいオチにきゅんとします。
クイーンだいすき。
Posted by ブクログ 2013年01月20日
数ヶ月経った今見ても「戦争反対なんて…」のところは、グッときます。
此方も、夢水シリーズと同じく登場人物達が、素敵。
お茶目といえば聞こえがいいクイーン。
そんなクイーンに、振り回されるジョーカー。
その他、もろもろ
笑いでニヤけてしまうので、読むときは注意が必要でした。
Posted by ブクログ 2011年02月16日
ミステリーと怪盗と……! 好きなものがふんだんに盛り込まれていて、ワクワクが止まりません。
どこかズレた怪盗クイーンと、少し謎だけど真面目なジョーカーと、じつは一番の常識保持者(?)なRD。キャラクターが個性的でそれが可愛くて、みんな大好きです。
青い鳥文庫の中ではかなり分厚い方だったので、小学...続きを読む生のころは敬遠してましたが、いまさらそれを後悔。もっと早くに出会っていたかった……!!
クイーン大好きです。
Posted by ブクログ 2010年11月03日
ついにシリーズ化と相成りましたね。
2作品にちょこっと出現していた
あのクイーンが主役であります。
でもこのクイーンもまた
癖ありすぎなんだよなぁ。
第一精密機械RDがいるところで
百数十匹のノラ猫を飼っているのがおかしいです。
しかも趣味がノミ取りになっていますし!!
名探偵に負けていないぐらい...続きを読むおかしい人だ!!
今回の対戦相手は
サーカス団。
実はこのサーカス団には
ある秘密があるんですよ。
そう、悲しい秘密がね。
しかしクイーンの
技って本当に鮮やかだなぁ。
勝ったと見せかけて
鮮やかに相手を出し抜いちゃうんですもの。
1箇所のみ
読者を引っ掛けてますので
クイーンに出し抜かれないように。
Posted by ブクログ 2010年10月18日
はやみね先生の怪盗もの。
性別不明の怪盗クイーンはハチャメチャながらイイ人なのですが、相棒やコンピューターに冷たくあしらわれている姿が面白いですね~。
誰にクイーンが化けているか、というのがこの物語のポイントなのですが、大どんでん返しまでは察知できませんでした。
クイーン初登場は、『いつも心に好奇心...続きを読む!』の中の一編らしいので、そちらも読みたいです。
Posted by ブクログ 2024年01月19日
変装の名人怪盗クイーンに不可能はない。
いいですよねえ、大胆で派手好きでお茶目で確固たる美意識を持った怪盗。
狙った宝石を横取りしたサーカス団との対決。荒唐無稽に見えて、しっかりと筋の通ったストーリー展開にほれぼれします。
Posted by ブクログ 2023年07月17日
赤いダイヤモンド『リンデンの薔薇』を盗もうとしたクイーンですが、クイーンが盗む前に、サーカス団が盗み出してしまいます。
サーカス団へ行ったクイーンは、『リンデンの薔薇』をセブン・リング・サーカスから奪えるかというゲームをすることになります。
周りに理解されない怪盗の美学を持ち、獲物を盗む怪盗クイ...続きを読むーン。怠けつつも、やるときはやるクイーンはかっこいいです。
Posted by ブクログ 2022年05月31日
年齢・性別・外見・出自も不明。
「蜃気楼(ミラージュ)」の異名を持ち、飛行船に乗って現れる、謎の大怪盗。
「怪盗クイーンからの予告状」(※)で鮮烈デビューした、怪盗クイーンの単独シリーズ第一弾。
(※『いつも心に好奇心(ミステリー)!』
『怪盗クイーンからの予告状 怪盗クイーン エピソード0』...続きを読むに収録)
怪盗VSサーカス団というベタベタの設定だが、そこに著者のロマンがあふれた作品。
「怪盗クイーン」シリーズは、はやみね作品の中でも、特に「キャラクター小説」的な側面がつよく、主役のクイーンや相棒のジョーカーをはじめ、大人数の登場人物が、個性豊かに活躍する。
たたみかけるような軽快なジョークと、さらっと織りこまれるミスリードは、発刊から20年経っても色あせない。
作中にこめられた「すべての子どもたちに幸せになってほしい」という願いに、チクリと胸が痛む。
Posted by ブクログ 2021年02月13日
小学生の頃に読み漁った本の一つです。童心にかえるワクワクさをもてて、やっぱクイーンって最高にクールだなって思いました!こんな大人に憧れました……いや少し盛りました。
Posted by ブクログ 2018年01月16日
初めて読んだのですが、すごいな、ラノベ超えてるじゃないですか。
ラジェンドラみたいなのがいるー、と好きな感じでした。
これ子供の頃読んでたら、ふじょしまっしぐらだったと思うんだ。危なかった。
Posted by ブクログ 2017年05月17日
世界一の怪盗クイーンと相棒ジョーカーの話。青い鳥文庫でも十分満足できるおもしろさだった。クイーンは普段はやる気がないのに盗むと決めたら必ず盗むところがかっこいい。
Posted by ブクログ 2016年05月04日
怪盗クイーンは、中性的な美貌と卓越した変装技術を持つ現代最後の大怪盗。彼の語る怪盗の美学は常人には理解できないものだが、ともかく彼に盗めぬものはない。超弩級巨大飛行船「トルバドゥール」に乗り、相棒のジョーカーくん、世界最高の人工知能RDと共に富豪の大宝石を頂戴したりサーカスを観にいったり猫のノミ取り...続きを読むをしたりと、今日も彼は世界を股に駆ける。……という話。
いやーすごくおもしろかった。こういう小説大好きなんだぼくは。怪盗の美学あり、個性的なキャラクターあり、B級映画みたいな軽いトーンの話もあり、けれどシリアスでダークな要素もあり、そんなこんなを全部棚の上においてそもそも楽しくてカッコいい!
子供の頃は何の気なしに読んでいた児童書だけど、大人になってこうして読むとまた別の感動があります。だって、当たり前の話だけど、児童書って子供じゃなくて大人が書いてるんですよ。私よりも一回り年長の大人が。なのに、なんでこんなに読んでてわくわくすんだろう。どうしてこんなに心が軽くなるんだろう。『重厚や設定』や『複雑な伏線』がやたら持て囃される現代ですけど、この小説を読んでいると、そんな複雑さなんてどうでもよくなるような「単純に楽しい小説」を思い出します。「子供がわくわくするような物語」を作り出せる脳みそというのは本当に想像が及ばなくて、本当にすごいことだと思います。
ん?いやでも怪盗クイーンはでも伏線回収とかもうまいし重厚な設定も(キャラ設定という意味では)山ほどあるか……
『怪盗クイーンと魔窟王の対決』を併せて読んだのですが、そちらも大いにお勧めです。
Posted by ブクログ 2023年10月20日
懐かしい本。最近長編アニメーションになった逸品ですが、アニメの方が端折る必要がありクイーンの魅力を表しきれなかったかなという感じでした。
もしアニメから入った初クイーン勢は是非原作も読んでほしい……!児童本なのでさらりと読めます。
Posted by ブクログ 2022年08月01日
読み聞かせ用。催眠術使うんは、ズルいな!この夏、ミステリーをたくさん読もうと思ってるんやけど、子ども用で面白いん探し中。自分が小学生の頃は、アガサクリスティをよく読んでたけどなあ、我が子は好きじゃないかもな。
Posted by ブクログ 2021年04月25日
昔ハマってたシリーズで久々に読みました。まあまあのよさでした。
ジョーカーは初めて好きになった二次元キャラだったけど、好みが変わったのかどっちかというとクイーンの方が気になる…笑
シンプルな文章なのでスラスラ読める。いい話。
Posted by ブクログ 2020年02月27日
怪盗クイーンと、ジョーカーと人工知能のRD。サーカスのピエロが扮装地帯の女の子との約束を果たすためにクイーンにちょっかいを出す。誰に、変身したのかわくわく。
C8293
Posted by ブクログ 2014年09月05日
飛行船で世界じゅうを飛びまわり、ねらった獲物はかならず盗む。怪盗クイーンに不可能はない。ところがそんな彼に挑戦する謎のサーカス団があらわれ、クイーンが盗むつもりだった宝石を横取りした。そして、魔術師や催眠術師など特殊能力をもつ団員たちがクイーンに勝負をいどんできた。彼らの目的はいったい何?夢水清志郎...続きを読むの好敵手・怪盗クイーン、主役で華麗にデビュー!
久しぶりに児童書コーナーに行ったら知らない間に新刊が出ていて、あまりの懐かしさに再読。小学生の頃はやみね先生の作品の中でクイーンシリーズが一番好きでした。やっぱり今読んでも面白い。私はジョーカーが好きなので、後半目立たないのが寂しいですけど、お互いに相棒を信じて不可能をやり遂げる二人がカッコいいです。岩清水刑事がナナメ上の発想すぎて笑いっぱなしでした。お母さんの料理が大好きなんですねえ。あと外見はぴしっとキメてるのにマンションどんだけ汚いんですかw
Posted by ブクログ 2013年05月07日
サーカスのわくわく感をあおるのは、「からくりサーカス」に通じるものがあります。
サーカス見に行ったことないですが。
上越警部、岩清水刑事、伊藤さんと「夢水清志郎」と同じ世界なんだけど・・・。
RDと倉木博士の話、知らないや。
あれって、文庫版だと語られてないとか?それとも、読んだけど忘れてるとか...続きを読む?
ジョーカーが、名前の割りに苦労人です。これも名前負けっていうのかしら。
ラストはほろりとさせます。
Posted by ブクログ 2013年01月12日
小学四年生の時に、図書室でこの本を手にとりました。
始めは表紙がかっこ良くて、挿絵狙いで読み始めたのですが、よみ進めていくうちにはまってしまって、今ではもうオタクになってしまっています。
やっぱりはやみねさんは、神だなー。