あらすじ
怪盗クイーンに不可能はない!飛行船で世界じゅうを飛びまわり、ねらった獲物はかならず盗む。怪盗クイーンに不可能はない。ところがそんな彼に挑戦する謎のサーカス団があらわれ、クイーンが盗むつもりだった宝石を横取りした。そして、魔術師や催眠術師など特殊能力をもつ団員たちがクイーンに勝負をいどんできた。彼らの目的はいったい何?夢水清志郎の好敵手・怪盗クイーン、主役で華麗にデビュー!
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Posted by ブクログ
去年、映画は見たのであらすじは知っていたけど、改めて読んでみた。
最後のシーン、知っていても、胸にくる。そして映画は原作に忠実によくできていたんだなと実感。クイーンとジョーカーのアクションシーンは映画館で見る価値ありだった。
自分が小学生の頃にこの本があったら、さぞかし夢中になっていただろうな。
Posted by ブクログ
噂に聞いていた怪盗クイーンシリーズにようやく手をつけられた。世界最高の人工知能RDと有能なジョーカーとともに世界中を飛びまわる怪盗クイーンは、狙った獲物は必ず盗むチート集団。控えめにいっても好き。何よりクイーンの“怪盗の美学”に並々ならぬ魅力を感じたので、次回作も楽しみに読もうと思います!
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め、名作すぎる…
「クイーン」に「ジョーカー」に、「飛行船」に「人工知能」──。「この4つのキーワードを使って、ミステリー小説をお願いします。」青い鳥文庫20周年記念特別企画によって産み出されたキャラクター達。それが人気からなのか、独立シリーズで出てきてしまっての第一作。
軽妙なギャグ
子供たちに、難しくとも伝えたいメッセージ
魅力的なキャラクター達
最初の約束が果たされるエンディング…
か、完璧や…
子供の頃は、次作の優雅な休暇の方が好きでしたが(今でも好きですが)、大人になって、改めてこの本の素晴らしさに一層感じ入りました。
映画もぜひみたい!
Posted by ブクログ
本当に面白いの一言です!
私は特にクイーン、ジョーカー、RDのやり取りが面白過ぎて一人でずっと笑っていました(笑)
クイーンの華麗なるプレー⁉が凄くて、どんどん読んでしまいましたね(笑)
ふと時計を見たらなんと一時間経っていた!!!!
Posted by ブクログ
待望の怪盗クイーン単品作。
盗む前には必ず予告、変装が得意、そして誰も傷つけない。正に怪盗。
だが、ただただ格好良いだけじゃなくて、茶目っ気も忘れない。
出会えて本当に良かったと思っている作品。
Posted by ブクログ
完全に帽子を脱ぎます。
これだけ見事な児童向けエンタはなかなかお目にかかれません。
いやあ、怪盗が主役を張る話って痛快ですね。いくらでも強くカッコよくできて、性格は悪いほうが味が出る。正義の味方じゃないのに人助けをしてしまって、でももらうものはちゃんともらってゆくとか、いいとこ取り放題。細かい描写や設定もきっちりしているので無駄なツッコミをする必要はなく、思う存分物語に身を委ねられる快感。
あとがきに古今東西の有名な(おそらくは作者お気に入りの)怪盗の名前が挙げられているのですが、その中に怪盗アマリリスを見つけた時にはうるっときました。あれも名作だったなあ。
それでも最後にひとつ疑問。なぜこれがSFとして分類されていたのでしょう。主人公たちと漫才ができるレベルの、ひどく人間臭い人工頭脳は出てきますが、それ以外に何かSF的要素はあったかな…?
Posted by ブクログ
面白いよって人からおすすめされて読んでみました!
なんといっても怪盗だいすき!!!
そのうえ、クイーンはとっても優雅で、お茶目で、怪盗の美学とやらを基準にしか仕事をしない!
その相方が無口で真面目な堅物という蝶・でこぼこコンビ!!
コンビの遣り取りだけでも面白いけど、最後にほろっとさせる、きっと「怪盗」らしいオチにきゅんとします。
クイーンだいすき。
Posted by ブクログ
数ヶ月経った今見ても「戦争反対なんて…」のところは、グッときます。
此方も、夢水シリーズと同じく登場人物達が、素敵。
お茶目といえば聞こえがいいクイーン。
そんなクイーンに、振り回されるジョーカー。
その他、もろもろ
笑いでニヤけてしまうので、読むときは注意が必要でした。
Posted by ブクログ
クイーンとジョーカーと人工知能RDのやり取りが楽しい。学校の先生をされていたこともあってか、はやみね先生の作品のには常に"子ども”へ贈るメッセージと美学が込められている。でも、それを押し付けすぎず、あくまでも作品の中で、キャラクター達の言葉や行動で語るのが素敵だと思う。大人になった今読むとまた違う刺さり方をしてくる…。私は、はやみね先生が見せてくださる"赤い夢”に心を救われながら大人になった。これからの時代を生き抜いていく子どもたちにも長く受け取られ続けて欲しい作品達。
Posted by ブクログ
サーカス団の真の狙い…なんて切ない…
そして怪盗とはロマンがありますね〜。今まで色んな怪盗に惹かれてきましたがクイーンも素敵!ジョーカーとRDは大変でしょうが笑
映画も観てみたい!
Posted by ブクログ
変装の名人怪盗クイーンに不可能はない。
いいですよねえ、大胆で派手好きでお茶目で確固たる美意識を持った怪盗。
狙った宝石を横取りしたサーカス団との対決。荒唐無稽に見えて、しっかりと筋の通ったストーリー展開にほれぼれします。
Posted by ブクログ
赤いダイヤモンド『リンデンの薔薇』を盗もうとしたクイーンですが、クイーンが盗む前に、サーカス団が盗み出してしまいます。
サーカス団へ行ったクイーンは、『リンデンの薔薇』をセブン・リング・サーカスから奪えるかというゲームをすることになります。
周りに理解されない怪盗の美学を持ち、獲物を盗む怪盗クイーン。怠けつつも、やるときはやるクイーンはかっこいいです。
Posted by ブクログ
年齢・性別・外見・出自も不明。
「蜃気楼(ミラージュ)」の異名を持ち、飛行船に乗って現れる、謎の大怪盗。
「怪盗クイーンからの予告状」(※)で鮮烈デビューした、怪盗クイーンの単独シリーズ第一弾。
(※『いつも心に好奇心(ミステリー)!』
『怪盗クイーンからの予告状 怪盗クイーン エピソード0』に収録)
怪盗VSサーカス団というベタベタの設定だが、そこに著者のロマンがあふれた作品。
「怪盗クイーン」シリーズは、はやみね作品の中でも、特に「キャラクター小説」的な側面がつよく、主役のクイーンや相棒のジョーカーをはじめ、大人数の登場人物が、個性豊かに活躍する。
たたみかけるような軽快なジョークと、さらっと織りこまれるミスリードは、発刊から20年経っても色あせない。
作中にこめられた「すべての子どもたちに幸せになってほしい」という願いに、チクリと胸が痛む。
Posted by ブクログ
小学生の頃に読み漁った本の一つです。童心にかえるワクワクさをもてて、やっぱクイーンって最高にクールだなって思いました!こんな大人に憧れました……いや少し盛りました。
Posted by ブクログ
初めて読んだのですが、すごいな、ラノベ超えてるじゃないですか。
ラジェンドラみたいなのがいるー、と好きな感じでした。
これ子供の頃読んでたら、ふじょしまっしぐらだったと思うんだ。危なかった。
Posted by ブクログ
世界一の怪盗クイーンと相棒ジョーカーの話。青い鳥文庫でも十分満足できるおもしろさだった。クイーンは普段はやる気がないのに盗むと決めたら必ず盗むところがかっこいい。
Posted by ブクログ
怪盗クイーンは、中性的な美貌と卓越した変装技術を持つ現代最後の大怪盗。彼の語る怪盗の美学は常人には理解できないものだが、ともかく彼に盗めぬものはない。超弩級巨大飛行船「トルバドゥール」に乗り、相棒のジョーカーくん、世界最高の人工知能RDと共に富豪の大宝石を頂戴したりサーカスを観にいったり猫のノミ取りをしたりと、今日も彼は世界を股に駆ける。……という話。
いやーすごくおもしろかった。こういう小説大好きなんだぼくは。怪盗の美学あり、個性的なキャラクターあり、B級映画みたいな軽いトーンの話もあり、けれどシリアスでダークな要素もあり、そんなこんなを全部棚の上においてそもそも楽しくてカッコいい!
子供の頃は何の気なしに読んでいた児童書だけど、大人になってこうして読むとまた別の感動があります。だって、当たり前の話だけど、児童書って子供じゃなくて大人が書いてるんですよ。私よりも一回り年長の大人が。なのに、なんでこんなに読んでてわくわくすんだろう。どうしてこんなに心が軽くなるんだろう。『重厚や設定』や『複雑な伏線』がやたら持て囃される現代ですけど、この小説を読んでいると、そんな複雑さなんてどうでもよくなるような「単純に楽しい小説」を思い出します。「子供がわくわくするような物語」を作り出せる脳みそというのは本当に想像が及ばなくて、本当にすごいことだと思います。
ん?いやでも怪盗クイーンはでも伏線回収とかもうまいし重厚な設定も(キャラ設定という意味では)山ほどあるか……
『怪盗クイーンと魔窟王の対決』を併せて読んだのですが、そちらも大いにお勧めです。
Posted by ブクログ
懐かしい本。最近長編アニメーションになった逸品ですが、アニメの方が端折る必要がありクイーンの魅力を表しきれなかったかなという感じでした。
もしアニメから入った初クイーン勢は是非原作も読んでほしい……!児童本なのでさらりと読めます。
Posted by ブクログ
読み聞かせ用。催眠術使うんは、ズルいな!この夏、ミステリーをたくさん読もうと思ってるんやけど、子ども用で面白いん探し中。自分が小学生の頃は、アガサクリスティをよく読んでたけどなあ、我が子は好きじゃないかもな。
Posted by ブクログ
昔ハマってたシリーズで久々に読みました。まあまあのよさでした。
ジョーカーは初めて好きになった二次元キャラだったけど、好みが変わったのかどっちかというとクイーンの方が気になる…笑
シンプルな文章なのでスラスラ読める。いい話。
Posted by ブクログ
怪盗クイーンと、ジョーカーと人工知能のRD。サーカスのピエロが扮装地帯の女の子との約束を果たすためにクイーンにちょっかいを出す。誰に、変身したのかわくわく。
C8293
Posted by ブクログ
飛行船で世界じゅうを飛びまわり、ねらった獲物はかならず盗む。怪盗クイーンに不可能はない。ところがそんな彼に挑戦する謎のサーカス団があらわれ、クイーンが盗むつもりだった宝石を横取りした。そして、魔術師や催眠術師など特殊能力をもつ団員たちがクイーンに勝負をいどんできた。彼らの目的はいったい何?夢水清志郎の好敵手・怪盗クイーン、主役で華麗にデビュー!
久しぶりに児童書コーナーに行ったら知らない間に新刊が出ていて、あまりの懐かしさに再読。小学生の頃はやみね先生の作品の中でクイーンシリーズが一番好きでした。やっぱり今読んでも面白い。私はジョーカーが好きなので、後半目立たないのが寂しいですけど、お互いに相棒を信じて不可能をやり遂げる二人がカッコいいです。岩清水刑事がナナメ上の発想すぎて笑いっぱなしでした。お母さんの料理が大好きなんですねえ。あと外見はぴしっとキメてるのにマンションどんだけ汚いんですかw
Posted by ブクログ
サーカスのわくわく感をあおるのは、「からくりサーカス」に通じるものがあります。
サーカス見に行ったことないですが。
上越警部、岩清水刑事、伊藤さんと「夢水清志郎」と同じ世界なんだけど・・・。
RDと倉木博士の話、知らないや。
あれって、文庫版だと語られてないとか?それとも、読んだけど忘れてるとか?
ジョーカーが、名前の割りに苦労人です。これも名前負けっていうのかしら。
ラストはほろりとさせます。