あらすじ
お待ちかね『怪盗クイーン』シリーズ第2弾。たまには休暇がほしいと、わがままを言うクイーンに、サッチモ社社長サッチモ・ウイルソンから、豪華客船ロイヤルサッチモ号による12日間カリブ海クルージングに招待したい、という申し出があった。サッチモは10年前の因縁から、クイーンに恨みを抱いている。今回の招待も、その恨みを晴らすチャンスをねらってのこと。それは百も承知で、クイーンは招待を受けることにした。
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この頃から、夢水清志郎シリーズも含め、普通の青い鳥文庫としては厚めの本になっていった気がします。
でもしょうがない!
面白いから!
子供の頃、何度も読み返した思い出があります。
優雅な豪華客船のクルーズという舞台設定
魅力的な敵キャラクター達
それを次々と鮮やかにかわしていくクイーンの手際
ジョーカーとイルマ姫の淡いロマンス…
女装したクイーンの可愛さ、美しさ…
か、完璧すぎる……
本当にクイーンの1、2作目は大好きです。
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初めて読んだ小学2年生の頃から何度も読み返している作品。自分がはやみね先生のファンになった初めの作品でもある。
シリーズが続くにつれて、クイーンの強さとジョーカーの青さ(またそれを歯がゆく思う気持ち)が改めて際立っているように感じる。13人の探偵卿やマフィアが入り交じってドンパチやる今も良いけれど、シンプルに休暇を楽しむ2人もいいな〜と思った。
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児童書にしてはかなり厚めではあるが、クイーンとジョーカーたちの会話はとても面白く、すらすらと読めてしまう。
迫りくる刺客との戦いで、クイーンの人間離れして強さを思い知らされたり、衝撃の犯人など読んでいて飽きない作品。
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怪盗クイーンシリーズ、2巻。
クイーンのワガママにつき合わされてため息をつくジョーカー君が可哀想で可愛すぎ。
もちろんやられっぱなしじゃなくて、かなり冷たくあしらわれるやりとりも面白い。
でも、何だかんだでクイーンには全く適わないし、守られているんだよね。それを知ってるからジョーカー君も見捨てないし信頼してる。
今回はイルマ王女とジョーカー君の身分違いのツンデレロマンスまでオマケについてきた。将来彼女と再会できるといいなぁ。
盛りだくさんで面白かったです。
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クイーンの毎日ってほとんど休暇じゃないのか、とも思いましたが、ちゃんと休暇とってました。本当に休んでいたかどうかは別にして。
今回もクイーンの天然っぷりが可愛かったです。癒される~。RDやジョーカーの苦労を考えると、涙だけど。
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相変わらずクイーンは
仕事をまったくしない模様でして。
「グータラ」なところは
誰に似たんでしょうね(笑)
ちなみに冒頭の文は
そっくりさんが出てくる
シリーズを読んでいれば
何を意味するかはわかるでしょう。
そう、つまりあの作品には…というわけ。
そのシリーズを未読でも楽しめますけど
一応刊行順で読むと
よりいっそうはやみね作品は
楽しめるんですよね。
今回クイーンには
何人もの敵が襲い掛かります。
特に恐ろしいのはその軍団を
まとめる長です。
ジョーカーが負けてしまった相手でもあります。
だけれども、やはりクイーンは強いのです。
見事に勝っちゃうんですもの。
ちなみに真相部分には
悲しい物語があります。
あの暴力姫には悲しいものが
あるとはね…
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クイーンのアホさ全開!!な作品です♪
前作よりひどいです!!
これで本当に怪盗なのか!?と思わされるけれど、やるときはめっちゃかっこいい!!
クイーンシリーズで私が一番好きな作品です☆
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飛行船乗りの怪盗クイーンと助手のジョーカーが豪華客船の旅に招待された。 休暇を楽しむはずが、クイーンを狙う暗殺団やら宝石泥棒を逮捕しようとする探偵卿やらがぞろぞろ登場。グーコ国の宝であるサファイアを取り返そうとするイルマ姫。 さてお話にきちんとオチはつくのか?つくんですねぇ、これが。 ベタなギャグも面白くて怪盗クイーンのとりこになってしまいました。 犯人はなんとなく当たりをつけていた人物でしたが、面白さは損なわれることなく、クイーンたちと一緒になって豪華客船の中を走り回った気分でした。
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クイーンシリーズ第二段。
相棒ジョーカーを怒らせる(?)ためだけにわざわざ 怪盗【かいとう】クイーンの事。また、その仕事。(うろ覚え)と言った辞書を作っていることが判明。アホだ・・・けどそんな所がまた良いw
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休暇がほしいクイーンは、サッチモから招待を受けたロイヤルサッチモ号でのカリブ海クルージングに行きます。
しかし、十年前にサッチモと世界最強の暗殺者集団である初楼(ういろう)から恨まれていたクイーンは、命を狙われていました。
さらに成り行きで、セント・オルロフ・サファイアという宝石を盗むことになります。
休暇のはずが、普段のクイーンよりたくさん働いているのではないかと思います。
強さと怪盗の美学を持つクイーンが、さらに好きになる物語でした。
Posted by ブクログ
最初に読んだのは小5?
何時間で読めたかを友人と報告しあった記憶あり。
今回電子でまとめ買いして、あらためて読むと、この軽妙な会話劇に、相変わらず魅了される。クセになる。
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児童書でこの分厚さ。
児童書界の京極夏○だ!と、謎にテンションが上がった。
豪華客船でのクルージングと来れば優雅な休暇になりそうだけど、探偵卿や暗殺集団との戦いでドタバタな休暇に。
ジョーカーくんとクイーンの他愛もないじゃれ合いが好き。
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相変わらずのクイーン節を基盤にした恋愛小説でしたね笑
キャラが多く出てきてどれも魅力的だけど軽く流されちゃうのが切なくてがっつり背景を知りたいと思ってしまうのは私が大人になったんだなと感じました。
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クイーンの優雅な休日というタイトルだが、ふたを開けてみればやはりクイーンが絡むと全然優雅じゃない!という事を再確認。ゆく先々で様々な面倒ごとに巻き込まれ大変なことになっていました。 ジョーカーはクイーンだけでも大変なのに、さらに手のかかる謎の美少女が現れてしまった。ジョーカーにはいつも同情する……。
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たまには休暇がほしいと、わがままを言うクイーンに、サッチモ社社長サッチモ・ウイルソンから、豪華客船ロイヤルサッチモ号による、12日間カリブ海クルージング、に招待したいという申し出があった。サッチモは10年前の因縁から、クイーンに恨みを抱いている。今回の招待も、その恨みを晴らすチャンスをねらってのこと。それは百も承知で、クイーンは招待を受けることにした。伯爵夫人になりすまして・・・。
クイーンシリーズの中でも特にお気に入りの巻です。気づかぬうちに新刊が何冊も出ていたので、慌てて読み返し中。
ジョーカーが大活躍で素敵です。笑うことはできないけれど、それでも感情がないわけではなくて。自分の信念に従って誰かを守ることに決めたら守り抜くその精神がめちゃくちゃカッコいいです。イルマ姫との掛け合いも微笑ましくてこの二人がまた再会できる日がくればいいなと思い少し名残惜しさの残る終わり方でした。さくさく読める児童書なんだけど、暗喩的なグーコ王国とサッチモ社の関係は大人が読んでも考えさせられる面があるなあ。経済的な豊かさ=幸せではないんだよね・・・。
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二十歳になっても未だにファンです(笑)
初めて手にした小学校四年生の時、こんな分厚い本なんか読みきれるかっ!!って思ってましたが、三日で読み終わりました。すごく面白かったです。
Posted by ブクログ
長さに満足して☆四つ。
☆三つにするかどうかで迷いましたが、いずれにせよ面白いのです!
買って後悔はしませんとも。
笑えて、しんみりできてっていうのがはやみねかおる作品の強みだと思います。
Posted by ブクログ
たまには休暇がほしいと、わがままを言うクイーンが招待されたカリブ海クルージング。差し向けられた刺客とバトルを繰り広げていく展開が面白かったが、他の乗客の旅に影響が出ない状態で戦い続けるあたり紳士的?。クイーンとジョーカーとRDの漫才のようなやり取りが読んでいて楽しい。子どもの時は分からなかったけれど、今ならわかる。第三部のあの場面、「ローマの休日」のラストシーンのオマージュだ。
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怪盗クイーンに敵対する存在として、インターポールの探偵卿。個人的な恨みとして、初楼が登場します。
探偵卿って、あんなんでいいの?クイーンの無敵っぷりはいいのだけど、なんかマヌケさしかないのだけど。
次の探偵卿に期待。
初楼の方は、なかなかの手連なんだけど、クイーンがすごすぎて勝負にならないし。
ジョーカーの存在が、強さという点ではかすみます。
彼は、RDと並んでクイーンの保護者という強烈な個性があるけどさ。
仕事上のパートナーです!って速攻で言われそうだ。
グーコの正体は以外でした。