はやみねかおるのレビュー一覧
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世界じゅうのセレブが集まる、地中海のリゾート地ニース、モナコ。その一帯では『ポルタが開くから、穴を掘ってはいけない。』という言い伝えが残っている。ラテン語で「門」を意味するポルタが天変地異によって開く時、厄災が地上にあふれるという――。そしてニースで地震が発生!悪いことが起こる前触れなのか・・・?ヴァカンスを楽しむはずだったクイーンの前に、史上最強の探偵卿があらわれ「クイーン逮捕」を賭けた勝負がはじまる!
毎度のように前編後編と、分厚くなっていく本の厚みがいいですね!(笑)読み応えがあります。いきなり初っ端からやる気ゼロの怪盗に苦情のお手紙が殺到していますが、WHUと聞いて突然元気になるクイ -
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超常現象やオカルト系の現象を扱うあやかし研究会の先輩に振り回されるお話
その実、実際は日常系ミステリ
主人公は極めて論理的なのに、先輩の存在は本物の超常現象っぽいし、幼馴染は本物の霊能力者という様々な矛盾を孕んだ設定
個人的には大学生活は親からの仕送りでなんとかできるくらいもらっってたし
遊ぶ金が欲しさにバイトしなきゃいけないわけでもなかったので、貧乏学生生活という経験はない
けど、今の時代奨学金やら何やらがなければ進学できない子も多いし、最近は増えてるのかね?
ま、ここまで追い詰められてる人はそうそういないだろうけどね
あとがきによると続編の構想はあるようだけど、まだ出てない?
先輩の謎 -
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館に関する謎のアンソロジー。
自分だけが知っているらしい館。
隔離された島にある学校。
神社という隔離された空間。
逆行すると噂される宿泊施設。
雪に閉ざされた館。
高速バスで交通事故にあった人達が避難した場所。
もうわけが分からなくなってきたのは、修学旅行。
話の運び方に、不思議な状態にのめりこみましたが
驚きの結末。
これは教えられたという事?
気が付いたという事??
落ち…というか、人物に対しての驚きは雪の館。
断言されてしまうと、人間の脳はそれでインプットされ
考える事を止めてしまう、というのは確かなようです。
完全に騙されました。 -
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物語を現実世界に出現させるディリュージョン社には、関わった者を不幸にする呪われたメタブック『あなたと二人組』がありました。これを書いた登呂井隻は、その後自殺したと考えられていました。
今まで『あなたと二人組』をリーディングしたいという依頼は断っていましたが、有名超常現象家北野純次からの依頼だったため、L1課の九(Qちゃん)と石上さんはリーディングすることになります。そして、呪いなんてありはずないと言ったM0課の森永美月と、手塚さんも、この仕事を助けることになります。
リーディング中、水分村への橋が塞がれたり、富田林先輩が死んでいたりと、何者かがリーディングを妨害しようとしてきます。また、登 -
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まあ、新しい試みだね~ある日、ルームと呼ばれるSNSへの招待が届き、入ってみると、シロクマの探偵・オオカミのアイドル・タヌキの人形遣い・ゾウの先生・コアラのマンガ家・ライオンのヒーロー・クロヒョウの遊民・チーターの新聞記者・ヒツジの少年がいて、どうやら僕はキリンらしい。揃ったところで主催者がマーダラーと名乗り、1人ずつ奇譚を語り、面白くなかったら死んで貰うという。最初に異議を唱えた少年は真っ先に消滅した。次々に参加者が減り、探偵と2人になっても、探偵は自分はマーダラーでないと、精神科医と患者の話を始める…~1964年生まれのはやみねかおるさんは初めての横書き作品だそうだ。5年後には陳腐な作品に
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幼い頃に青い鳥文庫のはやみねかおるで育った大人のための、ライトなミステリ。
まさにあの頃楽しんだテンポに懐かしくなるうえ、読書と無縁で生きてきた主人公からたびたびツッコまれる「ミステリあるある」にはついニヤッとしてしまう。
主人公のサバイバル能力が高く、トム&ソーヤも想起させられる。
劇中劇、更にそれに絡んでゆく現実世界の構造がおもしろかった。
規模の大きな舞台のように、物語を現実世界に具現化して顧客に体感させてくれる「ディリュージョン社」(現代で言うリアル脱出が一番近い感じ)――実際にあったら私も体験してみたい!
一方で、あまりに物事がパタパタと進んでいってしまうので、大人が本で -
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今回の舞台はアフリカのケニア。擬態する新種の猫が発見されたというニュースを聞いたクイーンは、さっそく予告状を出して、ケニアへと向かう。研究成果を某国に売りわたそうともくろむマッドサイエンティストの兄弟、それを阻止しようとするホテルベルリン、さらには国際刑事警察機構から派遣された探偵卿たちがケニアに集結。サバンナでの大バトルのすえに、クイーンは獲物を手にすることができるのか――!?
今回ももりもりのキャラたちでしたが、ゴンリーディンリー兄弟は核になるはずなのにわりとあっさりで、いったいどんな過去でなぜこんなことをしてるのか・・・など色々気になりました、本筋ではないけどローテの怒りを買ったヴォル -
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特に館モノが好きとかではなく、手っ取り早く読んだことのない作家さんの小説を読みたい!と思い、手に取りました。
■はやみね先生といえば児童書というイメージが強いのですが、掲載作は大人が読んでも充分に楽しめるし、青少年が読んでも楽しめる話だと思いました。ガッチガチのミステリーを期待している方には物足りないかもしれませんが、1作はこういった話があってもいいのではないかと思います。
■恩田先生の作品はタイトルでわかるように『麦の海に沈む果実』のスピンオフで、私も楽しみにしていました…が、いかんせん話が短い!勿論、このページ数で恩田陸の世界を見事に作り上げる力量は流石ですが、『麦の海に沈む果実』 -
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ある日、ジョーカーが読んでいた新聞記事を見て、クイーンはおどろいた。『怪盗クイーン参上 秘宝「アイリスのほほえみ」を盗む』記事の写真にうつっていたのは、満月を背にして立つ、黒髪&ボディスーツの人物。だれだ、このクイーンは・・・?いま、華麗な犯行で世界中の秘宝財宝を盗みまくり、世間を騒がす「怪盗クイーン」。その正体は、クイーンの名を騙る偽者「ブラッククイーン」だった。そして、ブラッククイーンが予告してきた次なる獲物は『ホープ・エッグ』! 約500年前に、世界各地で起きた奇跡「フィニス・パクトゥン」の謎を解く鍵といわれる『エッグ』をめぐり、クイーンvs.ブラッククイーンvs.探偵卿の戦いの