あらすじ
「都会のトム&ソーヤ」シリーズや「名探偵夢水清志郎」シリーズ(いずれも講談社)のベストセラー作家、はやみねかおるがヤングアダルト向けに書き下ろしたミステリー。SNSの仮想空間「ルーム」で繰り広げられる殺人ゲームの行方は?
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Posted by ブクログ
まさか、みんな別人格だったとは…
それに、ぼくも別人格だったなんて…
はやみねかおる、恐るべし。
最後伏線回収がスッキリしすぎてやばい(語彙力)
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娘が読み終わった後に大興奮しながら薦めてきたので読んでみた。
ミステリ好きとしては、結構早めに「ぼくが多重人格でルーム参加者は全員違う人格なのかな」と予想できてしまったが、まさかぼく自身も作られた人格の1つだったとは驚いた。
普通にそれぞれの人格から語られる奇譚の内容も面白く一気に読み進めてしまいました。
面白い本を薦めてくれてありがとう!
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横書きで、セリフも吹き出しで書かれているので、とても読みやすかったです。
奇譚を話しながら物語が進んでいくところがいいと思います。
物語の最後も意外で、ドキドキとワクワクがたくさん詰まった1冊だと思います。
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奇譚ルームというSNSに招待された「ぼく」
探偵は精神科医で、招待者。招待されたのは小説を書くために「ぼく」が作った登場人物が別人格となって表れていたのだったー
マンガ家、
先生、
ヒーロー、
アイドル、
遊民、
人形遣い
キリン
次々と奇譚が面白くないという理由で殺していったマーダラーの正体はなんと主人格の「ぼく」だったのにはびっくり。登場人物が別人格というのに意外性があって面白かったです。
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横書き、アイコン、吹き出しと
まさにSNSの時代の本となっていて
とてもおもしろかった。
読みやすさは、いつも通りだが
あとがきもかわいかった。
ぜひ、次回作も読みたい。
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・この本はネットの中の殺人者のマーダラーがいてその殺人者が次々に奇譚ルームに入っている人たちを殺していってその犯人を捜していく話で最後の殺人者が以外で面白いです。
・他の本とちがっていて横書きでイマドキって感じで楽しいです。推理系の本で犯人が意外な人で読んでみないとわからないかも。このドキドキ感がおもしろいです。
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あとがきにもあったけれど、クリスティのあの有名作みたい。この手の話は、どう変化をつけていくかとどう決着をつけるかにかかっていると思う。横書きと会話文で進むため非常に読みやすい。決着はそう着けるんだなと。あとから、値段を見てびっくり。普通このサイズ、ページ数、形状の本だと1500円くらいしそうだけど。980円は安い。第6の奇譚の解決が、『スティール・ボール・ラン』のウェカピポの能力とリンク。
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最後が思ってたのと違った!
帯に「犯人はわからないと思います」って書いてあったけど、所詮子ども向け小説…と舐めて読んでたら外れたw
小・中学生の子が読んだらどんハマりするんじゃないでしょうか。そういう子ども心をくすぐる犯人オチです。
スマホのメッセージのようにレイアウトされた本文も子どもウケよさそう。普段本を読まないって子も読みやすいんじゃないかな。
あと絵がいいよね…しきみさん、アマチュアの頃はどれも同じような絵でどこがいいんだ?って思ってたけど、プロになってどんどん上手くなって…スゴイね…
やっぱこういう人が残るんだなー。
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久しぶりにはやみねかおる先生の作品を読みましたが、とても良かったです!
はやみね先生のSNSを使ったトリックを読めて大人になった今でも楽しむことができる作品でした。
多重人格のトリックは全くわかりませんでしたが奇譚のお話も含めてワクワクしながら読みました。同じシリーズの続編?もあるみたいなので絶対に読もうと思いました。
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5.6年。再読。SNSで奇譚を話しあう部屋に招待された主人公。10人しか入れない部屋になぜか11人目のホストが現れ、話が面白くないと殺されるという設定。横書きチャット形式、イラストレーターの使用、身近なデジタル話から紹介すると手に取られやすい一冊。
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夏休みルーム読後、こちらも気になって。
ここで探偵とボクは知り合ったのか〜。いろんなアバターがいたけど、意外とすんなり読み込めた。最後はそういうことかと思ったけど、ルームはなかなか不思議な空間だなぁ。
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テーマが設定された中でチャットを楽しむSNS「ルーム」ある日主人公は奇譚好きのルームに招待される。10人の参加者が集まった時点で急に「マーダラー」と名乗るルームのホストが面白い奇譚を披露しないと一人ずつ殺していくと宣言。アバターと現実をリンクさせた為アバターが消えれば実際に死ぬと説明された中一人ずつアバターが消えていく。10人の中に潜む「マーダラー」は誰だ?無茶な設定だと思ったけどやや飛び道具だが地に足がついた真相に行き着いたのは流石。アイコンに吹き出しがついた横書き形式が実際のSNSを追っている感じで楽しい。奇譚の内容は人形遣いと遊民が良かった。自分の認識している世界と地続きな不思議はやはり魅力的だ。
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このテの推理もの(シチュエーションスリラー?)は多くの作品を見てきた大人になると純粋に楽しめなくなってしまうのが残念。ものすごく楽しそうに読んでいた中学生の子供がうらやましい。ただ、謎の行方やオチについては上記のとおりにしても、それ以外の人物や物語の部分でも十分楽しめた。
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横書きやセリフの吹き出しなど初めてのタイプの小説で、非常に読みやすく児童向けかなと思う。大人でも楽しめると思うが物足りなさは否めない。表紙とかの絵がかわいくて子どもも手を取りやすそう。
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真相は分からないと思います…という自信満々な作者からの挑戦状の帯が目を引く一冊。確かに、私自身もなんとなく予想して、かすっている程度でした。けれど、真相が明かされてみれば、各所に丁寧な伏線があったことに気付きます。事件の真相よりも、この奇譚たちの出所を思って、ある意味、一番怖くなりました。
Posted by ブクログ
奇譚ルーム
2017.08.30
小学生の頃読み、最近再読。
小学生は結末の意味がわかるのかなと疑問に感じたが、読みやすくワクワクする本であるのは確か。
(奇譚というタイトルすら意味のわからない人が多いのではないか。)
横向きの本というアイディアは新鮮でよい!
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最近名探偵コナンに興味を持ち始めた小学校5年の息子が読みたくて借りた1冊。1日で読み終わり、面白かった!と勧めてくれたので読むことに。横書きで、イラストありで、吹き出しのセリフみたいになっててテンポよく読め、なんとなく結末こうかなぁと思ったのに、最後の最後でえー!?となるミステリー。面白かった!
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奇譚の話かと思って読み始めた。でも奇譚は登場人物の語りとして出てくるけど中身はミステリーだった。
現実の人間が殺されているって思いながら読んでいたので、オチが期待していたものと違った。
スラスラ読みやすかった。
Posted by ブクログ
奇譚な物語が好きな10人がアバターのあるチャットルーム?に集まる、そのルームのホストがマーダラーを名乗り、奇譚な話を聞かせないと一人一人殺していくと宣言。
話の内容、アイコンと吹き出しを使うことでチャット風を演出されてて、誰が話してるのかも分かりやすく、読みやすい。最後までスラスラ読めて面白かったですฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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横書き、チャット風のやり取り、ポップなイラスト。
どれも楽しく読むためのスパイスになっていて、ページをめくる手が止まりませんでした。
SNSの仮想空間を行ったり来たりしながら語られる奇譚の数々。
はやみね先生の作品には珍しいタイプのお話ばかりだな、と感じました。
めちゃくちゃ読みやすいです。子供の頃に出会っていたら、大好きになっていただろうな。
Posted by ブクログ
たまたま本屋さんではやみねかおる先生の本を見つけたので。
昔の夢水清志郎シリーズや怪盗クイーンシリーズの感覚で読んでたけど、ゆるっとしたミステリーでした。児童書だから少し読みやすくなってるのかな。
最初の数ページで違和感が満載だった。あの最初のパソコンやスマートフォンがたくさんある(全部足した機械の台数もちゃんとヒントだった)時点で察しがいい人は気付くよね。
話が進むにつれて、みんなが忌憚を話出せばその違和感は増していく…。みんなの話の内容もだし、主人公である語り手の情報が最初のパソコンの下り以降一切出てこない。そもそも主人公は何者なのかが一切わからない時点で怪しさいっぱい。ただ最後にお前も別人格側なんかい!ってなったけど、あの子を残す意味はあったのか?あの子がまた別人格を形成するかもしれないのに?とは思ったかな。
Posted by ブクログ
架空のSNS上でのデスゲームというありがちなネタな上に、序盤でトリックの「方向性」はわかってしまったが、それでも引き込ませる力があるのは、さすがはやみねかおる。「子ども向け」だが「子ども騙し」ではない、毒を含んでいるのも例のごとし。
Posted by ブクログ
まあ、新しい試みだね~ある日、ルームと呼ばれるSNSへの招待が届き、入ってみると、シロクマの探偵・オオカミのアイドル・タヌキの人形遣い・ゾウの先生・コアラのマンガ家・ライオンのヒーロー・クロヒョウの遊民・チーターの新聞記者・ヒツジの少年がいて、どうやら僕はキリンらしい。揃ったところで主催者がマーダラーと名乗り、1人ずつ奇譚を語り、面白くなかったら死んで貰うという。最初に異議を唱えた少年は真っ先に消滅した。次々に参加者が減り、探偵と2人になっても、探偵は自分はマーダラーでないと、精神科医と患者の話を始める…~1964年生まれのはやみねかおるさんは初めての横書き作品だそうだ。5年後には陳腐な作品になっていないだろうか・心配
Posted by ブクログ
実は全員同一人物であり、しかも、視点として出ていた「僕」は本物の「僕」によって作られた仮想人物であったことには驚きました。
同級生におススメされたけど、読み応えとしては短かった気がします。もうちょっと長ければなぁ〜
Posted by ブクログ
横書きの読みにくさに慣れてしまえば、普通にミステリとして面白かったです。
はやみねかおるさんらしいな、という印象です。
ただ、精神疾患についてネタとして触れてあるので、あまり子どもにすすめる気にはなれないとも思いました。