はやみねかおるのレビュー一覧

  • 怪盗クイーン、かぐや姫は夢を見る

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    怪盗の美学にかなう、次なる獲物は、なんと日本!舞台は、竹取の翁(おきな)の末裔が住むといわれる、秘境、竹鳥村。狙うは、不老不死の秘薬“蓬莱(ほうらい)”だ。そんなおり、竹鳥村では、絶世の美女、春咲華代をめぐって、現代のかぐや姫騒動が勃発していた。探偵卿の仙太郎やヴォルフ、クイーンの命を狙う暗殺臣(アサッシン)まで乗りこんできて、竹鳥村は大騒動!はたして、蓬莱を手にするのは、だれか・・・!?

    今までのシリーズとはちょっと変わったクイーンとジョーカーがそれぞれ別行動で進む展開です。探偵卿チームはほんとコントでしかなくて笑いながら読める。ヴォルフちゃんはせっかく彼女になったローテさんに火だるまにされないよう気をつけてくださいw昔話をハッピーエンドにするという面白い設定だったんですが、結局華代がクイーンじゃなくてあの人物だった、というのにはちょっとSF要素強すぎた感はある。正直それじゃ何でもあり、になっちゃう。クイーンとかぐや姫でいったらやはりかぐや姫が強いということになるのかな?

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    2018年03月21日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    「思い出の館のショウシツ」★★
    「麦の海に浮かぶ檻」★★★
    「QED-鬼神の杜ー」★★
    「時の館のエトワール」★★★
    「首無館の殺人」★
    「囚人館の惨劇」★★★★

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    2018年01月09日
  • 怪盗クイーンに月の砂漠を ピラミッドキャップの謎 後編

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    「あべこべ城」での眠りから覚めたピラミッドキャップは、はやくもその力を発動し、モーリッツ教授をエジプトへと飛ばした!ピラミッドキャップを追って、クイーン、皇帝、探偵卿、ホテルベルリンらも一路エジプトへ。しかし、そんな人間たちの思惑を超えて、ピラミッドキャップは、地球を滅亡に導こうとしていた!ギザの三大ピラミッドに舞台をうつし、怪盗クイーンは地球を救えるか!?

    過去に戻ってインゴマルの前に現れる皇帝とヤウズ。大きな代償を払いながらも地球を救うために一肌脱ぐ皇帝の性格にちょっとは尊敬(?)しているからこそヤウズはついていくんでしょうね~。エレオノーラとの文通内容が気になるw主役2人の活躍もわくわくしながら読み進めましたが、相変わらずのんきなクイーンにジョーカーとRDは呆れ気味ですね。ジーモン侯爵ももとの世界に戻ることができて良かったなあ。広げた風呂敷がきちんと回収されて安心したけど、これだけの長さを読ませるはやみね先生もさすがですな。

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    2018年01月01日
  • 怪盗クイーン、仮面舞踏会にて ピラミッドキャップの謎 前編

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    舞台は、ドイツの深き森のなかにたたずむ古城。なんと、その城は奇怪にも「あべこべ」に建っていた。逆立ちして地中に深くつきささる「あべこべ城」。その奥深くには、「怪盗殺し」といわれるピラミッドキャップが眠っていた。人智を超える存在、ピラミッドキャップをめぐって、怪盗クイーン、皇帝、探偵卿、謎の組織ホテルベルリンが仮面舞踏会で火花を散らす――。

    クイーンのお師匠様・皇帝が登場し、彼を狙うホテルベルリンやらそれぞれの思惑が入り乱れる仮面舞踏会ですが、まさかの皇帝がピラミッドキャップを守っていたとは・・・。最後の最後であの人に渡ってしまったけどどうなることやら。後編に期待が高まる終わり方でした。そして本筋からは外れますが、あのヴォルフが!!読みながら悶えてました。まさかのこの二人がくっつくのかしら、素敵すぎる~~。背中合わせで戦う姿が見られたらいいな。仙太郎もこのままでは終われないと思うので、次こそ活躍するでしょう。楽しみ。

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    2017年12月24日
  • オリエント急行とパンドラの匣 名探偵夢水清志郎&怪盗クイーンの華麗なる大冒険

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    ヨーロッパを横断する、オリエント急行。それは、赤い夢をあざやかに彩る、かずかずの大事件の舞台となってきた。そして、いままた、古より伝わるパンドラの匣をめぐって、新たな事件が・・・。偶然か、はたまた運命か、乗車するのは名探偵夢水清志郎、そしてきっとどこかに怪盗クイーン。古都イスタンブールから花の都パリへと向けて、オリエント急行がいままさに発車する――!!

    夢水とクイーン再び、です。はやみね先生の二大人気キャラが共演なんて黄金コラボとしか言いようがない。こういうところで楽しませてくれるのは先生ならではだなあと感じます。ボタンとジャックの恋が可愛いんだけど、マンダリンが他の女とデキてるんじゃないかと疑うボタンに笑ってしまいました。キレたらやばそうなので、ジャックにはしっかり嫁の機嫌をとってほしいものですwしかしクイーンの変装をしっかり見破りながらも、最後まで種明かししない夢水はさすが赤い夢の住人だなあ。

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    2017年12月17日
  • 怪盗クイーンと魔窟王の対決

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    伝説の石といわれていた「半月石」が公開されるという。別名「願いがかなう石」とか、「神の石」とよばれているこの石こそ、怪盗の美学を満足させる獲物だ。いつになく勤労意欲のかたまりになっているクイーン。相棒のジョーカーを香港映画期待のアクションスターに変身させ、自分はそのマネージャーになりすまして、魔窟にのりこんだ・・・。いっそう華麗に、思いっきりC調に。

    小牙やヴォルフたち新キャラ登場。ヴォルフとルイーゼの会話(想像含)がめちゃくちゃ可愛いというか笑えます。クイーンの野球やサッカーのルール知らないのに目立ちたがり事件に対してジョーカーやRDの冷めた目がwwめげないクイーンですが、一瞬ヒヤリとする場面もありつつ、最終的に王を欺いたのにはさすがだなあ~と思いました。石の願いなのか、自らの願いなのか――別に石に限らず本当にそれが自分の意思なのか、自分の思いをしっかり持って行動する人でありたいものです。

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    2017年12月16日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    二分冊で出た新本格30周年記念アンソロジーの、こちらは黒。
    白と同様に個性豊かな作品集で、穏やかなのからドギツいのまで、それぞれの著者の持ち味が良く出たアンソロジーになっていた。
    ただ、読んでいなければ分かり難いシリーズ物の番外編があったのと、生理的に苦手な作風の作品があったので、自分としては白の方が好みだった。

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    2017年12月15日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    【収録作品】はやみねかおる「思い出の館のショウシツ」/恩田陸「麦の海に浮かぶ檻」/高田崇史「QED ~Ortus~鬼神の社」/綾崎隼「時の館のエトワール」/白井智之「首無館の殺人」/井上真偽「囚人館の惨劇」
     はやみねさんと恩田さんはシリーズものの外伝という感じで、安定の面白さ。

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    2017年12月07日
  • 都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》下巻

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    ネタバレ

    ネズミのせいでゲームどころで無くなってしまった感が…。真田女史と健一くんは楽しくプレイ出来たのが何よりです。
    というか、中学生男子が狙われるって普通に警察沙汰じゃないですか?今更過ぎるけど!

    ジュリアスとジュリエット。
    神宮寺さんの子供を亡くした母親が、という例は分かりやすくて、それを二人がどう考えてゲームを作っていくのか。

    創さんと内記さんが手を組んだら想像を絶することになりそう。いつか4人が顔を会わせることがあるのかな?

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    2017年11月25日
  • 都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》上巻

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    上巻はゲームが始まるまで。
    一番危険なのはネズミと呼ばれる産業スパイでしょうか。それ以外にも色々怪しい人物がいるので面白くなりそう。

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    2017年11月25日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    なんだか、館?という作品も混じっていたような。
    1番好きなのは恩田さんのかな。既存シリーズから来ているので懐かしい。
    はやみねさんも面白かった。児童書のシリーズとつながっているようなので、そちらも読んでみたい。
    終盤の2作は、ちょっとグロな感じで読むのがしんどかった。

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    2017年11月14日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

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    恩田陸を目当てに購入。
    まさかまさかの理瀬シリーズのあの人が主人公とは!
    読み終え、なるほどーー!!とファンならば、嬉しい納得!
    もっともっと読んでいたかったーー。
    恩田陸の作品だけに星をつけるなら四つか五つなんだけど、後半の作品がグロくイマイチだったのが残念。

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    2017年10月26日
  • 都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》下巻

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    夢幻がついにスタート。 
    開始早々、麗亜が快眠まくらをゲットしあっけなく一抜けしてしまう。 

    しかし簡単だったのはここまで。 
    ここからは個々のゲームの状況が順々に書かれていきます。

    ん~なんかいまいち盛り上がりに欠けた感じ。
    思惑が絡み合い過ぎてるのと、キャラが多いうえに複数のチームに分かれて行動しているので場面転換が多すぎて、それぞれの活躍が短いんだよねぇ。

    そんな中でも男を見せた健一君のこれからに期待。

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    2017年08月14日
  • ディリュージョン社の提供でお送りします

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    ネタバレ

    物語を現実化して顧客に体験させるディリュージョン社。VRじゃなく実際に行うから手動で小道具や音効を社員が仕掛けてる。小説に興味がなく社員としては使えないのに非常時の能力(応急手当とか)が抜群の不思議な主人公が活躍。本格ミステリ体験中に起きる殺人未遂事件がメインだけど、この会社の設定の方が気になる。

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    2017年08月01日
  • ディリュージョン社の提供でお送りします

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    冒頭のふわふわした感じというか、語り手のとぼけた感じが行き過ぎていて、読み進めるのがきつかったんだけど、最後まで読んでよかった。メタブックが実際に始まってからは、しっかりとミステリになっていて、意外な結末もしっかりと決まっていて、満足な読後感。

    メタブックの説明がたどたどしいのは、こういった作品に作者が慣れていないからだろうなと思う。例えば同じような変な設定を得意としている西澤保彦とかだと、導入からしっかりと設定を読者に納得させつつ、物語を進行していくんだけど。

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    2017年06月02日
  • ディリュージョン社の提供でお送りします

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    小説の世界を現実に再現する会社っていうのは、テーマとしては面白い。少し趣向は違うけど、「ゲーム」って映画みたいだ。
    ただ主人公にまってく感情移入できないのと、展開がやや唐突過ぎる感があるのが難点かな。

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    2017年05月06日
  • モナミは時間を終わらせる? Time waits for no one!なのだよ

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    英単語テストで腕時計を間違えて書いたことから、今回の騒動が始まってしまいました。あれ、テストじゃなくて連想ゲームだ。ミス虹北しっかりしてよ。名に偽りなし、な行状なんですが。
    伏線回収が押し寄せるのがタイムリープもの。その確認作業で、ページを戻ったりするのですが、これこそタイムリープか、と常々思う。

    ラストのオチもさすがミス虹北。○男くん尻拭いに頑張ってください。腐れ縁が少なくとも、神田川女史が来た未来までは、続いているらしいので。今とは違った形でね。

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    2017年04月30日
  • モナミは世界を終わらせる?

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    何がなんだかわからないまま終わる、ドタバタ劇。設定はハルヒ感あり。なんとなく物足りないまま終わったけど、続編があるのかな。
    はやみねさんの作品は大体こういう感じなので読みでがないんだが、きゅんとするポイントが入ってるからつい読んでしまう。ニトロを掴んでくれる丸男イケメン。

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    2017年03月04日
  • 都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》上巻

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    ネタバレ

    シリーズ。中学生。ゲーム。リアルロールプレイングゲーム〈夢幻〉の1.0を完成させた二人。人を招いて試してみることに。

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    2017年02月19日
  • 都会のトム&ソーヤ(14)《夢幻》上巻

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    "「さぁ、がんばろう、内人くん!きみは、あしたの夕方の塾まで、約三十四時間ぶっとおしで作業をすることができる。なんて幸せなんだろう!」
    創也が、ぼくを熱い目で見る。
    「ひょっとして、休憩なしで作業させるつもりか?」
    「ひょっとして、休憩がほしいのかい?」
    「社会科で、労働基準法ってのを習ったんだがーー」
    「残念なことに、労働基準法を遵守してたら『夢幻』は完成しないんだよ」
    「……これから『南北磁石』の略称を『SN』から『BSN』にするよ」
    「頭につけた『B』は『BRAVO』の意味かな?」
    「『BLACK企業』の『B』だよ!」"[p.54]

    この展開いつから考えてたんだろう。
    早く下巻が出ないと忘れてしまいそうで……。

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    2017年02月05日