はやみねかおるのレビュー一覧
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“気をひきしめていると、創也もペンを持ってエントリー用紙に名前を書く。
ちょほぉっと、待ったぁ!
ぼくは、創也の手をにぎる。
「なんで、おまえが名前を書いてるんだ?」
「ぼくも出場するからにきまってるじゃないか」
カチューシャを頭につけ、ついてる目玉を楽しそうにふる創也。
ぼくは、深呼吸して気持ちをおちつけてから、きいた。
「"出場する"ってのは、この『WATER WARS』にでるって意味か?」
「もちろん!同じグループに入って内人くんを助けてあげるよ」
「………」
ダメだ。これで、優勝できる確率はゼロになった。
ため息が、体の奥から湧いてくる。
「おまえ、ぼくを優勝させた -
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ネタバレ人気シリーズ7巻。
ついにゲームを作り始めた2人。内人がシナリオを書く約束。報酬は100万円。だけどなかなか書かない内人は、ソーヤに問い詰められて出まかせの物語を語る。それがゲームのシナリオに。
プレイヤーは勇者の資格をなくしている。それを集めないと、地球は滅ぼされる。悪役の怪人は頭の中で、勇者の資格を盗んだのだ。勇気のないプレイヤーは怪人を追いながら、児童公園や駄菓子や、町外れの鉄塔などで勇気をためていく。
おおよその筋がきまっただけだけど、宣伝も兼ねてがゲームを作る課程を深夜ラジオで紹介する、とソーヤは決めた。中高生に人気の番組に宣伝することで多額のお金を払った。パーソナリティは自身もゲ -
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ネタバレ今回の小説は前編だというのに、450ページ越え、小学生にはなかなかの重量感のある読み物になっている。
話は、相変わらずおどけているクイーンがピラミッドキャップを盗むのだが…最後には一緒にあべこべ城へと来たモーリッツ教授から奪い去られてしまう。話はこれから、ピラミッドキャップの中へと登場人物たちが進んでゆくことだろう。
しかし、師匠に対して、好悪の念を感じさせるクイーンは、それまでの現実離れしているような浮遊感とは一味違った人間味を帯びているような気がする。おとぎばなしのような小説。
今も読み続けているのは、クイーンが好きだからというより、薦めてくれた中学時代の友達への想いからだろう。 -
Posted by ブクログ
“しずかになったジョーカーは、おちついた声でRDにいう。
「リミッターの切れたクイーンを、説得するのはむりだ。真正面からむかっても、勝てるはずがない。」
[どうしますか?]
「…………」
ジョーカーは、考える。
しかし、どれだけ考えても答えがでない。
——敵にまわすと、これほどうっとうしい相手だったのか。
ここで、首をひねる。
——しかし、味方にいてもうっとうしいことにかわりはない。
結論がでた。
——とにかくクイーンはうっとうしい。
もちろん、この答えがなにかの役に立つわけではない。
「まず、春咲家に潜入するよ。そこからは……いきあたりばったりだ。」
[了解しました。]
かなり不安だったが、