はやみねかおるのレビュー一覧
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怪盗の美学にかなう、次なる獲物は、なんと日本!舞台は、竹取の翁(おきな)の末裔が住むといわれる、秘境、竹鳥村。狙うは、不老不死の秘薬“蓬莱(ほうらい)”だ。そんなおり、竹鳥村では、絶世の美女、春咲華代をめぐって、現代のかぐや姫騒動が勃発していた。探偵卿の仙太郎やヴォルフ、クイーンの命を狙う暗殺臣(アサッシン)まで乗りこんできて、竹鳥村は大騒動!はたして、蓬莱を手にするのは、だれか・・・!?
今までのシリーズとはちょっと変わったクイーンとジョーカーがそれぞれ別行動で進む展開です。探偵卿チームはほんとコントでしかなくて笑いながら読める。ヴォルフちゃんはせっかく彼女になったローテさんに火だるまにされないよう気をつけてくださいw昔話をハッピーエンドにするという面白い設定だったんですが、結局華代がクイーンじゃなくてあの人物だった、というのにはちょっとSF要素強すぎた感はある。正直それじゃ何でもあり、になっちゃう。クイーンとかぐや姫でいったらやはりかぐや姫が強いということになるのかな? -
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「あべこべ城」での眠りから覚めたピラミッドキャップは、はやくもその力を発動し、モーリッツ教授をエジプトへと飛ばした!ピラミッドキャップを追って、クイーン、皇帝、探偵卿、ホテルベルリンらも一路エジプトへ。しかし、そんな人間たちの思惑を超えて、ピラミッドキャップは、地球を滅亡に導こうとしていた!ギザの三大ピラミッドに舞台をうつし、怪盗クイーンは地球を救えるか!?
過去に戻ってインゴマルの前に現れる皇帝とヤウズ。大きな代償を払いながらも地球を救うために一肌脱ぐ皇帝の性格にちょっとは尊敬(?)しているからこそヤウズはついていくんでしょうね~。エレオノーラとの文通内容が気になるw主役2人の活躍もわくわくしながら読み進めましたが、相変わらずのんきなクイーンにジョーカーとRDは呆れ気味ですね。ジーモン侯爵ももとの世界に戻ることができて良かったなあ。広げた風呂敷がきちんと回収されて安心したけど、これだけの長さを読ませるはやみね先生もさすがですな。 -
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舞台は、ドイツの深き森のなかにたたずむ古城。なんと、その城は奇怪にも「あべこべ」に建っていた。逆立ちして地中に深くつきささる「あべこべ城」。その奥深くには、「怪盗殺し」といわれるピラミッドキャップが眠っていた。人智を超える存在、ピラミッドキャップをめぐって、怪盗クイーン、皇帝、探偵卿、謎の組織ホテルベルリンが仮面舞踏会で火花を散らす――。
クイーンのお師匠様・皇帝が登場し、彼を狙うホテルベルリンやらそれぞれの思惑が入り乱れる仮面舞踏会ですが、まさかの皇帝がピラミッドキャップを守っていたとは・・・。最後の最後であの人に渡ってしまったけどどうなることやら。後編に期待が高まる終わり方でした。そして本筋からは外れますが、あのヴォルフが!!読みながら悶えてました。まさかのこの二人がくっつくのかしら、素敵すぎる~~。背中合わせで戦う姿が見られたらいいな。仙太郎もこのままでは終われないと思うので、次こそ活躍するでしょう。楽しみ。 -
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ヨーロッパを横断する、オリエント急行。それは、赤い夢をあざやかに彩る、かずかずの大事件の舞台となってきた。そして、いままた、古より伝わるパンドラの匣をめぐって、新たな事件が・・・。偶然か、はたまた運命か、乗車するのは名探偵夢水清志郎、そしてきっとどこかに怪盗クイーン。古都イスタンブールから花の都パリへと向けて、オリエント急行がいままさに発車する――!!
夢水とクイーン再び、です。はやみね先生の二大人気キャラが共演なんて黄金コラボとしか言いようがない。こういうところで楽しませてくれるのは先生ならではだなあと感じます。ボタンとジャックの恋が可愛いんだけど、マンダリンが他の女とデキてるんじゃないかと疑うボタンに笑ってしまいました。キレたらやばそうなので、ジャックにはしっかり嫁の機嫌をとってほしいものですwしかしクイーンの変装をしっかり見破りながらも、最後まで種明かししない夢水はさすが赤い夢の住人だなあ。 -
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伝説の石といわれていた「半月石」が公開されるという。別名「願いがかなう石」とか、「神の石」とよばれているこの石こそ、怪盗の美学を満足させる獲物だ。いつになく勤労意欲のかたまりになっているクイーン。相棒のジョーカーを香港映画期待のアクションスターに変身させ、自分はそのマネージャーになりすまして、魔窟にのりこんだ・・・。いっそう華麗に、思いっきりC調に。
小牙やヴォルフたち新キャラ登場。ヴォルフとルイーゼの会話(想像含)がめちゃくちゃ可愛いというか笑えます。クイーンの野球やサッカーのルール知らないのに目立ちたがり事件に対してジョーカーやRDの冷めた目がwwめげないクイーンですが、一瞬ヒヤリとする場面もありつつ、最終的に王を欺いたのにはさすがだなあ~と思いました。石の願いなのか、自らの願いなのか――別に石に限らず本当にそれが自分の意思なのか、自分の思いをしっかり持って行動する人でありたいものです。 -
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"「さぁ、がんばろう、内人くん!きみは、あしたの夕方の塾まで、約三十四時間ぶっとおしで作業をすることができる。なんて幸せなんだろう!」
創也が、ぼくを熱い目で見る。
「ひょっとして、休憩なしで作業させるつもりか?」
「ひょっとして、休憩がほしいのかい?」
「社会科で、労働基準法ってのを習ったんだがーー」
「残念なことに、労働基準法を遵守してたら『夢幻』は完成しないんだよ」
「……これから『南北磁石』の略称を『SN』から『BSN』にするよ」
「頭につけた『B』は『BRAVO』の意味かな?」
「『BLACK企業』の『B』だよ!」"[p.54]
この展開いつから考えてたんだろう。
早く下巻が出ないと忘れてしまいそうで……。