はやみねかおるのレビュー一覧
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飛行船で世界じゅうを飛びまわり、ねらった獲物はかならず盗む。怪盗クイーンに不可能はない。ところがそんな彼に挑戦する謎のサーカス団があらわれ、クイーンが盗むつもりだった宝石を横取りした。そして、魔術師や催眠術師など特殊能力をもつ団員たちがクイーンに勝負をいどんできた。彼らの目的はいったい何?夢水清志郎の好敵手・怪盗クイーン、主役で華麗にデビュー!
久しぶりに児童書コーナーに行ったら知らない間に新刊が出ていて、あまりの懐かしさに再読。小学生の頃はやみね先生の作品の中でクイーンシリーズが一番好きでした。やっぱり今読んでも面白い。私はジョーカーが好きなので、後半目立たないのが寂しいですけど、お互いに相棒を信じて不可能をやり遂げる二人がカッコいいです。岩清水刑事がナナメ上の発想すぎて笑いっぱなしでした。お母さんの料理が大好きなんですねえ。あと外見はぴしっとキメてるのにマンションどんだけ汚いんですかw -
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虹北商店街に住む、
小学6年生の名探偵「恭助」が
幼馴染の同級生「響子」と
身近で起こる事件を解決する推理小説です。
響子が事件に絡むなり巻き込まれるなりして、
恭助に助けを求めるのが基本的な流れ。
この恭助はいわゆる不登校なんです。
それはいじめられてるとかではなく、
学校に行くよりおじいちゃんが経営する古本屋で
店番をしつつ本を読んだり人間観察をしている方が
勉強になるからって事らしいですね。
学校での自分は本当の自分じゃない気がするんだって。
響子はそんな彼を心配しつつも、
本人が決めた事だから、
自分から学校に来るまでは学校に来るように
促したりはしないよう気を使ってます。
健気です。
周りの大人たちもそんな彼を受け入れて
見守るスタンスをとっているようですねぇ。
そんな変わり者の彼ですが、知識と情報量はハンパなく
どんな難事件?も1を聞いて10を知る感じで
ガンガン推理して解決してしちゃいます。
しかも、
被害者や加害者の心情も考慮しつつ解答するので、
そこらの大人顔負け。
まぁそんな感じで、ご都合主義な部分多いですけどねw
普段児童書の方で書いている作家が一般誌で書くと、
どう変わるのか気になったてたけど、
この作家の場合はほっとんど変わらないですねw
漢字が多いとか
文章量がちょっと増えたかなぁって感じ。
小学生が読んでも楽しめる本じゃないかと思います。 -
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“そのとたん、横Gがかかって、ぼくと創也の体がゴロゴロところがり、フワリと飛び、床に墜落。まるで、バスに乗っているときに急ブレーキをかけられたみたいだ。
ジャンケンゲーム機にぶつかってとまる。頭と背中に強い衝撃。
痛い……。
「いったい、どうしたんだ……?」
ぼくは、おどろいて創也にきいた。
創也は、まるで体がころがるのを予測していたかのように、平然とした顔をしている。(それでも、派手にころげたけどね)
「フッ……。まだおどろくのは早いよ」
目を伏せてニヒルに笑う創也。(ぶつけた頭にコブができてるけどね)”[P.136]
この人の本は物語の裏にすごく怖い事が隠されてる感じがぞくぞくする。
“麗亜さんが拍手し、ジュリアスは頭をかかえる。
そして、ぼくらを見て、あきれた声でいう。
「それにしても、あなたたちがニセモノに気づかなかったのが、いまとなっては不思議ですね。口調やしぐさから見やぶれなかったんですか?」
そりゃ、違和感はあったけどーー。
「創也も、最近こわれてるからな」
「内人くんなら、どんなボケもありかと思って」
ぼくと創也は、たがいのことばを聞き、顔を見合わせる。
つぎの瞬間ーー。
ぼくと創也のパンチが、クロスカウンターとなって炸裂した。”[P.185] -
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超真面目で、ルールと名のつく物にはどんなに理不尽でも従う男・快人と、その幼なじみの春奈が、不思議な先輩・長曽我部慎太郎とともに不思議な諸々にでくわす話。
春奈が霊能力者だったり、長曽我先輩が体に描かれた文様によって性格が変わったりと、不思議な設定なのに、
でくわす謎はすべて論理的に説明できるものばかり。
論理的思考と常識をこよなく愛し、それでも春奈の霊能力には一抹の疑問も抱いていない快人の性格のような感じ。
しかし、謎よりももっと春奈との関係性に疑問を抱け、快人。
この作家は青い鳥文庫で「夢水清志郎シリーズ」を書いてる人。おもしろかったなー。あのシリーズ。まだ続いてるのかなあ。
さすがにちょっと青い鳥文庫は買えないので、角川文庫で見つけて嬉しくなって購入してしまった。 -
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よーやく10巻を発見したので手に取る。
いやー久しぶり。
まあ、相変わらずだなーっとゆー感じでしたが、
ちょっと飽きてきたかな。
いろいろ設定は違うんだけど展開は同じのような気が・・・・。
そーいえば前回は職場体験の巻、だったよなー。
が、あの嫌味なおじさんがいきなりやる気を出した理由が不可解。
うーん、それでやる気になるって変じゃない?
まあ、スイッチは人それぞれ、なんだろうが・・・・。
毎度のお笑いシーン、卓也さんの出番が殆どなかったので残念。
巻末漫画もなかったし。
が、相変わらずのおばあちゃんの存在感すごし。
あ、番外編のお話はよかった。
いやー時見殺し、素敵です! -
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“「相手を考えろよ!おまえが名前つけようとしてるのは、宇宙人なんだぞ。ファミレスのメニューから、つけるんじゃねぇ!」
すると、宇宙人が言った。
[アラビアータ……。イタリア語で『怒り』という意味か。『おこりんぼ風』とも訳す——か]
なに?『アラビアータ』って、トマトソースの名前じゃないの?それに、なんで宇宙人のくせに、地球人のわたしより言葉を知ってるのよ。
[宇宙船を壊されて怒ってるわたしには、ピッタリの名前ではないか。よし、これからわたしのことを『アラビアータ』と読んでもらおう]
満足げな宇宙人——アラビアータの声を聞き、丸男がわたしの胸ぐらから手を離して、意外そうに呟いた。
「気に入ったのか……」
彼の顔が、地球外生命体の底知れなさに青ざめている。”[P.102]
2巻目。
起きた事、まるまるっと彼らは忘れてしまったのか……。
永遠さんだけは全部覚えてるんですかね。
“[だから、その、よければ、わたしが朝ご飯を用意してあげようかな——なんて、思ったりして——]
思わず携帯電話から耳を離す。そして、アンテナやバッテリの状況を調べる。
うん、大丈夫だ。壊れてない。
おれは、携帯に向かって言う。
「おまえ、今、おれの朝飯を用意するって言ったか?」
[うん、言った]
「そうか……」
しばらくの沈黙。風が、洗濯物を何度か揺らした。
[ちょっと、丸男!起きてるの?]
「ああ、すまん。なんて言ったらいいのかわからないので、黙りこんじまった」
[そういうときは、素直に『ありがとう』って言えばいいのよ]
おれは、少し躊躇ってから言った。
「ありがとう」”[P.198]