あらすじ
50年まえの町を再現した「レトロシティ」に名探偵夢水清志郎がやってきた! そこには、秘宝をねらってシティをさわがす謎の怪人幻影師(かいじんげんえいし)の存在が──。謎解き大好きの小学生、宮里伊緒(みやさといお)・美緒(みお)の姉妹とともに、夢水清志郎がつぎつぎとおこる怪事件に立ちむかう! 名探偵VS.幻影師の世紀の対決はどうなるのか!? 大人気本格ミステリーの新シリーズがスタート!!
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Posted by ブクログ
読みやすい内容となるほどと思わせる最後!
子供でも大人でも読みやすい楽しめる作品だと思う!
夢水さん、良いキャラだ!
コロッケやってなかったところよかったなー
Posted by ブクログ
夢水はやはりおもしろい。
最初は、いおみおに慣れなかったが、読んでいるうちに楽しくなってきた。
でも、亜衣真衣美衣も、少しは登場してもいいかな、と思う。
Posted by ブクログ
いまでは大きくなった、ファーストシーズンの読者の皆様。ありがとうございました。みんなのおかげで、夢水を書き続けることができます。
*・*・*・
あとがきでこれ読んで泣いちゃった。
三姉妹以外と組む教授なんてやだ!!!と思ってたけど。レトロシティ面白かった。あんまり謎ではなかったけど、雰囲気は健在。
Posted by ブクログ
50年まえの町を再現した「レトロ市」に名探偵夢水清志郎はやってくる。宝石を狙う怪人幻影師を止めるのは小学生の宮里伊織と美緒そして夢水清志郎であった。
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夢水探偵新シリーズ開幕。
探偵役以外は全て一新され、挿絵家さんも変更になっていますが、違和感なく読むことができました。
キャラクターは変われど、語り手は前と同じくミステリー好きの女の子。
ただ、物語が進むうちに、彼女には「もう一つの目的」ができます。それがこれまでとは違う楽しみになりました。
亜衣ちゃんたちのシリーズはまだ未読があるので、そっちも読まないと。いつか三姉妹やレーチと競演する日も来るかしら。
教授が彼女たちを忘れていないことを願って……。(きっと羽衣ママのご飯の味は覚えている……)
Posted by ブクログ
名探偵夢水清志郎の事件簿(事件ノートから変わっているのだ)の第一作。つまりは2ndシリーズ。
子供の時から、大好きだったなー!
雰囲気は健在。新姉妹もいい。けど、やっぱり3姉妹に慣れてる身としては、違和感がある。
でも、この思い出は色あせないと思う。
あとがきでは泣きそうだった!
はやみねかおるさん、これからも応援します!
Posted by ブクログ
新シリーズ、と言いつつ、夢水探偵は健在でした。
50年前の町を再現した「レトロシティ」が舞台。
夢水探偵の新・保護者には謎解き大好きな姉妹、伊緒と美緒。
また楽しいシリーズが始まってしまった…!
Posted by ブクログ
夢水清志郎セカンドシーズンです!
読み易くなってるのは今の子供に合わせてるからなのかな?
挿絵が村田先生でないけど(タイムスリップ探偵団も変わったな)、理由があるンかな…。
Posted by ブクログ
夢水清志郎事件簿、新シリーズ開幕!
最初に読んだ頃からもう10年近く経っているのに教授は相変わらずで、それが嬉しいやら悲しいやら(笑)
イラストレーターさんが変わって、少し教授も若返った気がしました。
自分が子ども産んだら読ませたいな、と思います。
Posted by ブクログ
教授こと名探偵夢水清志郎のセカンドシーズンです。新シリーズでは、謎解き大好きな伊緒と妹の美緒が教授に会い、一緒に動くことになります。
今回は、五十年くらい前をできるかぎり忠実に再現した町、レトロシティで、怪人幻影師と名探偵の対決がくりひろげられます。
幻影師は予告状を出し、『Q国 王家の秘宝展』で展示されていたブルー・ムーンを盗みだします。
さらに、レトロシティで暮らす子役のルイが消えてしまいます。
名探偵と怪人がいる赤い夢の世界は、やっぱりワクワクする世界でした。
Posted by ブクログ
小学生の頃に読み始めて大好きだったシリーズ。第2シリーズが始まっててびっくりした~!
思わず買ったけど、第1シリーズ晩年のネタ切れ感は解消されてなかった(笑)なんだろうな、コナンの映画を見ているかのような「んなアホなー!!」感(笑)
キャラクターもなぁ、亜衣ちゃん美衣ちゃん的な子はいたけど真衣ちゃん的な子が居なくて寂しかった。
…まぁ、懐古厨の戯れ言です。
Posted by ブクログ
子供のころ好きだった児童書!
久々に検索したら新しいのがひっかかったので読んでみた!
メインの謎解きは、はぁ?って感じだったけど
(そのあたりは昔の方がずっと冴えてた気がするけど)
コメディチックな文と物語の雰囲気は昔からかわってないねーー
Posted by ブクログ
新規読者層に向けたものなんだろうけど、前のキャラ達をズバっと切られるってのは、読んでて切ない。
あいかわらず良質な中身だけど、教授のフォロー役のキャラは、三姉妹たちから変えた意味が薄い。
Posted by ブクログ
夢水清志郎シリーズの新シリーズ☆
ただ、前のシリーズに比べると読み応えがないかな。。
だけど、このシリーズでも教授がどう活躍していくのか、楽しみであります。
Posted by ブクログ
“わたしはきく。
「お菓子がなかったら、わたしたちを食べる気ね?」
「いや……そこまでお腹はすいてないから。」
右手をヒラヒラふる幻影師。お腹がすいてたら、食べる気なのか!
「ほんとうは、お菓子よりも、もっとちゃんとした食事がほしいな。ぜいたくをいうつもりはないけど、京風の石狩鍋なんか最高だね。あと、きなこをまぶした揚げパンもいいな。」
細かいリクエストをする幻影師。
「幻影師って、いじきたないんだ……。」
美緒のつぶやきを、地獄耳でききとる幻影師。
「いじきたないとは、失礼だね。グルメと表現してほしいな。」
「スルメ?」
「グルメだ!」
美緒のことばにいい返す幻影師。二年生とおなじレベルでいい争わないでほしい。
幻影師が、立ちあがった。
あらためて見ると、ずいぶん背が高い。百九十センチ近いんじゃないかな。真っ黒な背広を着て、夜なのに黒いサングラス。そして、針金人形みたいにやせている。
年齢は……よくわからない。何歳にも見える、不思議な人だ。
「ぼくは、こういう者だよ。――よろしくね。」
上着の胸ポケットから名刺をとりだす。うけとれというのだろう。
わたしは、おそるおそる手をのばし、その名刺をとった。
マグライトの光で、書かれた字を読む。
『名探偵 夢水 清志郎』”
夢水さんの新シリーズ。
性格が相変わらずだなぁ。
単純だけど、ちょっと怖くて薄ら寒い。
“「みんながうそをついてる理由がわからなかったからだよ。一人や二人じゃない、たくさんの人がうそをつく。そこには、なにか重大な理由があるんだ。」
わたしは、考える。
彼女の家にいたおばさん、クラスの友達、先生……。
「ひょっとして、レトロシティの人たち全員が……。」
わたしのことばに、教授がうなずく。
中島さんにかけた電話。あれも、ほんとうはジャパンテレビにつながってなかったとしたら……。コントロールセンターの人が、うそをついたことになる。
わたしは、町を見る。
楽しそうにとおりすぎる人。黒い排気ガスを出し、ゆきかう車。
ゾクリとする。
まるで、怪物の腹の中にいるような恐怖。
美緒が、わたしの手をにぎる。わたしも、にぎり返す。
ところが、教授はちがった、うっすらと笑みをうかべている。
……教授は、楽しんでるんだ。ルイが消えた謎を前にして、うれしくってしかたないって顔だ。”