はやみねかおるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
うっかり出先で読んでしまい、吹き出してしまいそうになるのを抑えるのに苦労しました。
前作同様、主人公モナミを中心にモナミの高校と世界情勢がシンクロし、今回は宇宙人の侵略を招いてしまうという話でした。
シンクロ云々の話などはありますが、真面目な科学系の話だと思って読むべきではありません。
ひたすら食べることばかり考えている超弩級のドジっ娘、忍者、元暗殺者の元同級生、マッドサイエンティストの先輩など、リアリティには欠ける登場人物たちなので、ギャグ・娯楽として読む分には楽しいですが、真面目に考えると納得いかなくなると思います。
前作の悪役というか敵役と共闘したりと、面白い部分もありましたが、こういう続きものありがちですがやはり1作目の方が真新しさがあり、面白かった気もします。
と思いつつも、たぶん続編が出たら読むだろうなと思います。 -
Posted by ブクログ
“くじには……「K」!健一が「恋占いの石」に挑戦することに。
目を閉じた健一が歩きはじめると、志穂が自然な動作で髪の毛をかきあげる。
すると、うしろを通りかかったおじさんが「へ、へ、べぇっくしょん!」と、大きなくしゃみをする。その音におどろいて、健一の体のむきがほんの少しだけかわる。
そのおかげで、健一は、うまくもう一方の石へたどりつくことができた。
健一は目を開き、志穂のほうをふりかえる。
「見てくれた?うまくいったよ、真田女史!」
にっこりとほほえむ志穂。良い感じだ。”[P.26_24]
ページをぺらぺら面白かった。
“つぎに、創也がきみを指さす。
「もう一つの理由は、きみだよ」
「……ぼく?」
いきなり指さされ、きみは驚く。
「きみが転校してきてから約二週間。ぼくには、なにか奇妙な違和感があった。どこかふつうじゃない。きみは、いったいなにものなんだい?」
「なにものって、いわれても……」
きみは、こたえることができない。”[P.173_187] -
Posted by ブクログ
一期と比較してしまうせいか、私が成長してしまったせいか、どことなくつまらなかった、かも。一部のトリックは私にもすぐに解けましたし。
相変わらず教授は安定して奇妙かわいいのですが。
中学から小学へ下がったことで対象にする年齢もなんとなく変わったかな?
亜衣ちゃんとは違って今度の主人公は名探偵を目指す子で、側にルイという競い相手もいるし、何より幻影師という明確な敵もシリーズの基盤となっているので、良くも悪くも一期とは似ていて違うと感じました。まあ一期との時間軸の違いが分からないのであまり深くは言えないけど…。
幻影師はしっかり「赤い夢の住人」として描かれているのですが、そうするとクイーンとも比較してしまって、なんとなく幻影師が小物に感じるのは私だけでしょうか… -
Posted by ブクログ
“「でも、きみは、どうして真っ先に呪いの古文書を宮里さんに見せたんだい?」
その質問に、胸をはるタクロー。
「なんだ、おまえら知らないのか?宮里は、名探偵をめざしているんだぞ!」
みんなおどろいてるけども、もっともビックリしたのは、わたしだ。
あんた……だまってるっていったよね!
なのに、なおも話しつづけるタクロー。
「それに、こいつ、おとなしキャラを演じてるけど、ほんとうは全然ちがうからな。ほんとうの宮里は、もっと——。」
数十秒まえ、"口がかたい"といったのは、どこのどいつだ?それとも、こいつは"口がかたい"と"口がかるい"をまちがえてるのか?
気がついたら、ベラベラベラベラ話すタクローの首を、わたしはまともにしめあげていた。
「ちょ!あんた、なに勝手に話してんのよ!いわないって、昼休みに約束したでしょ!わすれたとはいわせないからね!口のかるい男は、きらわれるのよ!もっとも、もとからあんたのことなんか好きじゃないけどね!」
「グガガガガガ……。」
声にならない悲鳴をあげるタクロー。”[P.133]
2巻目。
伊緒のクラスメイト達の登場。
タクローが良いです。
光くんの件に驚きつつ。
この事件簿シリーズはぞわり怖い。
“「さぁ、あかずのロッカーをあけにいこうか。」
懐中電灯をふりまわし、楽しそうな教授。そんな様子をほほえんで見ているルイ。
わたしたちは、なんともいえない恐怖を味わっている。
なんていうんだろう。七不思議に対するこわさだけじゃない。
肖像画にしかけをした人間がいる。その者が、呪いの書も用意したのだろう。なぜ、そのようなことをしたのか理解できないこわさ。
でも、いま、わたしたちが味わってるのは、教授とルイに対するこわさ。
二人は、楽しんでいる。この状況を楽しめる二人の感覚に、わたしたちは恐怖を感じている。
まるで、夢の中にいるような感覚。”[P.172]