あらすじ
この男、自称“名探偵”、夢水清志郎(ゆめみず・きよしろう)!! 亜衣(あい)の家のとなりに引っ越してきた男は、わがままでだらしなくて、すっごく変わり者! その名も、名探偵(!?)夢水清志郎――。遊園地で起きた「人間消失事件」のナゾを解くべく、天才魔術師(マジシャン)“伯爵”との頭脳勝負にいどみます!!
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「赤い夢へようこそ。」
意味深なセリフと共に、この物語は始まります。
ヒロイン・亜衣の家のお隣にある古い洋館、そこに「名探偵」が引っ越してきた。
ひょろっと背が高く痩せていて、いつでも真っ黒な背広にサングラスをかけている。
非常識で忘れっぽくて、食べ物に関してはとっても意地汚い。
それが「名探偵」夢水清志郎――通称、教授。
名探偵だなんて信じられないくらいのだらしない振る舞いをする教授は、ほんとうに謎解きなんてできるの!?
この作品、小学生の頃に図書館で出会った人も多いのではないでしょうか。
講談社青い鳥文庫の小説『名探偵夢水清志郎シリーズ』を原作とするコミカライズ作品です。
とにかく強烈なキャラクターである「名探偵」の教授と、
亜衣たちとのコミカルなやりとりを描きながら、お話は進んでいきます。
そして事件が起こり、次々と出てくる謎。
普段は頼りない教授ですが、ここぞというところではしっかりと謎解きをしてくれます!
飄々としたセリフ回しで鮮やかに事件の核心をつく、そのギャップは作品の大きな見どころです。
…しかしその後のぐだっとした姿を見ると、それはそれで安心してしまうのです。
――さて、そんな「名探偵」を待ち受けるのは、
遊園地で姿を消す子供たち、首が取れる怪人の正体、鬼伝説の残る孤島、からくりだらけの洋館などなど。
ミステリーの定番を押さえた舞台と謎にワクワクしてしまいます。
ミステリーを気軽に楽しみたい方におすすめです。
感情タグBEST3
純粋に文庫の漫画化
文庫を漫画化した作品です。
小説は長いから…と読むのを避けていた人にオススメ。話が一冊に上手くまとまっているので、謎解きが純粋に読みたい人にもオススメです。
掲載誌が少女向けであり、教授のビジュアルが原作のイメージよりイケメンですが、特にこれといった恋愛要素はありません。純粋に推理モノとして楽しむ作品です。
Posted by ブクログ
このシリーズは本だとたくさんあって読むのが大変だがマンガだとさくさく読めるから良い。
話の内容もそこまで変わっているとは自分では思っていないので本を読むのが大変な人にはお勧めできる。
Posted by ブクログ
はやみねかおるさんも好きだし、えぬえけいさんも好き……!という私にとっては夢のような1冊です。教授の眼がサングラスから見えているのだけが気になりますが(笑)、カッコイイので個人的にはいいかな、と。あと、レーチは最初から短髪ですね。
Posted by ブクログ
夢水清志郎シリーズを知ったのは漫画からでした。
このシリーズは知っていましたがえぬえけいさんの絵柄が大好きだったのでそれがきっかけでこのシリーズに嵌ってしまいました^^
ギャグとシリアスの温度差を書き分けられる上に女の子のセンスなどはえぬえさんしかいないかと思いますw
原作も大好きですが私は漫画テイストの方が気に入っていますw
教授や三つ子ちゃんがとっても可愛らしいですw
Posted by ブクログ
「全ては ここから始まった」__
青い鳥文庫を読んだ事が 無かったので、出会いはこの漫画からでした。__
最初は、絵に惹かれ買ったのですが、読んでいる内に_
面白くなり_
最後は何か諭されるような感じすら覚えました。__
「なぜ子ども達が消えなければ ならなかったのか?」__
その意味が実は深いです。__
やはり、原作と漫画では 違いが有るので、
両方読むと より楽しめると思います。
Posted by ブクログ
はやみねかおるの名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズのコミックなんですけど。
えぬえけいで漫画化はうれしすぎです。好きなんですえぬえけい。
それにしても、夢水さんがこんなかわいくていいんですか?
針金細工じゃないし。色恋沙汰がからんできそうな、人間味のある教授なんて原作からは妄想もできない!
こんなだったっけ教授って。
やべー。
レーチの立場がやべー。
少女マンガって素敵ですね。
レーチ三巻で出てきたけど、普通にかっこいいしね。原作からは妄想できないかっこよさだからね。
そんなあたりは原作マニアさんにはあれですが、
ぶっちゃけかっこいいんで全然いいです。
ばんざい男前教授。
一冊でちゃんと本一冊分なのがうれしいです。
小学生の頃に、原作を全巻集めるほど大ハマりしていた作品です。
マンガ版を当時見たときは、えらく美青年になってるなと思ったのですが笑
絵が綺麗なので、これはこれでいい!
Posted by ブクログ
1〜10 所持
はやみねかおる先生の「名探偵夢水清志郎」、えぬえけい先生版。
内容がよくまとまってて読みやすいです。
原作から入ったので、多少の違和感は感じました。
もう少し老若男女を描き分けて欲しいです。
原作の妖しさも、と言いたいところですが… こっちはこっちでいいかな、と。
良くも悪くも少女漫画。
Posted by ブクログ
これ面白いです。こういうの、私的には結構スキ★ すっごい読みやすいライトミステリ、ってカンジかな? しかも絵が、ちょーキュート♪ ワトソン役(?)な三つ子ちゃんたちは当然だとしても、あの夢水はかわいすぎるだろう! オマエ何歳だ一体! みたいな?(笑) ホント、いくら少女マンガだからだとしても、ものすごーく可愛いったらなさすぎです。奥付で、初出が『なかよし』付録、って書いてあったので、そこで、ああそりゃカワイイわけだと納得しました。原作の小説も児童書みたいだし、作品自体、そもそも小中学生向けなんでしょうね。なので、そこまで本格ミステリっぽくもなく、ばかすか人が死ぬワケでもなく、雰囲気も重々しくなく、誰でもサックリ楽しむことのできる推理ものだと思います。あんまり本格にこだわらない方や、ミステリ初心者なんかには、ゼヒともオススメですね! あ、あと、“次巻に続く”とか後引く終わり方してることなく、キリよく終わった物語が1冊で収まってるのも、読む側としては嬉しいところかも。
――しかしながら…この1巻に限ってのことなんだろうが、三つ子とか双子とか都合良く出しすぎじゃね? と、思わなくもなかったり…(^△^;)
Posted by ブクログ
原作は青い鳥文庫。
普段はボケにしか思えない「教授」が可愛いお話。三つ子の主人公にもご注目!
心がほんわかするお話や、ちょっとせつなお話が多いです。
Posted by ブクログ
岩崎家の隣の洋館に引っ越してきた、自称・名探偵『夢水清志郎』!
遊園地で起きる、謎の誘拐事件を推理する。
―小説を読んだ事がある人は、一度、手にとってみて下さい!
夢水さんのかっこ良さとか、亜衣ちゃん達の可愛さとか・・・。
全部、堪能できます!
お勧めの一冊・・・かな?
Posted by ブクログ
青い鳥文庫より刊行されている夢水清志朗シリーズの第一巻、「そして、五人がいなくなる」の漫画版。
小説を読んだ後すぐ読んでみたんですが大筋のストーリーは変わっていませんでした。
青い鳥文庫版との相違点。
大きいところで、登場人物が若くなっていたり、出てこない人がいたり。
小さいところで、ジェットコースターの名前が違ったり…それくらいだったと思います。
Posted by ブクログ
試しに購入。教授が全然駄目駄目じゃなかった。むしろ格好いい。
黒スーツが似合ってて、サングラスに目が隠れてない!
レーチも格好いい。君、ヘタレだったんだね。
…とか言いつつ既刊は全て購入済み。
早く一ノ瀬くんでないかなー。