池波正太郎のレビュー一覧

  • 剣客商売番外編 黒白(上)

    Posted by ブクログ

    はじめて 池波正太郎の本を読む。

    次々に いろんな人が出てくるので・・・
    読みにくいなぁ。
    波切八郎 という 無垢な剣客が・・・・
    純粋培養されすぎた 剣客 ということだろう。

    物語のテンポがよく読みやすい小説だ。
    それが 何よりも楽しい。
    時代小説も 結構いけるね。
    時代劇の独特の表現が オツ である。

    これで だいぶ 読むことができる本が うまれた。

    0
    2018年03月10日
  • 剣客商売十三 波紋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    剣客商売もはや13巻。あと5冊くらいか・・?

    巻を追うごとに老いが感じられる小兵衛さん。
    本巻も随所に出てて冬より夏がツライだの言ってるし、序盤に出てた好奇心旺盛な素振りも少なくなてきたように思う。なんとも寂しい限り。

    今回は「波紋」という巻名の通りいろいろな人の生きざまがお互い様々に干渉しまう様があってなかなか趣深い。

    大治郎と三冬さんの登場が少なかったのがちょっと残念。

    0
    2012年10月22日
  • 火の国の城(上)

    Posted by ブクログ

    忍者物の歴史小説は何度か読んだことあるが、池波版忍者小説は非常に詳しい。甲賀・伊賀の違いから、技の説明が詳しいことから、戦いのリアルさが伝わってくる。そういった点で、この小説はすごく面白い。
    ストーリーとしては、関ヶ原以降の世の中にあって、豊臣と徳川の仲を取り持つ加藤清正に付く丹波大介を中心として進む。先に説明した忍者の動きと、加藤清正をサポートする大介の心理、それに、徳川の世の中にきまった時の、徳川、豊臣、真田、加藤を取り巻くストーリーを楽しめ。

    0
    2012年10月21日
  • 剣客商売十 春の嵐

    Posted by ブクログ

    読み始めてびっくり。長編ではないか。
    ハラハラ、そして、もどかしい思いをしながら、読み進めました。
    総力戦で、見えざる敵と戦う。堪能致しました。
    不二屋の芳次郎、いい味出してるなー。

    0
    2012年10月17日
  • 鬼平犯科帳(二十三)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついにあの小柳安五郎が…!
    こつこつ集め続けてきた鬼平も次巻がいよいよ
    最終巻。しかも未完で終わってると思うと
    なんとなく手に取るのを躊躇してしまうほどさみしい。

    0
    2012年10月14日
  • 雲ながれゆく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女性が主人公の話はめずらしいなと思った。主人公のお歌が仕事に恋に悩みつつ、一歩一歩進んでいくところがよかった。義弟のダメ男ぶりが最後にはやはり思いもしなかった道へすすむというところもダメだけで終わらず、話の流れからいってお店を継ぐという終わりじゃないところがよかった。朝の通勤電車で読んでいたが、話に引き込まれ降車駅まで熟読した。

    0
    2012年10月06日
  • 池波正太郎の銀座日記[全]

    Posted by ブクログ

    80年代「銀座百景」に書かれた日記エッセイ集。 健啖家で美味しいものが大好き、時間ができると銀座に通い、映画を観、 馴染みの店や時には新しい料理屋を見つけ入ってみて「旨い」「まずまず」 「まずい」。 それから少しの買い物をして帰ったら執筆。という日常がつれづれと書かれているだけなのですが、昭和銀座風物誌の ような趣があります。古本屋で見つけてから、何度も何度も読み返してしまう好きな本。銀座という場所や食べる事・呑む事が単に「好き」というより、自分の生活の中でとても大切にされていた事が伝わってくる。

    0
    2012年10月03日
  • 剣客商売四 天魔

    Posted by ブクログ

    相変わらず読みやすい。
    するするとなんの抵抗もなく安心して読み進められる。
    安心=緊張感のなさ、につながる部分もあるけれど、このシリーズはこののんびりした感じがいいんじゃないかな。
    ご飯もおいしそうだし!

    0
    2012年09月22日
  • 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ

    Posted by ブクログ

    剣客商売 番外編

    薄幸の少女、お福の物語。
    幼くして両親を失い、下女として神谷弥十郎の元で働いていたが、まもなく主人が暗殺された。
    行き場を失い、下男の五兵衛の世話もあって江戸へ出たお福。
    新しい主人、三浦平四郎はとてもよくしてくれ、お福は幸せだった。しかし、この主人も同じ無頼浪人の凶刃に倒れ、ほどなくして、五兵衛までも殺された。三浦に手裏剣の手ほどきをうけていたお福は、秋山小兵衛の助太刀をえて、仇を討ち果たす。


    若くからあまりにも多くの死を見てきたお福。それでも、人々の善意に助けられながら、たくましく生きていく姿は見てて気持ちよかった。

    小兵衛、仙台堀の政七、四谷の弥七、羽沢の嘉兵衛

    0
    2012年09月07日
  • 剣客商売十六 浮沈

    Posted by ブクログ

    剣客商売シリーズ16作目

    小兵衛66歳の秋から翌年にかけての物語。

    26年前、門弟の滝久蔵の仇討ちの助太刀をした小兵衛。
    久蔵は無事に敵討ちを成し遂げ、小兵衛も同じく助太刀をしていた山崎勘介と死闘を繰り広げた。
    それから26年たち、蕎麦屋で久蔵を見かけることになる。
    その直後、自分が斬った山崎の遺児、勘之介とも出会うことに…。



    ついに、最終巻となってしまった剣客商売シリーズ。
    顔のせいで人から誤解され、処刑された金貸し平松多四郎。その息子の伊太郎は仇討ちはしないと言う。そんなことは古めかしいと。
    そして、田沼も失脚。
    本当に時代はどんどん変わっていく。
    これからあと数十年もすれば世の

    0
    2012年09月07日
  • 剣客商売十五 二十番斬り

    Posted by ブクログ

    剣客商売シリーズ15作目


    得体の知れぬ眩暈に襲われたその日、小兵衛は、恩師・辻平右衛門ゆかりの侍、井関助太郎を匿うことになる。
    井関は手負いで、しかも曰くありげな小さな男の子を連れていた。
    小兵衛にすら多くを語らぬ井関に、忍び寄る刺客の群れ。小兵衛は久しぶりに全身に力の漲るのを感じるのだった。
    一方、江戸城内では、三冬の父、田沼意次が窮地に。



    前作から1ヶ月後くらいのお話です。
    小兵衛は66歳。口では弱気な事を言っていても小兵衛に限って…と思っていたら、今までにない眩暈でこの物語は始まる。
    宗哲先生によると、「ようやく老人の躰になった」とのこと。
    ほっとされられたのも束の間、大きな事

    0
    2012年09月06日
  • 剣客商売十四 暗殺者

    Posted by ブクログ

    剣客商売シリーズ14作目


    ある日、小兵衛は凄腕の二人の浪人者をたちまちにして蹴散らす巨漢の剣客を目にする。
    その男の名は波川周蔵。
    「あの男ならせがれでも危うい」。
    その後、小兵衛は大治郎襲撃の計画を偶然知ることになる。実行するのは波川らしい。その裏には誰がいるのか。なぜ大治郎が狙われているのか。


    小兵衛66歳。この巻では今までにはないような失敗をしたりもする。でも、ここへきてどんどん人間味が増している感じもする。大治郎に対して声を荒げてしまうシーンなど特にそう思う。
    大治郎は、さらに腕を磨き、小兵衛へ近づきつつある。
    三冬は娘からしっとりとした妻、母に。
    田沼の悪評はさらに広がり、威

    0
    2012年09月06日
  • 鬼平犯科帳(四)

    Posted by ブクログ

    20120902 鬼平シリーズは登場人物が多彩で面白い。何度でも繰り返し読めるのはその時の気分で誰に感情移入するか変わるからかも。

    0
    2012年09月02日
  • 真田太平記(三)上田攻め

    Posted by ブクログ

    書き方が上手いんだろうな~。
    もっとゆっくりペースでしか進まないと思っていたんですが、先が気になってついつい読んでしまいました。歴史モノ、しかも戦国時代なんて人が入り乱れてるので、話にするのすごく大変だと思うんですよね。視点が違うだけでガラリと違う物語になってしまうし。でもどこかでつながっているのだから、あの人がああしたから、この人がこうなった、というものがある。そのままの時間軸で書いていけばいいというものでもないので、そういう辺り、書き方が上手いのだと思います。薩摩守がかっこいい…戦国時代の人の何がかっこいいって、一本筋が通るところ。
    軟弱じゃあ武将は務まらない!っていうことですね。

    0
    2012年08月20日
  • 幕末新選組 新装版

    Posted by ブクログ

    作者の文章が好みなので新撰組にも手を出してみました。
    この作品は永倉さんが主役。彼が長寿で虫歯が原因でなくなったことは知ってたけど、それまでの解釈はわりといろいろあったと思うのですが、「江戸っ子」を押し出した作品で、彼なりの気質を見せてもらったと思います。
    池波さんが永倉さんが一番好きだっていうのが目に見えてくる。甘いといえば甘いし、切るところは切る。ある程度妥協で生きているような印象も受けますが、人間味があるのはわかる。藤堂さんとの関係性がね~。私の頭はある程度勝手な解釈をしているので、そういう目線での解釈もあるのかと。時代物が史実は一つなのに、人であるがゆえに目線を変えれば全く変わります。

    0
    2012年08月18日
  • おせん

    Posted by ブクログ

    池波正太郎の小説は、日本語が綺麗で、人や風景の描写が丁寧。ストーリーも現実味たっぷりで、変な甘さがない。久しぶりの池波ワールドを堪能しました。

    0
    2012年08月14日
  • おせん

    Posted by ブクログ

    全て、女性が主人公の13編。
    しっかり者、性悪女、美人、不器量…様々な女性たちがでてきます。
    学ぶところはいっぱいありそう…。
    それにしても女というのは不思議で恐ろしい生き物だ。

    0
    2012年08月05日
  • 食卓の情景

    Posted by ブクログ

    この人の書く文章は滋養がある。情景がある。文化がある。
    そんな人が食い物について書くのだ。面白くないわけがない。

    0
    2012年07月23日
  • 剣客商売十五 二十番斬り

    Posted by ブクログ

    20120714 シリーズも終わりに近い。小兵衛の老いが実感される。人と共にあるシリーズだからこそなのだろう。さすがに小兵衛の歳を越すことはないだろうがまだ繰り返し読みたい。
    20141015 又、読み直してみて前回気にしなかった少しづつが気になって来た。やはり作者と主人公の関係は重なるようだ。

    0
    2014年10月15日
  • 剣客商売十一 勝負

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    剣客商売もはや11巻

    ついに大治郎の息子「小太郎」が誕生。
    小兵衛の爺さんぶりに拍車がかかる。

    話としてはなかなかヘビーで、「剣の師弟」「小判二十両」ではかつての愛弟子や弟弟子と相対するし、「その日の三冬」でも旧知のものが命を落とすことになる。
    「時雨蕎麦」では一点のほほんとしたバカ話だが、やはり武芸者の矜持を問われる「勝負」と「助太刀」の2篇が秀逸。

    しかし、小兵衛と暮らしているせいかおはるの腹の据わり具合は大したもんだと思うところも。

    初期に比べて、だんだん小兵衛が老いていくようで少し寂しい感じがしました。

    0
    2012年07月13日