池波正太郎のレビュー一覧

  • 黒幕

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    なぜか美女が出てこない、美しい顔は男ばかりである。 さんはよく、女は化け物、扱いをするけれど、男の方が社会的害悪が大きいなぁと読みながら思った。最後の「開化-」が生気があってしぶとくたくましく面白かった。

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    2011年09月11日
  • 鬼平犯科帳(三)

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    平蔵が火付盗賊改を一時解任され、父の墓参りに京へ行く旅中のお話。巻の最後には妻の久栄にまつわる話があるが、この久栄と言う人の毅然とした姿と平蔵への愛というものは本当に素敵で、TVで久栄役を務めた多岐川裕美を想像しながら読むとまた格別です。

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    2011年08月19日
  • 剣客商売七 隠れ簑

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    徳どん、逃げろが好き。悪くてもひとのいい好きになってしまう人っているよなあ。
    小兵衛のような達観した感覚がほしい今日この頃

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    2011年08月15日
  • 鬼平犯科帳(二)

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    「田や、沼や、よごれた御代をあらためて、清く澄みたる白河(松平定信は白河藩主)の水」賄賂政治がたたり失脚した田沼意次にかわり幕府中枢に座った松平定信。その屋敷周辺の浅草・本所・深川を舞台にした話は本当に面白い。江戸地図を見てみると、今住んでいる木場駅前がギリギリ存在していたし、近所の神社も娘が通う霊巌寺もあった!

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    2011年08月06日
  • 剣客商売六 新妻

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    とうとう結婚したぁー。
    ふたりのうぶな感じがほほえましい。

    相変わらず絶好調な物語。
    俯瞰的→個人への視点の移り変わりも絶妙で、つい引き込まれる。
    正義だからといって助からないことがはがゆいけど、
    そういったことも小兵衛と大治郎がすっぱりと成敗してくれて
    おおかたすっきり。

    こんなはまったシリーズは始めてかもしれないー

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    2011年07月30日
  • 梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七)

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    著者急逝により、絶筆となった。消化不良はもちろんだが、それなりに続きをそうぞうするに、世の中「ままならぬこと」、梅安が新居を普請し始めたくだりから、ちょっとしたしくじりで仕掛人梅安を死にいたらしめるような気がするのである。11.7.29

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    2011年07月29日
  • 梅安影法師 仕掛人・藤枝梅安(六)

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    白子屋の残党に次々と狙われる梅安。からくも危機を脱するスリルと、鍼医師としての人情味溢れるあたたかさが快い。11.7.24

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    2011年07月24日
  • 鬼平犯科帳(四)

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    盗賊にも善玉と悪玉があり、前者は密偵になることもある。黒白でわりきれない機微を味わえる。11.7.18

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    2011年07月18日
  • 鬼平犯科帳<番外編> 乳房

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    ネタバレ

    『鬼平犯科帳』の番外編。
     『鬼平』は至福の時間をくれる娯楽作品だ。

    自分を捨てた男を殺したお松の人生を物語の柱に据えて、火付け盗賊改方に就任したばかりの鬼平を描く。
    TVドラマでおなじみの密偵「小房の粂八」「大滝の五郎蔵」「おまさ」にはまだ出あっていない頃で、唯一「相模の彦十」が登場するのみの、まさに「駆け出しの鬼平」だ。

    かつて愛した男に「お前は不作の生大根だ」とののしられた事からの女としての諦めと、その男を殺してしまった罪の重さとで 若い頃に我欲を捨てきったが為に、己ではそうと気付かずに 周りの人たちに救われ愛されるようになったお松。
    そのお松の横顔を思い「女というものはまこともって

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    2011年06月11日
  • 人斬り半次郎 賊将編

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    維新のなった後、中村半次郎が桐野利秋になるあたりからのお話。ジャンプマンガなら生き残るんだろうキャラクター。豪傑である。

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    2011年06月06日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    面白いけど長いw
    薩摩の田舎侍であった中村半次郎というお侍さんの話。坂本龍馬目線でも新撰組目線でもない幕末。西郷隆盛目線に近い。

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    2011年05月31日
  • 剣客商売七 隠れ簑

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    「徳どん、逃げろ」が好きです。秋山ファミリーはみんな情に篤くて魅力的。あとちょいちょい出てくる三冬がすっかり女らしくなって(でもやっぱりきりっとしていて)素敵。大治郎の派手な活躍が少なかったかな?

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    2011年05月25日
  • 剣客商売六 新妻

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    ついに……って感じのシリーズ第六巻。ヒーローがヒロインのピンチに現れるっていう王道中の王道。「米が飯に変じましたかな?」ってせりふがお気に入りです。

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    2011年05月15日
  • 剣客商売五 白い鬼

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    「三冬の縁談」がもどかしすぎる。大治郎のうろたえ方が可愛らしい。それに突っ込みを入れる小兵衛とのやりとりにほのぼの笑う。

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    2011年05月14日
  • 剣客商売三 陽炎の男

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    この巻では「深川十万坪」がいちばん印象に残っている……のは、たぶん、なぜかドラマでのこの話をよく覚えているからかな。むうん。あと三冬さん切り替えはえーっす。でも好き。

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    2011年05月14日
  • 鬼平犯科帳 1巻

    購入済み

    名作!

    もはやクラッシックですね。

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    2011年04月27日
  • 鬼平犯科帳(二十一)

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     鬼平長谷川平蔵は鬼の顔と仏の顔を持っている。
     その仏の顔が、密偵達との命を賭けた絆となっているのだろう。

     鬼平を読むと、リーダーとしての長谷川平蔵を考えることがよくある。命を賭けてる程心酔してくれる密偵達を持てるということは、優れたリーダーである証なのだろう。だらしなかった息子も心を入れ替えたようでもあるし。
     ただ、ワンマン経営者である気もする。自分が出張り過ぎではないか。もっと部下に任せるようにしなくては。まあ、それだけではファンは許さないのだろうけれど。

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    2017年08月16日
  • 鬼平犯科帳(三)

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    西へ行っても大活躍な鬼平もかっこよかったですが、今回は久栄さんが素敵でした。昔捨てた男への毅然とした態度はむねをすく。さすが鬼平の奥様です。

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    2011年04月08日
  • 雲霧仁左衛門(後)

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    ドラマ「鬼平犯科帳」でお馴染みとなった火付盗賊改方長官
    「鬼平」こと長谷川平蔵の先輩にあたる安部式部と
    その部下達の活躍を描いた作品。

    ラストが時代小説っぽくなくて驚き。
    そんな仕掛けをするか、池波正太郎。
    まるでスパイ映画みたいじゃないか。

    江戸時代の話なのに、スパイ映画みたいだったり、
    硬派の刑事ドラマみたいだったり。

    科学技術なんかに頼れないから、
    ひたすら尾行と張り込みに明け暮れる日々。
    頼りは己の勘とチームワーク。

    なのに、そんな地味なアナログ捜査が、
    徐々にパーツが揃っていき、最初は雲をつかむような
    存在だった悪の一大組織を破滅へと追い込んでいく。

    己の信念に従って、忠実

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    2011年03月09日
  • 雲霧仁左衛門(前)

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    作者は、鬼平犯科帳の池波正太郎氏。
    鬼平が、火付盗賊改方の活躍を描いたのに対し、
    こちらはその追われる側である盗賊側にスポットを当てた作品。

    盗賊側にも火付側にも、そしてどちらにも属さない、
    人物が大勢登場するが、誰一人似ている者はいない。
    一人一人個性が強く、それぞれが抱えている都合があり、
    信条があり、それらがぶつかり合って生み出す火花が熱い。

    雲霧仁左衛門といい、盗賊一味は、
    皆、悪者なのに魅力的だ。
    人としての弱さを持ちつつも、
    自分の稼業や生き様を誇りにして、
    何かにつけて潔い。

    前編が読み終わり、いよいよ後編。
    火付盗賊改方は雲霧一味を捕らえる事が出来るのか。

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    2011年02月27日