池波正太郎のレビュー一覧

  • 真田太平記(十)大坂入城

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    ついに最終決戦へ。
    又兵衛と幸村に兵10000ずつ預けてたらどうやったんやろ。
    とりあえずこないだ九度山に行ったから次は大阪城でも行ってこようかな。

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    2010年10月14日
  • 剣客商売番外編 黒白(下)

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    世の中は黒白だけでなく、様々な色合いによって成り立っている。
    柔軟なものの見方で、生き方も変わっていけるのかなと思います。

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    2010年10月03日
  • 真田太平記(九)二条城

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    豊臣秀頼ってほんとはどうだったんだろう?
    ボンクラなのか。
    それとも磨けば光るはずだったのに磨かなかったのか。

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    2010年10月03日
  • 男の系譜

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    信長から西郷隆盛まで、歴史に名を残した偉人について、池波正太郎が語り明かす。
    分かりやすいし、読みやすい。

    だけど、たぶんに説教くさい。やたら現代と比べて「まったく、近頃の日本は・・・」とこればっか。
    何より、女性を貶めてばかりなのが、悪印象。
    すぐ「どこどこの姫が頭悪いのは、それは女だから。すぐ感情で判断する、女は。」とやる。
    いや、待ってよ。感覚で勝手に「女だから」で片付けるアンタは、今批判してる「女」とどう違うの?と思う。
    まあ、池波のこういう考え方は小説読んでても女性の描き方からして分かってたけど。昔の人だから、こんなもんだろうとは思うけど。

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    2010年09月30日
  • 信長と秀吉と家康

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    日本人が大好きな戦国武将3人を描いた池波さんの本です。
    信長→秀吉→家康と続いた3人をリレー方式で描いた本。

    とっても読みやすいなぁ、と思ったら、
    解説に「もともとは年少の読者向き」って書いてあった。
    どうりで。

    ただただ残虐なイメージしかなくって、
    あんまり好きじゃなかった信長。
    やっぱりスゴイ人。
    今まで誰もやったことなかったことを
    大胆にともかく突き進んでいく、カッコいい。

    朝鮮出兵や秀頼への異常なまでの執着とか、
    晩年の姿を想像すると、ただただ情けないイメージしかない秀吉。
    これは逆に、彼の人間くささを感じられるのね。
    これが魅力だったんでしょう。
    池波さんも秀吉を称して、
    「い

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    2010年09月17日
  • 武士(おとこ)の紋章

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    歴史に名を残す男たちの生きざま。カッコいいです。男の美学です。特に「三根山」。現在の落ち込んだ力士のみなさん、是非読んでください!!

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    2010年12月15日
  • 鬼平犯科帳(十八)

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     シリーズも18作目。今回は短編なので結論もすぐ出るのだが、少しずつ前作と絡んでいて、細切れの長編と言えなくもない。失敗続きの登場人物がとった意外な行動など、続き物としても読める。

     最近は鬼平がビジネス書のような気がしてきています。鬼平は理想の上司か?それでも部下からあぶれものは出てしまうのか?
     大体息子がだらしないのも、鬼平がすごすぎるからかもしれません。

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    2017年08月16日
  • 火の国の城(下)

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    大阪の陣の起こる前に、豊臣寄りの大名が続けて、病死した。それは、いくらなんでも怪しいと思う人は多い。下巻では、加藤家の忍びの戦いが描かれている。終盤が呆気ないのが残念だけど、面白い本でした。

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    2010年08月20日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    ついに鬼平、最後の1冊を読み終わりました。最後の特別長編「誘拐」は未完ですね。この事件がこの後どうなっていくのか、気になるところではありますが、まだまだ鬼平がずっと活躍していくかのようで、ちょっと寂しさがまぎれるような。それにしてもここまで飽きずに読めたのもすごい。やっぱり短編のが醍醐味という気がしますが、最後の方は長編もかなりよかったです。

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    2010年08月20日
  • 鬼平犯科帳(二十二)

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    鬼平はやっぱり長編より短編のがいいかなーっと思っていたのですが、この長編は面白かった!これまでにない手強い敵に、火盗改めはどう対抗するのか。最終的には鬼平がちゃんと解決できるんでしょ、と思いつつも、本当に大丈夫なのかな、どこにきっかけがあるのか、と心配になったり、展開を楽しめました。

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    2010年08月09日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    戦国時代の後、御家を守るのがどんなに大変だったか、がよく分かった1冊。武将というより政治家としての侍たちの姿。そんな感じ。
    それにしても、信幸お兄ちゃんのかっこうよさといったら!!

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    2010年07月20日
  • 闇の狩人(上)

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    全2巻。
    時代小説。

    おお。
    いい。

    記憶喪失になってしまった訳あり武士と、
    彼を親身になって助けるいわゆる闇社会の住人達。
    記憶喪失の侍ってのも、
    あったかい人情をよせるのが悪とされている人々なのも
    すごく面白い設定。

    またこの記憶喪失の侍がいい。
    素直で、頼りなげで、読んでるこっちも
    思わずああってなる。

    クライマックスはこっちに来たかって感じ。
    グアッとしてチャンバラな盛り上がりではないけど、
    これはこれでいい。
    エピローグもぐっとくる。

    ちょっといい映画を見た気分になった。

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    2010年07月06日
  • 雲ながれゆく

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    テレビで鬼平犯科帳を観ながら、いつも食べ物が出ることから、氏のエッセーは読みましたが、
    初めて池波正太郎の小説を、まともに読みました。感激でした。
    文体に非常な特徴があって、勉強になった。

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    2010年06月18日
  • 秘密

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    さすがです…池波正太郎。

    頁をめくった瞬間活字が脳内で映像化され、まるで時代劇を見せられているようにあっという間に読んでしまいました。時代小説は色々ありますが、著者の書いたものは特に好き。池波正太郎の包容力を感じる一冊ですね。

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    2010年06月15日
  • おせん

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    短編十三話がギュッと詰まった一冊。どれも女性がテーマ、池波正太郎の理想の女性像らしいですょ。

    中には日本昔話大人版、そして江戸時代だけではなく幕末から明治にかけての時代背景のお話もあり。

    どれもこれも時代劇にしてもおかしくないお話ばかりで、とても楽しく読めました。

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    2010年06月15日
  • おおげさがきらい 池波正太郎未刊行エッセイ集1

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    2010/06/12

    名は体を表わす未刊行エッセイ集。
    おおげさではない。
    が、しかし、何とも言えぬ滋味がある。
    男盛りの脂と枯淡の境地が、微妙に入り混じった文体に引き込まれる。

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    2010年06月14日
  • 闇は知っている

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    池正の仕掛人は定番。
    冷たい闇の世界と、人情味がからんでいることも定番だが、つい引きつけられて読んでしまうのが池正です。
    自分を育ててくれた老尚と父親的な仕掛人。彼らのお陰で、仕掛人でありながら人情を絡める人生を送る。
    好きな場面は、老尚との再会場面です。

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    2010年06月15日
  • 雲ながれゆく

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    菓子舗の若後家が浪人に犯されてしまう。といういきなり楽しい場面から始まる。

    江戸時代に生きるすてきな女の生き方が、私を楽しませてくれました。もちろんチャンバラ有り

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    2010年06月15日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    全2巻。
    人斬り半次郎こと中村半次郎。
    後の桐野利秋。
    というか桐野利秋って人斬り半次郎だったんだ。


    西郷さんにくっついて回る陰湿な犬。
    ってイメージだった。
    半次郎。
    がらり。

    この半次郎は真逆。
    からっとしてストレートでまさに薩摩隼人。
    しかもモテモテ。
    しかもイケメン。
    そしてオシャレ。
    へー。

    年とって調子のってしまったり、
    勢いだけで動いて失敗したり、
    後年は割とやっかいだけど、
    それがすごく人間臭い。

    文章的には自分が初めて出会った池波先生
    真田太平記を思い出した。
    本人語る型。
    後半になればなるほど。
    前半半次郎生き生き。
    後半池波先生談な感じ。

    まあ。
    この時代はど

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    2010年06月04日
  • 仇討群像

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    表題の通り「仇討」の短編集。9編ありますが、詳しいのは本作品に収録されている解説の文を見ていただければ、良いかと。

    しかし、のっぴきならないというか、「仇討」に巻き込まれるのはつらいものです。私なら、あきらめるなぁ。

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    2010年05月30日