池波正太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
考えてみたらテレビ番組でしか「新撰組」を知りませんでしたね。
しかも記憶にあるのは近藤勇、土方歳三、沖田総司くらいで、永倉新八はこの本を読むまで知りませんでした。
凄い時代に生きたお人でしたね。
激しい戦いを生き抜いて、明治維新から大正という時代まで。
想像もつかない変動の時。
昨年まで観ていた「龍馬伝」を頭になるほどと実に面白く読んでしまいました。
永倉新八がチャキチャキの江戸っ子で、実に魅力的な人物ですっかりファンになっちゃいました。
今までテレビドラマでしか知らなかった近藤勇や土方歳三の人物像も初めて知りました。
生粋の侍であった永倉新八が最期につぶやいた言葉「悔いはない」
私も -
Posted by ブクログ
今では理解もできそうにない武士の理屈や生き様。
しかし、それらにある種の美しさを感じざるを得ないのは、それが絶対的で揺るぎようのない信念の基に成り立つからだろうか。
当巻では、そういった理屈を抱えた武士が多く登場した印象を得る。
その剛直な武士らが自ら抱く理屈の下、落命していく様は、それとは異なる、信念の儚さからくる美しさを、読者に与える。
これまで正しいと思える行動を取ってきて、自身もそれを自負する小兵衛が、初めて自らの行動に疑問符を抱き苦悩する姿は、これまでそのような姿を見せなかったこともあってか、超人的な強さを誇る彼に、人間くささをもたらした。
久々に読んだこともあってか、これまで