池波正太郎のレビュー一覧

  • 黒幕

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    山中鹿之介 渡辺勘兵衛 福島正則 真田昌幸 真田信幸等 戦国の世と後世とに生き様示す短篇集。池波作品代表格の一である『鬼平犯科帳』が “勧善懲悪” でないのと同様 戦乱の世に 必ずしも勝敗ではなく自己貫徹を第一義とする 氏の人生観が展開される。

    個人的には此は継父の遺品で 彼の書架に見つけた時は意外な共通項をも発見したような心地になった。生前 戦国時代や池波作品に関して語り合ったことは殆ど無かったが だから唯一 「福島正則や加藤清正」のような猛将が好きだ と言っていたのは忘れられない。

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    2012年05月17日
  • 梅安蟻地獄 仕掛人・藤枝梅安(二)

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    医者稼業の裏で殺しをしている梅安先生が正義に見えるのが不思議。解説にもあるように、3人の友情が読んでいて淡白ながらも深くて良い。小杉さんや音羽の親分登場。

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    2014年02月07日
  • 蝶の戦記(新装版)下

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    忍モノ
    於蝶の杉谷忍として活躍していた頃の話

    於蝶が魅力的な人物ですので この忍シリーズは楽しく読めます^^

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    2012年05月15日
  • 剣客商売三 陽炎の男

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    剣客商売第三作。

    展開はこれまでどおり、
    秋山小兵衞中心に江戸で起こる人情トラブル解決劇。

    ただし、この一冊では小兵衞・息の大治郎の活躍が目立つ。
    しかも父親譲りのユーモアさを発揮し出すので、その成長を感じると読み手のこれからの楽しみも深まる。

    三冬の恋の行方も気になるところ。

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    2012年05月07日
  • 剣客商売十三 波紋

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    20120505 小兵衛が主役。何となく老境が近付いて来ている予感。前より読んだ後の余韻が寂しい。自分が近づいているからだろうか?

    20141028 感情の高ぶりは老人も若者も一緒。体がついていくかどうかが問題。小兵衛でなければ形にならなかったかも。

    20200712 小兵衛の人生を回想するような短編集。作者の心情も出ているようで哀しい話しが多い。大治郎一家がほとんど登場しないのも淋しいが分岐点なのかも知れない。

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    2020年07月12日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    一作目よりも、主人公「小兵衞」の世界は広がってくる。

    その中でも、名脇役は弥七と粂太郎ではないだろうか?
    一作目の三冬、大治郎以上の存在感を出している。

    又六、鬼熊などのニューフェイスの登場があるが、その時々に合わせた配役は見事で、無駄のない出演陣と思う。

    小兵衞の身内たちの、これからの関わり具合も楽しみになる一冊だった。

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    2012年05月04日
  • 剣客商売八 狂乱

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    ネタバレ

    ふと読み始めた剣客商売もはや8巻。
    もう新刊は出ないのだから大事に読まないと・・^^;

    表題作にもなっている「狂乱」はさすがの迫力。
    もう少し違う歯車が噛み合えば違った結末になったのに・・・と思う作品。

    個人的にはちょっと毛色が違うのだけど「狐雨」が良い感じ。杉本又太郎が立派な剣客になったのかは気になるところ。

    「毒婦」はそうでなくても悪い方に転がる人っているよねぇって妙に納得。

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    2012年05月01日
  • 梅安最合傘 仕掛人・藤枝梅安(三)

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    梅安シリーズ・3
    まぁシリーズものですから この梅安さんも
    ストーリーが繋がってますので 順番に読むことをオススメします♪

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    2012年04月29日
  • 梅安影法師 仕掛人・藤枝梅安(六)

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    梅安シリーズ・6
    シリーズも終盤ですね

    梅安シリーズは 他の3大シリーズ(鬼平・剣客)に比べると
    葛藤というか 苦悩が滲み出てる感じで・・ 要するに他と比べると
    暗い部分が多いのですが そこが逆にいいですねー^^

    通好みな感じするなぁー (^o^)

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    2012年04月28日
  • 夜の戦士(上) 川中島の巻

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    忍びの視点からの戦国絵巻。裏切り者忍びがほれた武田信玄。実際はどうなのかわからないですが、大きな人物だったんだろうなー。跡継ぎ武田勝頼。自分のイメージだと、ひ弱な感じだったけど、ただの粗暴なやつとして描かれていた。そうなのかな?色々な解釈がなり立つからね。

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    2012年04月26日
  • 梅安乱れ雲 仕掛人・藤枝梅安(五)

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    梅安シリーズ
    登録順がバラバラなんだけど
    読んだのはシリーズ順に読みました^^

    梅安シリーズも漫画家もされてますよねー
    (さいとうたかお氏)

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    2012年04月19日
  • 夜の戦士(上) 川中島の巻

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    忍者モノですね
    一時期この池波さんの忍者モノにハマりましたねー
    内容を忘れてるから また読み直したいと思います

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    2012年04月19日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    いわゆる「池波真田物」。池波さんがこんなに真田物を書いてくれたことに感謝してしまいます。『真田太平記』を面白いと読みきった人なら、間違いなく楽しめる。
    国替え~松代藩の、真田作品短編5作。信之の物語だけでなく、真田三代誰も出てこない表題作『真田騒動』がこれだけ面白いのは流石!

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    2012年07月04日
  • 剣客商売十一 勝負

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    20120415 シリーズも中盤を超えて一番充実している頃の話、みんな元気だ。何回読み直ししても元気つけられるありがたいシリーズだ。

    20141204 過去の出来事が繋がって今の事件になっている。今回の話しはそのパターンが多い。小太郎の誕生で又内容が膨らみそうだ。

    20200704 小太郎誕生。シリーズ中盤。みんなが元気。因縁話しが多いのが少し気になったが産後の大切な時期にあたっているのでちょうど良いのかも。

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    2020年07月04日
  • 夜の戦士(上) 川中島の巻

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    甲賀の頭領、山中俊房の命を受けて、信玄暗殺を行おうとした忍びが信玄の器量と人格に心服して、信玄のために身命をかけて働く話。

    物語の中心的核心をなしているのは信玄の軍事戦略だけど、主人公・丸子笹之助などの忍びの活躍ぶりもたっぷりと描かれていて忍びものとして楽しめる。また、彼が武田に潜入する方策として最初に入門するのが塚原卜伝であり、卜伝が主要人物として登場する点においてもなかなか面白い。

    池波さんは武田勝頼をだいぶマイナスに描いているように感じたけど(もしかしたら作品のためにそうしてるだけ?)、実際、勝頼はどういう人物だったのか、武田家滅亡の要因が気になる。
    伊東潤の『武田家滅亡』が読みたく

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    2012年04月12日
  • 夜の戦士(上) 川中島の巻

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    池波正太郎の世界はどうしてこうも、揺るがないのだろう?

    時代物とはいえども古さを感じて読めないものなんて、いくらでもある。
    セリフ回しなのか?表現なのか?人物なのか?

    人間臭いといえばあまりに人間臭い主人公。
    時代物故にすでに読めている結末。
    それなのにそれらがまるで無理なく積み上げられて、
    わかっているはずなのにそれでも主人公を応援している自分。

    骨太なのにどこか暖かく、読み応えのあるストーリー。
    長い話なのに一気に読めた。

    さ、下巻に進もう。

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    2012年03月31日
  • 剣客商売九 待ち伏せ

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    20120331 何回目だろう、何度読んでも変わらない面白さ。気持ちが落ち込む時には元気になるし、そうで無い時はさらに元気になれる本。人間のあるべき気持ちに応えているからかもしれない。

    20150124 小兵衛の老いと大次郎の成長がシリーズの中で交差する中盤。日本人の大事にしてきた習慣は正しく書かれた本から学ぶしかなくなった。大事にしたいシリーズだ。

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    2015年01月25日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    蟄居に負けずひっそり牙を研ぐ真田親子。
    諦めない姿勢が素敵です。

    それにしても巻の始まり方と終わり方が秀逸。

    しっかり見せ場を持ってきます。。

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    2012年03月30日
  • 人斬り半次郎 賊将編

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    ネタバレ

    大政奉還から戊辰戦争へ…。幕末の争乱は最後の激動を見せ、慶応は明治と改元された。中村半次郎、改名して桐野利秋。日本初代の陸軍少将として得意の日々を送るが、国情はなお不穏。征韓論をめぐって新政府は二つに分かれ、西郷は鹿児島に下った。その後を追う桐野、刻々と迫る西南戦争の危機…。城山での壮絶な最期を終章に中村半次郎の後半生を描き、爽快な感動を呼ぶ完結編。

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    2012年03月24日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    ネタバレ

    「今に見ちょれ。俺はこの腕一本できっと…」。半次郎の口ぐせだった。姓は中村、鹿児島城下の藩士に“唐芋”とさげすまれる貧亡郷土の出ながら剣は示現流の名手、精気溢れる美丈夫で、性剛直である。時は幕末、ふとした機縁で西郷吉之助に見込まれ、国事に奔走するが、卓抜の剣技は血なまぐさい暗殺を重ね、“人斬り”の異名は、次第に高まってゆく。激動する時代の中に一快男児の熱血の半生を描く、傑作小説の前編。

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    2012年03月24日