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Posted by ブクログ 2017年05月19日
八巻「紀州九度山」
真田昌幸・幸村親子は紀州九度山に流罪になります。
見張り役は、豊臣家五大老も務めた浅野家のため、扱いは決して悪くありません。
さて、私は「豊臣家家臣たちは、家康が豊臣家のために三成と合戦を起こしたと本気で思っているのか?!」と思いましたが…
本気で豊臣家を乗っ取ろうとしているの...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月08日
(全巻合わせての感想)
私の読書人生で、一番読んでいる時が幸せだった本。
狂ったように食べるのも寝るのも惜しんで、次へ次へと読み進み、あっという間に全巻読み終わってしまった。
何がとかじゃなく、ただただ読むのが楽しく幸せで読書の醍醐味を身にしみて体験させてくれた作品。
乗り物に弱い私がバスの中で...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
鬼平犯科帳などで有名な池波正太郎が描く真田昌幸・真田信之・真田幸村達真田一族の盛衰を圧倒的な迫力で描く大長編物語です。
この本を読めば真田幸隆の登場から上田の陣での昌幸達親子の活躍、大坂の陣での幸村の討ち死にそして信之の徳川時代の活躍と日本史でも燦然と輝く戦国真田一族の活躍が丸ごと楽しめます。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月05日
関ヶ原の戦いでは秀忠の大軍を足止めし、誰よりも大きな貢献したにも関わらず、西軍は敗れ去り、自身は国を奪われて紀州九度山へ…
再起の機会を待ち望むも叶う気配はなく、寿命が尽きていく。「俺はもっと覇を競う事ができた筈なのに」と思いながら絶望感を味わったのだろうか。
昌幸が、自身の限界が見えた時に何を思っ...続きを読む
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