真田太平記(二)秘密

真田太平記(二)秘密

781円 (税込)

3pt

天下統一を目前にした織田信長が本能寺に討たれたことから、諸雄は再びいろめきたつ。上・信二州に割拠する真田昌幸は、関東の北条、東海の徳川、越後の上杉と対峙しつつ、己れの命運を上田築城に賭けた。一方、昌幸の二人の子供、兄の源三郎信幸と弟の源二郎幸村、そして従兄弟の樋口角兵衛をめぐる真田家の複雑に入り組んだ血筋が、小国の行方に微妙な影を落としてゆく。

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真田太平記 のシリーズ作品

1~12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 真田太平記(一)天魔の夏
    781円 (税込)
    天正10年(1582年)3月、織田・徳川連合軍によって戦国随一の精強さを誇った武田軍団が滅ぼされ、宿将真田昌幸は上・信二州に孤立、試練の時を迎えたところからこの長い物語は始まる。武勇と知謀に長けた昌幸は、天下の帰趨を探るべく手飼いの真田忍びたちを四方に飛ばせ、新しい時代の主・織田信長にいったんは臣従するのだが、その夏、またも驚天動地の時代が待ちうけていた。全12冊。
  • 真田太平記(二)秘密
    781円 (税込)
    天下統一を目前にした織田信長が本能寺に討たれたことから、諸雄は再びいろめきたつ。上・信二州に割拠する真田昌幸は、関東の北条、東海の徳川、越後の上杉と対峙しつつ、己れの命運を上田築城に賭けた。一方、昌幸の二人の子供、兄の源三郎信幸と弟の源二郎幸村、そして従兄弟の樋口角兵衛をめぐる真田家の複雑に入り組んだ血筋が、小国の行方に微妙な影を落としてゆく。
  • 真田太平記(三)上田攻め
    825円 (税込)
    上州・沼田城の帰属をめぐり北条家と争う真田昌幸は、ついに徳川・北条連合軍と戦端を開く。出来たばかりの上田城に拠った昌幸父子は、捨身の決戦で数倍の敵を退ける。そして、旧態依然たる北条家のふるまいに嫌気がさした豊臣秀吉は、甲賀忍びの御伽衆・山中長俊の仕組んだ謀略を使って開戦にもちこみ小田原城を攻め落とす。こうして秀吉の天下統一はなったのだが……。
  • 真田太平記(四)甲賀問答
    869円 (税込)
    天下統一をなしとげた豊臣秀吉は、これまでとは人柄も変ったようになり、無謀な朝鮮出兵を号令。そこに豊臣政権のほころび目を見てとった甲賀忍びの頭領・山中俊房は、秀吉の御伽衆である又従弟の山中長俊に早くも手をまわし徳川方への加担を説く。ここに甲賀忍びと真田の草の者との凄絶な戦いが開始され、壺谷又五郎や女忍者お江の常人には推しはかれない活躍が繰り広げられる。
  • 真田太平記(五)秀頼誕生
    781円 (税込)
    肉親を次々と失い朝鮮出兵もうまくゆかず、豊臣秀吉は日に日に生気を失っていく。秀吉歿後をにらんで諸雄は動き始めるが、思いがけず秀頼が誕生したことで天下の行方は混沌となる。いったんは次の天下の主は徳川家康をおいて外にないと確信した真田昌幸であったが、「好きな男」秀吉の世継ぎに己れの命運を賭けようとして、徳川方から嫁をもらった長男・信幸との関係が微妙になる。
  • 真田太平記(六)家康東下
    825円 (税込)
    幼い秀頼と豊臣家の行方を案じつつ秀吉が亡くなると、徳川家康は朝鮮の役での文治派と武断派の対立を巧みに操りつつ豊臣家を分断していく。そして石田三成と結んだ上杉景勝を撃つべく家康が会津に兵を進めると、三成が兵を挙げ、ここに東西決戦の陣形が定まる。この重大局面にあたって真田父子は会津出陣の途上で一夜会談し、昌幸と幸村は徳川軍団を離れて上田城に帰り、信幸は留まる。
  • 真田太平記(七)関ヶ原
    781円 (税込)
    会津出陣中の徳川軍団から離れ上田に帰った真田昌幸・幸村は、ただちに城の守りを固める。家康は息子秀忠に中山道をゆく第二軍を率いさせ、真田信幸に先陣を命ずる。秀忠軍四万を上田城に迎えうった真田父子は、様々な謀略を使ってこれを釘づけとし、ついに関ヶ原の決戦に間に合わせなかった。真田父子が徳川軍の約半分を削いだにもかかわらず、結束のはかれぬ西軍は家康に敗れる。
  • 真田太平記(八)紀州九度山
    869円 (税込)
    真田昌幸・幸村のために関ヶ原の決戦に間に合えなかった徳川秀忠は、家康から痛烈な叱責をうける。家康は真田父子に切腹を申しつける決意でいたのだが、真田信幸の舅で徳川家譜代の重臣・本多忠勝の戦も辞さぬ助命嘆願に屈して紀州九度山に蟄居させることとなる。わずかの家来だけをつれて九度山に移った父子は「関ヶ原の戦い」が再びおとずれる日を夢みて孤立した日々をおくる。
  • 真田太平記(九)二条城
    825円 (税込)
    淀君によって大坂城から一歩も外に出されたことのなかった秀頼であったが、豊臣家を思う加藤清正らの奔走によって、ついに二条城において家康との対面が実現する。しかし立派に成長した秀頼の姿は、あらためて家康に豊臣家取潰しの決意を固めさせ、甲賀忍びに清正毒殺の使命が下る。東西手切れに向かって情勢が緊迫化する中、その日を見ることなく真田昌幸は永眠する。
  • 真田太平記(十)大坂入城
    825円 (税込)
    徳川家康が方広寺の鐘銘に難癖をつけるなどして強引に豊臣方を開戦に追い込むのを見てとった真田幸村は、密かに九度山をぬけ出て大坂城に入ることを決意する。大坂入城を果たした幸村は、外濠の外に真田丸と名づけた小さな砦を設け、これに拠って徳川軍を散々に打ちすえる。この一戦によって幸村の武名が初めて天下に轟くが、すでに家康の和平工作が淀君周辺に及んでいるのだった。
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣
    825円 (税込)
    和議休戦の翌日から、徳川家康はすべての参陣者を動員して外濠のみならず内濠までも埋め立てさせ、真田丸もまた破却されてしまう。幸村を取りこもうとする家康の計略により、信之(信幸改め)と幸村は京都で会見するが、幸村の家康の首を取るという信念はゆるがない。元和元年五月七日、裸城となった大坂城を打って出た幸村は、若き日の予感どおりに向井佐平次とともに戦場に倒れる。
  • 真田太平記(十二)雲の峰
    825円 (税込)
    関ヶ原の折の屈辱を忘れかねる徳川秀忠は、家康が死去するとただちに信之の真田藩に襲いかかった。秀忠は、信之の側近に送り込んだ隠密を使い、冬の陣の直後に幸村と密会した事実を突いて取潰しに追込もうとするが、ただ一人生き残った草の者お江の活躍で信之は難をまぬがれる。そんなある日、上田城に向井佐助の最期を見とった摂津の農夫が遺品を届けに現れる……。全十二巻完結。

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真田太平記(二)秘密 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    真田昌幸の上田築城。
    それから昌幸の2人の子供である信幸と幸村、そして従兄弟の角兵衛を巡る複雑に入り組んだ血筋が今後、どんな展開になるのか楽しみです^_^

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    タイトルの「秘密」
    どんな謎が隠されているかと思ったら真田家の血縁の秘密だった。
    この陰性のドラマ設定は陽性の大河ドラマ「真田丸」には無い魅力だなぁ。
    この血縁関係が今後の展開にどの様に影響を及ぼすのか、楽しみ。
    物語は次回、徳川・北条との決戦へ。
    盛り上がるなぁ。

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

    天下は豊臣秀吉の物になります。
    豊臣と徳川の小牧・長久手の戦い。豊臣秀吉と、徳川家康それぞれの思惑。
    真田家は周辺を大国の上杉、北条、徳川に囲まれています。
    豊臣と徳川が和睦したため、真田家にまた危機が。
    真田昌幸は、目に入れても痛くない次男坊の源次郎信繁を上杉の人質に出すことにします。
    昌幸と信繁

    0
    2017年02月14日

    Posted by ブクログ

    周りはみんな敵だらけで、身内にも問題があって、戦国武将は大変だなあと思って読んだ。
    昌幸の女好きが招いた結果だと思うけれど。

    0
    2015年10月30日

    購入済み

    真田太平記

    今も輝く不朽の名作です

    0
    2013年08月24日

    Posted by ブクログ

    (全巻合わせての感想)
    私の読書人生で、一番読んでいる時が幸せだった本。
    狂ったように食べるのも寝るのも惜しんで、次へ次へと読み進み、あっという間に全巻読み終わってしまった。

    何がとかじゃなく、ただただ読むのが楽しく幸せで読書の醍醐味を身にしみて体験させてくれた作品。

    乗り物に弱い私がバスの中で

    0
    2012年02月08日

    Posted by ブクログ

    真田昌幸が愛人にのために、こんなに苦労してるとは、ウケる!!真田は利用されているのを利用する…、カックイイ!池波さんの文体がシナリオみたいだったのが、印象的だった!

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    お江が魔性の女過ぎる。

    まず読みやすいんだよなぁ。色気を短く的確に配置してるのも勿論だし、あまり出てこない人物が再登場した時の1文程度解説があったり。 膨大な登場人物だから凄くこのシステム良い。

    後、「心得まいた」とか言うの謎にかわいい

    0
    2024年01月28日

    Posted by ブクログ

    昌幸さん、お盛んだったのね…。昔は当たり前だったのかもしれないけど、疎ましいから殺してしまおうと思われる正室の悲しさ。まぁ、山手殿もなかなか凄まじい所があったのかもしれないけど。己の子供をそんな理由で愛したり、愛せなかったり…昌幸さん、悲しい人だな…。お江の出番も多くて楽しく読めました。なるほど名作

    0
    2023年11月27日

    Posted by ブクログ

    時代背景、地理、登場人物相関図どれをとっても名作と呼ばれる所以と深く感じいる、また場面場面の描写が素晴らしい武将の息遣いが伝わってきそうな気がするくらいの緊張感はついつい読みふけってしまう。特に著書(シリーズ)においては会話が魅力的で他の作品と違う世界観を醸し出しており、登場人物の魅力を際立たせてい

    0
    2023年06月12日

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