男振

男振

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

若くして頭髪が抜け落ちる奇病を主君の嗣子・千代之助に、侮蔑された17歳の源太郎は、乱暴をはたらき監禁される。別人の小太郎を名のって生きることを許されるが、実は主君の血筋をひいていたことから、お家騒動にまきこまれることになる。しかし、源太郎は、宿命的なコンプレックスを強力なエネルギーに変えて、市井の人として生きる道を拓いていく。清々しく爽やかな男の生涯。

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男振 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    池波正太郎先生を久方ぶりに読む

    1頁から引き込ませる力はさすが!

    タイトルやカバー絵も一級品

    源太郎の生き方そして縁があって出会った人達の優しさ…本当に爽やかな男の生涯でした。

    池波正太郎作品も蒐集熱が高まる


    ぜひ〜

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    2024.11.7

    何回目だろう。7回目くらい。
    何度読んでも良い。

    人生は人それぞれで違うが、自分の人生は一つしかない。自分の人生、変えられないようで自分次第で変えられる、選ぶことは出来るように思う。「運命」というが自分の人生は自分の選択で決まる。ただ、自分一人の力で生きているようで沢山の人に支えられている。うっかりするとその事を忘れてしまう。

    主人公の潔さ、そして、彼に関わる沢山の善意の誠実な人たち。人って素晴らしいと思う。

    本のタイトルの「男振」という言葉が作品の中でたった1回しか使われないが、クライマックスのこの一語がこの作品の全てを語っている。

    本当に良い作品だ。池波正太郎のBEST of BESTだ。

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    池波正太郎の作品の中でもベストの1つ。
    人生の逆境を受け入れ、巡りあった人達に支えられ、成長し、人として伸びていく。何回読んでも泣いてします。
    「男振り」の言葉がラストに解る。爽快なストーリーです☺️

    0
    2020年01月01日

    Posted by ブクログ

    先日、池波正太郎の「男振」(新潮文庫)を一晩で一気に読み上げました。
    時代小説はどうも言う方、まずはこれを読んでみて下さい。
    そのかわり昨夜は本を読みすぎて眠たい眠たいとこぼざれてもわたしのせいではありません。
    池波正太郎に文句言ってください(⌒-⌒;)
    読み始めて途中でストップする勇気のある方、
    あなたは強靭な意志の持ち主でございます(o^。^o)
    ぜひとも翌日が休みという晩にお読み下さい。
    さらによければ「剣客商売」もおすすめします!!!

    0
    2017年05月28日

    Posted by ブクログ

    昔の日本人の心意気・矜持が爽やかに描かれていますね。
    ラストシーンは池波正太郎ならではの滋味あふれる、じつに良いものでした。

    0
    2014年12月23日

    Posted by ブクログ

    読み終わて、不思議なくらいに清々しい。
    堀源太郎。十七歳の時、アタマは、はげていた。
    なぜ、その病気にかかったのか、理由もわからぬ。
    治療する術もなく、周りの嘲笑に耐えていた。
    殿様の千代之助に、そのことを嘲笑されて、猛然と千代之助に、
    襲いかかり、ボカボカと殴る。
    そのことで、ロウに閉じ込められるが、・・・
    どういうわけか。老中の計らいで、名前を変えることで、
    命が助けられる。
    そして、新潟の郷里に戻るが、解消された婚約者が会いたいというので、
    会いにいくが、またそこで、ひと騒動を起こす。
    今回は決定的で、それでも・・・
    源太郎には、いわくがあったのだ。

    それにしても、源太郎の行動は、なんとも、
    潔いのだろう。いい作品ですね。

    0
    2018年03月10日

    Posted by ブクログ

    禿がなんだ!頑張って正直に生きていこうぜ!って思わせてくれる作品です。

    長編だけどとても読みやすく読み終わった後はスッキリする内容ですのでおススメです。

    0
    2010年11月10日

    Posted by ブクログ

    武家に生まれた少年の数奇な運命。そして生い立ちの秘密。
    身に降りかかる幾つもの試練を乗り越え成長してゆく物語です。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    読書記録を見たら12年ぶりの再読。終盤の展開を全く覚えておらず、最後まで新鮮に楽しめました。
    仕事に追われ周りが見えていなかった当時の自分と今では、きっと受け止め方も違うはず。改めて読み返し、ニヤリとし、ほろりと泣かされ、大満足の読書となりました。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    初めて池波正太郎の作品を読んだ。
    少し昔に日経新聞の書評を見て読みたいと思っていた作品。

    主人公の源太郎は、君主の嗣子に狼藉を働いたことで監禁され、国許に返される。
    国許で婚約者だった女に再会した際に容姿を笑われ、思わず抜刀した辺りは思わず
    (何をしているんだ!)
    と叫んでしまった。

    しかし、読み進めるにつれて源太郎は男として成長した。まさに良い「男振」なのである。

    語り手の最中、()の中に登場人物の心情を記すのは池波作品の特徴なのだろうか。
    最初は独特な手法だと思ったが、慣れると人物の心情が分かり、引き込まれるのである。

    0
    2026年07月25日

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