池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳(十八)

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     シリーズも18作目。今回は短編なので結論もすぐ出るのだが、少しずつ前作と絡んでいて、細切れの長編と言えなくもない。失敗続きの登場人物がとった意外な行動など、続き物としても読める。

     最近は鬼平がビジネス書のような気がしてきています。鬼平は理想の上司か?それでも部下からあぶれものは出てしまうのか?
     大体息子がだらしないのも、鬼平がすごすぎるからかもしれません。

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    2017年08月16日
  • 火の国の城(下)

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    大阪の陣の起こる前に、豊臣寄りの大名が続けて、病死した。それは、いくらなんでも怪しいと思う人は多い。下巻では、加藤家の忍びの戦いが描かれている。終盤が呆気ないのが残念だけど、面白い本でした。

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    2010年08月20日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    ついに鬼平、最後の1冊を読み終わりました。最後の特別長編「誘拐」は未完ですね。この事件がこの後どうなっていくのか、気になるところではありますが、まだまだ鬼平がずっと活躍していくかのようで、ちょっと寂しさがまぎれるような。それにしてもここまで飽きずに読めたのもすごい。やっぱり短編のが醍醐味という気がしますが、最後の方は長編もかなりよかったです。

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    2010年08月20日
  • 鬼平犯科帳(二十二)

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    鬼平はやっぱり長編より短編のがいいかなーっと思っていたのですが、この長編は面白かった!これまでにない手強い敵に、火盗改めはどう対抗するのか。最終的には鬼平がちゃんと解決できるんでしょ、と思いつつも、本当に大丈夫なのかな、どこにきっかけがあるのか、と心配になったり、展開を楽しめました。

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    2010年08月09日
  • 真田騒動―恩田木工―

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    戦国時代の後、御家を守るのがどんなに大変だったか、がよく分かった1冊。武将というより政治家としての侍たちの姿。そんな感じ。
    それにしても、信幸お兄ちゃんのかっこうよさといったら!!

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    2010年07月20日
  • 闇の狩人(上)

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    全2巻。
    時代小説。

    おお。
    いい。

    記憶喪失になってしまった訳あり武士と、
    彼を親身になって助けるいわゆる闇社会の住人達。
    記憶喪失の侍ってのも、
    あったかい人情をよせるのが悪とされている人々なのも
    すごく面白い設定。

    またこの記憶喪失の侍がいい。
    素直で、頼りなげで、読んでるこっちも
    思わずああってなる。

    クライマックスはこっちに来たかって感じ。
    グアッとしてチャンバラな盛り上がりではないけど、
    これはこれでいい。
    エピローグもぐっとくる。

    ちょっといい映画を見た気分になった。

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    2010年07月06日
  • 雲ながれゆく

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    テレビで鬼平犯科帳を観ながら、いつも食べ物が出ることから、氏のエッセーは読みましたが、
    初めて池波正太郎の小説を、まともに読みました。感激でした。
    文体に非常な特徴があって、勉強になった。

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    2010年06月18日
  • 秘密

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    さすがです…池波正太郎。

    頁をめくった瞬間活字が脳内で映像化され、まるで時代劇を見せられているようにあっという間に読んでしまいました。時代小説は色々ありますが、著者の書いたものは特に好き。池波正太郎の包容力を感じる一冊ですね。

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    2010年06月15日
  • おせん

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    短編十三話がギュッと詰まった一冊。どれも女性がテーマ、池波正太郎の理想の女性像らしいですょ。

    中には日本昔話大人版、そして江戸時代だけではなく幕末から明治にかけての時代背景のお話もあり。

    どれもこれも時代劇にしてもおかしくないお話ばかりで、とても楽しく読めました。

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    2010年06月15日
  • おおげさがきらい 池波正太郎未刊行エッセイ集1

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    2010/06/12

    名は体を表わす未刊行エッセイ集。
    おおげさではない。
    が、しかし、何とも言えぬ滋味がある。
    男盛りの脂と枯淡の境地が、微妙に入り混じった文体に引き込まれる。

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    2010年06月14日
  • 闇は知っている

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    池正の仕掛人は定番。
    冷たい闇の世界と、人情味がからんでいることも定番だが、つい引きつけられて読んでしまうのが池正です。
    自分を育ててくれた老尚と父親的な仕掛人。彼らのお陰で、仕掛人でありながら人情を絡める人生を送る。
    好きな場面は、老尚との再会場面です。

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    2010年06月15日
  • 雲ながれゆく

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    菓子舗の若後家が浪人に犯されてしまう。といういきなり楽しい場面から始まる。

    江戸時代に生きるすてきな女の生き方が、私を楽しませてくれました。もちろんチャンバラ有り

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    2010年06月15日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    全2巻。
    人斬り半次郎こと中村半次郎。
    後の桐野利秋。
    というか桐野利秋って人斬り半次郎だったんだ。


    西郷さんにくっついて回る陰湿な犬。
    ってイメージだった。
    半次郎。
    がらり。

    この半次郎は真逆。
    からっとしてストレートでまさに薩摩隼人。
    しかもモテモテ。
    しかもイケメン。
    そしてオシャレ。
    へー。

    年とって調子のってしまったり、
    勢いだけで動いて失敗したり、
    後年は割とやっかいだけど、
    それがすごく人間臭い。

    文章的には自分が初めて出会った池波先生
    真田太平記を思い出した。
    本人語る型。
    後半になればなるほど。
    前半半次郎生き生き。
    後半池波先生談な感じ。

    まあ。
    この時代はど

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    2010年06月04日
  • 仇討群像

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    表題の通り「仇討」の短編集。9編ありますが、詳しいのは本作品に収録されている解説の文を見ていただければ、良いかと。

    しかし、のっぴきならないというか、「仇討」に巻き込まれるのはつらいものです。私なら、あきらめるなぁ。

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    2010年05月30日
  • 鬼平犯科帳(十五)

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    鬼平、初の長編。色々な情報や人が交差しながらも、ラスト一気に片付くのは構成のすごさ、というのか。短編と比べてしまうと、少し物語の進みが遅い気はしますが、十分楽しめます。

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    2010年05月29日
  • 鬼平犯科帳<番外編> 乳房

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    全1巻。
    鬼平犯科張番外編。

    火付盗賊改方就任ちょっと前の鬼平と、
    一人の女の人生の絡み合いの話。
    剣客番外編の「ないしょないしょ」に近いのかも。

    人情もの。
    善人の冷たさと、
    グレーな人達の暖かさ。
    ただ。
    題名が官能小説。

    本編で少し話される
    豆岩が登場します。

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    2010年08月02日
  • 鬼平犯科帳(十三)

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    予定調和といえば予定調和なんですが、ここまで来てもまだまだ飽きが来ないって凄いです。ちょっと変化球が多い1冊だった気はしますね。

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    2010年05月19日
  • 剣客商売番外編 黒白(上)

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    全2巻。
    剣客商売番外編。

    小兵衛が若くて少しゴリッとしてる。
    もう一人の主人公と言える敵役が良い。
    二人が交わってしまうシーンはハラハラ。
    話としては成立しなくなるけど
    交わらないで幸せでいてほしいと思った。

    エピローグがうれしい。
    シリーズとしてはもちろん星5つ。
    単品なので4つ。

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    2010年05月18日
  • 剣客商売四 天魔

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    剣客商売4作目。
    いつもそうだけど、今回は特に食べ物の描写がおいしそう。大治郎の頼もしさも日々高まりつつ、純情な面も見れておもしろかった。どの作品もやはり良質な短編集。

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    2010年04月24日
  • 剣客商売三 陽炎の男

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    剣客商売第3巻。
    大治郎の成長していく姿は頼もしいし、三冬の恋心が芽生えていく様子は微笑ましいです。この二人の成長が楽しく、これから変化が見られていくのがとても楽しみです。おもしろいなぁ。

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    2010年04月20日