あらすじ
心形刀流・伊庭道場の後つぎ伊庭八郎。ある理由から剣ひとすじに生きると決め、精進を重ねてきた腕は、不羈の才と評判をとっていた。動乱騒擾の絶え間ない幕末を迎え、八郎は将軍上洛に伴って京へ。幕府の崩壊を目の当たりにし、江戸っ子侍気質そのまま、同士を募って遊撃隊を組織し、怒涛の進撃を続ける官軍に挑む。武士の矜恃を胸に、短く壮烈に生きた美剣士の意気地を雄渾に描く青春幕末秘伝。
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Posted by ブクログ
とにかく伊庭八郎かっこ良かったです!!
幕末維新で、最後まで薩長の官軍に抗い続けた姿が本当にかっこ良かった。
負けると分かっていても戦う理由がある。
男の生き様をまざまざと見せて頂きました。
Posted by ブクログ
心形刀流・伊庭道場の跡継ぎで、後に遊撃隊の隊長となって蝦夷に渡って戦う伊庭八郎が主人公。
とにかく、伊庭さんがこれでもかというほど格好良い。特に吉原からの帰りに杉沢伝七郎を退けた所などはものすごく格好良い。
十六で初めて本気で竹刀を握った……学問と剣術とで剣術を選んだ理由が切なかった。
江戸と京都がほぼメインとなっていて、蝦夷はあまりページ割かれておらず、もう少し詳しく蝦夷での部分読みたかった。
それから後半部分によく登場する榎本武揚がこれがまた格好良い。最後、陣羽織の説明だけでも悲しかった。
Posted by ブクログ
怒涛の如く進撃してくる官軍!剣ひとすじに生きる伊庭八郎は、遊撃隊を組織し、押し寄せてくる敵に向かって戦いを挑んだ―。短くも壮烈に生きぬいた男たちの姿を描く幕末秘話。
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伊庭八郎。
将軍の親衛隊。改編され遊撃隊となり、鳥羽・伏見の戦いを経て五稜郭で命を落とす。
簡単に言うとこんな方。
池波正太郎の書くこ気味の良いべらんめぇ口調と、冷静に自分の「命の残量」と「やれる事」を計る姿勢のギャップがせつなくなる。
Posted by ブクログ
池波正太郎の描く江戸の男は何故こんなにもかっこいいのか・・・!激動の時代が舞台だけれど、ベタなお涙頂戴系ではない。さらっとした終り方だけれど、江戸っこらしい潔さが感じられて、ますます切なくなってしまう。じんわり涙が溢れます。
あと、出てくる料理がいちいち美味しそうだ・・・!
Posted by ブクログ
「え?」って思うような展開はあるものの、
そこはあくまで小説として読み進めると
最終的にはちょっと涙しました
…でも最後はあんまりにもサラッと流され消化不良感が拭えないのが残念
Posted by ブクログ
男前で天才剣士で労咳で…ときたら某新撰組のひとを指すと思いきや、同時代にもう一人。天才・労咳に加えて隻腕というおまけつき。この話、ドラマになんないかなと思う。
Posted by ブクログ
隻腕の美剣士として有名な伊庭八郎を池波さんがとっても素敵に描いておられます。
実際の伊庭さんは「美剣士?」なお姿が後世に残ってますが、池波マジックにかかるとあら不思議。
ちなみに伊庭さんの残した「京都食い倒れ日記」は、のほほ〜んとした生活ぶりがうかがえて面白いです。食って買い物して見物して・・・。
Posted by ブクログ
幕末、遊撃隊隊長としてに生きた隻腕の美剣士、伊庭八朗を描いた作品。優男な男前で江戸っ子! 土方さんと交流があったというのは・・・史実で間違いなかったはず・・・という記憶があるのですが、どこで見たのか聞いたのかが思い出せなくて自信がない。(汗「燃えよ剣」は土方さんと新撰組の設定(?)上、体育会系で厳つい印象もあったりしますが、遊撃隊は伊庭八の印象もあるのかもうちょっと優美な印象。