あらすじ
心形刀流・伊庭道場の後つぎ伊庭八郎。ある理由から剣ひとすじに生きると決め、精進を重ねてきた腕は、不羈の才と評判をとっていた。動乱騒擾の絶え間ない幕末を迎え、八郎は将軍上洛に伴って京へ。幕府の崩壊を目の当たりにし、江戸っ子侍気質そのまま、同士を募って遊撃隊を組織し、怒涛の進撃を続ける官軍に挑む。武士の矜恃を胸に、短く壮烈に生きた美剣士の意気地を雄渾に描く青春幕末秘伝。
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Posted by ブクログ
心形刀流・伊庭道場の跡継ぎで、後に遊撃隊の隊長となって蝦夷に渡って戦う伊庭八郎が主人公。
とにかく、伊庭さんがこれでもかというほど格好良い。特に吉原からの帰りに杉沢伝七郎を退けた所などはものすごく格好良い。
十六で初めて本気で竹刀を握った……学問と剣術とで剣術を選んだ理由が切なかった。
江戸と京都がほぼメインとなっていて、蝦夷はあまりページ割かれておらず、もう少し詳しく蝦夷での部分読みたかった。
それから後半部分によく登場する榎本武揚がこれがまた格好良い。最後、陣羽織の説明だけでも悲しかった。