池波正太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いわずと知れた池波正太郎の有名作品。兄の蔵書から拝借。
時代物はどうもとっつくにくいイメージで今まで手を出してなかったのですが、読んでみたらとても読みやすくて面白かったです。もっと早くに読んでたらよかった。やはり時代劇のイメージが先行してあるので、脳内ビジュアルがはっきりしていてそれも読みやすさの一因だったかもしれません。
平蔵の人柄や捕り物の痛快さもさることながら、仁義に基づきつとめ(盗み)を行う盗人一味にも好感を持ってしまう。
噂に聞く「池波飯」が1巻ではまだあまり登場してなかったので、これからのシリーズが楽しみです。池波本は家にわんさかあるのでじっくり読んでいこうと思います。 -
Posted by ブクログ
『鬼平犯科帳』を読んでいて、もう少し盗人側に焦点を当てた話はないものかと思い、見つけたのが本書。
本書に収録されている話は、
「江戸怪盗記」、「白浪看板」、「四度目の女房」、「市松小僧始末」、「喧嘩あんま」、「ねずみの糞」、「熊五郎の顔」、「鬼坊主の女」、「金太郎蕎麦」、「正月四日の客」、「おしろい猫」、「さざ浪伝兵衛」の12篇。結構ボリュームがある。
「江戸怪盗記」は『鬼平犯科帳』でも登場する「葵小僧」の話。続く「白浪看板」の「夜兎の角右衛門」も『鬼平』に登場する。また、この話と最後の「さざ浪伝兵衛」に少し登場する盗人としては「蛇の平十郎」がいる。捕り方よりも盗人に焦点を当てているため、盗人 -
Posted by ブクログ
失礼だがご老体にしてこの食欲は凄いなと。夕食の後に夜食とか天ぷらそばと酒を嗜んだあとにせいろを一枚とか、この食欲があって作品にも活力が出ているのだなと関心する。進み行く文字列の中に月日は明示されてはいないがその時折の事象が記されており、自分の10代の頃と重ね合わせ色々と思い起こさせた。それにしても作者は揚げ物が好きだったんだなぁとつくづく感じる。豚カツ、天ぷら、メンチカツとこの三つの文字はかなりのページで探し出せるのではないだろうか。あと僕のよく行く所も一ヶ所あり時期によって頼むメニューも一緒だったのが訳も無く嬉しかったりして。何はともあれ面白かった。