池波正太郎のレビュー一覧

  • まんぞく まんぞく

    Posted by ブクログ

    家来を殺され、自らも暴行されそうになった女剣士の成長を描く長編。女剣士といえば池波作品の「剣客商売」に登場する佐々木三冬を思い出すがこの作品の主人公「堀真琴」もゾクゾクする魅力を秘めた姿に描かれている。圧巻池波正太郎。

    0
    2014年06月17日
  • 谷中・首ふり坂

    Posted by ブクログ

    全11編の短編傑作集。「尊徳雲かくれ」は二宮尊徳の歴史上の空白の時期を池波小説が描く、「恥」「へそ五郎騒動」「舞台うらの男」は池波さん得意の真田、赤穂物。さらに、「看板」は池波さんの代表作「鬼平犯科帳」の原型作品、まだ鬼平中心の作品展開では無く鬼平ファン必読。

    0
    2014年06月05日
  • 男のリズム

    Posted by ブクログ

    仕事、食事、旅等池波さんのこだわりのエッセイ。
    この「男のリズム」は池波さんの人生哲学が煮詰められている。

    0
    2014年06月02日
  • あばれ狼

    Posted by ブクログ

    この「あばれ狼」に描かれている短編は後に姿を変え舞台にも登場している。いいねぇ。
    後半の短編は池波さんの代表作である真田物の一品。
    この後半を理解すれば、「真田太平記」が楽しめる。

    0
    2014年05月26日
  • おせん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主に女性を主人公にした十三篇の物語。

    「三河屋お長」の「それが男の口ぐせとも知らず“不作の生大根”という罵言にかっとなり、思わず殺してしまった世間知らずの娘」というあらすじに既視感を覚え、でも読んだ記憶は全くなく?と思って本棚を漁ってみたら、鬼平番外編の『乳房』のあらすじとほぼ同じであった。

    女のバックボーンも人生も全く違うのだが、“不作の生大根”呼ばわりした男を殺してしまい、その後色々あって大店のお内儀となった女の前に老婆が現れ、その老婆がかつて殺した男と関係があり、男が誰にでも“不作の生大根”と言っていたことを知る、という流れは一緒。

    「三河屋お長」の初出は昭和四十四年とあり、『乳房

    0
    2014年05月25日
  • おせん

    Posted by ブクログ

    この「おせん」は13編の短編小説でつくられている。そのいずれも、主人公は女性である。善良な女性もいれば、性悪な女性も登場する。その一人一人を短編小説の名手・池波正太郎氏が完璧に描き出す。難しい5,60枚の短編小説が命を持って歩みだしている。

    0
    2014年05月23日
  • 梅安影法師 仕掛人・藤枝梅安(六)

    Posted by ブクログ

    白子屋一味との死闘。
    巨大組織に立ち向かう殺し屋といった荒唐無稽さが池波氏の江戸フィルターを通すと非常にリアリティがあり面白い。

    0
    2014年05月14日
  • 新装版 娼婦の眼

    Posted by ブクログ

    取り扱っている題材は違うものの、根底に流れるテーマは梅安に近いような気がする。池波正太郎の男気を感じる。

    0
    2014年05月07日
  • あほうがらす

    Posted by ブクログ

    人間の不思議さを描いた11編の短編をちりばめた一冊。なかでも私は忠臣蔵の悲劇の主人公浅野内匠頭の二面性を描いた「火消しの殿」が面白い。

    0
    2014年05月03日
  • さむらい劇場

    Posted by ブクログ

    主人公の榎平八郎は妾腹に生まれた厄介者ということで、鼻つまみ者となっている。そして平八郎は実の父親の命令で命を狙われる。その危機を脱した平八郎は周りの数多くの先人に助けられ、又育てられ最後には妾腹ながら榎家を継承し我が意を得る。
    「男というものは、それぞれの身分と暮らしに応じ、物を食べ、眠り、かぐわしくもやわらかな女体を抱き・・・・・こうしたことが、とどこおりなく享受できうれば、それでよい。いかにあがいてみても人は・・・・・つまるところ男の一生は、それ以上のものではない。人にとって、まことに大切なるは天下のだいじではのうて、我が家の小事なのじゃ。」

    0
    2014年04月25日
  • 上意討ち

    Posted by ブクログ

    池波正太郎短編傑作集と言っていい作品で11の短編からなっている。なかでも「剣友 渡辺曻」、「色」、「龍尾の剣」は新選組の近藤、土方、永倉らの姿が異なった視野から描かれ楽しめる。

    0
    2014年04月18日
  • 新装版 娼婦の眼

    Posted by ブクログ

    「池波正太郎には珍しい現代小説」というが、舞台となっているのは昭和30年代の東京と大阪であり、今となっては“現代小説”と呼べるのか微妙なところだ。
    しかし、時代が変わってもこの人の描く男と女の機微はやはり素晴らしい。
    連作短編というか、個々の話の登場人物が少しずつ重なり合っているのも粋な感じだ。

    ところで当時の貨幣価値というのはどのくらいだったのだろう。
    一晩2万も3万もとる高級娼婦――1回3万とか5万とかで援交する現代の女子高生なんて足下にも及ばないに違いない。

    0
    2017年06月09日
  • 闇の狩人(下)

    Posted by ブクログ

    江戸の暗黒街を舞台にした長編。記憶を失った浪人、その浪人を助けた盗賊、それから江戸街を仕切る香具師の世界。池波正太郎氏の描く江戸の大パノラマ世界、人と人との繋がりが現代の我々にも、よくわかる作品。

    0
    2014年04月03日
  • 闇の狩人(上)

    Posted by ブクログ

    「闇は知っている」に続く江戸の暗黒街を舞台にした長編。
    記憶を失った若い浪人のその後の生活、数奇な運命をとおして仕掛人として江戸の町で暗躍する姿が・・・。
    下巻への関心が高まる。

    0
    2014年04月02日
  • 雲霧仁左衛門(後)

    Posted by ブクログ

    盗賊側に狗を送り込む火付盗賊改にも離反者を作りこむなどスパイ戦の様相を呈している。
    雲霧の大いなる野望から察するにやはり主役は盗賊側。ラストは驚くべき展開。

    1
    2014年03月23日
  • 剣客商売番外編 黒白(下)

    Posted by ブクログ

    「剣客商売」番外編 黒白 剣客ファン必読の一冊。
    対照的な二人の剣客、秋山小兵衛と波切八郎を描き小兵衛の若き姿を読み手の我々に与えてくれる。
    対照的と言えば、登場する二人の女性お信とお貞も同様だ。
    更に「剣客商売」に登場するおなじみの人物が数多く登場するので、読み手には堪らない。

    0
    2014年03月17日
  • 剣客商売番外編 黒白(上)

    Posted by ブクログ

    この「黒白」は剣客商売の秋山小兵衛の若いころを描いていて、作者の池波さんは「剣客商売」が始まってから10年後にこの長編を書いたそうです。
    小兵衛の若い姿をも読者に紹介したくなったのでしょうね。
    この作品を読み終えたら蕎麦を食べたくなったので、その名も「小兵衛」というお店に行ってきました。

    0
    2014年03月15日
  • 男の作法

    購入済み

    GOOD

    ファーストクラスに乗る人が機上で読む本、というわけで読んだ。職場のお偉方と接触機会が多い人は一回読んどいた方が良いかも。

    2
    2014年03月14日
  • 雲霧仁左衛門(前)

    Posted by ブクログ

    池波先生でいうところの正統派盗賊と主役然とした人はいないが正義に燃える火付盗賊改との戦いを描いている作品。
    両サイドともに魅力的なので、勝者が誰か予測が難しく先が気になります!

    0
    2014年03月12日
  • 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ

    Posted by ブクログ

    池波作品には決して多くない「女」を主人公にした作品。3大シリーズ「剣客商売」の番外編として登場したが、池波ファンには「鬼平」「剣客商売」「梅安」に登場する人物、お店が描かれ思わずニヤリ。

    0
    2014年03月11日