池波正太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
寺に 捨て子が。
小五郎 と言う名前があった。
和尚は 丁寧に育ててくれたが
小五郎は親の愛を知らない。
ある時 寺に来た女が 蛇に噛まれて
それを処理することで 深い付き合いに。
純真さと 女体を知らないことで、
溺れていく。結果として 寺を出奔。
放浪の中で 知り合った浪人は
裏の家業を持っていた。
池波正太郎の お得い芸で 山崎小五郎が
請負の仕事を し始めるのである。
浪人を 父親のように慕う。
そして 『うまくいかないときは にげろ』という
遺書のようなものが託されて。
山崎小五郎の 出生の秘密。
父親のように思う 和尚との出会いと
老剣士の仇を討とうと思うが。
裏家