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「人間五十年。天下のうちをくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり」と、乱世を疾駆した織田信長。その夢と理想を受け継ぎ天下を統一した豊臣秀吉。そして盤石の幕府組織の確立に取り組み、手にした天下を末永く子孫に伝えた徳川家康。「時代小説の仕掛人」がリレー式に、天下統一をなしとげた三代の英傑の戦いと統治の構図を克明に描き、等身大の視点で生き生きと彼らの人間像に迫る。池波正太郎作品唯一の絶版長編。
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Posted by ブクログ
著者の歴史描写はさすがだ。戦国を戦い抜き、天下を統一した三人の武将について、それぞれ長編にもなるところを一冊にまとめた手腕が素晴らしい。歴史に「たられば」はないものの、織田信長が本能寺で命を落とさなかったら、今の日本は別の発展を遂げていたのではないか。
歴史の教科書でも当たり前に取り上げられる戦国時代の著名人。 三者三様目でありながら、それぞれに人間らしい側面が多分にあった。 そのことを池波正太郎さんの鋭い指摘から読み解くとこが出来る、学生にもオススメの一冊です。 人は何故争うのか、しかし本来どんな生活を求めるものなのか、信長、秀吉、家康は、それ...続きを読むぞれのやり方でこのテーマに一生取り組んだと言えます。 自分の死に目がどんな状態になるのかは、誰にとっても未知ですが、たまには想像してみたいと強く考えさせられた作品でした。 以下本文引用。 人間というものは、若いころに、驕り高ぶる心や、悪い性質があって、そのために失敗をしても、 (ああ、自分がまちがっていた) と、反省し、悪いところを改めてゆくことができる。 しかし、年をとってからだと、もう、心を改めるだけの余裕が、心にも体にもなくなってしまう。 つまり、死ぬときが目の前に迫ってきているので、 (おれは、死ぬまでにこうしたい、ああしたい) という心だけが、先にたってしまうからであろう。 だから、人というものは年をとってゆくにしたがい、若い頃より自分の心の動きに気をつけなくてはならぬ。
名前の通り、戦国時代の有名な3人の武将について書かれた本。 自分が一番好きなのは、羽柴秀吉。 信長のようなカリスマ性や自分の信念がすごく強いというわけではないけど、忠誠心とか人柄に惹かれる。 信長が明智光秀に討たれてから、すぐに本能寺に向かい、主人のかたきを討った実力、行動力は素敵すぎる。 ...続きを読む 気性の激しい信長が不機嫌の時も、ニコニコとした顔で今日も良い天気ですね。と話しかけ、信長の機嫌も不思議と良くなったという話も出てきた。 一番刺さったのは これまで秀吉は、自分の味方になったものを裏切ったことはない。 という一文。 戦国時代、親族でさえ戦をし、裏切りが絶えなかったなか、仲間を裏切ることなく、信じきった秀吉はやはりすごい。 そんな秀吉だからこそ、天下統一を果たしたではないかと思う。
2009年5月中旬〜中断を抜いて1週間ぐらい 読み易さ≫とても読み易い・解り易い(年少の読者向け作品) 内容≫信長・秀吉・家康の人生ダイジェスト <本の感想> 元々歴女でもなんでもない処か歴史苦手蓮城ですので、この本の読み易さは大変有難かったです。読み易さ解り易さと言うのは、本を読む上で可也重要で...続きを読むすからね。年少者向きに書かれた作品であるという事は全く知らなかったのですが、土地の説明(現在のどの辺りでの出来事なのか)や、訊きなれぬ単語の説明などが本文に入っていて、そこも大変読み易く理解し易かったです。 また、主人公たちが行った事でも今の時代には理解しにくい事の説明や、敵対する勢力の説明も大変解り易く、政宗を読んだ時とはまた違った印象を秀吉、家康に対して持ちました。 信長も秀吉も家康も、ただただ凄いなと思いますが、視野の広さとか各々の才能の他にも運に恵まれた場面もあったのだなと、そういう所が面白いなと思います。まぁその運を引き込む時にしても個々の潔さあってのことと思いますが。 この3人って有名人だからある程度知っている、でも知らないと言う感じなので、改めて読むと本当に面白いですね。 上杉謙信や武田信玄が大変凄い武将と訊いてましたが、何故それなら天下を取れなかったのかなと思っていたので、その辺りの疑問にも簡単に応えて貰えて、そういう意味でも余り偏りの無いバランスの良い本だったと思います。 入門としては此方の方から読んだ方が良かったのでしょうが、まぁ興味ある武将から読む方が良いのかな。 池波正太郎先生を蓮城恥ずかしながら全然知りませんでした。この方が鬼平犯科帳とか剣客商売とか必殺仕掛人シリーズだとか書いてたんですね。どれもテレビで一度は見た事があるもので、でも本として初めて手に取って読んで、なるほどと思いました。流石に文章が巧いなと。プロなのだから当たり前とか言うのは無しで。プロの中でもやはり読み易さや引き込み上手さは差がありますから、そちらと思ってください。生意気な感想ですが、正直な感想です。 この方の本ならまた別のものも読みたいなと思う事、またこの方にあの武将を書いて貰いたかったと思う事等が、その表れだと思います。機会があれば他の本にもチャレンジしたいと思います。 <本の内容とはほとんど関係なく…> あ、おバカ感想。幸村、史実でも真っ赤だったんですね。 戦国時代に興味持ったのが、戦国BASARAというアニメを見て、明らかに史実と違う事は解っているが知らない武将も多く出てくるので一寸下地を勉強してみるかと言う馬鹿丸出しの理由なので、真田幸村については名前しか知らなくて、どうも頭が良かったらしいぐらいの認識だったので、本当に赤い鎧を身に着けていたと言う記述に返ってびっくりしました。本当に赤ったんだなと。 幸村については何時か本を読んでやろうと思ってるんですが中々良さ気な本を見付けられないので、当分お預けです。
天下を獲った三人の英傑を描いた作品、「時代小説の仕掛人」池波正太郎がリレー式に信長、秀吉、家康を三人の性格を克明に描いている。
日本人が大好きな戦国武将3人を描いた池波さんの本です。 信長→秀吉→家康と続いた3人をリレー方式で描いた本。 とっても読みやすいなぁ、と思ったら、 解説に「もともとは年少の読者向き」って書いてあった。 どうりで。 ただただ残虐なイメージしかなくって、 あんまり好きじゃなかった信長。 やっぱりスゴ...続きを読むイ人。 今まで誰もやったことなかったことを 大胆にともかく突き進んでいく、カッコいい。 朝鮮出兵や秀頼への異常なまでの執着とか、 晩年の姿を想像すると、ただただ情けないイメージしかない秀吉。 これは逆に、彼の人間くささを感じられるのね。 これが魅力だったんでしょう。 池波さんも秀吉を称して、 「いくら飛んでも跳ねても家康にはできない」って言ってる。 信長、秀吉のやることを、じっとじっと傍から見ていて、 それぞれの悪い点、良い点を見極めて、 争いのない日本を築いた家康。 最大の功労者だったんだろうな。 ともかく、読みやすいので一日で読み終えることができた本です。
時代小説家が書いた三人の人物像。 年少向けとのことで書かれてあるのは周知のことが殆ど。目新しい発見はさほどない。 しかしたまに印象に残る一文に出会う。 秀吉の晩年を表し、「人間というものは、若いころに、驕り高ぶる心や、悪い性質があって、そのために失敗しても(ああ、自分がまちがっていた)と反省し、悪い...続きを読むところを改めてゆくことができる。しかし、年をとってからだと、もう、心を改めるだけの余裕が、心にも体にもなくなってしまう」。
3人の武将の生き様が、すっと頭に入ってくる 池波さん、初めて読んだけどこんな感じなのね もう少し熱量高い方が好みかも。 でもとてもわかりやすかった
私が読んだのは、子供のための歴史教育シリーズの中の1冊で。 小中学生用だから、平易に書かれていて、戦国時代から安土桃山、そして江戸幕府成立までの流れが分かりやすい。 子供向けだから、もし信長があと10年長く生きていたら日本も変わっていただろうとか、「もし」を考えてみてね、と池波さんが語りかける。その...続きを読むかんじが新鮮。大人も「もし」を考えてみるのも一興。
信長~秀吉~家康 の時代的流れがわかる。 「人間50年。下天のうちをくらぶれば夢まぼろしのごとくなり」 信長 「つゆとおち、つゆときえにしわが身かな、難破のこともゆめの又ゆめ」 秀吉
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池波正太郎
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