池波正太郎の銀座日記[全]

池波正太郎の銀座日記[全]

825円 (税込)

4pt

週に何度となく出かけた街・銀座。少年のころから通いなれたあの店、この店。そこで出会った味と映画と人びとは、著者の旺盛な創作力の源であった。「銀座日記」は、街での出来事を芯にした、ごく簡潔な記述のなかに、作家の日常とそこから導かれる死生観を巧みに浮き彫りにして大好評であった。急逝の2カ月前まで、8年にわたった連載の全てを1冊に収めた文庫オリジナル版。

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池波正太郎の銀座日記[全] のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「銀座」を舞台にしたエッセイ。読んでいると「粋」というものを感じる。ただのエッセイではなく昭和末期から平成になるまでの世相を写した現代史でもある。

    0
    2017年08月09日

    Posted by ブクログ

    川口松太郎さんから「・・・・・銀座日記をよむと、少し食べすぎ、のみすぎ、見すぎ(映画)という気がする。とにかく大切に・・・・・」と言われたという。
    銀座日記を読んでいると、本当に池波さんは映画を見ることと美味しいものを食するのが好きなんだなぁと感心する。
    そんな池波さんも平成2年5月3日午前3時逝去

    0
    2013年10月09日

    Posted by ブクログ

    銀座タウン誌「銀座百点」連載をまとめたもの。死ぬ直前まで書かれた。前半は、健康に気をつけなきゃと言いながら、どうしてもおいしいものを食べたくてしかたない池波さんが、かわいすぎる。後半は、だんだん彼の生きるエネルギーがなくなっていくのが良く分かる。読者には寂しい感じがするけど、人生は、いつか終わるんだ

    0
    2011年11月02日

    Posted by ブクログ

    淡々とした語り口。池波正太郎の生き様が伝わってくるような。。
    試写見て、食べたいものを食べ、そんな晩年を過ごしたいと思わせてくれます。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    前半、とにかく活動的。心配になるって思ってたら、現実にそういう手紙をもらったとあって笑う。後半、自分が記憶にある時代と被っていく。あーってなる。元気がなくなってゆくようで、周りの知人も亡くなっていくし、やっぱり心配になる。それでも、昭和の爺さんの良くも悪くもの一面、表現があちこちにあり、好きになる。

    0
    2025年07月20日

    Posted by ブクログ

    ブク友松子さんのご紹介で訪れた梟書茶房のシークレットブックコーナーで購入した一冊がこれ。

    池波正太郎さんの晩年を綴った日記でした。
    時期としては昭和の終わりから平成の初めの時期、私が中学から高校生といった頃ですね。

    出てくる内容は映画と仕事と食事のことがメインで前半は元気モリモリに仕事に取り組み

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    1983年から90年にかけての日記。他著の解説で『銀座日記』が紹介されていたことから、読みたかった一冊。日付が全て×月×日と表記されているのはどういうことか? 日付を探る手掛かりが著名人の死亡を書いた日記というのが悲しい。そして、著者の最晩年の日記という面もあり、だんだんに弱っていく姿を読むのは辛か

    0
    2023年07月15日

    Posted by ブクログ

    再読。
    今となっては、懐かしい映画ばかり。作品ガイドが付くといいのにとも思うのだが、オリジナルを尊重したいのでしょうね。

    今年は著者の生誕100年だが、私自身が同じ年代に近づきつつあるのが驚きである。

    山の上ホテルが来年春に休業。何てこった。

    0
    2023年05月26日

    Posted by ブクログ

    古き良き昭和のダンディズムを感じる本。東京に土地勘はないけど東京に憧れがある地方民&そこそこ、いや、それ以上のレストランにふらりとアラカルトで注文できるおとなに憧れる民なので(私はドリンクを頼むのもためらうしがない守銭奴)とても満足でした。お出かけ上手、楽しみ上手。
    パッと開いたところからアラカルト

    0
    2021年12月29日

    Posted by ブクログ



    池波正太郎 銀座日記

    グルメで映画好きの著者の日記風エッセイ。銀座百点 連載。

    とてもいい。銀座ブランドに 執着や特別な感情がなく、生活の中に自然に銀座、築地界隈がある感じ。著者の挿絵もいい


    著者の意外な日常と偏愛
    *映画の趣味が若い。インディジョーンズ、ターミネーター、ダイハード、エ

    0
    2020年05月28日

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