池波正太郎のレビュー一覧

  • チキンライスと旅の空

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    池波正太郎の時代劇は、子どもの頃、父が、テレビで見ていて今も、実家に行くと時代劇チャンネルで父がみている。
    小説として読んだことはないが題名に引かれて、このエッセイを読んでみた。
    はじめは、昔を懐かしむ昭和の頑固おやじだなぁと読むのをやめようかとも思ったけれど、なぜか最後まで読んでしまったのは、やっぱり文章がうまいのか?
    どれもはるか昔に書かれたものだが、今もある店の名前があったり、すでになくなっているものもあったり…
    池波さん、今の東京を見たら嘆くんだろうなぁ〜

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    2023年07月24日
  • 旅路 下

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    三千代に関わった男達は次第にいなくなり、色々な苦難を乗り越えた三千代は生き残っていく。弱そうに見えても、実は強い女性なんですね。

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    2023年07月22日
  • 編笠十兵衛(上)

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     二回目。読み出しは初見ほど面白いと感じなかったが、上巻後半から一気に読んだ。
     赤穂浪士を影から支援する架空の人物。その設定になにか幼稚なものを感じる。青臭い妄想。自分も四十七士の仲間入りをしたい。でも死にたくない。切腹はやだ。ならば善意ある第三者として支援しよう。都合のいい時だけ当事者で、都合が悪い時は傍観者。逃げているように思える。

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    2023年07月19日
  • 食卓の情景

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    池波正太郎氏の食べ物に関するエッセイ。あとがきに『いわゆる食通でもないし』とあるが、池波氏が食通でなければ誰が食通ですか。食日記が作品として許されるのは、池波氏ならではです。昼前に第一食、メインの夕食、そして夜食、寝るのは夜明け前と、とても健康的とは言えない食生活ですね。

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    2023年07月15日
  • 旅路 上

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    公式には許されない夫の仇討ちのため、江戸へ向かう三千代。関わる人々の事情や真実が少しずつわかってきて....

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    2023年07月15日
  • 殺しの掟

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    内容(ブックデータベースより)

    江戸の暗黒街。昼間は実直な職人や清貧の剣客が、夜闇の中では金ずくで人を殺める殺し屋に変貌する。法の裁きの及ばぬ悪を闇から闇へ葬る裏稼業の男たちの非情さと日常に立ち戻った瞬間ふと見せる人間味を、練達の筆致で描く著者18番の暗黒小説集。人気シリーズ“仕掛人・梅安”の原型をなす傑作9編を収録。

    令和5年7月7日~10日

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    2023年07月10日
  • 新装版 娼婦の眼

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     昭和三十年代の娼婦たちと、売春を斡旋する男たち、客たちを描いた連作短編集。舞台は東京と大阪。講談倶楽部と週刊大衆に1961年から63年にかけて連載されたものなので、発表当時は同時代を描いた小説だったということになります。作中で娼婦たちはたびたび、想いを寄せる男に自身が娼婦であることを伝えるかどうか悩みます。それを知った男たちが態度を豹変させることをよく知っているからです。残念ながら、多くの男は彼女たちの予想通り彼女のもとを去っていくのですが、実は、という、最後に収められた『ピンからキリまで』が、昭和三十年代におけるSex Work is Workという感じで、なんともよかったです。登場人物た

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    2023年07月09日
  • 梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七)

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    内容(「BOOK」データベースより)

    白子屋一味との因縁は、やすやすとは切れない。知略に秀でた敵を倒すための梅安の秘策とは…。著者急逝により未完となった梅安シリーズの最終話。江戸の悪漢小説としても白眉のシリーズだけに惜しまれる作品。巻末に取材アルバムと梅安シリーズに関する著者インタビューをまとめた「梅安余話」を収録。

    令和5年7月5日~7日

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    2023年07月07日
  • 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一)

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    <目次>


    <内容>
    仕掛け人・藤枝梅安の第1作。レギュラーの登場人物が少なく、面白みにやや欠ける。テレビの小林圭樹のやつがすごみがあってよかった(彦次郎の田村高廣も)。まあ、渡辺謙と橋爪功のもよかったけど(渡辺謙はカッコよすぎる。時代劇では御家人斬九郎がよかった)…

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    2023年06月25日
  • 男の作法

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    若い頃に読んで、最近浅草に縁があり再読。以前読んだ時には、池波正太郎、かっこいいな、との印象が強かったのですが、再読してびっくり。以前とは感じ方が全然違っている自分に驚きました。
    当時50代後半、もちろん大作家。若い人に教えている形式ではあるけれど、今読むとだいぶ偉そう。
    そして、女性への表現の仕方も、何となくモヤモヤとして良くも悪くも昭和的であり、時代は変わったんだなぁとしみじみしてしまった。女性蔑視ではない。もちろん。だけど、何かはっきりと男性と女性とでは区切られている感じ。
    若い時に読んだ時にはただカッコよさしかなかったのになぁ。年齢と時代が変わって、読んだ感想がガラッと変わったというこ

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    2023年06月25日
  • まんぞく まんぞく

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    時は1766年とその9年後、1775年と翌年の話。ある事件をきっかけに女剣士の道を歩むが精神的にも若く自分の思う通りに行動していた。それを許す環境にあったのだが、やがて成長につれ心の葛藤を経ながらも目覚めたことで満足感を得、生活も落ち着くというハッピーエンド。著者の作品はどれも読みやすい。2023.6.19

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    2023年06月19日
  • 剣客商売番外編 黒白(上)

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    <目次>


    <内容>
    秋山小兵衛の若い日の話だが、前後編の前編なので、まだ話が見えないまま終わった…。

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    2023年06月13日
  • 忍者丹波大介

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    信義をモットーにする甲賀忍者。

    しかし、豊臣政権の没落後、諸大名の勢力は二分する。そのような時流の中で、甲賀忍びのあり方も変容してゆく。

    丹波大介は信義の甲賀を捨て、一匹狼として、己の信じるもののみを信じ、忍びの道を歩む。

    痛快な戦闘シーンは少なく、娯楽としての読み物というよりも、歴史の中でこういう生業の生き方があったというような、心の移りゆく様が丁寧に描かれるしっとりした一冊でした。

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    2023年06月08日
  • 黒幕

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    初めて読んだ。
    云わずと知れた時代小説の大家が著した数多くの短編小説。その中から、女性の活躍や夫婦の絆をテーマに編まれた珍しいアンソロジーの一冊。
    これまで長編ばかリ読んで来た著者の短編を読むのも今回が初めてではないか。そのくらい、ある意味新鮮な気持ちでリズム良く読み進めたのも良かった。
    重厚な長編も良いが、この紙数の短編にも実に読み応えがあることに感銘を受ける。中にはNHKの大河ドラマでおなじみの主人公も数多く登場し、読みながら、その映像とシンクロしながら味わえたのも思わぬ一興だった。
    他にも同著者の短編集を手に取ることがあれば、また是非読んでみたい。

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    2023年05月28日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    「女密偵女賊」お糸、密偵になる
    「ふたり五郎蔵」出入りの髪結いが脅される話
    「誘拐」おまさとお夏の決着になるんだったと思う。お疲れさまでした。

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    2023年05月26日
  • 鬼平犯科帳(二十三)

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    妹の登場が無理やり。小柳の結婚もやっつけ。
    しかし前作よりも明るく終わってよかった。
    おまさのキャラが未だつかめない…

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    2023年05月23日
  • 鬼平犯科帳(二十二)

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    特別長篇 迷路

    なんだか暗ぁい。
    次々と火付け盗賊改めの関係者、というか平蔵の関係者が殺されていく。最後の方までよくわからない。
    前作で密偵になった玉村の弥吉が活躍した…らしいのだが、活躍というよりただデーンと構えてつなぎを待っていただけのような気がする。

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    2023年05月23日
  • 鬼平犯科帳(二十一)

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    「泣き男」おかえり細川
    「瓶割り小僧」少年時代ちょっと知ってただけ
    「麻布一本松」市口また出た
    「討ち入り市兵衛」盗賊同士の大喧嘩
    「春の淡雪」さようなら大島
    「男の隠れ家」不憫な婿養子と盗賊のお友達

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    2023年05月18日
  • 鬼平犯科帳(二十)

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    「おしま金三郎」女の執念
    「二度あることは」密偵が増えた
    「顔」兄弟、それも腹違いでそんなに似るものか
    「怨恨」喜十よかったね
    「高萩の捨五郎」密偵増える。そしてまた伊織か
    「助太刀」おしまといい、お峰といい、女と何かあったんですか
    「寺尾の治兵衛」ちょっと強引な締め 秋山小兵衛がちらっといる

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    2023年05月18日
  • 武士(おとこ)の紋章

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    それぞれの男の生き方を描いた八編。現在放送中のNHK朝の連続連ドラマ「らんまん」主人公、牧野富太郎の話も収められている。

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    2023年05月16日