池波正太郎のレビュー一覧

  • 真田太平記(四)甲賀問答

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    まあ、お江だね。
    お江の脱出劇なんだけど、どうせお江が主役ならそういうことになるんでしょ?まだ?まだ?はい、なった…みたいな予想通りな魔性ぷり。

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    2024年02月11日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    なかなか真田家にとってハードな内容だな。夜通し同じ体勢で固まってた当主の気持ちがやりきれない。
    全体通して小太郎と角兵衛の成長期というか心の機微が面白かったな

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    2024年01月28日
  • 真田太平記(六)家康東下

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    各武将の動き、駆け引きがとても面白く、こんな風に家康は天下に近付き、関ヶ原に突入して行ったのか、と思いながら読みました。石田三成は嫌いな武将ではないのだけど、どこで読んでも下手だなぁ、と思う…。家康はあまり好きじゃないけど上手いなぁ、と思う。小松殿が姑を追い返すシーン、やっぱり好きでした。

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    2024年01月28日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    「剣客商売」シリーズ第ニ巻。全7編を収録している。
    主人公•秋山小兵衛、行きつけの居酒屋の主を描いた「鬼熊酒屋」。小兵衛を襲った武士を追う「辻斬り」。行方知れずの老剣客の手助けをする「老虎」。大治郎に入門を申し出た鰻屋を鍛える「悪い虫」。大店の娘と佐々木三冬の邂逅を描いた「三冬の乳房」。第一巻で姿をくらました悪人が復讐に戻ってくる「妖怪•小雨坊」。同じく第一巻で女中のおもとが密談を聞いた場所に小兵衛が足を踏み入れる「不二楼•蘭の間」。
    どれも味があり、気楽に読める。今調べたら、全部で16冊くらいあるんだ。手に入ったらゆったりと読み継ごうかな。

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    2024年01月21日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    剣客•秋山小兵衛は鐘ケ淵の隠宅で歳の離れたおはると共に暮らしている。息子•大治郎は近くに道場を構え独立している。ここに時の老中•田沼意次の妾腹で美貌の女剣士•佐々木三冬が関わって、様々な出来事が起きる。小兵衛はもちろん、大治郎の剣技は尋常の域を超えており、二人が恐れるものは何もない…。

    第一話は1972年に連載が始まり、以降大人気シリーズとして書き続けられた。言わずと知れた池波正太郎の代表作の一つ。テレビドラマは見たことあったけど、読んだことはなかった。
    読みやすい。サクサクと読める。"大衆時代小説"とは、やはりこれだ。これが大事だ。登場人物のみならず、地の文までが時々「

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    2024年01月19日
  • 梅安最合傘 仕掛人・藤枝梅安(三)

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    『殺気』は、依頼仕事ではなく、梅安自ら「生かしちゃおけねぇ」と過去に捨て子をした女に偶然出会いなきものにしようとする。

    いつもの梅安の話とは異なり、これはこれでよかったような。

    今後も梅安のどんぐりのような小さな目が何を察知するのか楽しみです。

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    2023年12月25日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    テレビ版なども見たことが無かった私は、
    鬼平こと長谷川平蔵が悪人をやっつけてめでたしめでたし。みたいな話を想像してました。
    そこには長谷川平蔵を中心にした江戸の民の生活があり、そこで起きる事件が1エピソードごとの短編になっている。
    長谷川平蔵が中心にいる訳ではなく、エピソードごとのメインの人物がいる。
    エピソードを跨いで出てくる登場人物もいて、他のエピソードに出てくるとなぜか嬉しい。
    物語の最後は少し寂しい終わり方をするものばかりだが、それがまた良い。

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    2023年12月24日
  • まんぞく まんぞく

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    随分と以前に出版されたもののようだけど、ある日突然本屋さんの平積みに現れて、あらすじを読んでみたら女の子の復讐劇!忠臣蔵とかが大好きな性分なので面白そうだなと思ったのだけど、思っていたほどでもなかった。主題が途中ブレたな、という印象。出だしがピークという感じ。

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    2023年12月20日
  • 武士(おとこ)の紋章

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    愛読書『男の作法』の池波正太郎が描く、武士(おとこ)たちの物語全8編。黒田如水、滝川三九郎、真田兄弟、永倉新八等、いずれも芯の通った生き方を味わえる。最後、今年の朝ドラで話題になった「牧野富太郎」に印象的なフレーズがあった。
    「何時の世にも男が立派な仕事と幸福を得た蔭に、必ず女性の愛情がひそんでいる(p278)」

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    2023年12月16日
  • 剣客商売一 剣客商売

    匿名

    購入済み

    剣客商売1

    📺で見たのでストーリーは知っているが、活字ではイメージするので別の感じがある。勝負の場面では映像に部があるように思う。

    #感動する #シュール #共感する

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    2023年12月12日
  • 忍者丹波大介

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    甲賀忍者大介は、甲賀忍者総帥が誰に与したら解くか迷っている様を見て、忍び丹波大介を名乗り一匹狼となり、自らが信じる信義に忠実であろうとする、丹波大介の目を通して徳川率いる東軍と石田三成率いる西軍のどちらにつくべきかさまざまの武将の去就を垣間見るような感覚になる小説。ただし、登場人物が多くなかなか複雑でついていくのが大変だった。
    歴史小説は面白い。

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    2023年11月25日
  • 真田太平記(一)天魔の夏

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    今村さんの著書に触発されて今更やっと手に取った真田太平記。始まったばかり。お江の事も気になるし、まだまだ源三郎も源二郎も少年。どうしても草刈正雄さんや、大泉洋さん、堺雅人さんで脳内再生されてしまうのは大河の影響。少しづつ読み進めていこうと思います。

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    2023年11月21日
  • 男の作法

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    昭和世代、こうありたい、しかし叶わぬ令和時代。学ぶところ多々あり、実行出来ぬ事ほとんど、でも夫婦と親子の関係は同じはず。作法を心得にして暮らしてみよう。

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    2023年11月06日
  • 鬼平犯科帳の世界

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    長野県にある池波正太郎記念館に行った記念に買いました。ドラマしか見てないのですが、登場人物達のことがわかっていいですね。

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    2023年11月05日
  • 新装版 若き獅子

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    <目次>

    <内容>
    小説っぽい「河井継之助」や「松平容保」、エッセイっぽい「浅野内匠頭」や「吉良上野介」、その中間っぽいその他。でも未だに読み継がれる池波節が読める。

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    2023年11月04日
  • 元禄一刀流 〈新装版〉 池波正太郎初文庫化作品集

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    池波正太郎さんには申し訳ないけど、池波さんの曾祖母が見たという、幕末の武士同士のにらみ合いのところが、一番興味を引いた。正に、「真実は小説よりも奇なり」で、なかなか、フィクションでは描かれないものだろう。池波さん独特の、飄々とした文章で書かれていて、心地よかった。

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    2023年10月26日
  • 剣客商売三 陽炎の男

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    ▼収録されているのは以下。



    東海道・見付宿

    赤い富士

    陽炎の男

    嘘の皮

    兎と熊

    婚礼の夜

    深川十万坪



    ▼全般、長期シリーズに向けて「味」がましてきた印象。「東海道・見付宿」では大治郎がひとりで難事件を解決。「陽炎の男」では三冬主役回の趣向で、三冬と大治郎の恋愛先行きを匂わせる。「赤い富士」や「嘘の皮」では小兵衛の余裕ある大岡裁きが楽しい。

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    2023年10月15日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    ▼収録されているのは以下。



    鬼熊酒屋

    辻斬り

    老虎

    悪い虫

    三冬の乳房

    妖怪・小雨坊

    不二楼・蘭の間


    ▼印象に残るのは、「妖怪・小雨坊」。とにかく見た目が醜悪という妖怪染みた「悪の剣客」との対決なんだけれど、この悪が池波節で、なんとも善の表裏一体と言いたくなる業に満ちている。そして強い。小兵衛宅炎上、という仕掛けにはちょっと「へえっ」と思いました。


    ▼「鬼熊酒屋」の悪態親父が死ぬところのくだりも面白かったです。「人も殺したろうな」「・・・五人ばかり」こういうやりとりのエンタメが池波節だなあ。

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    2023年10月15日
  • 錯乱

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    乾いた文章は好きだけど、登場人物に感情移入できなかったかな。武士道とか男の心意気とかに興味ないからかな。「碁盤の首」はラストのどんでん返しがよかった。

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    2023年10月03日
  • 闇は知っている

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    <目次>

    <内容>
    剣客商売とかを読んでから、こちらを読むと、主人公を含めて、人の描き方が物足りなかった。

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    2023年10月02日