池波正太郎のレビュー一覧
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池波正太郎のエッセイ集『散歩のとき何か食べたくなって』を読みました。
池波正太郎の作品は2年前に読んだ『剣客商売(四) 天魔』以来ですね。
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映画の試写そ観終えて銀座の〔資生堂〕に寄り、はじめて洋食を口にした四十数年前を憶い出す。
今、失われつつある店の味を克明に書留める。
映画の試写を観終えて、銀座の〔資生堂パーラー〕に立ち寄り、はじめて洋食を口にした40年前を憶い出す。
外神田界隈を歩いていて、ふと入った〔花ぶさ〕では、店の人の、長年変らぬ人情に感じ入る。
時代小説の取材で三条木屋町を散策中、かねてきいていた〔松鮨〕に出くわす。
洋食、鮨、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第三巻
「麻布ねずみ坂」
「土蜘蛛の万次郎」の指圧師 宗仙 が鬼平の指圧をしている。
山田市太郎、宗仙宅から浪人風の男「石島」が出てきて粂八へ後を頼む。
羽沢嘉兵衛と繋がっている石島は、白子の菊右衛門の一派。お八重は菊右衛門の妾。
宗仙六二、お八重二六、七歳の情事がバレて五百両で買えと菊右衛門に迫られ、金を貯める。
が。貯めた金は本人には渡らず横流しされて、お八重は殺されてしまう。
「盗法秘伝」
平蔵、京都へ。忠五をお供に。左馬助までもが追っかけで行くと。
道中奉公人の男女を助けるが、引き渡す。
浪人風の善八と行動を共にする。
善八は盗人。犯罪を未然に防ぎ、善八は足を -
Posted by ブクログ
前半だるくて読む気がせず後半からスリリングで取り憑かれたように読んでしまうというこのギャップはなんだろ。
まあとにかく古い。テレビドラマを意識したであろう説明の際に登場人物のものらしきセリフを多用するのがダサいし、ドラマが常に偶然から始まるのも昭和ですか?(そうだが)って感じだし、警察側の成果が泥棒側のミスからしか生まれないのも現代の様々な作品で作られた一種のプロフェッショナルである「怪盗」像からかけ離れていてかっこ悪い。
盗賊の首魁がもと武士という設定も、なんだよ結局権威主義かよサムライカッコイーかよって思っちゃう。
ただし後半読んでいくと魅力的な陰影が出てきて、衰えてゆく初老男と時代に呑ま