ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
尾張の国、清洲城下のはずれで、二十歳の於蝶は五月晴れのもとにのびやかな肢体をなげだしていた。夏草のにおいと果肉のような体臭に、木立を進む武士は惑乱した。一瞬の後に……。川中島から姉川の合戦に至る時代を、少女から女へと変貌しながら、甲賀忍びの技と道に賭してゆく於蝶。上杉謙信への忠心に燃えつつ、時には男装して前髪すがたの小姓になりすまし、時に男たちとの恋にときめく日々……、心と体を完璧にあやつり、死闘を繰り広げる女忍びは、ついに川中島の決戦へ!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
織田信長が尾張を制覇する少し前の上杉謙信が二番目の主人公という物語。主人公の女忍びは妖艶であどけなくおもしろい。一番興味深いのは、主人公の師匠のおばばさま。これは凄い忍者です。 歴史の勉強にもなり、ハードボイルドなヒューマンドラマありでおもしろい。
不幸な女が生まれた。 戦国の世、時代の影に生きる忍びたち。 甲賀の杉谷忍びに属する女忍者、於蝶(おちょう)は、男装し井口蝶丸として上杉に仕える。 戦乱の中、激しさをきわめる忍び同士の死闘、息詰まる神経戦、恋、そして裏切り。 戦いの果て、味方の半数を失った於蝶たち杉谷忍びは、姉川の戦いへ。 狙うは一つ...続きを読む、信長の首。 『鬼平犯科帳』シリーズで知られる、歴史・時代小説の巨匠、池波正太郎の隠れた名作。 突飛な忍術などで驚かすのではなく、あくまで登場人物たちの心情や、歴史的背景が主題となっている重厚な作品。 ラストが切ない。
時代小説らしく、時代背景が書かれているところが多く、なかなか進まない所も多かった。 くノ一の於蝶が活躍する物語、くノ一らしく女の武器を使って任務を遂行する。まだ若く、結婚か忍として生きていくかなど悩んだりするところも良い。 下巻も読んでいく。
桶狭間の戦い、川中島の決戦など、信長、謙信、信玄、木下藤吉郎、柴田勝家などの時代に暗躍した甲賀の忍びの物語。於蝶(おちょう)20歳の忍びの戦いと恋愛の長編物語。池波正太郎「蝶の戦記(上)」、2001.12発行。
戦国にハマって、ごく初期の頃に読んだ本です。 忍びものとして、楽しめる作品だと思います。 謙信さまがステキです。
著者初の女忍びを主人公にした本。上杉謙信と武田信玄の川中島の戦い、浅井・朝倉連合軍と織田軍との姉川の戦いを通して、甲賀の杉谷信正のもとで働く於蝶の活躍を描いています。この於蝶は「火の国の城」にも登場します。
忍びの世界では小規模の組織杉谷家の女忍於蝶が上杉謙信のために暗躍する。於蝶は自身の魅惑な肢体を武器に男を籠絡する一方で、忍びとしての技量も優れている。関東平定を成そうとする謙信に使える上の巻では川中島の激闘が描かれており面白かった。下巻が楽しみ。
忍モノ 上下巻 女忍の於蝶の若き頃からを描いた話 池波さんの忍モノ作品は 数多くありどれも魅力的なわけですが・・ その忍モノに登場する人物の中でも 私は於蝶が一番好きですので この本は面白かったですね^^ おそらく忍キャラの中で 於蝶が一番愛されてるキャラだろうとは思いますが^^
全2巻。 池波先生忍者シリーズ。 川中島の戦い〜姉川の戦い。 そして謙信の死まで。 後のシリーズではおばあちゃんな お蝶が若い頃の話。 「忍びの女」と違ってあんまり武将と直接からまない。 より裏の世界のプロ感がある。 シリーズ3本目だけど、 なんだろ、 やっぱり史実の流れと主人公達の物語が 少し...続きを読む距離がある気がする。 相変わらずワクワクするんだけど、 振り返ってみたら主人公達の話は実は普通にまとまってる感じ。 2つの物語があんまり絡み合ってない印象。
上杉謙信と武田信玄の川中島の戦い、浅井・朝倉連合軍と織田軍との姉川の戦いを通して、甲賀の杉谷信正のもとで活動する於蝶の活躍を描いてます。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
蝶の戦記(新装版)
新刊情報をお知らせします。
池波正太郎
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
雲霧仁左衛門 (1)
鬼平犯科帳(一)
真田太平記 1巻
仕掛人 藤枝梅安 (1)
雨の首ふり坂
信長と秀吉と家康
江戸の味を食べたくなって
鬼平犯科帳「血頭の丹兵衛」【文春e-Books】
試し読み
「池波正太郎」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲蝶の戦記(新装版)上 ページトップヘ